【2025年】中小企業診断士の通信講座おすすめランキング|人気14社を徹底比較

更新

中小企業診断士試験は経営、財務、法務など多岐にわたる知識が求められ、1次試験と2次試験を合わせた合格率は約6〜8%と非常に厳しいことで知られています。

また、一次試験は以下の1〜7の科目が、二次試験は筆記試験が課されるため、入念な勉強が必要です。

中小企業診断士 一次試験科目
  1. 経済学・経済政策
  2. 財務・会計
  3. 企業経営理論
  4. 運営管理
  5. 経営法務
  6. 経営情報システム
  7. 中小企業経営・中小企業政策

(出典:令和7年度の中小企業診断士試験について |中小企業庁)

そのため試験合格を手にするためには、プロによる適切な指導と戦略的な学習計画が大きな助けとなります。

そこでここでは実際に中小企業診断士試験に合格した方への調査をもとに、中小企業診断士試験の対策ができるおすすめの通信講座を厳選し、各社を比較しつつランキング形式でご紹介します。

今回は6個のポイントで中小企業診断士の講座を比較しました!

この記事で検証した比較ポイント
  1. 受講料の安さ
  2. 初心者の学びやすさ
  3. 担当講師と講義の質
  4. サポート体制
  5. 合格実績
  6. 評判・口コミ


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中小企業診断士の講座はコスパの良さで選ぶべき!

今回、14社の中小企業診断士講座を比較検証した結果、最もおすすめの講座は「スタディング」です。

スタディングはスマホ学習に特化しているため隙間時間に学習できるほか、料金も業界トップレベルの安さを誇っています。また、スタディング公式サイトによると2次試験の合格者を200名以上輩出していることから質も高く、コスパの良い講座であることが分かります。

なお、教材のクオリティにこだわりたいという方には「アガルート」の講座受講もおすすめです。ベテラン講師陣からの手厚い指導が受けられるほか、合格すれば実質無料という脅威の合格者全額返金制度も設けています。


中小企業診断士の通信講座おすすめ人気ランキング

以下では中小企業診断士試験の対策におすすめな通信講座を一挙紹介していきます。

この記事で紹介する講座一覧
  1. スタディング
  2. アガルート
  3. クレアール
  4. TAC
  5. 診断士ゼミナール
  6. フォーサイト
  7. 資格の大原
  8. KEC中小企業診断士講座
  9. LEC
  10. ヒューマンアカデミー
  11. MMC
  12. TBC受験研究会
  13. AAS
  14. 日本マンパワー

スタディング|安さ・実績ともに業界トップレベル

スタディングの中小企業診断士講座

総合スコア

4.91

安さ・実績ともに業界最高クラスの大人気講座!

受講料の安さ

4.95

受講料は業界最安値の水準。

初心者の学びやすさ

4.90

実力が「AIスコア」で見える化されるので着実にステップアップできる。

担当講師と講義の質

4.86

隙間時間に学べる講義は受講生から大好評。

サポート体制

4.82

AIによる学習スケジュール作成や復習サポートなど独自のハイテクサポートが優秀。

合格実績

4.91

230名の2次試験合格者を輩出。業界最高の合格実績。(2024年度)

評判・口コミ

4.96

働きながら資格取得を目指すビジネスマンから絶賛されている。

スタディングは業界トップクラスの安さと質の高いオンライン教材が特徴の中小企業診断士講座です。

スタディングは「隙間時間に学べるスマホ講座」がコンセプトであり、通勤時間などのちょっとした時間にもスマホで効率よく学習を進めることができる講座設計が、働きながら診断士を目指す社会人を中心に絶大な支持を集めています。

合格実績も通信講座の中では業界最高の数値を記録しているので、まさにおすすめNo.1に相応しい中小企業診断士講座と言えるでしょう。

中小企業診断士講座 コース名

価格(税込)

1次2次合格コース ミニマムコース

48,400円

1次2次合格コース スタンダードコース

59,400円

1次2次合格コース コンプリートコース

69,300円

1次2次合格コース パーフェクトコース

74,800円

冊子版オプション

11,000円

冊子版オプション+学習マップ

14,900円

【更新版】ミニマムコース

19,800円

【更新版】スタンダードコース

23,980円

【更新版】パーフェクトコース

29,700円

1次試験科目別コース[2025年度試験対応]

各14,300円

スタディング受講生の口コミ

仕事、育児でまとまった時間が取りにくかったですが、スタディングは講義・問題演習ともに隙間時間で取り組めるよう作られているため、移動時間や子供の寝かしつけの時間などを有効に活用できました。

スタディング中小企業診断士講座 合格者の声

講義動画をダウンロードして通勤の行き帰りに聞きながら、電車の中ではミニテストをひたすらやっていました。一分でもスキマ時間にできるのが良かったです。実力スコアが表示されて、それが少しずつ上がっていくので、モチベーション管理をするまでもなく続けられました。

スタディング中小企業診断士講座 合格者の声

仕事と子育てをしながらなので、3つくらい科目合格できればいいや、という軽い気持ちでしたが、気づけば隙間時間は常に問題を解いているようになりました。スマホがあればどこでも勉強出来る、というのが自分に合っていたのだと思います。

スタディング中小企業診断士講座 合格者の声

スタディングの講座に寄せられた口コミでは、隙間時間に学習を進められることが、忙しい社会人の方や育児中の方からも好評でした。

こうした口コミからも、スタディングがスマホ学習による隙間時間の活用に強みを持っていることが分かります。

スタディングの他社と比べた強み

スタディングの中小企業診断士講座は、質の高いテキストや講義を低価格で利用できる圧倒的なコスパの良さが大きな強みとなっています。

また、あらゆる学習システムがスマホに集約されており、テキストの閲覧や問題演習だけでなく、講義内容のノート取りから学習スケジュール管理までスマホ1台で可能なのもスタディングならではの特徴です。

このようにオンライン学習の利便性は他社と比べても圧倒的に優れているので、ちょっとした隙間時間でも快適に勉強を進めることができるでしょう。

スタディングの弱点・デメリット

スタディングは質問が有料のチケット制となっているので、気軽に質問しにくいのが懸念点として挙げられます。

一方でそれ以外の面ではサポート体制も充実しており、AIによる「学習計画の作成」や合格までに実力をつけるべき項目がわかる「AI実力スコア」など、スタディング独自のハイテクサポートも用意されているので、サポートの総合力は決して低くはありません。

スタディングはどんな人におすすめ?

スマホ学習に特化したスタディングは、「なかなか机に座って勉強する時間が取れない」という社会人の方に特におすすめです。

また、「教材もサポートも充実している上に、料金も圧倒的に安い」というコスパの良さも極めて魅力的なので、スタディングは費用対効果を重視する方にもピッタリと言えるでしょう。

項目

内容

ポイント

価格

48,400円〜74,800円

他社と比べても圧倒的に格安

テキスト

デジタルテキスト

冊子テキスト(オプション)

原則Webテキストのみ

冊子テキストは別途購入が必要

講師

綾部 貴淑

短くまとまった講義で反復学習しやすい

オンライン教材

あらゆる教材がオンラインで完結

スマホで隙間時間に学ぶことに特化

合格実績

2024年度合格者数230名(2次試験)

​業界最多の合格者を輩出

サポート体制

AI学習プラン

AI実力スコア

勉強仲間機能

学習マップ

質問対応(有料)

スタディングだけが持つハイテクサポート機能が多数

キャンペーン・割引

合格お祝い金

スタディング学割

2次試験合格で10,000円

学生は受講料20%OFF

スタディングの中小企業診断士講座について詳しく知りたい方はこちら!

アガルート|受講料全額返金の圧倒的な合格特典

アガルートの中小企業診断士講座

総合スコア

4.77

充実の講師陣と破格の返金制度が魅力的。

受講料の安さ

4.50

やや高いが合格すれば全額返金。

初心者の学びやすさ

4.78

丁寧な指導で着実にレベルアップが可能。

担当講師と講義の質

4.95

MBA入試の講義も担当している豪華講師陣による指導が受けられる。

サポート体制

4.83

定期的なホームルームや丁寧な添削など手厚いサポート体制。

合格実績

4.88

1次試験・2次試験ともに平均を大きく上回る合格率を誇る。

評判・口コミ

4.65

受講者数が急増している診断士講座として注目されている。

アガルートは特に難関資格の指導実績が優れている通信講座であり、中小企業診断士講座においても平均の約2倍の合格率を記録しています。

こうした高い合格率を支えるのは総勢7人のベテラン講師陣であり、ハイレベルな講義で実力を底上げを目指すことが可能です。

また、合格すれば受講料が全額返金される破格の合格特典を用意しており、合格すれば実質タダで受講可能なのもアガルートならではの特徴です。

コース名

価格(税込)

1次試験・2次試験対策入門カリキュラム/フル

217,800円

1次試験・2次試験対策入門カリキュラム/ライト

107,800円

1次試験・2次試験対策中上級カリキュラム/フル

217,800円

1次試験・2次試験対策中上級カリキュラム/ライト

107,800円

1次試験・2次試験対策フルパック 添削なし

107,800円

1次試験・2次試験対策フルパック 添削あり

173,800円

1次試験対策パック

60,280円

2次試験対策パック 添削なし

54,780円

2次試験対策パック 添削あり

120,780円

アガルート受講生の口コミ

解説動画では、それぞれの問題の考え方や解答の作成方法まで説明されているため、自分の考え方がずれていないか、なぜ自分の解答がまずかったのか、自分の解答が別解となり得るのか、といった観点から学習しました。

アガルート中小企業診断士講座 合格者の声

授業は初学者でもわかりやすいように考えられており、サクサクと見ることができました。一部全くわからないため、周辺知識を自分で検索するなどの補填や、過去問で問われている知識の補完などは多少必要であったものの、コアの部分の知識はしっかりと教えてもらえたため、他の予備校の授業を受ける必要はありませんでした。

アガルート中小企業診断士講座 合格者の声

アガルートの中小企業診断士講座は「講義が分かりやすい」と口コミで評判でした。

講師は経済学などを学んだことのない方でもわかるように解説してくれるので、初めて診断士試験に挑戦する方でも安心して受講することができます。

アガルートの他社と比べた強み

アガルートの中小企業診断士講座は、MBA入試の対策指導も行なっているハイクラスな講師陣による講義を受けられるのが最大の魅力となっています。テキストもこれらのベテラン講師が監修・作成しているので、洗練された教材でしっかりと実力を身につけることができるでしょう。

また合格時の全額返金制度はアガルート独自の合格特典であり、実質無料で受講できるチャンスがあるのは極めて魅力的です。

アガルートの弱点・デメリット

スタディングや診断士ゼミナールと比べるとかなり料金が高くなってしまうのが惜しいポイントとなっています。

また受講生は高い合格率を記録しているものの、アガルートの中小企業診断士講座は比較的最近開講されたという背景もあり、そもそも合格者数の母数はあまり多くないのも懸念点となっています。

アガルートはどんな人におすすめ?

アガルートは講師の指導力の高さが魅力的なので、指導してもらう講師にこだわりたい方に向いています。

また、合格時の全額返金制度はアガルートならではの極めてお得な特典なので、再受験組の方など次の試験での合格に自信のある方にもおすすめです。

項目

内容

ポイント

価格

107,800円(添削なし)

173,800円(添削あり)

相場よりも少々高額

テキスト

​フルカラーテキスト

Web版・冊子版の両方を提供

講師

飯野一、三戸部裕司、池田俊明、平井孝道、富川純樹、平山理、鈴木雅康

指導力の高さに定評のある講師陣が講義を担当

オンライン教材

Webテキスト、講義動画、添削

添削もWordまたはPDFでオンライン提出が可能であり、印刷・郵送の手間がない

合格実績

受講生合格率は1次試験40.91%、2次試験56.25%(2024年度)

2次試験では全国平均の約3倍の合格率を記録

サポート体制

質問対応、月一のホームルーム動画、添削指導

1年目が不合格でも+2年間受講を延長できる

メールで無制限で質問できる

キャンペーン・割引

合格者は受講料全額返金またはお祝い金3万円贈呈

分割手数料が12回まで無料

合格すれば実質無料で受講可能

クレアール|答練や添削など2次試験対策が充実

クレアールの中小企業診断士講座

総合スコア

4.76

答練で2次試験対策もバッチリな通信講座。

受講料の安さ

4.50

スタディングと比べると高いが、予備校と比べると安い。

初心者の学びやすさ

4.80

独自の「非常識合格法」で重要事項に絞って対策が進められる。

担当講師と講義の質

4.85

各科目に精通した担当講師による分かりやすい講義が魅力。

サポート体制

4.95

質問対応は無制限のほか、2次試験の記述対策に役立つ添削指導も充実。

合格実績

4.61

多くの合格体験記が掲載されているが、具体的な合格者数は非公開。

評判・口コミ

4.87

親身なサポートに感謝の声が数多く寄せられている。

クレアールの中小企業診断士講座は、学習範囲を頻出事項に絞った「非常識合格法」が特徴的で、この独自のカリキュラムにより短期合格を狙うことが可能となっています。

また、無制限の質問対応や記述式の答練・添削の実施など、通学予備校のような手厚いサポートが受けられるので、オンラインで学べる通信講座の中でも特に二次試験対策に強い講座であると言えます。

コース名

価格(税込・割引後)

1次2次ストレート合格パーフェクトコース

130,000円

1次2次ストレート合格セーフティコース

173,600円

1次合格パーフェクトコース(7科目選択)

106,600円

2次合格パーフェクトコース

98,400円

クレアール受講生の口コミ

クレアールがポイントを絞ってくれるため、短期間で合格することができました。それでも半年程度はがむしゃらに勉強しており、正直苦しい時期もありました。合格は自信につながりますし、合格後早々に他診断士とのネットワークを築くことができ、非常に充実しております。

クレアール中小企業診断士講座 合格体験記

試験勉強を進めていく中で、分からない点をすぐに聞ける質問制度があることもありがたかったです。特に、事例Ⅳに関してわからない点について、数回利用させてもらいましたが、丁寧且つスピーディにご回答下さり、疑問の解消とともに、理解を深めることができました。クレアールの教材を繰り返し解くことで、効率的に合格レベルに達したと感じています。

クレアール中小企業診断士講座 合格体験記

二次試験は、一次試験のマーク形式とは異なり、第三者による採点形式であるため、私の答案を客観的に採点してくださる添削の回数が多いクレアールに対して魅力を感じました。結果的に、添削の中では、私の答案に抜けている観点を中心にご指摘をしていただき、復習の効率が上がりましたし、模範解答には記載がない観点でも、解答の方向性が間違っていない場合は、その点を評価していただくこともあり、添削回数・添削品質ともに大満足でした。合格ゼミでは、受験生同士の繋がりができた上に、意見交換をすることで多面的な考え方が身に付き、とても有益でした。

クレアール中小企業診断士講座 合格体験記

クレアールの口コミでは、重要事項にフォーカスしたカリキュラムで短期合格を達成できた方々による喜びの声が多く寄せられていました。

また、添削や合格ゼミといったクレアールの手厚いサポート体制が2次試験合格に役立ったと口コミで評判でした。

クレアールの他社と比べた強み

クレアールは添削つきの答練や合格ゼミによる勉強会の開催など、大手予備校に近いサポート体制がオンラインでも受けられるのが大きな強みとなっています。

また、長年の指導実績に基づく短期合格のためのノウハウを確立していることもクレアールならではの強みです。

なお、現在クレアールの短期勉強ノウハウをまとめた書籍の無料プレゼントが実施されています。プレゼントは先着100名までとなっているので、興味のある方はぜひこの機会に手に入れておきましょう。

クレアールの弱点・デメリット

クレアールの「非常識合格法」では主に過去問の傾向から学習範囲を絞っているので、過去とは傾向の違う出題がされた年に点数が取りにくくなるという欠点があります。

また、テキストはスタディングやアガルートと比べると図解などが少なめなシンプルな構成となっているので、ある程度勉強に慣れている人向けの教材である点には留意しましょう。

クレアールはどんな人におすすめ?

クレアールは通信でも受けられる親身なサポートが魅力なので、途中で挫折してしまわないか不安な人や、講師に積極的に質問や相談をしたい人には特におすすめです。

また、「非常識合格法」の短期合格メソッドをまとめた書籍は参考になる部分が多いので、これから診断士試験の対策を始める方は無料プレゼントの機会を逃さず入手しておくのが良いでしょう。

項目

内容

ポイント

価格

98,400円〜173,600円

通信講座の中では割高

予備校の中では割安

テキスト

2色刷りの冊子テキスト

Webテキストはない

講師

古森創、田島悟、高橋香、土井寛二、静永誠、高橋哲平、鯛沼和久、塚本洋美

科目ごとに専門の講師が担当

オンライン教材

Vラーニングシステム
1000問ノック答練Web版

講義動画をスマホやPCで視聴可能

スマホで学べるWeb答練も用意

合格実績

合格者数や合格率は非公開

合格者の声はHPに多く掲載。

サポート体制

質問対応
添削付き答練

合格ゼミ

オンライン講座としてはトップクラスのサポート体制

キャンペーン・割引

コース割引

書籍無料プレゼント

合格祝い金

教育訓練給付制度の対象講座有り

各コースが大幅割引

先着100名まで

2次試験合格で最大50,000円

教育訓練給付制度を利用可能

クレアールの中小企業診断士講座について詳しく知りたい方はこちら!

TAC|予備校ならではの対面サポートで安心

TACの中小企業診断士講座

総合スコア

4.69

確かな実績を持つ信頼の大手予備校。

受講料の安さ

3.60

受講料はオンライン特化の講座と比べると相当高額。

初心者の学びやすさ

4.85

市販テキストでも分かりやすいと有名なTACの教材で学べる。

担当講師と講義の質

4.80

全国各地に合計60名以上の講師を有する。

サポート体制

5.00

対面での相談や自習室の利用など予備校ならではの強みがある。

合格実績

4.95

2024年度試験の本試験合格率は63.3%と高い。

評判・口コミ

4.93

諦めずに継続できたという声が多く集まっている。

TACは全国に34つの校舎をもつ日本最大級の資格予備校であり、校舎に通学して学ぶ通学講座とオンラインでも学べる通信講座の両方を提供しています。

大手資格予備校ならではの高い合格実績が強みであり、長年にわたり業界トップクラスの合格者数を輩出しています。

ただし多くの校舎と講師を抱えていることで運営費がオンライン特化講座よりも相当かかるという背景もあり、講座の価格は他社と比べて高額になってしまっています。

コース名

価格(税込)

1・2次ストレート本科生 Web通信講座

315,000円

1・2次上級本科生 Web通信講座

300,000円

1・2次速修本科生

240,000円

TAC受講生の口コミ

幅広い知識を求められる1次試験、論理の一貫性と文章力を求められる2次試験ともに苦戦しましたが、3回目にして合格を手にすることができました。

伊東先生の最後まで粘って加点を狙うというアドバイスに従い、時間ギリギリま自分なりのベストの解答を模索し、粘ったことが合格につながったのだと思います。

TAC 中小企業診断士 合格者の声

すべての演習問題が良問ばかりで、学ぶところが多かったです。また、演習問題の解答が非常に納得できるものが多く、演習問題を繰り返すことで、自分の弱点を認識できました。

さらに、オンラインで質問すると、ほぼ翌日には回答いただけて、その回答は非常にわかりやすいものでした。

TAC 中小企業診断士 合格者の声

TACの受講生からは「優秀なカリキュラム・教材と講師陣のサポートのおかげで合格を掴めた」という声が多く寄せられていました。

TACの他社と比べた強み

TACの大手予備校ならではの抜群の安心感は、他の中小企業診断士講座には見られない特出した強みと言えます。

また、長年の指導歴から磨かれたサポート体制は業界随一であり、ちょっとした質問から学習計画に関する相談まで、担当講師が親身に対応する体制が整っているのも魅力的です。

TACの弱点・デメリット

TACの弱点として最も目立つのが受講料が高い点です。スタディングやクレアールと比べて倍以上の出費が必要となるので、コストをあまりかけられない方には不向きです。

またTACは通学講座に力を入れていた過去があるので、オンライン学習システムについては開講当初からオンラインに特化して制作されたスタディングやアガルート等に比べて劣ります。
さらに、通学講座を選んだ場合は校舎によって講師が変わることになるので、指導力に多少バラツキが出てしまう点は注意が必要です。

TACはどんな人におすすめ?

高額な受講料金でも許容できる方で、予備校ならではの手厚いサポートを求める方であれば、TACの中小企業診断士講座はおすすめできます。

特に自習室や対面での指導・相談など校舎があるからこそのメリットを享受したい方は、スタディングやアガルートでは不足を感じてしまうでしょう。

TACの公式サイトはこちら

診断士ゼミナール|業界随一の安さと不合格時の安心サポート

診断士ゼミナール

総合スコア

4.68

特出した安さと不合格時のフォローが人気。

受講料の安さ

5.00

最もお得に受講できる安さNo.1講座。

初心者の学びやすさ

4.65

オリジナルの図解やイラストを使ったテキストで理解が進む。

担当講師と講義の質

4.50

講義は分かりやすいが映像の質は低い。

サポート体制

4.70

質問対応や二次試験向け添削などサポートは標準的。

合格実績

4.69

173名の二次試験合格者を輩出しているなど実績も優れている(2023年度)。

評判・口コミ

4.60

抜群の安さに満足の声が多数。

診断士ゼミナールは圧倒的な安さと不合格時のフォロー制度が魅力の通信講座です。

同じく格安のスタディングと同じ価格帯で受講可能な上に、30,000円の合格祝い金や不合格時の返金保証までついているので、総合的に見て一番安く受講できる中小企業診断士講座となっています。

一方でオンライン学習は講義動画をスマホで視聴できる程度とあまり充実していないほか、講義動画の品質もスタディングやアガルートと比較すると少々劣ります。

コース

価格(税込)

1次試験コース

51,200円

2次試験コース

27,280円

1次2次試験プレミアムフルコース

59,780円

冊子テキスト送付

23,980円

講義DVD送付

24,900円

診断士ゼミナール受講生の口コミ

勉強を始めようと考えた時に検索ででてきたのが診断士ゼミナールでした。値段が安く最初は不安だったのですが十分に値段以上の価値があると思います。また教室に通うことが難しい人もゼミナールの自宅学習は効果的だと思います。

診断士ゼミナール 合格者の声

1次試験は、本教材のみで合格できると思います。2次試験は、参考書も取り入れた方が多面的な解答になり点数向上に繋がります。合格までの道のりは長いですが、日々積み上げることで道が開けてきます。

診断士ゼミナール 合格者の声

診断士ゼミナールの受講生の口コミでは「演習量が少し物足りない」「2次試験対策には不十分なところがある」といった指摘が散見された一方で、それでも「受講して良かった」と多くの方が感じていることが伺えます。

診断士ゼミナールの他社と比べた強み

診断士ゼミナールはとにかく安いことが最大のメリットです。元々の講座価格の安さだけでなく、「合格すればお祝い金30,000円」「不合格者の全額返金制度(条件付き)」など、合格でも不合格でも出費を抑えることができる制度を用意しています。

さらに不合格時には「その後2年間無料で追加受講可能」というお得すぎるフォロー制度も存在するなど、コスト面で他社の追随を許さないお得さを誇ります。

診断士ゼミナールの弱点・デメリット

診断士ゼミナールのテキストは独自の図解でわかりやすく解説されていますが、イラストや図は若干の手作り感があり、他社と比較すると洗練されていない印象があります。

また、スマホで学べる問題演習機能などは少なく、隙間学習のしやすさはスタディングやクレアールに劣ると言えるでしょう。

診断士ゼミナールはどんな人におすすめ?

診断士ゼミナールは合格特典等による返金等を含めればダントツの安さを誇るので、できるだけ費用を抑えたい方にはピッタリとなっています。

また、特に不合格時のケアが充実しているので、一発合格は難しそうだとお考えの方にも特におすすめです。

診断士ゼミナールの公式サイトはこちら

フォーサイト|eラーニング・紙教材ともに充実

フォーサイトの中小企業診断士講座

フォーサイトの中小企業診断士講座は、全国平均を大幅に上回る高い合格率を誇っていました。

その強みは、合格に必要十分な知識に絞った「合格点主義」のカリキュラムにあります。図やイラストが豊富なフルカラーテキストと、隙間時間で学べるeラーニングシステム「ManaBun」で、効率的な学習が可能です。

しかしながら、フォーサイトの中小企業診断士講座は2025年3月をもって閉講しています。受講を検討していた方は注意が必要です。

※フォーサイトの中小企業診断士講座は2025年3月をもって閉講しています。

資格の大原|面接対策や就職サポートが充実した予備校

資格の大原の中小企業診断士講座

資格の大原は、長年の指導実績を持つ大手資格予備校です。

一次七科目+二次をまとめたストレートパックが22万円、一次専攻13万円など価格帯が広く、予算と進度に応じて選べます。

Web通信は講義2倍速、動画ダウンロード、1000問ノックWebテストを備え、自習室や通学も併用でき学習環境が充実​しているのも嬉しいポイントです。

教材はフルカラーで過去問6年分解説付きと評判高く、eラーニングアプリで進捗管理も可能となっています。

一方、合格率は非公表で成果の客観比較が難しく、ストレートパックは20万円超と通信系の中では負担が大きいといえます。

資格の大原の公式サイトはこちら

KEC中小企業診断士講座|少人数授業での2次試験対策が魅力

KECの中小企業診断士講座

KEC中小企業診断士講座は、少人数制・双方向授業と実践的なカリキュラムが特徴です。

定員20名の少人数クラスで学習効率を高めることができ、ストレート合格コースは全95回・238.5時間と演習量が豊富な設計となっています。

一次二次セットは217,800~492,800円、二次専科は全70回272,250円と価格はやや高めです。

初学者向けには科学的メソッド「ロジックツリー」「フレキシブルBOX」を採用しており、過去問重視でアウトプット力を鍛えることができます。

一方、校舎は梅田・新宿のみで入学金16,500円が別途必要となっています。また質問は課題提出ベースで即時性に欠け、公式合格率は非公表のため費用対効果の判断が難しいといえます。

KECの公式サイトはこちら

LEC|カリスマ講師による万全の2次試験対策

LECの中小企業診断士講座

LECの中小企業診断士講座は、受講生満足度92.8%と高評価を得ており、特に「合格に直結する実践的なカリキュラム」が支持されています。

一次二次を網羅する「1次2次プレミアム1年合格コース」が264,000円と高水準ですが、通信生も通学講義をリアルタイム視聴できる配信と動画DL復習を利用することができ、学習効率が担保されています。

短期用「1次直前総まとめ」56,100円など科目別講座も充実し、進度と予算に応じて組み合わせやすいのが特徴です。

一方、合格率は公式非公表となっています。価格を許容し映像中心でも自ら学習できる層には講師陣と教材の質が強みとなりますが、コスト重視派には他校との慎重な比較が必要です。

LECの公式サイトはこちら

ヒューマンアカデミー|18回もの充実した添削指導

ヒューマンアカデミーの中小企業診断士講座

ヒューマンアカデミー(旧「たのまな」)の中小企業診断士講座は、過去問を徹底分析した「安心合格」カリキュラムを軸に、講義動画・確認テスト・問題集・Webテストをバランス良く配置し、効率的な学習が可能です。

質問回数が無制限で、18回の添削指導や直前模試も標準装備されており、アウトプット重視の受講者に手厚い支援が提供されます。

価格は268,400円(税込)と通信講座の中では高額な点や、合格実績を事前に公表しておらず受講生数も限定的であること、講座が1コースのみで学習スタイルの選択肢が狭い点は注意が必要です。

ヒューマンアカデミーの公式サイトはこちら

MMC|2次試験対策に特化 指導体制もバッチリ

MMCの中小企業診断士講座

MMCは中小企業診断士の2次試験対策に特化した予備校で、受講生合格率は40〜50%前後と、直近の全国平均約18%を大きく上回ります。

添削済み答案を即日返却する個別指導と独自MCサークル法で80分60点の型を徹底訓練でき、アウトプット不足に悩む多年度生に強いのが特徴です。

一方で一次試験対策はなく、通学拠点は都内のみで、通信でも通期フルパックが27万円(模試4回含む)と割高​な設定です。

合格確度を最優先するなら有力ですが、費用と学習範囲の狭さを許容できるかが検討のポイントとなります。

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TBC受験研究会|長年の実績とベテラン講師の授業が魅力

TBCの中小企業診断士講座

TBC受験研究会は、中小企業診断士の二次試験専門の予備校として長年の実績があります。

速修テキスト(1科目2,600円)とYouTube無料講義で一次を低コスト支援する一方、二次向け「集中DVD通信」は添削48回付き242,000円と価格は高めです。

2024年度二次合格率は37.5%(134名)を掲げており、全国平均を大きく上回る実績が強みです。

ただし、質疑応答や添削機会が多い分、双方向サポートはメール中心でリアル講義がないため、初学者には不安要素が残ります。

自宅学習でコストを抑え一次を突破し、アウトプット重視で二次攻略を狙う経験者向きの講座と言えるでしょう。

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AAS|添削やeラーニングが充実した2次試験特化スクール

AASの中小企業診断士講座

AAS中小企業診断士講座は、2次試験専門のスクールで、通学と通信の両方の講座があります。

WEB総合本科は添削付き203,000円、PDF提出198,000円、添削なし155,000円と価格は約10.5万〜20.3万円​となっています。

基本コースに44回の青ペン添削を組込み、通学クラスは定員12名の少人数制で提供しており、大量アウトプットと個別フィードバックで多年度生の得点力を底上げできるのが強みです。

一方、一次対策がなく拠点が東京・関西のみな点や、通信でも添削提出の手間がかかるほか、合格率非公表で費用対効果を測りにくい点が懸念です。

初学者や手厚いサポートを望む層には不足感が残るでしょう。

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日本マンパワー|長い歴史と登録養成課程が特徴

日本マンパワーの中小企業診断士講座

日本マンパワーによる中小企業診断士のコースは長年の豊富な指導経験を背景に持つ先駆者であり、通信講座にも蓄積された知識と技術がふんだんに盛り込まれています。

講座価格は一次・二次総合78,100円、一次対策55,000円、二次対策33,000円、科目別8,800円と低コストなのが特徴です。

一方、動画講義が学習ガイドのみで講義解説がなく、テキストは紙中心でスマホ学習に不向きです。サポートもオンライン質問が上限付きで、自己解決力が求められます。

費用優先の独学派には魅力ですが、映像講義や手厚い質問対応を重視する学習スタイルの方には物足りないかもしれません。

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中小企業診断士通信講座の比較一覧表

講座

総合スコア

受講料の安さ

初心者の学びやすさ

担当講師と講義の質

サポート体制

合格実績

評判・口コミ

スタディング

4.91

4.95

4.90

4.86

4.82

4.91

4.96

アガルート

4.77

4.50

4.78

4.95

4.83

4.88

4.65

クレアール

4.76

4.50

4.80

4.85

4.95

4.61

4.87

TAC

4.69

3.60

4.85

4.80

5.00

4.95

4.93

診断士ゼミナール

4.68

5.00

4.65

4.50

4.70

4.69

4.60

中小企業診断士試験の対策が可能な通信講座のうち、特に評価の高い講座をまとめて比較したものが上記表です。

総合スコアが最も高いのは、受講料が極めて安い上に講義の質や初心者の学びやすさもバッチリなスタディングとなりました。

特にスタディングは合格実績や口コミ評価も業界トップクラスとなっているので、文句なしで最高評価の中小企業診断士講座だと言えるでしょう。

料金の安さを比較

講座

受講料の安さ

診断士ゼミナール

5.00

スタディング

4.95

アガルート

4.50

クレアール

4.50

TAC

3.60

受講するためのコストの安さを各社比較してみると、最もお得に受講できるのは診断士ゼミナールという結果になりました。

診断士ゼミナールの一次7科目+二次4事例を網羅するプレミアムフルコースは59,780円、教材・質問無制限で入学金ゼロ、スマホ学習対応かつ合格祝い金3万円も付いてきます。

大原と比べても約半額、LECやTACに対しては4〜6分の1という圧倒的価格差で、同等範囲をカバーする総合対策講座として事実上の業界最安を維持しているのです。

診断士ゼミナールは価格だけで見ればスタディングとほぼ同じですが、合格時の合格祝い金や不合格だった場合も2年間延長受講可能なことを考えると、トータルでは診断士ゼミナールの方が安いということができます。

初心者の学びやすさを比較

講座

初心者の学びやすさ

スタディング

4.90

TAC

4.85

クレアール

4.80

アガルート

4.78

診断士ゼミナール

4.65

中小企業診断士試験で初めて財務・会計や経営理論を学ぶという方も少なくありません。そのため「初心者の学びやすさ」は、勉強の初期段階でのつまずきを予防するために重要です。

その点、スタディングではテキストや講義中のレジュメの図解が多く、難解な内容も直感的な理解を進められるため極めて優れています。

講義は5〜15分単位の動画でスマホに最適化され、学習マップが知識を図解し記憶を助けてくれます。音声もDLでき、通勤中に耳学習が可能です。

さらにスマート問題集とAI復習機能が弱点を自動抽出し、復習タイミングを提示するため、初学者でも迷わず学習サイクルを回すことができます。

講師・講義のクオリティを比較

講座

担当講師と講義の質

アガルート

4.95

スタディング

4.86

クレアール

4.85

TAC

4.80

診断士ゼミナール

4.50

各社の講義を比較すると、アガルートが頭一つ抜けて優秀であるといえます。アガルートの各科目に精通したベテラン講師陣による講義は口コミでも評判となっています。

アガルートの中小企業診断士講座は、MBAや公認会計士を含む11名超の専門講師陣が各科目を担当し、難解な論点を実務視点で解説するため深く理解することができます。

令和6年度一次40.91%、二次56.25%という全国平均の約1.5〜3倍の合格率が講義力を裏付けています。

講義は20〜30分単位の動画とフルカラー図解テキストが連動し、過去問リンクで即演習へ移行できる設計となっています。また、無料サンプル5.5時間を公開しており、質への自信がうかがえます。

講師力と教材設計が相乗し、理解と得点力を最速で高められる点で業界随一と評価されるでしょう。

サポート体制を比較

講座

サポート体制

TAC

5.00

クレアール

4.95

アガルート

4.83

スタディング

4.82

診断士ゼミナール

4.70

TACは全国22校舎の自習室を9時〜21時半まで開放し、通信生でも教室講義に最大30回出席できるスクーリング制度を備えています。

質問メールは本科生で40〜50回まで利用でき、オンラインLIVEの「質問TIME」や個人成績表フィードバックも標準装備です。

そのため独学が不安な初学者でも安心して学習を継続できます。

さらに公開模試2回を無料で受験でき、学習計画の個別カウンセリングも受けられます。

合格実績を比較

講座

合格実績

TAC

4.95

スタディング

4.91

アガルート

4.88

診断士ゼミナール

4.69

クレアール

4.61

合格実績はその講座の実力が最も直接的に現れる指標です。

合格実績の高さで各社を比較すると、TACスタディングが特出して優れていることが分かります。

TACは2009~2023年度の2次試験で本科生累計3,294名の合格者を輩出するなど、長年にわたり業界トップクラスの実績を維持し続けていました

しかし近年はスタディングが230名(24年度)の合格者を輩出するなど、合格実績を大きく伸ばしており、直近の合格者数はスタディングの方が多いです。

そのため過去10年の実績を重視するのであればTACが、直近数年の実績を重視するのであればスタディングが特におすすめと言えるでしょう。

出典:TAC公式サイト

自分に合った中小企業診断士通信講座の選び方

中小企業診断士講座の選び方

最短合格を目指す人向けの講座

中小企業診断士試験は試験範囲がかなり広いので、試験勉強の戦略によって合格までの学習量には大きな差が生じます。

クレアールの中小企業診断士講座では、出題頻度A・Bランクに内容を絞り、学習量を約4割削減しつつ得点力を維持する「非常識合格法」を採用しているので、最短合格を目指す方にはクレアールが向いているでしょう。

過去問・答練約1,600問をAIが弱点順に提示し、質問も無制限にできることや、フルカラーPDFのテキストをスマホにダウンロードでき、通勤学習とも相性が良いことから、学習方法も最大限に効率化されていると言えるでしょう。

働きながら合格を目指す社会人向けの講座

中小企業診断士試験に挑戦する方のほとんどが30代以上のビジネスマンです。そのため働きながら資格取得を目指す方は多いかと思います。

スタディングの中小企業診断士講座では1動画が5〜10分に分割されており、通勤中などのスキマ時間にスマホで視聴できるよう徹底的に工夫されています。

また、AI搭載スマート問題集が弱点を自動抽出し、復習タイミングを提示してくれます。音声DL機能もあり、移動中などでも耳学習が可能であるため、仕事と両立しながら効果的に学習を進めるのにぴったりであるといえるでしょう。

再受験組で既に知識がある人向けの講座

すでに中小企業診断士試験に挑戦していて、1次試験で科目合格をいくつか果たしている、というフェーズの方もいるでしょう。

このように前回あと一歩で不合格になってしまった方にはアガルートの中小企業診断士講座がおすすめです。

経験者向けに設計された「中上級カリキュラム」は、一次で50%以上取れた受験生の既存知識を整理し、合格に必要な論点だけを短期集中で再インプットできる構成です。

さらに受験経験者割引10%、再受講割引20%や合格時全額返金制度が用意されており、受講料を抑えられるため再挑戦のハードルが低く、高い合格実績、再受験特化のカリキュラム、手厚い割引と質問制度がそろい、次こそ合格を狙う人に最適な講座と言えます。

教育訓練給付制度の対象講座

教育訓練給付制度について

教育訓練給付制度とは、職業能力開発の促進やキャリアアップ支援を目的として、特定の教育訓練を受講した個人に対し、その受講費用の一部を国が補助する制度です。

この制度を利用するためにはいくつかの条件を満たす必要がありますが、対象講座を受講することで講座費用の20%を国が負担してくれるので、かなりお得に受講することが可能となります。

今回ご紹介した上位5社の中ではスタディング、クレアール、TACの3社が対象講座を持っているので、教育訓練給付制度の利用をお考えの方はこれらの講座から選ぶようにしましょう。

講座の受講は資格取得後の活躍にも影響?

独学ではなく通信講座の受講を選ぶことは、資格を取った後のキャリアを見据えた上でも効果的な選択かもしれません。

スキルアップ研究所が実施したリスキリング(大人の学び直し)に関する実態調査では、通信講座でプロによる指導を受けることで、独学よりも学びが深まり中小企業診断士の資格取得後の効果が高まることが示唆されています。

調査では、講座受講者と自学自習をした人とで、学んだ内容が年収増加に影響したと感じている人の割合が2倍近く異なっており、講座受講者の方が明らかに学習の効果を感じていることが分かります。

特に中小企業診断士という資格は、取得後に如何に学んだ内容を実務に活かせるのかが鍵となるので、実際に資格を取得している講師の話から得られるものは大きいでしょう。

【合格者アンケート】中小企業診断士合格を目指す際の注意点

スキルアップ研究所では、実際に中小企業診断士試験に挑戦された方々を対象にアンケートを実施し、中小企業診断士試験対策の実態を調査いたしました。

項目

内容

調査方法

インターネット調査(クラウドワークス)

調査期間

2024年1月21日〜2024年1月28日

調査概要

中小企業診断士試験の学習に関するアンケート

調査対象

20代〜50代の中小企業診断士試験に合格した方10名

必要な勉強時間の目安

中小企業診断士合格までの勉強時間と学習期間

勉強時間

回答数

300時間未満

0

500~700時間

2

700~900時間

4

900~1100時間

3

1100~1300時間

0

1300時間以上

1

中小企業診断士試験合格までの勉強時間は1,000時間程度が目安とされています。

実際の合格者アンケートを見ると、「700~900時間」で合格された方が最も多く、次いで「900~1,100時間」合格された方が多かったです。

中小企業診断士試験は事前にビジネスの現場で法律や会計に触れていることでアドバンテージを取れる科目が多いため、これらのアドバンテージを持っている方は効率よく学習を進めることで短期間での合格を勝ち取っていることが伺えます。

勉強期間

回答数

6ヶ月未満

0

6~12ヶ月

0

1~2年

7

2~3年

1

3~4年

1

4年以上

1

一方で、学習時間の目安は3年ほどとされており、最短ルートで1~2年で合格を目指していきます。

合格者アンケートでは1~2年で合格された方が最も多く、3年以上の学習期間をかけられている方も一定数いました。

学習にある程度専念できる環境の方は、単年度で試験に合格できる一方で、仕事と両立して学習を進められている方は複数年の学習をあらかじめ視野に入れて生活のプランを立てていくことをおすすめします。

財務・会計は難易度が高く対策必須

最も注力した科目

回答数(複数回答可)

財務・会計

5

経済学

3

企業経営理論

1

経営情報システム

1

経済政策

1

運営管理

1

合格者に注力して対策した科目を質問したところ、財務会計の科目に最も力を入れたと回答された方が大半を占めました。

財務会計では日商簿記2級の試験範囲を中心に、プラスで管理会計分野や経営学の分野の知識なども幅広く問われます。

試験範囲の広さに加えて、各分野の難易度も高くなっているため、早い段階から対策を始めておくことが必須となります。

試験の合格ライン

中小企業診断士試験は1次・2次の2段階の試験が用意されており、​どちらも合格ラインは同じです。

  • 科目全体の得点が6割以上
  • 1科目でも40%未満の科目がないこと

ただし2次試験は記述式であり、2次試験の合格率は毎年20%ほどとなっていることから、目安は上位2割に食い込むように答案を作成する必要があり、実質的には相対評価であると考えられます。

わかりやすい教材との出会いが合格を左右

合格できた最も大きな要因

回答数

良い教材・講座に出会えたこと

5

講師やチューターの指導やサポート

0

家族や身内の支え

3

その他

2

試験合格者に合否を分けた大きな要因を質問したところ、「良い教材・講座に出会えたこと」と回答された方が最も多かったです。

中小企業診断士試験は対策すべき科目が豊富に存在するため、良い講座をしっかりと選んで効率の良い対策を行うことが合格に向けて必須となります。

事前の講座選びから試験合格に向けた戦いが始まっていることを改めて肝に銘じておきましょう。

中小企業診断士の年収・将来性は?

全国平均で年収900万円以上

中小企業診断士の年収は、令和5年賃金構造基本統計調査によると全国平均で947.6万円です。平均年齢40.7歳、労働時間168時間でこの年収なので、かなりホワイトに働けるかつ高収入の仕事であると言えるでしょう。

全国一律の平均給与は461万円なので、中小企業診断士になればかなり給与が上がると言っても過言ではありません。

出展:厚生労働省|jobtag「中小企業診断士」国税局|平均給与

中小企業診断士は替えが効かない貴重な仕事

「中小企業診断士はやめとけ」

こういった言葉を聞いたことがある方もいるかと思います。昨今、中小企業診断士はAIに取って代わられると言われることが増えました。では、本当にAIが代替可能な仕事なのでしょうか?

答えは "NO" です。中小企業診断士の仕事は単なるデータ整理や分析のみならず、顧客に深く寄り添って適切に対応する感情面も考慮する必要があります。そのため、ただ単に分析して数字を出すだけのAIに代替するのは難しく、当分は消えない職業だと言えるでしょう。

中小企業診断士の将来性に関してより詳しいことが知りたい方は、ぜひ下の記事をご一読ください。

中小企業診断士のよくある質問

ここでは、中小企業診断士についてよくある質問に回答していきます。

中小企業診断士試験の合格率はどれくらい?

中小企業診断士試験には、1次試験と2次試験が存在します。1次試験の合格者数と合格率の推移は以下のようになっており、合格率は30%前後であることが分かります。

1次試験

合格者数

合格率

2024年(令和6年度)

5,007

27.5%

2023年(令和5年度)

5,521

29.6%

2022年(令和4年度)

5,019

28.9%

2021年(令和3年度)

5,839

36.4%

2020年(令和2年度)

5,005

42.5%

2019年(令和元年度)

4,444

30.2%

次に2次試験の合格率については、以下の表のようになっています。このように、2次試験では難易度が少し上昇し、合格率は20%前後になることが分かります。

二次試験

合格者数

合格率

2024年(令和6年度)

1,516

18.7%

2023年(令和5年度)

1,555

18.9%

2022年(令和4年度)

1,625

18.7%

2021年(令和3年度)

1,600

18.3%

2020年(令和2年度)

1,174

18.4%

2019年(令和元年度)

1,088

18.3%

したがって、1次試験および2次試験を合わせた最終的な合格率は、5%前後であることが分かります。このように中小企業診断士試験の合格は容易ではなく、通信講座の利用は非常に重要だと言えます。

中小企業診断士の試験の難易度がどれくらいなのか詳しく気になる方は、ぜひ下の記事をご参照ください。

出典:CMCA公式サイト

中小企業診断士は独学でも合格可能?

中小企業診断士の独学は厳しい

中小企業診断士の試験には特に受験資格がないため、独学で挑戦することは可能です。

しかし、直近5年間の一次試験平均合格率は約27%、記述式の二次試験は18%前後、同一年で一次・二次を突破するストレート合格率はわずか4〜5%にとどまるなど、その道のりはかなり厳しいものがあります。

特に、記述式の二次試験は公式解答が公表されず、自己採点が極めて困難であり、自分の答えが正しいかどうかを判断することが非常に難しいです。

このような問題形式では、自分の答案を客観的に評価することが困難なので、講師による適切な指導があると圧倒的に有利になります。

また、診断士試験は1次試験と2次試験の間隔も約50日しかないため、効率的に学習計画を立てて管理することが求められます。独学ではこうした計画的な学習スケジュールの作成と実行がさらに難しくなります。

総じて、中小企業診断士試験の独学には限界があるため、通信講座による洗練されたカリキュラムのもと、プロの指導を受けて学ぶことを推奨します。

それでも中小企業診断士を独学で受けるべきか悩む方は、ぜひ下の記事をおご一読ください。中小企業診断士に独学で合格するための条件やおすすめする人の特徴などをご紹介しています。

中小企業診断士試験の対策はいつから始めるべき?

中小企業診断士試験の対策はいつから?

中小企業診断士試験の対策を始める最適なタイミングについては、合格に必要な学習時間と試験日程を考慮することが重要です。

一般的に、中小企業診断士試験に合格するためには約1000時間の学習が必要とされています。この学習量を考えると、1年間の準備期間を見込むことが望ましいです。

1次試験が例年8月に実施されることを考慮すると、試験の1年前、つまり前年の8月に学習を開始することが一つの目安となります。このスケジュールに従えば、1次試験と2次試験の両方に対して十分な準備時間を確保することが可能となるでしょう。

中小企業診断士のおすすめ通信講座まとめ

講座

総合スコア

スタディング

4.91

アガルート

4.77

クレアール

4.76

TAC

4.69

診断士ゼミナール

4.68

ここでは中小企業診断士試験の対策におすすめの通信講座を、各社の強みや弱点を比較しながらご紹介しました。

自分に合った通信講座を選んで、ぜひ中小企業診断士の資格を手にしてください!