独学で社労士試験に合格は可能?勉強方法やスケジュール・おすすめテキストも解説

更新

社労士(社会保険労務士)は社会保険、労働保険、そして雇用管理の分野における専門家であり、この資格は独自の専門分野を持つことで様々なところで高く評価されています。

一方で試験の難易度が高いことでも知られており、合格のためにはまとまった期間を確保して勉強をする必要があります。

本記事ではそんな社労士試験に独学で合格することが可能なのかどうか、その勉強方法や勉強のスケジュールについて解説していきます。


このページにはプロモーションが含まれています

社労士試験は独学で合格できるが難易度は高い

社労士の独学は難しい

社労士試験に独学で挑み、無事に合格を掴む例は確かに存在しますが、その道のりは決して容易ではありません。

社労士試験の合格率は年度によって若干の変動はあるものの、概ね6~7%という低さで、これは試験の難易度が極めて高いことを示しています。実際、独学で合格する受験生は全体の中のわずかな割合に過ぎず、しかもその多くは特定の実務経験や深い法律知識を元々持っていた人たちです。

完全な初心者がこの試験に合格するには、通常長い時間と努力を要します。また多くの受験生が予備校や通信講座のサポートを受けながらも、合格に至ることは困難であるのが現状です。

社労士試験の独学合格の難易度が高い理由5選

社労士試験を独学で合格することが難しい理由を5つ説明します。

勉強時間を確保するのが大変

社労士試験への合格を目指す場合、最低限必要とされる学習時間は約1,000時間と言われています。しかし、実際には2年や3年といった長期にわたって勉強し、2,000時間以上を費やす受験生も少なくありません。

これを日常生活に落とし込むと、平日毎日2時間、週末は一日に5時間の勉強をしても、1年以上が必要となります。多くの受験生が社会人であり、仕事終わりの疲れた時に学習を進めなければならないことから、仕事と勉強を並行してこなすことは大変な努力を要します。

特に独学では、学習の効率を考慮すると、予備校を利用する場合に比べてより多くの時間が必要になることが、高い合格難易度の一因となっています。

科目ごとに合格基準が設定されている

各科目に設けられた合格基準点の存在が試験の難易度を高くしていると言えます。この試験は「選択式」と「択一式」の二つの形式で行われ、受験者は10科目全てで合格基準点を超える必要があります

特に選択式試験では、各科目で基準となる得点(通常は5点満点中3点以上)を獲得することが求められますが、一つの分野を理解していないだけで大幅に得点を落とす可能性があります。

独学の場合、個々の弱点を乗り越えるための手段が限られており、すべての科目で必要な基準点に達するまで学習を進めるのは非常に難しい挑戦になるでしょう。

試験範囲が広く、法改正や一般常識が毎年改正される

社労士試験の合格を目指す上で、試験範囲の広さが変わることや毎年の法改正があること、さらには一般常識の問題が更新されることなどが一つの理由で難易度が上がっていると言えます。

社労士試験では広範囲な知識を要求し、毎年の法改正にも迅速に対応しなければなりません。独学の場合は最新の法令変更を自分で調べ上げ、一般常識についても幅広いテーマからの出題に備える必要があります。

そのため独学での学習は予備校を利用する場合に比べて効率が落ち、合格への過程がより困難になっています。

モチベーションを保ち続けるのが難しい

独学で社労士試験の準備を進める際、モチベーションの維持は大きな課題です。社労士試験に向けた学習は、たいてい長期間にわたります。

その過程で学習意欲が次第に衰え、途中で挫折する人も少なくありません。しかし、予備校や通信講座の利用はこの問題の一つの解決策となり得ます。

予備校では同じ目標に向かって努力する仲間との競争や支援がモチベーションを高め、この分野の専門家である講師からすぐにフィードバックをもらうことができます。

また、通信講座であっても継続のためのサポート体制が整っているところは多く、これが継続的な学習動機に繋がります。

予備校よりもかえってお金がかかることも

独学で社労士試験に挑む際、「予備校を利用するよりも経済的」であると考えることは普通のことだと思います。しかし、これは試験に短期間で合格できる場合に限られます。

試験に不合格となった際、最新の情報を反映したテキストや問題集を再購入する必要があります。さらに本試験の受験料も毎年かかる形になります。結果として、長期間にわたる勉強が必要となった場合、独学であっても想定外の出費が増えるリスクがあります。

こうなると、特に合格までに数年を要する受験生にとっては費用面で予備校や通信講座を利用するよりも高額になる可能性があるのです。

社労士に最短で独学合格するための勉強法

独学による社労士試験の合格を目指す際には、細かく計画を立て、それを忠実に実行することが非常に重要です。

ここでは、独学で社労士試験に合格するための勉強方法に焦点を当ててご紹介します。

勉強を根気強くし続ける

社労士試験に合格するためには、根気よく持続的に勉強を続けることが最も重要です。

社労士試験は、地道な努力が報われる性質を持っており、継続は合格に欠かせません。では、継続的に勉強を続けるためには、どうしたらよいでしょうか?

一時のやる気に依存せず、学習を日常の一部として「習慣化」することが重要です。日常生活に自然と溶け込むように勉強時間を設定することで、気分に左右されずに学習を継続できます。

例えば、通勤中や就寝前の短時間でも学習に充てることで、忙しい日常の中でも学習時間を見つけ出すことができます。特に独学では、このようにして習慣化することが、孤独を乗り越え、挫折を避けるための強力な方法になり得ます。

まずは正しい勉強法から学ぶ

社労士試験に独学で挑戦するのであれば、「どの科目をどのような順番で進めるのか」「スケジュールはどう組んだら良いのか」といった学習上の戦略を理解することも重要となります。

こうしたノウハウは通常は予備校や通信講座のカリキュラムで提供されますが、ノウハウを抽出してまとめた書籍も存在するため、独学でも効率の良い勉強法を知ることは可能です。

特に老舗の資格学校であるクレアールが出版している「非常識合格法」という書籍は、社労士試験にできるだけ少ない工数で合格するための勉強法がまとまったベストセラーとなっています。

現在クレアールではこちらの書籍を先着100名限定でプレゼントするキャンペーンを実施しているので、独学で学びつつも効率も重視したい方はぜひこの機会に手に入れておきましょう。


勉強のスケジュールをきっちり決める

独学での勉強では、試験日までの残り日数を逆算して、自ら勉強のスケジュールを立てる必要があります。全10科目を効率よく学ぶためにも、仮に10ヶ月の準備期間がある場合、各科目には最大1ヶ月の学習時間を割り当てることになります。

ただし、全ての科目を均等に扱うのではなく、より多くの時間を必要とする科目や、逆に短時間で済む科目に応じて、学習時間の配分に差をつけることが重要です。

つまり、科目の難易度やご自身の得意・不得意に合わせて、学習時間を柔軟に調整していくことが効率的な学習につながるのだと言えます。

捨て科目や苦手科目をなくす

社労士試験では、選択式や記述式などの出題形式ごとに設定された合格基準点のみならず、個々の科目にも合格基準点が定められているため、ひとつでも基準より低い得点を取るだけで不合格となります。

そのため、「得意科目で多くの点数を取る」という戦略だけに頼ることはできません。重要なのは、各科目に対して均等に労力を割り当て、苦手分野を克服することです。

科目ごとの配点や合格基準を詳しく分析し、全科目でバランスの取れた学習を心掛けることが、合格へのポイントとなります。

出題形式

満点

合格基準点(原則)

選択式

(5点×8科目)

40点

合計28点以上

かつ

各科目3点以上

択一式

(10点×7科目)

70点

合計49点以上

かつ

各科目4点以上

実際、選択式試験では1科目5点という配分であり、わずかな誤答も合格基準に達しない原因となり得ます。特に苦手とする分野では、その影響で一度に2〜3点を落としてしまうことがあり、全体の成績に大きく響きます。

また、試験の難易度に応じて一部科目の合格基準点を調整する「救済措置」が施されることがありますが、どの科目が救済されるかは予測不可能です。したがって、あらかじめ救済を見込んで学習を怠ることは避けるべきです。

独学で試験対策を行う場合、全科目を均一にカバーし、苦手な分野を見つけ出して克服する努力が求められます。このような厳格な基準のもとでは、どの科目にも手を抜かず、均等に力を入れることが、最終的に試験合格へとつながる最短経路となります。

テキスト・過去問その他の教材を自分で選ぶ

独学では自分で適切なテキストや過去問、その他の学習資料を選んで買う必要があります。利用可能な教材は数え切れないほどあり、その中から自分に最も適したものを見つけ出して購入することが重要です。

しかし、市販されている資料だけではカバーできない知識の部分も存在するため、試験の直前期には追加で判例通達集や選択式問題集などの購入を考える必要があるかもしれません。

参考書を読んでから問題集で演習しよう

社労士試験では専門的な法律知識が求められるので、法学部出身者であっても初めは学習に苦労することが少なくありません。

このため、勉強を始める際には参考書を先に読むことをおすすめします。これにより、試験で扱われる具体的な問題の内容を把握し、基本知識をしっかりと身につけることができます。

基礎学習の後は、問題集を何度も解くことで、法律の専門知識を深めて定着させることが可能です。また、近年では参考書と問題集が組み合わさった教材も登場しているので、自分に合った勉強方法を見つけ出すことが重要です。

テキストと過去問を何度も繰り返す

テキストと過去問題集は、まるで車の両輪のような関係にあります。テキストで学んだ知識を少しでも深めたい場合は、すぐに関連する過去問に取り組むことが重要です。

過去問に手をつけずにいると、合格が遠ざかるかもしれません。実際、過去問を解くことで初めてテキストの内容がしっかりと理解できたと感じるケースは珍しくありません。

特に頻出問題は覚えるくらいやりこむ

社労士試験では、一定のパターンで頻繁に出題される問題が存在します。これらの頻出問題をマスターすることは、試験に合格するために必須となります。

頻出問題に対しては、ただ見るだけでなく、繰り返し練習することで内容を深く理解し、記憶に定着させることが重要です。

効果的な勉強法として、移動中や待ち時間など、日常生活の中の隙間時間を利用して、携帯可能な参考書で勉強を進めることをおすすめします。

困ったら予備校や通信講座を利用する

現在では従来のような予備校に通う通学方式よりもオンラインで学ぶ通信講座が主流になりつつあります。

社労士試験の勉強方法には、直接予備校に通って講師から学ぶ「通学」方式と、パソコンやスマートフォンを利用していつでもどこでも勉強できる「通信」方式があります。

スケジュール管理が苦手な人や、同じ目標を持つ仲間から刺激を受けたい人には通学が適しています。しかし30代以上の社会人が多い社労士試験合格者の事例を考えると、忙しい日々の中でも柔軟に学習できる通信講座の方が適していると言えるでしょう。

勉強に行き詰まった時は、これらの講座を活用することが一つの解決策になります。


独学で社労士試験に合格するための教材の選び方

独学で社労士試験に合格する際、教材選びは非常に重要なステップです。教材を選ぶときに大切なポイントを3つ紹介していきます。

法改正に対応している

試験内容は法改正を反映しており、最新の法律変更に対応した教材の選定が必須となります。しかし、法改正情報を確認し、それに即した教材を見つけ出す作業は、特に初心者にとっては時間がかかる作業です。

そのため、効率的に学習を進めたい場合、最新の情報に基づいた教材を提供している予備校や通信講座の利用を考慮するのも賢い選択と言えるでしょう。これにより、独学者でも法改正を踏まえた適切な学習が可能となります。

シリーズで展開されている教材

社労士試験の独学に際して、シリーズで連携された教材の選択をおすすめします。

シリーズ物の参考書や問題集、過去問題集を使うメリットは、それぞれの内容が密接に関連していることにあります。学習効率が向上し、知識が記憶に定着しやすくなります。

一方で、関連性の薄い様々な教材を組み合わせて勉強すると、知識を網羅できないリスクがあり、結果的に学習進度が遅れる可能性があります。市場には多くのシリーズ教材がありますので、自分の学習スタイルや目標に合ったものを選ぶことが重要です。

図や表による解説が豊富な教材

独学で社労士試験の勉強をする際、図表やイラストが使われた教材を選択することが有効です。

試験の内容としては図や表が使われることはありません。しかし文章で問題が出され、読解力が求められるため、特に法律の条文など専門的な知識が初めての人には理解しづらい内容も多く存在します。

この点で、図表やイラストを多く使って解説している教材は、複雑な概念を視覚的に捉えやすく、理解がしやすいでしょう。

ただし、図表をただ見るだけでなく、それを通じて素早く理解できるような教材を選ぶ必要があります。視覚的な要素が充実している教材は、学習効率を高め、結果として学習モチベーションの向上にもつながるでしょう。

独学での社労士挑戦が向いていない人の特徴

受験者の経験や性格によって、独学での挑戦に向いていない場合があります。

社労士の独学に向いていないのは、下記3つのような特徴に当てはまる方です。

計画を立てて実行することが苦手

独学での社労士試験合格に向いていない人の特徴は、自分自身で効果的な学習スケジュールを立て、それを忠実に実行することが苦手であることです。

この試験の準備には通常、約1年間という長期間を要しますが、単に試験の直前になってから知識を詰め込むだけでは合格は厳しいでしょう。

効率的な学習スケジュールの策定と、それに沿った計画的な実行は、合格に不可欠です。計画をたてること、そしてそれを守り続けることに苦手意識がある人は、独学での挑戦が非常に困難になると思います。

これまでに長期的な目標に対して計画的に取り組んだ経験が少ない人にとっては、独学よりも予備校や通信講座といったサポート体制の整った学習環境を選択することが望ましいかもしれません。

総務・人事の実務経験がなく社会保険に関する知識が欠けている

社労士試験の合格には、総務や人事の実務経験、社会保険や労働法に関する知識が助けになります。逆に言えば労働関連の法律に関する知識がない方にとっては、独学での合格は極めて難しいと言えます。

実際、短期間で独学で合格できる人は、これらの分野での経験や知識が豊富な方々です。そうした背景がない場合は、どうしても独学だけでは足りないところが出てきてしまいます。

合格までの最短ルートに囚われすぎている

独学で社労士試験に挑むのは、合格を急ぐ人には不向きです。特に、「すぐに合格したい」「最短で成功したい」と考える人は、独学での合格には向いていないかもしれません。

独学では、効率的な学習ルートの見極めが難しく、一度の試験での合格や短期間での学習完了が保証されません。仕事で忙しい日々の中で限られた時間で勉強したい人や、育休中だから短期間で成果を出したい人などは、他の学習方法を検討した方が良いでしょう。


社労士独学のための勉強時間・期間

必要な勉強時間の目安_drd168.png (600×379)

社労士試験を独学で目指す際、合格するためには平均して最低でも約800から1,000時間の勉強が必要とされます。

日々の学習を3時間と仮定すると、全体の学習期間は約9から11ヶ月に及びます。実際には、個々人の平日と休日の学習時間に差があるため、自身のライフスタイルに合わせて計画を立てることが重要です。

勉強時間には個人差が大きく、効率的に勉強すれば800時間未満でも目標達成が可能な場合があります。しかし、学習方法に無駄が多いと、1,000時間以上を費やしても目標に届かないケースもあり得ます。

予備校や通信講座を利用した場合でも、学習に要する時間は人それぞれ異なりますが、やはり平均して1,000時間の学習が合格への目安となります。

社労士試験を独学で勉強するメリット

社労士試験の自習に取り組む際、メリットとデメリットが共存するため、勉強方法を選択する時には、それらをしっかりと把握しておくことが大切です。

独学での社労士試験対策の利点について、ここでは2つの主なメリットを説明します。

ライフスタイルに合わせて勉強を進められる

社労士試験の独学は、自分の生活リズムに合わせて柔軟に学習スケジュールを組める点で大きなメリットがあります。

予備校ではあらかじめ設定されたスケジュールに従う必要がありますが、自習の場合は、日々の生活パターンや仕事の忙しさに応じて、学習の時間帯や場所を自由に選べます。

この柔軟性は、忙しい日常の中でも学習時間を見つけやすくするため、効率的に勉強を進めたい人にとって有利です。しかしながら、自分自身で学習計画を立て、試験日までのペース配分を管理する必要があるため、自己管理能力が求められます。

費用が安く済む

社労士試験の独学における最大のメリットは、費用が安くなることにあります。自分で必要な教材を選び、購入する場合、全体のコストは約2万円から3万円程度に収まります。

これに対して、予備校や通信講座の利用は、一般的に10万円から20万円の出費が見込まれ、費用面で大きな違いが生じます。

勉強方法

費用

独学

2~3万円

TAC(予備校)

20万円

資格の大原(予備校)

22万円

フォーサイト(通信講座)

10万円

スタディング(通信講座)

6万円

自分のペースで勉強しながら、費用も抑えて対策をしたいという方は、通信講座の利用もおすすめです。

好きな本やテキストを選んで学習できる

市場には様々な参考書やテキストが用意されているため、自分のニーズや学習スタイルに合わせて最適なものを選ぶことができます。自分の弱点を効果的に補える教材を見つけられるのは大きなアドバンテージです。

また、レイアウトや図表の使い方など、自分に合った学習しやすい形式の教材を選べるのも魅力的です。一方、予備校の場合はカリキュラムに合わせた教材しか提供されないため、この柔軟性は望めません。

このように、独学では自分に最適な学習リソースを自由に選択できるというメリットがあります。

社労士試験を独学で勉強するデメリット

学習の効率が悪いことも

独学で社労士試験に挑む際、学習効率の低さがデメリットとして挙げられます。自分一人で勉強計画を立て、進めていく必要があるため、どのように学習すれば良いかの判断が難しく、間違った方法で時間を費やすリスクがあります。

加えて、疑問点や困難に直面した際には、解決のための直接的なサポートが受けられず、解決までの時間が長引くこともあるでしょう。

対照的に、予備校を利用する場合は講師の指導や質問の機会があるため、より効率的な学習が期待できます。このため、学習効率に関しては独学が不利であると考えられます。

質問したいときに講師がいない

社労士試験の独学における主なデメリットは、疑問点をすぐに講師に質問できない点です。独学では、難解な試験内容を自力で理解する必要があり、わからない部分を放置すると、その知識が連鎖的に他の問題解決の妨げになります。

これに対して、予備校では講師が直接疑問に応えてくれる利点があります。しかし、独学者でもインターネットの掲示板やSNSを活用し、質問の答えを見つけることが可能です。具体的には、「社労士 独学」と検索して情報を集めたり、掲示板、Twitter、InstagramなどのSNSで同じ目標を持つ人たちと交流することで、疑問解決の手がかりを得られるでしょう。

情報を集めるのが難しい

社労士試験を独学で進める際の大きな課題の一つが、最新の情報を自ら収集することの難しさにあります。試験合格には、最新の法改正情報を把握し、それに基づいて学習を進めることが不可欠です。

しかし、独学の場合、これらの情報を個人で収集しなければならず、大きな労力を要する作業となります。

一方、予備校などの機関を利用すれば、講師陣が法改正情報を収集し、それに即した学習指導を行ってくれます。つまり、独学では自身で情報収集をする必要があるのに対し、予備校なら講師が代わりに最新情報を提供してくれるのが大きな違いと言えるでしょう。

モチベーションを維持するための精神力が必要

社労士試験の自習におけるもう一つのデメリットは、自己学習を継続させるための内発的動機づけの必要性です。

独学では、特に自ら学習する意欲を持続させることが困難です。効果的な学習プランを立て、必要な情報を手に入れられたとしても、モチベーションの低下により学習が停滞してしまえば、これまでの努力は無駄になってしまいます。

このため、独学を成功させるには、自身の明確な目標や未来への展望を持つことが重要となります。つまり単なる知識の習得だけでなく、強い内発的動機づけを持つことが、独学での社労士試験対策において不可欠なのだと言えるでしょう。

社労士独学のためのおすすめテキスト・問題集

みんなが欲しかった!社労士の教科書

みんなが欲しかった!社労士の教科書

https://www.amazon.co.jp

みんなが欲しかった!社労士の教科書

4,290円(税込)

Amazonで詳細を見る!

「みんなが欲しかった!社労士の教科書」は、社労士試験の受験生から高い評価を得ている人気の参考書です。

この教科書の特徴は、受験生が必要としている内容を網羅的かつ分かりやすく解説していることにあります。特に、初学者でも理解しやすいよう、専門用語の丁寧な説明や図表を多用した視覚的な解説が特徴となっています。

また、労働法や社会保険法といった複雑な法律知識を、実際の事例を交えながら具体的に説明している点も魅力となっています。これにより、法律の条文だけでなく、その適用や解釈についても深い理解が得られます。もちろん最新の法改正情報にも対応しているため、常に最新の知識を学習できます。

さらに、各章末に配置された練習問題は実際の試験形式に近く、知識の定着を助けます。これらの問題を解くことで、自身の理解度を確認し、苦手分野の特定と克服が可能になります。

みんなが欲しかった!社労士の問題集

みんなが欲しかった!社労士の問題集

https://www.amazon.co.jp

みんなが欲しかった!社労士の問題集

3,520円(税込)

Amazonで詳細を見る!

「みんなが欲しかった!社労士の問題集」は、社労士試験対策に特化した問題集で、TAC出版から発行されています。

実際の試験に近い形式の問題が豊富に収録されており、受験生が試験形式に十分に慣れることを目的としています。問題と解説が左右の見開きページに配置されており、解答を先に見てしまうのを防ぐためのしっかりした遮蔽シートが付属しています。

この問題集は「みんなが欲しかった!社労士の教科書」と同じシリーズであり、両者を併せて使用することで、より効果的な学習が可能です。教科書で知識を習得した後、問題集で理解度を確認し、教科書を用いて復習するという学習サイクルが推奨されています。

よくわかる社労士 過去問10年分

よくわかる社労士 過去問10年分

https://www.amazon.co.jp

よくわかる社労士 過去問10年分

1,650円(税込)

Amazonで詳細を見る!

「よくわかる社労士 過去問10年分」は、社労士試験の受験生にとって非常に優れた問題集です。

まず、この問題集は科目別・項目別に一問一答形式で編集されているため、日々の学習との連動がしやすく、学習効果を高める構成になっています。特に、過去10年分の試験問題を網羅的に収録しているため、試験の傾向と重要な論点を効率的に学習できます。

また、各問題の解説が非常に丁寧に行われており、正解・不正解の理由が明確に説明されています。これにより単なる暗記ではなく、なぜその答えになるのかを深く理解することができるので、確実な解答力と周辺知識の習得につながり、様々な出題に対応できる力が養成されます。

さらに、「基本」「難問」などのアイコンが表示されているため、自身の理解度に合わせて効率的な学習が可能です。10年分の膨大な問題を効率的に学習するための工夫が随所に施されています。

過去問検索索引も付いているため、特定の過去問を素早く見つけられ、時間を有効活用しながら学習を進められるでしょう。

独学で社労士試験合格は可能かまとめ 

結論から言えば、社労士試験の独学合格は可能です。

しかし試験の難易度が高い上に、自分自身でスケジュールを管理し、教材を選ぶ必要があるなど、道のりとしては非常に難しいものとなると言えると思います。

その場合は予備校に通ったり、通信講座をとることで学習効率を上げることができるでしょう。

みなさんもぜひこの記事を活かして、自分に合った方法を見つけ、社労士合格を目指しましょう!