【2024年】中小企業診断士の通信講座おすすめランキング|人気14社を徹底比較

更新

中小企業診断士試験は経営、財務、法務など多岐にわたる知識が求められ、1次試験と2次試験を合わせた合格率は約6〜8%と非常に厳しいことで知られています。

そのため試験合格を手にするためには、プロによる適切な指導と戦略的な学習計画が大きな助けとなります。

そこでここでは実際に中小企業診断士試験に合格した方への調査をもとに、中小企業診断士試験の対策ができるおすすめの通信講座を厳選し、各社を比較しつつランキング形式でご紹介します。

今回は6個のポイントで中小企業診断士の講座を比較しました!

この記事で検証した比較ポイント
  1. 受講料の安さ
  2. 初心者の学びやすさ
  3. 担当講師と講義の質
  4. サポート体制
  5. 合格実績
  6. 評判・口コミ

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中小企業診断士の講座はコスパの良さで選ぶべき!

今回、14社の中小企業診断士講座を比較検証した結果、最もおすすめの講座は「スタディング」です。

スタディングはスマホ学習に特化しているため隙間時間に学習できるほか、料金も業界トップレベルの安さを誇っています。また、2次試験の合格者を200名以上輩出していることから質も高く、コスパの良い講座であることが分かります。

なお、手厚いサポートを受けながら2次試験対策に力を入れたい人には「クレアール」の講座受講もおすすめです。クレアールでは2次試験合格で最大5万円が特典として受け取れるため、2次試験対策をしっかりと行えばお得に受講できる講座となっています。

中小企業診断士の通信講座おすすめ人気ランキング

以下では中小企業診断士試験の対策におすすめな通信講座を一挙紹介していきます。

この記事で紹介する講座一覧
  1. スタディング
  2. クレアール
  3. アガルート
  4. TAC
  5. 診断士ゼミナール
  6. フォーサイト
  7. 資格の大原
  8. KEC中小企業診断士講座
  9. LEC
  10. ヒューマンアカデミー
  11. MMC
  12. TBC受験研究会
  13. AAS
  14. 日本マンパワー

スタディング|安さ・実績ともに業界トップレベル

スタディングの中小企業診断士講座

総合スコア

4.91

安さ・実績ともに業界最高クラスの大人気講座!

受講料の安さ

4.95

受講料は業界最安値の水準。

初心者の学びやすさ

4.90

実力が「AIスコア」で見える化されるので着実にステップアップできる。

担当講師と講義の質

4.86

隙間時間に学べる講義は受講生から大好評。

サポート体制

4.82

AIによる学習スケジュール作成や復習サポートなど独自のハイテクサポートが優秀。

合格実績

4.91

200名以上の2次試験合格者を輩出。業界最高の合格実績。(2023年度)

評判・口コミ

4.96

働きながら資格取得を目指すビジネスマンから絶賛されている。

スタディングは業界トップクラスの安さと質の高いオンライン教材が特徴の中小企業診断士講座です。

スタディングは「隙間時間に学べるスマホ講座」がコンセプトであり、通勤時間などのちょっとした時間にもスマホで効率よく学習を進めることができる講座設計が、働きながら診断士を目指す社会人を中心に絶大な支持を集めています。

合格実績も通信講座の中では業界最高の数値を記録しているので、まさにおすすめNo.1に相応しい中小企業診断士講座と言えるでしょう。

中小企業診断士講座 コース名

価格(税込)

1次2次合格コース ミニマムコース

48,400円

1次2次合格コース スタンダードコース

59,400円

1次2次合格コース コンプリートコース

69,300円

1次2次合格コース パーフェクトコース

74,800円

冊子版オプション

11,000円

冊子版オプション+学習マップ

14,900円

【更新版】ミニマムコース

19,800円

【更新版】スタンダードコース

23,980円

【更新版】パーフェクトコース

29,700円

1次試験科目別コース[2025年度試験対応]

各14,300円


スタディング受講生の口コミ

仕事、育児でまとまった時間が取りにくかったですが、スタディングは講義・問題演習ともに隙間時間で取り組めるよう作られているため、移動時間や子供の寝かしつけの時間などを有効に活用できました。

スタディング中小企業診断士講座 合格者の声

講義動画をダウンロードして通勤の行き帰りに聞きながら、電車の中ではミニテストをひたすらやっていました。一分でもスキマ時間にできるのが良かったです。実力スコアが表示されて、それが少しずつ上がっていくので、モチベーション管理をするまでもなく続けられました。

スタディング中小企業診断士講座 合格者の声

仕事と子育てをしながらなので、3つくらい科目合格できればいいや、という軽い気持ちでしたが、気づけば隙間時間は常に問題を解いているようになりました。スマホがあればどこでも勉強出来る、というのが自分に合っていたのだと思います。

スタディング中小企業診断士講座 合格者の声

スタディングの講座に寄せられた口コミでは、隙間時間に学習を進められることが、忙しい社会人の方や育児中の方からも好評でした。

こうした口コミからも、スタディングがスマホ学習による隙間時間の活用に強みを持っていることが分かります。

スタディングの他社と比べた強み

スタディングの中小企業診断士講座は、質の高いテキストや講義を低価格で利用できる圧倒的なコスパの良さが大きな強みとなっています。

また、あらゆる学習システムがスマホに集約されており、テキストの閲覧や問題演習だけでなく、講義内容のノート取りから学習スケジュール管理までスマホ1台で可能なのもスタディングならではの特徴です。

このようにオンライン学習の利便性は他社と比べても圧倒的に優れているので、ちょっとした隙間時間でも快適に勉強を進めることができるでしょう。

スタディングの弱点・デメリット

スタディングは質問が有料のチケット制となっているので、気軽に質問しにくいのが懸念点として挙げられます。

一方でそれ以外の面ではサポート体制も充実しており、AIによる「学習計画の作成」や合格までに実力をつけるべき項目がわかる「AI実力スコア」など、スタディング独自のハイテクサポートも用意されているので、サポートの総合力は決して低くはありません。

スタディングはどんな人におすすめ?

スマホ学習に特化したスタディングは、「なかなか机に座って勉強する時間が取れない」という社会人の方に特におすすめです。

また、「教材もサポートも充実している上に、料金も圧倒的に安い」というコスパの良さも極めて魅力的なので、スタディングは費用対効果を重視する方にもピッタリと言えるでしょう。


項目

内容

ポイント

価格

48,400円〜74,800円

他社と比べても圧倒的に格安

テキスト

デジタルテキスト

冊子テキスト(オプション)

原則Webテキストのみ

冊子テキストは別途購入が必要

講師

綾部 貴淑

短くまとまった講義で反復学習しやすい

オンライン教材

あらゆる教材がオンラインで完結

スマホで隙間時間に学ぶことに特化

合格実績

2023年度合格者数200名以上(2次試験)

2023年度の1次試験合格者数510名

​業界最多の合格者を輩出

サポート体制

AI学習プラン

AI実力スコア

勉強仲間機能

学習マップ

質問対応(有料)

スタディングだけが持つハイテクサポート機能が多数

キャンペーン・割引

合格お祝い金

スタディング学割

2次試験合格で10,000円

学生は受講料20%OFF

スタディングの中小企業診断士講座について詳しく知りたい方はこちら!


クレアール|答練や添削など2次試験対策が充実

クレアールの中小企業診断士講座

総合スコア

4.80

答練で2次試験対策もバッチリな通信講座。

受講料の安さ

4.50

スタディングと比べると高いが、予備校と比べると安い。

初心者の学びやすさ

4.80

独自の「非常識合格法」で重要事項に絞って対策が進められる。

担当講師と講義の質

4.85

各科目に精通した担当講師による分かりやすい講義が魅力。

サポート体制

4.95

質問対応は無制限のほか、2次試験の記述対策に役立つ添削指導も充実。

合格実績

4.80

多くの合格体験記が掲載されているが、具体的な合格者数は非公開。

評判・口コミ

4.87

親身なサポートに感謝の声が数多く寄せられている。

クレアールの中小企業診断士講座は、学習範囲を頻出事項に絞った「非常識合格法」が特徴的で、この独自のカリキュラムにより短期合格を狙うことが可能となっています。

また、無制限の質問対応や記述式の答練・添削の実施など、通学予備校のような手厚いサポートが受けられるので、オンラインで学べる通信講座の中でも特に二次試験対策に強い講座であると言えます。

コース名

価格(税込・割引後)

1次2次ストレート合格パーフェクトコース

150,000円

1次2次ストレート合格セーフティコース

198,400円

1次2次合格アドバンスドコース

126,000円

1次合格パーフェクトコース

88,400円

2次合格パーフェクトコース

81,600円


クレアール受講生の口コミ

クレアールがポイントを絞ってくれるため、短期間で合格することができました。それでも半年程度はがむしゃらに勉強しており、正直苦しい時期もありました。合格は自信につながりますし、合格後早々に他診断士とのネットワークを築くことができ、非常に充実しております。

クレアール中小企業診断士講座 合格体験記

試験勉強を進めていく中で、分からない点をすぐに聞ける質問制度があることもありがたかったです。特に、事例Ⅳに関してわからない点について、数回利用させてもらいましたが、丁寧且つスピーディにご回答下さり、疑問の解消とともに、理解を深めることができました。クレアールの教材を繰り返し解くことで、効率的に合格レベルに達したと感じています。

クレアール中小企業診断士講座 合格体験記

二次試験は、一次試験のマーク形式とは異なり、第三者による採点形式であるため、私の答案を客観的に採点してくださる添削の回数が多いクレアールに対して魅力を感じました。結果的に、添削の中では、私の答案に抜けている観点を中心にご指摘をしていただき、復習の効率が上がりましたし、模範解答には記載がない観点でも、解答の方向性が間違っていない場合は、その点を評価していただくこともあり、添削回数・添削品質ともに大満足でした。合格ゼミでは、受験生同士の繋がりができた上に、意見交換をすることで多面的な考え方が身に付き、とても有益でした。

クレアール中小企業診断士講座 合格体験記

クレアールの口コミでは、重要事項にフォーカスしたカリキュラムで短期合格を達成できた方々による喜びの声が多く寄せられていました。

また、添削や合格ゼミといったクレアールの手厚いサポート体制が2次試験合格に役立ったと口コミで評判でした。

クレアールの他社と比べた強み

クレアールは添削つきの答練や合格ゼミによる勉強会の開催など、大手予備校に近いサポート体制がオンラインでも受けられるのが大きな強みとなっています。

また、長年の指導実績に基づく短期合格のためのノウハウを確立していることもクレアールならではの強みです。

なお、現在クレアールの短期勉強ノウハウをまとめた書籍の無料プレゼントが実施されています。プレゼントは先着100名までとなっているので、興味のある方はぜひこの機会に手に入れておきましょう。


クレアールの弱点・デメリット

クレアールの「非常識合格法」では主に過去問の傾向から学習範囲を絞っているので、過去とは傾向の違う出題がされた年に点数が取りにくくなるという欠点があります。

また、テキストはスタディングやアガルートと比べると図解などが少なめなシンプルな構成となっているので、ある程度勉強に慣れている人向けの教材である点には留意しましょう。

クレアールはどんな人におすすめ?

クレアールは通信でも受けられる親身なサポートが魅力なので、途中で挫折してしまわないか不安な人や、講師に積極的に質問や相談をしたい人には特におすすめです。

また、「非常識合格法」の短期合格メソッドをまとめた書籍は参考になる部分が多いので、これから診断士試験の対策を始める方は無料プレゼントの機会を逃さず入手しておくのが良いでしょう。


項目

内容

ポイント

価格

126,000円〜198,400円

通信講座の中では割高

予備校の中では割安

テキスト

2色刷りの冊子テキスト

Webテキストはない

講師

古森創、田島悟、高橋香、土井寛二、静永誠、高橋哲平、鯛沼和久、塚本洋美

科目ごとに専門の講師が担当

オンライン教材

Vラーニングシステム
1000問ノック答練Web版

講義動画をスマホやPCで視聴可能

スマホで学べるWeb答練も用意

合格実績

合格者数や合格率は非公開

合格者の声はHPに多く掲載。

サポート体制

質問対応
添削付き答練

合格ゼミ

オンライン講座としてはトップクラスのサポート体制

キャンペーン・割引

コース割引

書籍無料プレゼント

合格祝い金

教育訓練給付制度の対象講座有り

各コースが大幅割引

先着100名まで

2次試験合格で最大50,000円

教育訓練給付制度を利用可能

クレアールの中小企業診断士講座について詳しく知りたい方はこちら!


アガルート|受講料全額返金の圧倒的な合格特典

アガルートの中小企業診断士講座

総合スコア

4.75

充実の講師陣と破格の返金制度が魅力的。

受講料の安さ

4.50

やや高いが合格すれば全額返金。

初心者の学びやすさ

4.78

丁寧な指導で着実にレベルアップが可能。

担当講師と講義の質

4.95

MBA入試の講義も担当している豪華講師陣による指導が受けられる。

サポート体制

4.83

定期的なホームルームや丁寧な添削など手厚いサポート体制。

合格実績

4.78

1次試験・2次試験ともに平均を大きく上回る合格率を誇る。

評判・口コミ

4.65

受講者数が急増している診断士講座として注目されている。

アガルートは特に難関資格の指導実績が優れている通信講座であり、中小企業診断士講座においても平均の約2倍の合格率を記録しています。

こうした高い合格率を支えるのは総勢7人のベテラン講師陣であり、ハイレベルな講義で実力を底上げを目指すことが可能です。

また、合格すれば受講料が全額返金される破格の合格特典を用意しており、合格すれば実質タダで受講可能なのもアガルートならではの特徴です。

コース名

価格(税込)

1次試験・2次試験対策フルパック 添削なし

107,800円

1次試験・2次試験対策フルパック 添削あり

173,800円

1次試験対策パック

60,280円

2次試験対策パック 添削なし

54,780円

2次試験対策パック 添削あり

120,780円


アガルート受講生の口コミ

解説動画では、それぞれの問題の考え方や解答の作成方法まで説明されているため、自分の考え方がずれていないか、なぜ自分の解答がまずかったのか、自分の解答が別解となり得るのか、といった観点から学習しました。

アガルート中小企業診断士講座 合格者の声

授業は初学者でもわかりやすいように考えられており、サクサクと見ることができました。一部全くわからないため、周辺知識を自分で検索するなどの補填や、過去問で問われている知識の補完などは多少必要であったものの、コアの部分の知識はしっかりと教えてもらえたため、他の予備校の授業を受ける必要はありませんでした。

アガルート中小企業診断士講座 合格者の声

アガルートの中小企業診断士講座は「講義が分かりやすい」と口コミで評判でした。

講師は経済学などを学んだことのない方でもわかるように解説してくれるので、初めて診断士試験に挑戦する方でも安心して受講することができます。

アガルートの他社と比べた強み

アガルートの中小企業診断士講座は、MBA入試の対策指導も行なっているハイクラスな講師陣による講義を受けられるのが最大の魅力となっています。テキストもこれらのベテラン講師が監修・作成しているので、洗練された教材でしっかりと実力を身につけることができるでしょう。

また合格時の全額返金制度はアガルート独自の合格特典であり、実質無料で受講できるチャンスがあるのは極めて魅力的です。

アガルートの弱点・デメリット

スタディングや診断士ゼミナールと比べるとかなり料金が高くなってしまうのが惜しいポイントとなっています。

また受講生は高い合格率を記録しているものの、アガルートの中小企業診断士講座は比較的最近開講されたという背景もあり、そもそも合格者数の母数はあまり多くないのも懸念点となっています。

アガルートはどんな人におすすめ?

アガルートは講師の指導力の高さが魅力的なので、指導してもらう講師にこだわりたい方に向いています。

また、合格時の全額返金制度はアガルートならではの極めてお得な特典なので、再受験組の方など次の試験での合格に自信のある方にもおすすめです。

項目

内容

ポイント

価格

173,800円

相場よりも少々高額

テキスト

​フルカラーテキスト

Web版・冊子版の両方を提供

講師

飯野一、三戸部裕司、池田俊明、平井孝道、富川純樹、平山理、鈴木雅康

指導力の高さに定評のある講師陣が講義を担当

オンライン教材

Webテキスト、講義動画、添削

添削もWordまたはPDFでオンライン提出が可能であり、印刷・郵送の手間がない

合格実績

受講生合格率は1次試験58.33%、2次試験37.50%

1次試験、2次試験ともに全国平均の約2倍の合格率を記録

サポート体制

質問対応、月一のホームルーム動画、添削指導

1年目が不合格でも+2年間受講を延長できる

メールで無制限で質問できる

キャンペーン・割引

合格者は受講料全額返金またはお祝い金3万円贈呈

分割手数料が12回まで無料

合格すれば実質無料で受講可能

TAC|予備校ならではの対面サポートで安心

TACの中小企業診断士講座

総合スコア

4.69

確かな実績を持つ信頼の大手予備校。

受講料の安さ

3.60

受講料はオンライン特化の講座と比べると相当高額。

初心者の学びやすさ

4.85

市販テキストでも分かりやすいと有名なTACの教材で学べる。

担当講師と講義の質

4.80

全国各地に合計60名以上の講師を有する。

サポート体制

5.00

対面での相談や自習室の利用など予備校ならではの強みがある。

合格実績

4.95

134名の二次試験合格者を輩出(2023年度)。

評判・口コミ

4.93

諦めずに継続できたという声が多く集まっている。

TACは全国に34つの校舎をもつ日本最大級の資格予備校であり、校舎に通学して学ぶ通学講座とオンラインでも学べる通信講座の両方を提供しています。

大手資格予備校ならではの高い合格実績が強みであり、長年にわたり業界トップクラスの合格者数を輩出しています。

ただし多くの校舎と講師を抱えていることで運営費がオンライン特化講座よりも相当かかるという背景もあり、講座の価格は他社と比べて高額になってしまっています。

コース名

価格(税込)

1・2次ストレート本科生 Web通信講座

315,000円

1・2次上級本科生 Web通信講座

270,000円

1・2次速修本科生

240,000円

TAC受講生の口コミ

幅広い知識を求められる1次試験、論理の一貫性と文章力を求められる2次試験ともに苦戦しましたが、3回目にして合格を手にすることができました。

伊東先生の最後まで粘って加点を狙うというアドバイスに従い、時間ギリギリま自分なりのベストの解答を模索し、粘ったことが合格につながったのだと思います。

TAC 中小企業診断士 合格者の声

すべての演習問題が良問ばかりで、学ぶところが多かったです。また、演習問題の解答が非常に納得できるものが多く、演習問題を繰り返すことで、自分の弱点を認識できました。

さらに、オンラインで質問すると、ほぼ翌日には回答いただけて、その回答は非常にわかりやすいものでした。

TAC 中小企業診断士 合格者の声

TACの受講生からは「優秀なカリキュラム・教材と講師陣のサポートのおかげで合格を掴めた」という声が多く寄せられていました。

TACの他社と比べた強み

TACの大手予備校ならではの抜群の安心感は、他の中小企業診断士講座には見られない特出した強みと言えます。

また、長年の指導歴から磨かれたサポート体制は業界随一であり、ちょっとした質問から学習計画に関する相談まで、担当講師が親身に対応する体制が整っているのも魅力的です。

TACの弱点・デメリット

TACの弱点として最も目立つのが受講料が高い点です。スタディングやクレアールと比べて倍以上の出費が必要となるので、コストをあまりかけられない方には不向きです。

またTACは通学講座に力を入れていた過去があるので、オンライン学習システムについては開講当初からオンラインに特化して制作されたスタディングやアガルート等に比べて劣ります。
さらに、通学講座を選んだ場合は校舎によって講師が変わることになるので、指導力に多少バラツキが出てしまう点は注意が必要です。

TACはどんな人におすすめ?

高額な受講料金でも許容できる方で、予備校ならではの手厚いサポートを求める方であれば、TACの中小企業診断士講座はおすすめできます。

特に自習室や対面での指導・相談など校舎があるからこそのメリットを享受したい方は、スタディングやアガルートでは不足を感じてしまうでしょう。

TACの公式サイトはこちら

診断士ゼミナール|業界随一の安さと不合格時の安心サポート

診断士ゼミナール

総合スコア

4.68

特出した安さと不合格時のフォローが人気。

受講料の安さ

5.00

最もお得に受講できる安さNo.1講座。

初心者の学びやすさ

4.65

オリジナルの図解やイラストを使ったテキストで理解が進む。

担当講師と講義の質

4.50

講義は分かりやすいが映像の質は低い。

サポート体制

4.70

質問対応や二次試験向け添削などサポートは標準的。

合格実績

4.69

156名の二次試験合格者を輩出しているなど実績も優れている(2021年度)。

評判・口コミ

4.60

抜群の安さに満足の声が多数。

診断士ゼミナールは圧倒的な安さと不合格時のフォロー制度が魅力の通信講座です。

同じく格安のスタディングと同じ価格帯で受講可能な上に、30,000円の合格祝い金や不合格時の返金保証までついているので、総合的に見て一番安く受講できる中小企業診断士講座となっています。

一方でオンライン学習は講義動画をスマホで視聴できる程度とあまり充実していないほか、講義動画の品質もスタディングやアガルートと比較すると少々劣ります。

コース

価格(税込)

1次試験コース

51,200円

2次試験コース

27,280円

1次2次試験プレミアムフルコース

59,780円

冊子テキスト送付

23,980円

講義DVD送付

24,900円

診断士ゼミナール受講生の口コミ

勉強を始めようと考えた時に検索ででてきたのが診断士ゼミナールでした。値段が安く最初は不安だったのですが十分に値段以上の価値があると思います。また教室に通うことが難しい人もゼミナールの自宅学習は効果的だと思います。

診断士ゼミナール 合格者の声

1次試験は、本教材のみで合格できると思います。2次試験は、参考書も取り入れた方が多面的な解答になり点数向上に繋がります。合格までの道のりは長いですが、日々積み上げることで道が開けてきます。

診断士ゼミナール 合格者の声

診断士ゼミナールの受講生の口コミでは「演習量が少し物足りない」「2次試験対策には不十分なところがある」といった指摘が散見された一方で、それでも「受講して良かった」と多くの方が感じていることが伺えます。

診断士ゼミナールの他社と比べた強み

診断士ゼミナールはとにかく安いことが最大のメリットです。元々の講座価格の安さだけでなく、「合格すればお祝い金30,000円」「不合格者の全額返金制度(条件付き)」など、合格でも不合格でも出費を抑えることができる制度を用意しています。

さらに不合格時には「その後2年間無料で追加受講可能」というお得すぎるフォロー制度も存在するなど、コスト面で他社の追随を許さないお得さを誇ります。

診断士ゼミナールの弱点・デメリット

診断士ゼミナールのテキストは独自の図解でわかりやすく解説されていますが、イラストや図は若干の手作り感があり、他社と比較すると洗練されていない印象があります。

また、スマホで学べる問題演習機能などは少なく、隙間学習のしやすさはスタディングやクレアールに劣ると言えるでしょう。

診断士ゼミナールはどんな人におすすめ?

診断士ゼミナールは合格特典等による返金等を含めればダントツの安さを誇るので、できるだけ費用を抑えたい方にはピッタリとなっています。

また、特に不合格時のケアが充実しているので、一発合格は難しそうだとお考えの方にも特におすすめです。

診断士ゼミナールの公式サイトはこちら

フォーサイト|eラーニング・紙教材ともに充実

フォーサイトの中小企業診断士講座

フォーサイトは、費用の安さと充実した独自のeラーニングシステム「ManaBun」が特徴的な中小企業診断士講座を提供しています。

安くてeラーニングが優れていると聞くとスタディングに近い印象を受けますが、フォーサイトはスタディングとは異なり紙のテキスト・問題集にも力を入れており、スマホ学習だけでなく紙の教材も充実しています。

一方でフォーサイトの中小企業診断士講座は開講から日が浅いこともあって、まだまだ受講生の声がほとんど集まっていないという欠点があります。

合格実績も1次試験のものまでしか公表されていないので、安心感には少々欠けるでしょう。

フォーサイトの中小企業診断士講座について詳しく知りたい方はこちら!


資格の大原|面接対策や就職サポートが充実した予備校

資格の大原の中小企業診断士講座

TACと並んで知名度の高い資格予備校である資格の大原では、面接対策や直前対策講座などのサポート体制が充実している点が評価されています。通学から通信講座、DVD講座まで5種類の学習スタイルから選べるので、受講生のライフスタイルや好みに合わせた柔軟な学習が可能です。

また、大原は資格取得後の就職サポートも提供しており、資格を活かした職場への就職に強いという評判があります。これは、資格取得をキャリアアップの機会と捉えている方にとって大きなメリットとなり得るでしょう。

一方で大手予備校としての宿命として講座費用はTACと同様にかなり高い点はデメリットとなっています。

資格の大原の公式サイトはこちら

KEC中小企業診断士講座|少人数授業での2次試験対策が魅力

KECの中小企業診断士講座

KECの中小企業診断士講座は、特に2次試験対策のディスカッション講義が受講生から高い評価を受けています。

少人数制の双方向授業と手厚いサポートが特徴で、通学コースはもちろんオンラインでも双方向講義が可能となっています。

ただし原則として対面での指導を重視しているので、東京・大阪・京都にある校舎に通うことが難しい方にとっては、講座の魅力が半減してしまうでしょう。

KECの公式サイトはこちら

LEC|カリスマ講師による万全の2次試験対策

LECの中小企業診断士講座

LECの講師陣は、特に金城順之介大先生のようなカリスマ講師が在籍しており、その教え方は分かりやすく具体的で評価が高いです。金城先生は二次試験の解き方で有名な「金城式」メソッドを提供しており、二次試験対策に特に強みを持っています。

また、LECの「FOCUS」と呼ばれるメインテキストは、頻出論点や試験に特に必要なテーマを厳選して作られており、効率的に学習できる構成になっているなど、講義も教材も高い評価を得ているのが魅力的です。

一方で受講生からは1次試験対策の問題演習量が少ないといった声があるのが少々気掛かりとなっています。また、予備校ならではの料金の高さは覚悟しておく必要があります。

LECの公式サイトはこちら

ヒューマンアカデミー|18回もの充実した添削指導

ヒューマンアカデミーの中小企業診断士講座

ヒューマンアカデミーの中小企業診断士講座は268,400円と、通信講座にしてはかなり高額となっています。

一方で18回もの添削指導や直前模試の実施、答練など通信講座の中でも特にカリキュラムが充実しているので、決してコストパフォーマンスは悪くありません。

合格者の声はまだあまり公開されておらず、受講生はあまり多くないと推察されますので、口コミ評価や指導実績を重視する方にとっては不安が残るかもしれません。

ヒューマンアカデミーの公式サイトはこちら

MMC|2次試験対策に特化 指導体制もバッチリ

MMCの中小企業診断士講座

MMCは中小企業診断士の2次試験対策に特化した予備校です。通学講座がメインですが、Zoomを使ったオンラインライブ講義も受けることができます。

MMCでは回答方法を一定のルールに従って統一することで、記述式の試験における得点のばらつきを減らすノウハウを学べます。また、財務・会計の対策に特に力を入れており、応用問題への対応力を高めることができます。

さらに不安な分野を重点的に学べるオプション講座も充実しているので、着実に得点力をアップさせることが可能です。このような徹底した指導体制により、MMCは2次試験対策に特化した予備校の中でも特に高い知名度を誇っています。

MMCの公式サイトはこちら

TBC受験研究会|長年の実績とベテラン講師の授業が魅力

TBCの中小企業診断士講座

TBC受験研究会は、中小企業診断士の二次試験専門の予備校として長年の実績があります。その特徴としては、ベテラン講師による充実した講座内容や、毎年更新されるカリキュラムと教材が挙げられます。また、合格後に必要なサポートも充実している点が魅力です。

毎年のように2次試験合格者を輩出している実績のある予備校ですが、基本的にはDVDによる講義となっているので、動画ストリーミングによりスマホ等で手軽に学びたい方には不向きな可能性があります。

TBCの公式サイトはこちら

AAS|添削やeラーニングが充実した2次試験特化スクール

AASの中小企業診断士講座

AAS中小企業診断士講座は、2次試験専門のスクールで、通学と通信の両方の講座があります。特徴として、再現性の高い解法を伝授し、スマホやタブレットでの学習にも対応しています。

個別の添削システムもあり、記述の得点力をしっかりとつけられる指導体制が整っているのが強みとなっています。

AASの独自のフレームワークは実務でも役立つと評判なので、2次試験対策をしつつ実務的な実力を身につけたい方には特におすすめです。

AASの公式サイトはこちら

日本マンパワー|長い歴史と登録養成課程が特徴

日本マンパワーの中小企業診断士講座

日本マンパワーによる中小企業診断士のコースは長年の豊富な指導経験を背景に持つ先駆者であり、通信講座にも蓄積された知識と技術がふんだんに盛り込まれています。

日本マンパワーでは理解しやすい解説で知られる熟練の講師陣が各科目を担当し、添削課題により学習内容の実践的な応用も可能です。

さらに通常の試験対策コースだけでなく、中小企業診断士の登録養成課程も開設しているので、試験合格による資格取得ではなく登録養成課程も検討している方は要チェックです。

日本マンパワーの公式サイトはこちら


中小企業診断士通信講座の比較一覧表

講座

総合スコア

受講料の安さ

初心者の学びやすさ

担当講師と講義の質

サポート体制

合格実績

評判・口コミ

スタディング

4.91

4.95

4.90

4.86

4.82

4.91

4.96

クレアール

4.80

4.50

4.80

4.85

4.95

4.80

4.87

アガルート

4.75

4.50

4.78

4.95

4.83

4.78

4.65

TAC

4.69

3.60

4.85

4.80

5.00

4.95

4.93

診断士ゼミナール

4.68

5.00

4.65

4.50

4.70

4.69

4.60

中小企業診断士試験の対策が可能な通信講座のうち、特に評価の高い講座をまとめて比較したものが上記表です。

総合スコアが最も高いのは、受講料が極めて安い上に講義の質や初心者の学びやすさもバッチリなスタディングとなりました。

特にスタディングは合格実績や口コミ評価も業界トップクラスとなっているので、文句なしで最高評価の中小企業診断士講座だと言えるでしょう。


料金の安さを比較

講座

受講料の安さ

診断士ゼミナール

5.00

スタディング

4.95

アガルート

4.50

クレアール

4.50

TAC

3.60

受講するためのコストの安さを各社比較してみると、最もお得に受講できるのは診断士ゼミナールという結果になりました。

診断士ゼミナールは価格だけで見ればスタディングとほぼ同じですが、合格時の合格祝い金や不合格だった場合も2年間延長受講可能なことを考えると、トータルでは診断士ゼミナールの方が断然安く受講可能となっています。

診断士ゼミナールであれば独学で教材を揃えるよりも安くなる可能性すらあるので、とにかく安さを重視したい方であれば診断士ゼミナールがおすすめです。

初心者の学びやすさを比較

講座

初心者の学びやすさ

スタディング

4.90

TAC

4.85

クレアール

4.80

アガルート

4.78

診断士ゼミナール

4.65

中小企業診断士試験で初めて財務・会計や経営理論を学ぶという方も少なくありません。そのため「初心者の学びやすさ」は、勉強の初期段階でのつまずきを予防するために重要です。

その点、スタディングではテキストや講義中のレジュメの図解が多く、難解な内容も直感的な理解を進められるため極めて優れています。

また、いつでもスマホで学べる手軽さも、あまり机に座って勉強することに慣れていない方に向いています。


講師・講義のクオリティを比較

講座

担当講師と講義の質

アガルート

4.95

スタディング

4.86

クレアール

4.85

TAC

4.80

診断士ゼミナール

4.50

通信講座においては試験範囲のインプットの多くが講義動画によるものとなります。そのため講義の質は講座のクオリティに直結すると言っても過言ではありません。

各社の講義を比較すると、アガルートが頭一つ抜けて優秀であることが分かります。アガルートの各科目に精通したベテラン講師陣による講義は口コミでも評判となっています。

さらにアガルートはTACなどの通学予備校と異なりオンライン特化の講座なので、お住まいの地域によって担当講師が変わることもなく、指導力が安定していることも魅力的です。


サポート体制を比較

講座

サポート体制

TAC

5.00

クレアール

4.95

アガルート

4.83

スタディング

4.82

診断士ゼミナール

4.70

中小企業診断士の合格までには1年ほどの学習期間が求められるので、挫折をすることなく続けられるサポート体制が整っているかも比較要素として重要です。

TACであれば基本的な質問対応などはもちろん、添削指導なども含め講師やチューターによるあらゆるフォローが完備されているため、安心して学習を進められるでしょう。

合格実績を比較

講座

合格実績

TAC

4.95

スタディング

4.91

クレアール

4.80

アガルート

4.78

診断士ゼミナール

4.69

合格実績はその講座の実力が最も直接的に現れる指標です。

合格実績の高さで各社を比較すると、TACとスタディングが特出して優れていることが分かります。

TACは長年にわたり業界トップクラスの実績を維持し続けていましたが、近年はスタディングの合格実績が非常に伸びており、直近の合格者数はスタディングの方が多いです。

そのため過去10年の実績を重視するのであればTACが、直近数年の実績を重視するのであればスタディングが特におすすめと言えるでしょう。


自分に合った中小企業診断士通信講座の選び方

中小企業診断士講座の選び方

最短合格を目指す人向けの講座

中小企業診断士試験は試験範囲がかなり広いので、試験勉強の戦略によって合格までの学習量には大きな差が生じます。

クレアールの中小企業診断士講座では、各社の中でも特に短期合格に力を入れたカリキュラム「非常識合格法」を採用しているので、最短合格を目指す方にはクレアールが向いているでしょう。

なお、クレアールの短期合格法をまとめた書籍は現在無料プレゼントキャンペーンを実施中なので(先着100名限定)、できるだけ工数を抑えて合格したい方はぜひこの機会に手に入れておきましょう。

働きながら合格を目指す社会人向けの講座

中小企業診断士試験に挑戦する方のほとんどが30代以上のビジネスマンです。そのため働きながら資格取得を目指す方は多いかと思います。

スタディングの中小企業診断士講座ではその事情を鑑み、通勤電車や仕事の休憩時間などちょっとした隙間時間にも学べるようスマホ学習に特化した作りになっています。

そのため忙しくてまとまった勉強時間が取れない社会人の方には、スタディングは極めておすすめの講座と言えるでしょう。

再受験組で既に知識がある人向けの講座

すでに中小企業診断士試験に挑戦していて、1次試験で科目合格をいくつか果たしている、というフェーズの方もいるでしょう。

このように前回あと一歩で不合格になってしまった方にはアガルートの中小企業診断士講座がおすすめです。

アガルートには合格時の全額返金制度が用意されているので、アガルートのハイレベルな講師による指導で前回足りなかった部分を補強しつつ、実質無料での受講も狙うことが可能です。

教育訓練給付制度の対象講座

教育訓練給付制度について

教育訓練給付制度とは、職業能力開発の促進やキャリアアップ支援を目的として、特定の教育訓練を受講した個人に対し、その受講費用の一部を国が補助する制度です。

この制度を利用するためにはいくつかの条件を満たす必要がありますが、対象講座を受講することで講座費用の20%を国が負担してくれるので、かなりお得に受講することが可能となります。

今回ご紹介した上位5社の中ではスタディング、クレアール、TACの3社が対象講座を持っているので、教育訓練給付制度の利用をお考えの方はこれらの講座から選ぶようにしましょう。

講座の受講は資格取得後の活躍にも影響?

独学ではなく通信講座の受講を選ぶことは、資格を取った後のキャリアを見据えた上でも効果的な選択かもしれません。

スキルアップ研究所が実施したリスキリング(大人の学び直し)に関する実態調査では、通信講座でプロによる指導を受けることで、独学よりも学びが深まり中小企業診断士の資格取得後の効果が高まることが示唆されています。

調査では、講座受講者と自学自習をした人とで、学んだ内容が年収増加に影響したと感じている人の割合が2倍近く異なっており、講座受講者の方が明らかに学習の効果を感じていることが分かります。

特に中小企業診断士という資格は、取得後に如何に学んだ内容を実務に活かせるのかが鍵となるので、実際に資格を取得している講師の話から得られるものは大きいでしょう。

【合格者アンケート】中小企業診断士合格を目指す際の注意点

スキルアップ研究所では、実際に中小企業診断士試験に挑戦された方々を対象にアンケートを実施し、中小企業診断士試験対策の実態を調査いたしました。

項目

内容

調査方法

インターネット調査(クラウドワークス)

調査期間

2024年1月21日〜2024年1月28日

調査概要

中小企業診断士試験の学習に関するアンケート

調査対象

20代〜50代の中小企業診断士試験に合格した方10名

必要な勉強時間の目安

中小企業診断士合格までの勉強時間と学習期間

勉強時間

回答数

300時間未満

0

500~700時間

2

700~900時間

4

900~1100時間

3

1100~1300時間

0

1300時間以上

1

中小企業診断士試験合格までの勉強時間は1,000時間程度が目安とされています。

実際の合格者アンケートを見ると、「700~900時間」で合格された方が最も多く、次いで「900~1,100時間」合格された方が多かったです。

中小企業診断士試験は事前にビジネスの現場で法律や会計に触れていることでアドバンテージを取れる科目が多いため、これらのアドバンテージを持っている方は効率よく学習を進めることで短期間での合格を勝ち取っていることが伺えます。

勉強期間

回答数

6ヶ月未満

0

6~12ヶ月

0

1~2年

7

2~3年

1

3~4年

1

4年以上

1

一方で、学習時間の目安は3年ほどとされており、最短ルートで1~2年で合格を目指していきます。

合格者アンケートでは1~2年で合格された方が最も多く、3年以上の学習期間をかけられている方も一定数いました。

学習にある程度専念できる環境の方は、単年度で試験に合格できる一方で、仕事と両立して学習を進められている方は複数年の学習をあらかじめ視野に入れて生活のプランを立てていくことをおすすめします。

財務・会計は難易度が高く対策必須

最も注力した科目

回答数(複数回答可)

財務・会計

5

経済学

3

企業経営理論

1

経営情報システム

1

経済政策

1

運営管理

1

合格者に注力して対策した科目を質問したところ、財務会計の科目に最も力を入れたと回答された方が大半を占めました。

財務会計では日商簿記2級の試験範囲を中心に、プラスで管理会計分野や経営学の分野の知識なども幅広く問われます。

試験範囲の広さに加えて、各分野の難易度も高くなっているため、早い段階から対策を始めておくことが必須となります。

試験の合格ライン

中小企業診断士試験は1次・2次の2段階の試験が用意されており、​どちらも合格ラインは同じです。

  • 科目全体の得点が6割以上
  • 1科目でも40%未満の科目がないこと

ただし2次試験は記述式であり、2次試験の合格率は毎年20%ほどとなっていることから、目安は上位2割に食い込むように答案を作成する必要があり、実質的には相対評価であると考えられます。

わかりやすい教材との出会いが合格を左右

合格できた最も大きな要因

回答数

良い教材・講座に出会えたこと

5

講師やチューターの指導やサポート

0

家族や身内の支え

3

その他

2

試験合格者に合否を分けた大きな要因を質問したところ、「良い教材・講座に出会えたこと」と回答された方が最も多かったです。

中小企業診断士試験は対策すべき科目が豊富に存在するため、良い講座をしっかりと選んで効率の良い対策を行うことが合格に向けて必須となります。

事前の講座選びから試験合格に向けた戦いが始まっていることを改めて肝に銘じておきましょう。


中小企業診断士のよくある質問

ここでは、中小企業診断士についてよくある質問に回答していきます。

中小企業診断士試験の合格率はどれくらい?

中小企業診断士試験には、1次試験と2次試験が存在します。1次試験の合格者数と合格率の推移は以下のようになっており、合格率は30%前後であることが分かります。

1次試験

合格者数

合格率

2024年(令和6年度)

5,007

27.5%

2023年(令和5年度)

5,521

29.6%

2022年(令和4年度)

5,019

28.9%

2021年(令和3年度)

5,839

36.4%

2020年(令和2年度)

5,005

42.5%

2019年(令和元年度)

4,444

30.2%

次に2次試験の合格率については、以下の表のようになっています。このように、2次試験では難易度が少し上昇し、合格率は20%前後になることが分かります。

二次試験

合格者数

合格率

2023年(令和5年度)

1,555

18.9%

2022年(令和4年度)

1,625

18.7%

2021年(令和3年度)

1,600

18.3%

2020年(令和2年度)

1,174

18.4%

2019年(令和元年度)

1,088

18.3%

したがって、1次試験および2次試験を合わせた最終的な合格率は、5%前後であることが分かります。このように中小企業診断士試験の合格は容易ではなく、通信講座の利用は非常に重要だと言えます。

中小企業診断士は独学でも合格可能?

中小企業診断士の独学は厳しい

中小企業診断士の試験には特に受験資格がないため、独学で挑戦することは可能です。しかし、その道のりはかなり厳しいものがあります。

特に、二次試験は記述式の問題で構成されており、自分の答えが正しいかどうかを判断することが非常に難しいです。このような問題形式では、自分の答案を客観的に評価することが困難なので、講師による適切な指導があると圧倒的に有利になります。

また、診断士試験は1次試験と2次試験の間隔も短いため、効率的に学習計画を立てて管理することが求められます。独学ではこうした計画的な学習スケジュールの作成と実行がさらに難しくなります。

総じて、中小企業診断士試験の独学には限界があるため、通信講座による洗練されたカリキュラムのもと、プロの指導を受けて学ぶことを推奨します。

中小企業診断士試験の対策はいつから始めるべき?

中小企業診断士試験の対策はいつから?

中小企業診断士試験の対策を始める最適なタイミングについては、合格に必要な学習時間と試験日程を考慮することが重要です。

一般的に、中小企業診断士試験に合格するためには約1000時間の学習が必要とされています。この学習量を考えると、1年間の準備期間を見込むことが望ましいです。

1次試験が例年8月に実施されることを考慮すると、試験の1年前、つまり前年の8月に学習を開始することが一つの目安となります。このスケジュールに従えば、1次試験と2次試験の両方に対して十分な準備時間を確保することが可能となるでしょう。

中小企業診断士のおすすめ通信講座まとめ

講座

総合スコア

スタディング

4.91

クレアール

4.80

アガルート

4.75

TAC

4.69

診断士ゼミナール

4.68

ここでは中小企業診断士試験の対策におすすめの通信講座を、各社の強みや弱点を比較しながらご紹介しました。

自分に合った通信講座を選んで、ぜひ中小企業診断士の資格を手にしてください!