【2024年】社労士の予備校・学校おすすめランキング|人気8社を徹底比較
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この記事では、2024年版の社労士予備校・学校ランキングをお届けします。合格実績や受講生の評価、料金など、様々な観点から8つの人気校を徹底比較しました。
初学者の方も予備校選びで迷っている方も、ぜひ参考にしてください。
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自分に合った社労士予備校の選び方
まずはランキングに入る前に、自分にあった社労士予備校の選び方を見ていきましょう。
学習スタイルは通学と通信の2種類
社労士試験の対策を予備校で行う場合、通学コースと通信コースの2つの選択肢があります。
この2つはそれぞれにメリット・デメリットがあるため、自分の生活スタイルに合わせて選ぶことが大切です。具体的には、通信コースは自宅で自分のペースで学習できるため、仕事や家事など他の活動と両立しやすい点がメリットになります。その一方、通学コースは定期的に学校に通い、計画的に学習を進められるので学習リズムを作りやすい点がメリットになるでしょう。
なお、もし通信コースを選ぶ際には、通学と通信の両方を提供する会社よりも、通信講座を専門とする会社の方が校舎維持費等がかからないため、より低コストで質の高い講座を受講できることが多いためおすすめです。
通学を選ぶ場合は校舎の立地も大切
通学する予備校を選ぶ際、校舎の立地は極めて重要な要素です。
もちろん、多少遠い校舎でも特定の先生から学びたいなどがあれば通うことも可能ですが、通学にかかる時間が長ければその分貴重な学習時間が少なくなってしまいます。1日あたり数分程度でも社労士試験のように長期間の対策が必要な場合、蓄積すると大きな差となります。
そのため、自宅や職場から近く通いやすい立地の予備校を選ぶことをおすすめします。
日々の生活リズムに合った予備校を見つけることで、学習時間を確保し疲労も軽減でき、結果として、着実な学習成果につながるはずです。
料金の安さを相場から判断
社労士予備校を選ぶ際「講座料金がどの程度するのか」も重要な判断基準となります。
予備校の形式によって料金が大きく異なり、通学コースは約22万円、同じ予備校でも通信コースを選べば約20万円と抑えられます。一方で、通信講座はさらにリーズナブルで8〜10万円程度です。そのため、費用を節約したい場合は通信講座が最良の選択となるでしょう。
特に、スタディングとフォーサイトの2つの社労士予備校の通信講座は、他の講座に比べてコストパフォーマンスが高く費用の安さを重視する受験生におすすめです。また、中でもスタディングは料金設定が群を抜いて安価なため、安さを第一に考える受験生に適しています。
合格実績の高さも重要
予備校選びで重要になる講座のクオリティを図る最も分かりやすい指標として「合格実績」は重要です。
合格実績の指標としては、合格者数と合格率がありますが、より重視すべきは合格者数です。多くの受講生が合格しているということは、その講座のクオリティが一定程度信頼できることを示しています。
予備校では「TAC」や「資格の大原」、通信講座では「フォーサイト」や「スタディング」が優れた合格実績を持っています。これらの講座は、多数の合格者を輩出してきた実績から受講生の合格への道筋を的確に示してくれるでしょう。
社労士の予備校おすすめ人気ランキング
早速、社労士試験対策におすすめの予備校をランキング形式で見ていきましょう。
フォーサイト
フォーサイト社労士講座は、合格に必要な最重要部分のみを厳選した効率的なカリキュラムが特徴で、余分な内容を排除したコンパクトな講義と教材で無駄なく確実に学習を進められます。
講義の質の高さや実績の評価も高く、オンライン受講が可能なので時間や場所を選ばず自分のペースで学習できる点も魅力です。
【コース一覧】
講座名 | 価格(税込) |
---|---|
バリューセット1 | 78,800円 |
バリューセット2 | 110,800円 |
バリューセット3 | 121,800円 |
フォーサイト受講生の口コミ
私はバリューパック2と模試講座を申し込みました。
講座内容はどれも無駄のない十分な内容だと思います。
テキストは本文の他に補足も多く、知識に厚みが出たように思います。
講座は理解してもらおう、伝えようという講師の熱意が伝わる内容です。
過去問も正解するより、回答を導くまでのプロセスに重点を置いていて、時間はかかるけれど力をつけることのできる内容です。
学習を進める中で疑問が出てきたとき、模試を受けてボロボロだった時、質問箱を通してフォーサイトのスタッフの方や講師の方とやりとりができて「1人じゃない」と思えました。励ましてもらったことも支えになりました。フォーサイト合格者の声より
直前対策が本試験でドンピシャで出題されたので信じて勉強してきて本当に良かったと感じました。
当日は試験会場に行く前の電車や、現地で教室に到着するまでの待ち時間とフォーサイトの参考書にかじりついていました。その甲斐あって、選択式の数字問題や法改正部分を本試験で解くことができました
フォーサイト合格者の声より
私はバリューパック2と模試講座を申し込みました。
講座内容はどれも無駄のない十分な内容だと思います。
テキストは本文の他に補足も多く、知識に厚みが出たように思います。
講座は理解してもらおう、伝えようという講師の熱意が伝わる内容です。
過去問も正解するより、回答を導くまでのプロセスに重点を置いていて、時間はかかるけれど力をつけることのできる内容です。
学習を進める中で疑問が出てきたとき、模試を受けてボロボロだった時、質問箱を通してフォーサイトのスタッフの方や講師の方とやりとりができて「1人じゃない」と思えました。励ましてもらったことも支えになりました。フォーサイト合格者の声より
フォーサイトの受講者からは、講義やカリキュラム自体、サポート体制への感謝の声に加え、eライブスタディやManabunといったeラーニング教材によって学習がうまく進んだという声も多く見られました。
フォーサイトの他社と比べた特徴
フォーサイトの社労士講座はコンパクトで効率的な学習カリキュラムが最大の魅力です。
15分以内の短い講義で構成されており、必要な講座を全て受講しても総時間は100時間を切ります。これは社労士試験の広範な学習範囲に対しては異例の短さで、最短距離で合格を目指せる形が追求された結果と言えるでしょう。
テキストも工夫が凝らされており、図表を多用し情報が整理されているうえ内容がコンパクトにまとめられているため、スムーズな学習が可能です。
一方で、効率化のために細かい論点の説明が省かれることもあり、時間をかけてでも丁寧かつ網羅的に知識を吸収したいという受講生には適さないかもしれません。
フォーサイトの社労士講座について詳しく知りたい方はこちら。
資格の大原
資格の大原は、全国30以上の都市にある校舎で通学生のニーズに応えた学習環境を提供している大手予備校で、社労士対策に関しても、2023年度には547名もの合格者を輩出するなど優れた実績を残しています。
毎年数多くの合格者を排出できている背景には、プロフェッショナルな講師陣による丁寧な指導にあります。受講生一人一人の学習状況を細かく把握し、個性と学習スタイルに合わせた対話形式の指導を通して、挫折することなくモチベーションをキープして合格まで導いてくれるでしょう。
【コース一覧】
コース | 通学 | web通信 | DVD通信 |
---|---|---|---|
社労士 合格コース inアドバンス16 | 240,000円 | 235,000円 | 265,000円 |
社労士 合格コース inアドバンス9 | 220,000円 | 215,000円 | 245,000円 |
社労士 合格コース | 200,000円 | 195,000円 | 220,000円 |
社労士24 | なし | 79,800円 | なし |
社労士経験者合格コース | 180,000円 | 175,000円 | なし |
資格の大原の口コミ
模試や本試験直前でも丁寧に質問に回答してくださり、「大丈夫!絶対合格できる!」と常に前向きな言葉をかけていただき、合格することができました^_^
石戸先生、1年間ほんとうにありがとうございました‼️
資格の大原合格者の声より
水道橋校の井上先生、吉野先生のクラスでお世話になりました。
お二方とも理屈や周辺知識を織り込みながら説明してくださるので、単なる暗記ではなく本質的な理解に繋がったと思います。
資格の大原合格者の声より
趣旨、条文、論点をベースにした完成されたテキスト。書店で並ぶ他のテキストと比較しても圧倒的に分かりやすく、内容も洗練されていると感じました。
資格の大原合格者の声より
資格の大原の講座を受講して社労士資格を取得した合格者からは、大原の各講師陣に対する感謝の声と、大原の洗練されたカリキュラムや教材を魅力と感じるという声が多く見られました。
資格の大原の他社と比べた特徴
資格の大原の最大の魅力は、優秀な講師陣による分かりやすい講義と、一人ひとりへに向き合ったマンツーマン指導にあります。
各校舎に選りすぐりの講師陣が配置されており、講義内でのわかりやすい説明はもちろん、講義後の質問・学習スケジュールに関する相談なども丁寧に対応してもらえるのは、他の予備校ではなかなか見られない大原ならではの強みと言えるでしょう。
その一方で、スマートフォンでの学習機能は他社と比べるとまだ初期段階にあり、講義視聴などの限定された機能しか提供されていません。もちろん今後さらに充実していく可能性はありますが、デジタル学習については通信講座専門の予備校などと比べるとあまり期待できない可能性が高いでしょう。
クレアール
クレアールは、独自の「非常識合格法」というカリキュラムを採用しており、合格に必要な知識を絞り込み効率的に学習できるのが特徴です。
同様のアプローチを取るフォーサイトとの違いとしては、全ての授業がオンライン形式ながら、受験生同士がライバルとして競い合う機会が多数設けられている点にあります。
具体的には「クレ勝道場」という制度が用意されており、入会者はライバルとなる受講生との交流や講師からの対面の壮行会などの特別なサポートを受けることができます。
【コース一覧】
講座名 | Web(税込) |
---|---|
一発ストレート合格先行学習コース Web通信 | 138,800円 |
一発ストレート合格先行学習セーフティコース Web通信 | 194,400円 |
一発ストレート合格セーフティコース | 148,800円 |
一発ストレート合格パーフェクトコース | 96,000円 |
クレアールの口コミ
他校の授業は内容が大変細かく覚える量の多さにやる気を削がれてしまうのではないかと感じました。
その点クレアールさんの非常識合格法は7割採れれば合格できるという方針のもと、斎藤先生が「これは覚える必要はないです。」とおっしゃってくださいます。この方法は私にはとても合っており、最後まで学習を進めることができました。
フォーサイト合格者の声より
クレアールさんの講座は必要十分で、コスパのいい内容だと思います。
非常識合格法という名の通り、資格試験を突破することが目的ですので、私のような社会人受験生にとっては理にかなった予備校だと考えます。カリキュラム通りに学習を進め、熱意を持って取り組めば「絶対合格!」です。
フォーサイト合格者の声より
テキストが黒・赤の2色刷りで、過去に選択・択一とも出題歴のある箇所が赤で表示されていて、おさえるポイントがわかりやすいこと、また通勤時間が往復2時間と長く、通勤時間に講義を聞きたかったため、音声ファイルを倍速違いで配信していたこと、以上がクレアールを選んだポイントでした。
フォーサイト合格者の声より
クレアールの受講者の声としては「『非常識合格法』の講座カリキュラムが、合格に必要十分な内容で最短最速で合格を目指すことができた」という声や「テキストがわかりやすかった」などの声がみられました。
クレアールの他社と比べた特徴
クレアールの特徴は「クレ勝道場」の存在と「非常識合格法」という独自のカリキュラムにあります。
「クレ勝道場」とは、オンライン上で受講生同士が切磋琢磨しながら学習を進めるための交流等ができるシステムで、通信講座でよくある一人で学習することによるモチベーションの低下を防ぐことができます。
さらに、クレアールでは「非常識合格法」というユニークなカリキュラムが用意されています。合格に必要な要素を凝縮した大胆な学習戦略で、合格点ギリギリを目指すことを公言している割り切ったカリキュラムになっています。
効率的な合格を望む受講生には魅力的な方法ですが、合格ライン上の1点を争う勝負になる可能性もある点には注意が必要です。
クレアールの社労士講座について詳しく知りたい方はこちら。
資格スクール大栄
資格スクール大栄は、全国各地に多数の校舎を持つ資格予備校です。
大栄では、通学と通信から自身のスタイルに合わせて受講方法を選べるほか、「ForYou 答練」や講師からの充実したサポートなど、一人ひとりに寄り添って合格まで伴走してもらうことが可能です。
ただし、その分料金としては高めの設定になっていることは否めません。
【コース一覧】
講座名 | 価格(税込) |
---|---|
社会保険労務士(社労士)講座 | 270,050円 |
資格スクール大栄の口コミ
駅に近くて通いやすいことや、自由にオンデマンドや土曜日コースに振替ができるのも便利でしたね。
授業はかなり細かく丁寧にされていたので、わかりやすくて良かったです。私は細かい箇所も気になるので、よく先生に質問しましたが、その度に丁寧に教えてもらいました。
資格スクール大栄合格者の声より
オンデマンド講義の説明がわかりやすく、講師の「言い換えればこうだ」というようなコンパクトにまとめた言い回しなどが良かったです。また、途中でムービーを止めて書けますし、繰り返し聞ける点はいいですね。
始める前はパソコンからの質問に不安があったんですが、むしろ、ゆっくり落ち着いて質問を出せるし、回答も2~3日後には返ってきて的確でわかりやすかったです。
資格スクール大栄合格者の声より
講座の魅力は、必要な知識を初歩から学べることですね。それに自分の好きな時間に好きなペースで受講できること、模試や答案練習が多くあることが良かったです。
資格スクール大栄合格者の声より
大栄の講座を利用して試験に合格した人からは、通いやすい立地とスケジュールの柔軟性という通学予備校としての利便性を実感したという声が多く見られました。
また、オンデマンドも含めた講義の分かりやすさも高く評価されていました。
資格スクール大栄の他社と比べた特徴
資格スクール大栄の最大の魅力は、専任のキャリアナビゲーターによる手厚い個別フォローです。対面やオンライン指導を通じて一人ひとりの学習状況を把握し、適切なアドバイスや指導を行ってくれるため、自宅学習者も安心して取り組めます。
その一方で、良くも悪く通学予備校からスタートした古き良きスタイルが中心になっており、スキマ時間での学習コンテンツに乏しい面はデメリットにもなりうるかもしれません。
特に仕事が忙しい社会人などの方はこの点に留意する必要があるでしょう。
アガルート
アガルートの社労士講座は、法律の深い理解を目指す人に最適な本格的なオンライン通信講座です。
カリキュラムとしては、法律全般の概要から始まり、各法律の文脈や重要な法典の詳細や判例まで丁寧に解説されているため、知識を確実に身につけることができます。そのため、納得感を持って知識を習得でき、結果として長期記憶に残る知識を身につけることが可能になります。
また、オンライン専門のため、自分のライフスタイルに合わせて自由にスケジュールを立てられ、自分のペースで学習できる点も魅力です。
【コース一覧】
講座名 | 価格(税込) |
---|---|
基礎講義&総合講義 | 87,780円 |
入門総合カリキュラム/フル | 173,800円 |
入門総合カリキュラム/ライト | 140,800円 |
中上級総合講義 | 162,800円 |
中上級カリキュラム/フル | 217,800円 |
中上級カリキュラム/ライト | 195,800円 |
キックオフ社労士 | 43,780円 |
アガルート受講生の口コミ
アガルートでの講義を聴き始めたときは、最初は驚きの連続でした。
一度は勉強した内容のはずですが、内容の背景や趣旨までを細かく説明してくださるおかげで、いままではむりやりの暗記で済ませていた箇所が、スッと腑に落ちる感覚を何度も体験することができました。
アガルート合格者の声より
アガルートのテキストはボリュームがあるとよく言われますが、実際の中身はフルカラーで、条文・趣旨・解説という構成になっているので分かりやすく、必要な情報が一箇所(別冊で資料集や判例集など配られずテキストに集約されている)にまとまっています。
アガルート合格者の声より
2022年、他社の通信教育で勉強、受験しましたが、不合格となりました。
2023年の受験を独学で乗り切る自信がなかったため、再度、通信教育を探しました。アガルートには合格特典として返金制度があることを知り、自分を奮い立たせるためアガルートに決めました。
アガルート合格者の声より
アガルートの社労士講座を受講した人の口コミとして、講義動画やテキストが分かりやすく、深い内容まで理解できるという内容が多く見られました。
また、合格時の返金制度についても実際にモチベーション維持のために役立っているようです。
アガルートの他社と比べた特徴
アガルートは、司法試験をはじめとして難関法律資格に数々の合格者を送り込んできた長年の経験から培った独自の教育方法が特に魅力で、法律の背景や概念を深く理解させることで、単なる暗記だけでなく、本質的な理解に導いてくれるカリキュラムになっています。
その一方で、受講料は通信講座の中では割高になってしまう点は注意が必要です。
ただし、合格者への受講料全額返金や割引クーポンなどの支援制度もあり、うまく活用することで大きく負担を減らすことも可能になります。
アガルートの社労士講座について詳しく知りたい方はこちら。
資格の学校TAC
資格の学校TACは、日本全国に30校以上を展開しており、長年の実績と知名度のある大手予備校です。
社労士試験の対策においても例外ではなく、受講生のニーズに合わせた多様な形式の講座展開や、一流の講師陣による分かりやすい講義が好評で、毎年多くの合格者を排出しています。
【コース一覧】
コース名 | web通信講座(税込) |
---|---|
総合本科生 | 231,000円 |
総合本科生Plus | 319,000円 |
総合本科生Basic | 242,000円 |
総合本科生Basic+Plus | 330,000円 |
上級本科生 | 148,500円 |
スマートWeb本科生 | 132,000円 |
TACの口コミ
TACのテキストは余白が多いので、先生の補足コメントなどはすべてテキストに書き込んでいました。
他にノートを作らなくても、テキストを見ればすべてが分かる状態にしていたことも、効率的に学習を進める上で良かったと思います。
TAC合格者の声より
カリキュラムが適切で良かったです。講義や模試やテストに合わせて目の前のことに向けて頑張っていれば自然に身についていくので、計画を立てるのが楽でした。
また、私は法律の勉強が初めてだったため、教材を読んでいるだけでは理解することが難しいことがたくさんありましたが、先生のわかりやすい説明を聞くことができたので、勉強がスムーズに進みました。
TAC合格者の声より
私自身が2歳の子どもを育てながらの初受験だったため途中心が折れそうになったときに、講師の方も育児をしながら一発合格された話を聞き、諦めなければ合格できるんだと励みになりました。
TAC合格者の声より
TACの講座を使った対策で合格した人からは、テキストやカリキュラムが完成されており、順番に学習していくだけで合格までたどり着くことができたという声が多く見られました。
また、難関の社労士試験であり心が折れそうになる瞬間もある中で、講師のサポートでモチベーションを維持できたという方もいました。
TACの他社と比べた特徴
TACは他の予備校と比べて、独自のオリジナル教材が充実している点が魅力です。初心者でも分かりやすいよう丁寧に作られた基本テキストから、理解が深まった後に活用できる模擬問題集まで、学習の進度に合わせて使い分けることが可能です。
また、専門家による授業をビデオで視聴できるVOD教材も用意されており、視覚的に学べると好評です。このように幅広い教材が受講生の理解を深く支えています。
ただし、こうした手厚いサポートゆえに受講料が他校に比べて高めなので、その点は留意が必要です。
スタディング
スタディングは、オンラインによる完全リモート学習を特徴とした予備校です。
紙のテキストを廃止するなどの徹底的なコストカットにより、価格は約6万円という破格の料金で、通信講座の相場の半額程度と脅威の安さを実現しています。
また、スマホ一台で学習が完結するため、忙しい社会人や主婦の方にも今人気を博している講座になっています。
【コース一覧】
講座名 | 価格 |
---|---|
合格コース ミニマム | 61,800円 |
合格コース レギュラー | 74,800円 |
合格コース フル | 89,800円 |
冊子オプション | 29,800円 |
スタディングの口コミ
早苗先生の熱心な態度と、時々話してくれる法律制定のバックグラウンド話が興味を深めてくれました。直前期はAI問題で弱点に集中することが出来ました。
スタディング合格者の声より
スタディングの「スマホ1台あればどこでも勉強できる」というコンセプトは、「どこでも勉強できるので、勉強できなかったと言い訳は許さない」というコンセプトでもあると考え、私の場合は昼食後、病院の待合時間、趣味のスポーツの試合と試合の間、寝る前の10分など、とにかくスキマ時間確保を意識しました。
スタディング合格者の声より
AI実力スコアで進捗度や合格までの道のりが可視化されるのがモチベーションの維持に役立ってくれました!
ともすれば迷子になりがちな長い勉強計画の中で、すごくいい指針になってくれたと思います。
スタディング合格者の声より
スタディングの受講者からの口コミとして、スキマ時間を有効活用できるスマホ学習の利便性や、AIを活用した進捗管理などに対する高い評価が見られました。
スタディングの他社と比べた特徴
スタディングはスキマ時間の活用においては右に出るものがいない講座になっています。スマホやタブレット1台で全ての学習が完結するため、忙しい社会人でも質の高い学習時間を確保することが可能です。
デジタルに特化することで講座料金を下げることに成功している一方で、紙のテキストは別売になってしまうため、デジタル学習に不慣れで、紙で学習したいと考えている人には不便になるかもしれません。
スタディングの社労士講座について詳しく知りたい方はこちら。
LEC
LEC東京リーガルマインドは、全国40校以上を展開する難関法律系資格に強い予備校です。
独自のカリキュラムで丁寧に学べ、職場体験や一発合格を狙った徹底サポートも行っています。高い教育の質と充実した教材が好評で、質問対応やモチベーション維持のサポート体制も整っているため、確実に合格を目指したい方におすすめの予備校です。
【コース一覧】
コース名 | 通学講座 (webフォロー) | 通信講座 (web) | 通信講座 (DVD) |
---|---|---|---|
2025年基礎+合格コース | 245,000円 | 245,000円 | 285,000円 |
2025年合格コース | 225,000円 | 225,000円 | 265,000円 |
LECの口コミ
講師陣が充実していて本講義の他にも特化した様々な講義を選べるところが良かったです。また、どの先生もそれぞれの魅力が光っていて楽しかったです。
LEC合格者の声より
東京にいなければ直接受講できないベテラン講師の講義を通信講座によって自分の都合のいい時に視聴することができました。
澤井先生の講義はまったく堅苦しくなく、ちょっと笑える語呂合わせや具体例もわかりやすく、単元の終わりにはほぼ毎回受講生を励ますメッセージを添えてくださり、長い道のりを伴走していただけて感謝しています。
LEC合格者の声より
サポート体制では本校のスタッフの方達が受験に必要な情報はきちんと教えてくれ、篠﨑先生の面談で不明点や勉強方法について都度教えてもらえたので、学習だけに集中できたのはとても大きかったと思います。
LEC合格者の声より
LECで合格を勝ち取った人からは、充実した講師陣からハイクオリティの講義を受けられる贅沢な環境がよかったと言う声や、手厚いサポートに対する感謝の声が見られました。
LECの他社と比べた特徴
LECは社労士受験対策の他の予備校と比べると、豊富で充実した学習教材が最大の特徴です。自己学習用のテキストや問題集はもちろん、オンライン学習システム、パート別対策テキスト、過去問練習帳など、幅広い教材が用意されており、苦手分野を徹底的に克服できるよう工夫されています。
一方で、合格実績については他校に比べると若干見劣りがちですので、この点はやや心配になるかもしれません。
社労士の予備校・学校の比較一覧表
ここまでに紹介した講座を改めて簡単に整理すると、以下のようになります。
講座名 | 講座の特徴 | 講座料金 |
---|---|---|
フォーサイト | 合格実績が非常に高い | とても安い |
資格の大原 | 充実したサポートとカリキュラム | 高め |
クレアール | 独自の効率的な学習システム | 安い |
資格スクール大栄 | 重要ポイントを押さえた教材 | 普通 |
アガルート | 破格の合格時全額返金保証 | 安い〜普通 |
TAC | 多様で豊富な教材・テキスト | 高め |
スタディング | 圧倒的な低価格 | とても安い |
LEC | 充実したサポート教材 | 高め |
校舎に通学して学習したい人におすすめの講座
校舎に通学したいという方には、資格の大原やTACの講座がおすすめです。
これらの二校の最大の魅力として、全国各地の主要駅近くに校舎があり生活拠点からのアクセスが容易で学習のスケジューリングがしやすいことが挙げられます。そしてそれに加え、両校とも毎年多くの合格者を輩出している確かな実績もあります。
校舎通学型の学習スタイルを好む受験生には、アクセスの良さと実力本位の指導で定評のある両校の講座がおすすめできます。
料金の安さを比較
予備校を選ぶ際には、受講料金を慎重に検討する必要があります。
講座名 | コース名 | 料金(税込) |
スタディング | 合格コース レギュラー | 74,800円 |
フォーサイト | バリューセット1 | 78,800円 |
クレアール | 一発ストレート合格パーフェクトコース | 96,000円 |
アガルート | 入門総合カリキュラム/フル | 173,800円 |
資格の大原 | 社労士合格コース | 200,000円 |
TAC | 総合本科生Basic | 242,000円 |
LEC | 合格コース | 225,000円 |
資格スクール大栄 | 社会保険労務士講座 | 270,050円 |
上の表で講座料金を比較すると、スタディングが最も手頃な価格設定となており、次いでフォーサイトが比較的低価格になっています。
そのため、特に受講料を抑えたいという方はこの2校を候補としてチェックし、その中から自分に合う講座を選ぶ選ぶことをおすすめします。
社労士合格を目指す際の注意点
続いて、難関の社労士試験の合格を目指す際に注意すべき点を見ていきましょう。
独学での学習は困難を極める
社会保険労務士の資格取得を独学で目指すことは、一部の既習者などを除き基本的には困難な場合が多いです。
その理由としては以下の二つが挙げられます。
- 試験範囲が広範囲にわたり学習すべき分野が多岐にわたるため、どこから手をつけて優先順位をつけるかが難しいこと
- 制度の内容などの複雑な部分を自力で理解し定着させることが容易ではないこと
そのため、これを避けて効率的に学習をするために通信講座などを活用することがおすすめです。
適切な講座を受講することで、テキストやサポートで優先順位を明確にしたり、専門家による解説により制度のイメージ等を正確に把握したりすることが可能になるでしょう。
合格率は一桁%台を推移
社会保険労務士試験は、長年にわたり5〜7%程度と一桁台の低い合格率が続いています。
その理由の一つとして、各科目ごとに細かい合格ラインが設けられており、一つでも不合格となれば全体が不合格になるという厳格な仕組みがあります。
さらに、多岐にわたる広範な試験範囲と法令の理解が求められ、加えて法改正に伴う最新情報の習得も必要とされるため、効率的な対策を立てることが難しいのです。
必要な勉強時間の目安
社労士試験に合格するためには、800〜1,000時間程度の長期にわたる勉強が必要とされており、これは1日3時間の勉強を1年間続けることに相当します。
多くの受験者は1年弱の勉強期間を確保していることが多いですが、社会人受験者など短期間で集中的に勉強する時間の確保が難しい方の場合には、余裕を持って1年〜1.5年程度の時間を考えておくことがよいでしょう。
また、自分の現在地を把握し、合格から逆算して日々どの程度学習するかを決めておくことが大切で、そのためには各予備校などが開催している模試や過去問などに一度目を通してみることも重要です。
予備校と通信講座のメリット・デメリット
ここまで紹介した中にも、通学が前提の予備校と、どこでもいつでも学習可能な通信講座の2つの形態がありました。
ここではそれぞれのメリット・デメリットをチェックしていきます。ぜひ、どちらが自分に合っているのかを考えながら目を通してみてください。
予備校のメリット・デメリット
予備校は、経験豊富な講師による専門的な指導を受けられるメリットがあります。講師が一人ひとりの理解度を把握し、個別の学力に合わせた指導をしてくれるので、分からないことや困っている問題についてもその場で質問でき丁寧な解説を受けられます。
また、予備校に通うことで規則的な学習リズムが作れるため計画的に学習を進められるようになります。
その一方で、予備校の学費は高額なので経済的な負担が大きいというデメリットもあります。さらに、通学には時間と手間がかかるため、地方に住んでいる生徒にとっては通うことが難しい場合もあります。
加えて、他の生徒との競争意識から過度なプレッシャーを感じてしまうリスクもあるでしょう。
通信講座のメリット・デメリット
通信講座の場合、自宅で好きな時間に学べるので、通学の時間が省けライフスタイルに合わせた学習が可能です。そのため、特に通学が困難な地域に住む人や多忙なビジネスパーソンにとっては便利な選択肢になるでしょう。
一方で、自分で学習を管理する必要があり、ライブの対面授業のようにその場で分からないことを質問しづらい面もあります。
社労士のおすすめ予備校まとめ
この記事では、社労士試験対策におすすめの予備校・学校を厳選してランキング形式で紹介してきました。
各校の指導方針、講座内容、通学・通信の選択肢、コストパフォーマンスなどを詳しく比較検討してみましたので、社労士試験に挑戦する皆さんが自分に合った予備校・学校を見つける際の参考にしていただければ幸いです。