司法試験/予備試験の予備校・通信講座おすすめランキング|人気10社を徹底比較

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司法試験は日本で最も難易度が高く、そして権威のある試験の一つです。​また司法試験の受験資格を得るための予備試験も、司法試験以上に高難度となっており、法曹への道は極めて厳しいものがあります。

法律の専門家として必要な幅広い知識と、複雑なケースに対する洞察力が問われる司法試験の対策においては、予備校や通信講座の活用はほぼ必須です。各講座は独自のカリキュラムやサポート体制を持ち、試験対策を力強く後押ししてくれます。

ここではそんな司法試験の予備校・通信講座を厳選し、ランキング形式でご紹介します。

今回は6個のポイントで司法試験/予備試験の予備校・通信講座を比較しました!!

この記事で検証した比較ポイント
  1. 受講料の安さ
  2. 初心者の学びやすさ
  3. 担当講師と講義の質
  4. サポート体制
  5. 合格実績
  6. 評判・口コミ

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司法試験の講座は受講料や実績から総合的に判断!

今回、10社の司法試験予備校・通信講座を比較した結果、最もおすすめの講座は「アガルート」でした。

アガルートは初学者でも最短で合格を目指せるカリキュラムが特徴です。また、受講料は90万円と大手予備校と比較するとすると安い上、合格者は全額返金制度も利用できるため実質無料で受講できる可能性があることも魅力です。

一方、少し高い受講料を払ってでも確実な合格を目指したいという人には「伊藤塾」の利用もおすすめです。伊藤塾は2023年度試験では1,556人の司法試験合格者を輩出するなど、合格実績では業界でも他社を圧倒しています。

司法試験の予備校・通信講座おすすめ人気ランキング

以下では、司法試験や予備試験の対策ができるおすすめの予備校・通信講座を一挙紹介していきます。

この記事で紹介する講座一覧
  1. アガルート
  2. 伊藤塾
  3. 資格スクエア
  4. BEXA
  5. スタディング
  6. 辰巳法律研究所
  7. 加藤ゼミナール
  8. LEC
  9. スクール東京
  10. Wセミナー

アガルート|初心者でも最短合格が目指せる最強カリキュラム

アガルートの司法試験・予備試験講座

総合スコア

4.75

最短合格が目指せる総合力抜群の司法試験・予備試験講座。

受講料の安さ

4.15

オンライン講座としては高価格帯だが、合格すれば受講料全額返金。

初心者の学びやすさ

4.95

予備試験ルート・法科大学院ルートのどちらにも対応したカリキュラム。

重要事項に特化した教材で膨大な範囲も効率よく学べる。

担当講師と講義の質

4.86

総勢20名以上の精鋭講師陣による指導が受けられる。

サポート体制

4.89

添削や論文ゼミ、バーチャル校舎、ホームルームなど通学予備校に負けない徹底したサポートを用意。

合格実績

4.91

令和5年度は641名の司法試験合格者を輩出しており、通信講座としては業界最高の合格実績を誇る。

評判・口コミ

4.73

急速に合格者数を伸ばしており、受講生からの評判も非常に良い。

アガルートは数ある司法試験・予備試験講座の中でも特に短期合格を目指せる講座として仕上がっており、「最短ルート、アガルート」というテレビCMでも有名です。

法律初学者からでも1〜2年で予備試験合格が目指せる厳選されたカリキュラム設計が特徴であり、実際に非常に多くの受講生がアガルートで短期合格を達成しています。

開講から10年で破竹の勢いで合格者数を伸ばしており、令和5年も合格者全体の36%を占める641名の司法試験合格者を輩出するなど、今最も勢いのある司法試験講座です。

コース名

価格(税込)

予備試験最短合格カリキュラム フル

998,800円

予備試験最短合格カリキュラム ライト

888,800円

マネージメントオプション

866,800円

論文基礎力養成カリキュラム

350,240円

司法試験インプットカリキュラム

289,130円

司法試験アウトプットカリキュラム

518,829円

総合講義300/全7科目

323,400円

総合講義300/憲法

76,780円

総合講義300/行政法

54,780円

総合講義300/民法

76,780円

総合講義300/商法

54,780円

総合講義300/民事訴訟法

54,780円

総合講義300/刑法

76,780円

総合講義300/刑事訴訟法

54,780円


アガルート受講生の口コミ

アガルートアカデミーの答練の話を聞いて、答練に付いている参考答案を読んで、どのようなことが当該事案では問題となるのか、どう論述を展開するのかということを考え、そこで得た考え方・書き方を既修者と組んでいたゼミで交換する答案に反映させ、意見をたたかわせることを通じて、司法試験の答案の書き方を学んでいった。

このことが合格につながったと考えている。

アガルート 合格者の声

アガルートは、他の予備校に比べるとシェアが高いにもかかわらず比較的安価でした。私は法律の初学者で、いきなり高額な支出をすることにためらいがあったので、アガルートを受講する敷居は他の予備校より低いと感じました。

また、アガルートは、テキストが必要十分な内容に厳選されていることと、細分化された講義映像をいつでもどこでも視聴できるのが魅力的でした。

アガルート 合格者の声

アガルートのテキストは、様々な色で区別されていたり、「Point」や「Advance」などの記号が付されており、見やすいです。さらに、これまで過去の司法試験(旧試も含む)で出題された論点については出題年度が掲載されており、メリハリが付けやすいです。

このように丁寧に整理されたアガルートのテキストを何度も読み返し、理解を深め、アガルートの重問をこなして理解の定着を図ることで、着実に実力をつけることができると思います。

アガルート 合格者の声

アガルートの司法試験・予備試験講座は、テキストや講義で学ぶべき内容が丁寧に整理されていると口コミで評判でした。

特に初めて司法試験に挑戦する際はどこに力を入れて勉強すれば良いかが分からずに苦労することも多いですが、アガルートで学ぶことで効率よく合格を目指すことができるでしょう。

アガルートの他社と比べた強み・メリット

アガルートのカリキュラムは法律知識0からでも学べるように設計されており、アウトプットの量をできるだけ確保することで実践を通じて理解を深めることができるようになっています。そのため、初めて司法試験に臨む方でも効率よく実力を身につけることが可能です。

また、アガルートを受講して予備試験に合格した場合、受講料が全額返金されるという破格の合格特典を用意しているのもアガルートの大きな強みです。

司法試験・予備試験講座はどれも価格が非常に高額なので、こうした返金特典は極めて魅力的です。

アガルートの弱点・デメリット

アガルートの司法試験・予備試験講座は他の通信講座と比較しても高価格帯となっています。

それでも基本的には伊藤塾よりも安く受講できるコースが多いのですが、個別指導が手厚いコースを選択すると伊藤塾と同じかそれ以上の料金になってしまうこともあります。

オンライン講座だからといって決して格安ではないという点については注意しておきましょう。

アガルートはどんな人におすすめ?

「オンラインで柔軟に学びたいけど、合格実績の高さも重視したい」という方には、アガルートはまさにピッタリの司法試験・予備試験講座です。

アガルートはオンライン特化で学ぶ通信講座としては業界トップの合格実績を誇ります。

また、伊藤塾等とは異なり講座の設計段階からオンライン受講を想定された作りとなっているので、講義動画の視聴やWebテキストの閲覧など、各種オンライン学習システムが充実しています。
そのためサークルやバイト・授業で日々まとまった勉強時間を取るのが難しい大学生や、働きながら司法試験合格を目指す社会人の方にとって、オンラインでも質の高い学習が可能なアガルートはまさに理想的な講座と言えるでしょう。


項目

内容

ポイント

価格

888,800円〜

​伊藤塾よりは割安

追加の個別指導を付けると一気に高額になるので注意。

カリキュラム

最短ルートが目指せる独自のカリキュラム

​インプットを前倒しで終わらせることでアウトプットに時間を割ける

講師

工藤北斗、谷山政司、丸野悟史、渥美雅大、渡辺悠人、石橋侑大、東浩作、林裕太、富川純樹、笠井佳樹、一之瀬和彦、小島武士、小林達雄、若杉咲良、岡大貴、船戸久史、田中耕一、豊崎章央、寺岡拓也、井上絵理子、佐藤高紳、北川大裕、江原佐和

全講師が新司法試験合格者

講師数は業界最大

オンライン教材

講義動画、Webテキスト、音声ダウンロード、学習進捗管理、オンライン添削

スマホやPCでも快適に学べる

学習の進捗率をオンラインで管理

合格実績

641名の司法試験合格者を輩出(令和5年度)

司法試験合格者の36%をアガルート生が占有

サポート体制

質問対応、月一のホームルーム動画、バーチャル校舎、論文マンスリーゼミ、定期カウンセリング、個別指導オプション

通学予備校レベルの手厚いサポート体制

アガルートの司法試験・予備試験講座をさらに詳しく知りたい方はこちら。


伊藤塾|圧倒的な合格実績を誇るトップ予備校

伊藤塾の司法試験・予備試験講座

総合スコア

4.73

業界トップの合格実績を誇る定番の司法試験予備校。

受講料の安さ

3.88

通常コースもオプションによる個別指導も全て高額。

初心者の学びやすさ

4.72

学力の高い学生が多く受講していることもあり、教材のレベルはやや高め。

担当講師と講義の質

5.00

長年に渡り合格者を輩出し続けたレジェンド講師たちが指導を担当。

サポート体制

5.00

オンラインでも対面でも、講師やマネージャーに気軽に相談できる。

合格実績

5.00

伊藤塾受講生の予備試験受験者487名のうち479名が合格(令和5年度)

評判・口コミ

4.78

難関大学の学生を中心に圧倒的な信頼を集めている。

伊藤塾は司法試験対策の定番予備校であり、他社を圧倒する合格実績を毎年のように記録し続けているのが特徴です。直近の2023年度でも「予備試験ルートからの司法試験合格者」の93.3%が伊藤塾の受講生という異次元の合格者占有率を記録しています。

講義や添削といった基本的な指導のレベルが高いのはもちろん、現役弁護士の話を聞く機会も積極的に設けているなど、大手予備校である伊藤塾ならではのサポートも魅力的となっています。

コース名

価格(税込)

司法試験入門講座 合格プレミアムコース 本科生

1,238,500円

司法試験入門講座 合格プレミアムコース 本科生+リーガルトレーニング

1,459,000円

司法試験2年合格コース 本科生

1,188,600円

法科大学院1年合格コース

999,200円

基礎生7科目+リーガルトレーニング

998,700円

伊藤塾受講生の口コミ

なにより講師の熱意のおかげです。ネガティブな自分を時に厳しく時に優しく励まして下さり、自信を与えてくれました。またゼミでは、同時期に勉強を始めた人達がこんなに論文書けているのか、と大きな刺激になりました。

伊藤塾 予備試験 合格者の声

短答式の過去問対策は伊藤塾学習支援システムで行いました。

正誤の履歴が出る点が復習に役立ちました。

伊藤塾 予備試験 合格者の声

初めは独学で挑戦してみようと決意しました。しかしいざ勉強を開始してみると、何から手をつけて良いのか全くわからず、潔く独学をあきらめ、評判の良い伊藤塾に入塾しました。そこからは自分で勉強法を考えることはあまりなく、伊藤塾からいただいたカリキュラムに沿って学習をしていきました。

伊藤塾 予備試験 合格者の声

伊藤塾の受講生からは「カリキュラムに沿って安心して学習を進めることができた」といった口コミが多く寄せられていました。

また、「まさか合格できるとは思わなかった」と言った驚きの声も多く挙がっており、沢山の人が伊藤塾で一気に実力アップすることができていることが伺えます。

伊藤塾の他社と比べた強み・メリット

長年に渡り業界トップの合格者占有率を記録し続けている伊藤塾ですが、その実績を支えるのは抜群の指導力を持つカリスマ講師陣です。
伊藤真塾長を含む名物講師から指導が受けられるのは、伊藤塾最大の強みと言って良いでしょう。

2023年度には1位合格者・最年少合格者をそれぞれ輩出していることからも、その指導力の高さが伺えるでしょう。

伊藤塾の弱点・デメリット

伊藤塾の最大のデメリットは受講料がかなり高額であることです。初学者から合格を目指す場合は少なくとも100万円の出費が必要なケースが多く、これに個別指導や添削指導を上乗せするとさらに価格が跳ね上がります。

そのため伊藤塾を最大限活用するためには相応の出費を覚悟しなければならないでしょう。

また、伊藤塾は東大や京大、早慶といった難関大法学部の受講生が非常に多いのも特徴です。そのため教材や授業のレベルは高く、法律初心者はついていくのに苦労する可能性があるでしょう。

伊藤塾はどんな人におすすめ?

近年はアガルートや資格スクエア等のオンライン講座が人気を集めていますが、伊藤塾の圧倒的な合格者占有率は健在であり、合格実績は現在も伊藤塾がトップを独走しています。

そのため合格実績の高さや安心感を重視する方にとって、伊藤塾以上に適した司法試験予備校は存在しないと言って良いでしょう。

伊藤塾の公式サイトはこちら

項目

内容

ポイント

価格

1,188,600円〜

業界トップクラスに高い

カリキュラム

網羅生が高い

丁寧なインプットで盤石な知識を身につけられる

講師

伊藤真、呉明植、伊関祐、本田真吾、山本悠揮、横山えみこ、平裕介、佐藤康行、熊澤美帆、秋島成宏、赤羽根大輝、永田洋子、釜田雄介、村井勝則、岡崎敬

司法試験業界で著名なカリスマ講師が勢揃い

オンライン教材

PCやスマホで講義の視聴が可能

オンライン学習は講義視聴などに限られる

合格実績

合格者占有率は司法試験87.4%(2023年度実績)

他社の追随を許さない圧倒的な実績

サポート体制

Web上からも質問・相談対応

通学組は校舎で直接相談もできる

個別指導は別途料金が必要

相談は予約が必要なケースもある

伊藤塾の司法試験・予備試験講座についてより詳しく知りたい方はこちら。


資格スクエア|安い受講料・質の高い教材でコスパ最高

資格スクエアの司法試験・予備試験講座

総合スコア

4.66

価格とサービスのバランスが良いコスパ最高の講座。

受講料の安さ

4.62

他社と比べてかなりお手頃価格で受講できる。

初心者の学びやすさ

4.73

各フェーズでやるべきことが具体化されており、1歩ずつ合格を目指せる。

担当講師と講義の質

4.72

予備試験・司法試験で上位合格を果たした講師が担当。

サポート体制

4.78

独自の学習習慣化プログラムで挫折しないで続けられる。

合格実績

4.66

資格スクエア受講生の予備試験合格率は平均の7.24倍(令和5年度)

評判・口コミ

4.59

合格者の声はアガルートや伊藤塾と比べると母数が少ない。

資格スクエアは0から合格が目指せる「合格フルパッケージ」で759,000円と非常に安く、その上で質の高い教材・サポートも提供されているコスパ抜群の司法試験・予備試験講座となっています。
また、伊藤塾やアガルートと比較すると見劣りするものの、2023年度試験では予備試験合格率25.9%(平均の7.24倍)という確かな合格実績を持つのも強みです。

コース名

価格(税込)

合格フルパッケージ

759,000円

合格フルパッケージ(製本テキストなし)

719,400円

導入期パック

110,000円

基礎問期プラン

209,000円

論文過去問期プラン

132,000円


資格スクエア受講生の口コミ

高野先生は人柄が語り口に出ていて非常に柔らかで丁寧に説明してくれました。先生の基礎講座は初学者の私にもとてもわかりやすく、初学者にとってはベストチョイスの一つだと思いました。

あと、講座は2倍〜3倍の速度で聞いていたので、細かく視聴速度が指定できるのはとてもよかったです。

資格スクエア 合格者の声

論文は自然に書けるようになりました。資格スクエアの基礎問題は比較的簡単な問題が出題されているという印象でした。ほかの予備校だと、旧司法試験の問題などが出題されていて練習の段階で結構難易度が高いと感じていました。

資格スクエア 合格者の声

資格スクエアはネットを利用した講義の配信が優れているように感じました。視覚的というか、他の予備校は動画の画質もあまり良くなくて「使いにくそうだな」と思ったんです。それに比べると「最近のITやネットに強い」という印象を持って、「使いやすいんじゃないかな」と思ったっていうのが大きいですね。

費用があまり高くないというのもありました。伊藤塾も検討したんですが、そちらはちょっと高いなと思って。

資格スクエア 合格者の声

資格スクエアの受講生からはオンライン学習システムの使いやすさを評価する声が多く挙がっていました。

また、料金の安さが受講の決め手になったという方も多く見られました。

資格スクエアの他社と比べた強み・メリット

資格スクエアの最大の強みは、リーズナブルな料金ながらもサービスが充実しているコスパの良さです。

業界最多の205通もの論文添削やスキマ時間に学べる問題演習アプリなど、合格に必要な教材やサポートが全て揃った上で、伊藤塾の6〜7割の価格で受講することが可能です。

資格スクエアの弱点・デメリット

資格スクエアも平均の6倍以上の予備試験合格率を記録していますが、それでもアガルートや伊藤塾と比べると輩出している合格者数はかなり見劣りしてしまいます。

​また、上位2講座では予備試験・司法試験の両方で高い実績を記録していますが、資格スクエアで公開されている実績は予備試験のものに限られているのも安心感に欠けるポイントとなっています。

資格スクエアはどんな人におすすめ?

資格スクエアは受講料の安さと提供サービスのバランスの良さが魅力的なので、「司法試験講座を受講したいけど伊藤塾は高すぎる」とお考えの方には非常におすすめです。
また、資格スクエアは他社と比べても論文の添削指導の量がかなり多いので、あまりコストをかけずに論文添削をたくさん受けたいという方にも向いているでしょう。


項目

内容

ポイント

価格

759,000円

他社と比べて安い

カリキュラム

インプットとアウトプットを並行

「合格ロードマップ」「ステップ学習シート」でカリキュラムを可視化

講師

樋田早紀、斉藤伸明、佐々木一彦、宮武広

​講師数は4名と少なめ

オンライン教材

講義動画、問題集アプリ、AI模試

​オンライン学習機能の豊富さ・使いやすさは業界トップクラス

合格実績

予備試験最終合格率25.9%(2023年度実績)

全体の予備試験合格率の約7.24倍

サポート体制

学習進捗相談

質問対応

学習習慣化プログラム

学習習慣化プログラムで学習量が5倍に

205回の論文添削指導付き

資格スクエアの予備試験講座についてもっと詳しく知りたい方はこちら。


BEXA|個人の要望や苦手分野にも対応できる講座

BEXAの司法試験・予備試験講座

総合スコア

4.61

個々人の細かい要望にも対応できるスポット式講座。

受講料の安さ

4.56

講座によって異なり、お得なものから割高なものまである。

初心者の学びやすさ

4.66

受講内容を自分で選ぶので、合格まで一貫したカリキュラムで学びたい人には不向き。

担当講師と講義の質

4.76

人気講師が開講している講座も多い。

サポート体制

4.38

講座によって異なるが、基本的には質問対応などのサポートは限定的。

合格実績

4.67

合格者の3人に1人が利用している。

評判・口コミ

4.63

人気講座では多数の喜びの声が掲載されている。

BEXAはこれまで見てきた上位3社とは少し毛色が違う司法試験・予備試験講座となっており、利用者は講座ラインナップから好きな講師・講座を選んで受講することが可能です。

BEXAでは各講師がそれぞれ独自の講座を開講しており、講座によって指導科目や学習レベルが異なります。

「自分の苦手分野だけ対策する」といった使い方ができるということで人気を博しており、司法試験合格者の3人に1人に利用されています。

BEXA受講生の口コミ

入門・基礎講座を受講して分厚いテキストと膨大な法律用語で迷子になっていました。剛力先生のこの講座を受講すると、最低限の法律の概念や知識の「精度」を教えていただけます。

BEXA 司法試験・予備試験これだけ!75 受講生の声

段階を追って他の受講生と比肩できる十分な問題演習量を確保でき、かつ判例を中心とした基礎理論の体系的で網羅的な理解をできる王道と言える講座を探していた中で、本講義に出会い、受講を開始しましたが、最高の講義・テキストだとあらためて実感しており、順調に受講を進めています。

BEXA 吉野勲「王道基礎講座」 受講生の声

BEXAでは各講座ごとに受講生による口コミを確認することが可能です。

人気講座では「この講座のおかげで助かりました」などの効果を実感する声が多く寄せられており、苦手分野や弱点を克服する上でBEXAのピンポイントな講座が役立つことが伺えます。

BEXAの他社と比べた強み・メリット

BEXAならではの強みは、やはり自分に合った講義を自分で選べることです。

指導する講師・講座を1つ1つ選択できるので、自分が求めている内容だけをピンポイントで学ぶことができます。

BEXAの弱点・デメリット

BEXAでは各講師が各々で講座を提供しているので、安くて充実した講義もあれば、高い割に雑な講義に当たる可能性も存在します。
また、BEXAはあくまでもスポットで学ぶ内容のものが多いので、学習開始から合格まで一貫した指導を受けたい方には不向きとなっています。

BEXAはどんな人におすすめ?

BEXAはその講座の特性上、メインの対策講座として利用するというよりは、「他社予備校・通信講座で学んでいるけど、あとひと押し欲しい」という時に受講するのがおすすめです。

特に苦手分野の対策や、直前の追い込み期の知識補完といった用途でBEXAが活躍するでしょう。

BEXAの公式サイトはこちら

スタディング|業界随一の低価格とスマホ特化型学習

スタディングの司法試験・予備試験講座

総合スコア

4.33

スマホ学習に特化した超低価格講座。

受講料の安さ

5.00

伊藤塾の10分の1程度という業界トップクラスの安さが魅力。

初心者の学びやすさ

4.37

隙間時間の学習に特化しているので、メインの教材としては物足りない。

担当講師と講義の質

4.22

メインの講師は2名と他社と比べて少ない。

サポート体制

3.98

質問対応は実施しているが添削指導がない。

合格実績

4.01

予備試験・司法試験ともに一定数の合格者を輩出している。

評判・口コミ

4.39

仕事や育児と試験勉強を両立できたという口コミが多い。

スタディングの司法試験・予備試験講座は圧倒的な安さとスマホ学習に特化していることが特徴です。

​スタディングは全ての学習がスマホ上で行えるようになっており、講義の視聴やテキストの閲覧だけでなく、問題演習や学習スケジュールの管理までもスマホで行うことができます。

そのため通勤時間などを勉強時間に変えられるということで、働きながら司法試験合格を目指す社会人の方を中心に支持を集めています。

コース名

価格

予備試験合格コース(基礎)

89,100円

予備試験合格コース(総合)

138,000円

予備試験合格コース(総合)個別指導付き

398,000円

法科大学院生のための司法試験合格コース(総合)

129,900円

書ける!判例論証講座

77,000円

予備試験論文対策コース

76,780円


スタディング受講生の口コミ

法律を専門的に学んだことはなく、一から学習をはじめるにあたり、完全オンラインで自分のペースで学習でき、ポイントを絞って高速に全体像をつかめるStudyingの講座は最適でした。

特に、安価なことから、万一自分に合わなくても失うものは小さいと思い講座を購入しましたが、今振り返ると、最善の選択だったと思います。

予備試験は通らなかったものの論文式でそこそこの成績を残せたことから、ゴールは見えたと思い、在学中受験制度が始まった法科大学院に入学して、在学中に司法試験に合格するに至りました。

Studyingに出会わなければ今はないと思っています。

スタディング 司法試験合格者の声

法科大学院に進学するにあたり必須科目の基礎知識を身につけるためにスタディングへの入会を決めました。

法科大学院の授業を受ける前の予習の際や通学時間の間にこれまで勉強したことのなかった民事訴訟法や刑事訴訟法の学習をするために本講座を利用しました。

スタディング 司法試験合格者の声

スタディングはスマホでいつでもどこでも行えることから、通勤時間や入浴時間、睡眠前などの時間も活用できたので、効率的に記憶することができました。

ありがとうございました。

スタディング 司法試験合格者の声

スタディングの利用者からは「好きな時間に手軽に学べた」「オンラインで網羅的に学習ができた」など、オンライン学習システムの利便性を評価する声が多く挙がっていました。

また、直接司法試験にチャレンジする方だけでなく、その手前の法科大学院入試の対策のためにスタディングを活用する方も散見されました。

スタディングの他社と比べた強み・メリット

スタディングは「超格安で受講できる」という唯一無二の価値を提供している司法試験・予備試験講座であり、伊藤塾に通う場合と比べて10分の1程度の価格で受講可能です。

1から合格レベルまでカバーしている司法試験の対策講座でここまで安いものは他にはなく、価格面で圧倒的な優位性を持つ講座となっています。

また、隙間時間の学びやすさに特化しており、1回あたり30分程度のコンパクトな講義でちょっとした時間にも勉強を進められるのも強みとなっています。

スタディングの弱点・デメリット

スタディングは格安ということもあって、教材やサポートが限定されているのがデメリットとなります。

紙の教材はなくオンライン教材のみで、さらに添削指導も用意されていないので、スタディングだけで司法試験対策をするというよりは、市販の教材やロースクールの授業と組み合わせて合格を目指すような形になります。

スタディングはどんな人におすすめ?

圧倒的な安さが自慢のスタディングは、これまで金銭的な事情で司法試験にチャレンジできなかった人に非常におすすめです。

スタディングで足りない部分は市販の教材や法科大学院の授業などで補うことで、他社講座をフルで利用するよりも大幅に費用を抑えて司法試験対策が可能となります。

実際にスタディングで予備試験や司法試験に合格している方も多く確認できるので、経済的な負担を抑えたい方にとってスタディングは最適と言えます。

スタディングの司法試験・予備試験講座について詳しく知りたい方はこちら。



辰巳法律研究所|長い歴史と答練・模試の質が魅力の講座

辰巳法律研究所の司法試験・予備試験講座

辰巳法律研究所は、試験に出る可能性の高い問題を厳選した質の高い答練や模試が有名な司法試験予備校です。

辰巳法律研究所の講座には、一年間で集中して学びたい方向けの「ハイスピードスキーム」と、長期間かけてじっくり学びたい方向けの「スタンダードスキーム」があり、自分の生活習慣やキャリアプランに応じてコースを選ぶことが可能です。

また、辰巳法律研究所のテキストは市販もされており、解説が分かりやすいと口コミで評判です。

辰巳法律研究所の他社と比べた強み・メリット

辰巳法律研究所は長年の指導実績に裏付けられた信頼度の高さが大きなメリットとなっています。

アガルートや資格スクエア、スタディングなど、開講から10年未満の予備校・通信講座が多い中、辰巳法律研究所は1977年から50年近く法律指導を続けており、非常に安心して受講することができます。

辰巳法律研究所の弱点・デメリット

辰巳法律研究所は具体的な合格実績が非公開である点がネックとなっています。

また、受講者数が伊藤塾やアガルートなどと比べるとかなり少なくなっているので、周りに同じ講座で勉強している仲間がなかなか見つからないのもデメリットと言えます。

辰巳法律研究所はどんな人におすすめ?

辰巳法律研究所は労働法や国際私法といった選択科目に対する質の高い教材を多く揃えているので、他社の講座で学びつつ、選択科目の対策を強化したい場合などにおすすめです。

辰巳法律研究所の司法試験講座の公式サイトはこちら

加藤ゼミナール|予備校の元トップ講師による圧倒的指導

加藤ゼミナールの司法試験・予備試験講座

加藤ゼミナールは予備校で高い人気を誇っていたベテラン講師陣たちが集まって設立された比較的新しい司法試験予備校です。講師は加藤喬、高野泰衡、加藤駿征の3名が担当しています。

加藤ゼミナールの他社と比べた強み・メリット

受講料金が「司法試験合格パック」で442,000円と他社と比べてかなり安いにも関わらず、抜群の指導実績を持つ講師による指導が受けられるのが加藤ゼミナールの最大のメリットです。

実際、加藤講師や高野講師の講義を求めて、開講して間もないながら多数の受講生を獲得しています。さらに2023年度試験で既に212名の司法試験合格者を輩出しているなど、現在注目の司法試験予備校の1つとなっています。

加藤ゼミナールの弱点・デメリット

加藤ゼミナールは完全オンラインでの提供となっており、校舎に通って勉強したい方にとってはこの点がデメリットとなっています。

また、2021年設立ということもあり、教材やサポート体制は今後磨きがかかってくる部分があると思われます。長年にわたって確かな実績を出し続けてきた伊藤塾やLECなどの予備校の体制と比べると、少々安心感は劣るでしょう。

加藤ゼミナールはどんな人におすすめ?

加藤ゼミナールは加藤喬、高野泰衡、加藤駿征といったカリスマ講師による講義が格安で受講できるのが特徴なので、教わる講師の質にこだわりたい方には特におすすめです。

また、過去に加藤講師や高野講師の指導を受けた経験があり、引き続き彼らに教わりたい方にもぴったりです。

加藤ゼミナールの公式サイトはこちら

LEC|通算合格者数は5,000人以上と信頼のおける予備校

LECの司法試験・予備試験講座

LECは40年以上にわたって司法試験の指導を続けている大手資格予備校です。1993年から2023年までの約30年間で5337名もの司法試験合格者を輩出しているなど、毎年着実な実績を残し続けています。

LECの他社と比べた強み・メリット

LECの司法試験講座は特にテキストの評判がよく、独自の「セブンサミットテキスト」は網羅性の高さや図解のわかりやすさが受講生から人気を集めています。

また、「全ての科目を1人の講師から教わる」という珍しい指導形態を採用しており、これにより複数の講師で伝え方や解釈が異なったり、指導内容が重複してしまうといった事態を防いでいるのもLECならではの強みです。

LECの弱点・デメリット

LECは長年の指導実績のある予備校ということで講座費用は高く、コースによっては伊藤塾と並ぶ出費を覚悟しなければならないのがデメリットとなっています。

また、合格実績を比べると伊藤塾やアガルートに見劣りしてしまい、受講料を比べると資格スクエアやスタディングに見劣りしてしまうという、特出した強みが見出しにくいのも弱点だと言えるでしょう。

LECはどんな人におすすめ?

LECは司法試験以外にも様々な資格試験の対策講座を開講しています。過去に他の資格試験の対策でLECを受講していた方であれば、通い慣れたLECで司法試験の対策も引き続き行うのがおすすめと言えます。

また、LECはあらゆる司法試験・予備試験の対策ができる予備校の中でも特に多くの校舎を全国に保有しているので、校舎に通って勉強のペースを掴みながら学びたい方にも向いています。

LECの司法試験講座の公式サイトはこちら

スクール東京|低価格の個別・少人数指導が特徴

スクール東京の司法試験・予備試験講座

スクール東京は個別指導と少人数ゼミに特化した司法試験・予備試験講座を開講しています。

従来は基本的に通学での受講となっていましたが、現在ではビデオ通話によるオンライン指導にも対応しています。

スクール東京の他社と比べた強み・メリット

スクール東京は個別指導の安さが大きなメリットとなっています。

伊藤塾やアガルート等の個別指導と比べてスクール東京はリーズナブルであり、「金銭的な事情で通っている予備校の個別指導が受けられない」という場合にも重宝するでしょう。

スクール東京の弱点・デメリット

スクール東京は少人数の講師陣により運営されている規模の小さい予備校なので、受講生の数が少なく、大手の予備校と比べるとサービスが必要最小限に絞られているのが弱点です。

実際、オンライン学習システムやオリジナルの教材などは充実しているとは言えません。

スクール東京はどんな人におすすめ?

スクール東京はすでに予備校のコースを受講している方で、個別指導を追加して実力を底上げしたいという方におすすめです。

スクール東京をメイン講座として使用するというよりは、他の司法試験講座で学びつつ、実践的な解答力を身に付けたい際にスクール東京の個別指導を使用する、といった形での受講がおすすめです。

スクール東京の公式サイトはこちら

Wセミナー

Wセミナーの司法試験・予備試験講座

Wセミナーは、コストパフォーマンスの高さと実践的な講座内容が特徴の司法試験講座を開講していました。

他の主要な予備校と比較してもWセミナーはかなりリーズナブルな価格設定をしており、特に初心者が主に受講する「ハイブリッド予備合格スタンダードパック」は税込549,000円と非常に安いのが特徴的でした。

学習コースは「ハイブリッドシリーズ」と「超速シリーズ」などがあり、ハイブリッドではインプットを重視して盤石な知識の獲得を目指せる一方で、超速シリーズでは短期合格を目指したアウトプット重視のカリキュラムを用意していました。

このように質の高い指導とコストの安さを兼ね備えた講座ですが、具体的な合格実績が公表されていないのがデメリットでした。

現在ではWセミナーの司法試験講座は終了してしまったので、受講を検討していた方は注意が必要です。


司法試験予備校・通信講座の比較一覧表

講座

総合スコア

受講料の安さ

初心者の学びやすさ

担当講師と講義の質

サポート体制

合格実績

評判・口コミ

アガルート

4.75

4.15

4.95

4.86

4.89

4.91

4.73

伊藤塾

4.73

3.88

4.72

5.00

5.00

5.00

4.78

資格スクエア

4.66

4.62

4.73

4.72

4.78

4.66

4.59

BEXA

4.61

4.56

4.66

4.76

4.38

4.67

4.63

スタディング

4.33

5.00

4.37

4.22

3.98

4.01

4.39

今回ご紹介した予備試験・司法試験講座の中でも特に人気の5社を比較した表が上記になります。

総合トップは業界トップクラスの合格実績を保有しつつ、価格とサービスのバランスも優れているアガルートに軍配が上がりました。

一方で講座によっては料金に強みがあるものから、初心者の学びやすさが評価されているものなど、各講座で推しポイントが異なることが分かります。

以下では各項目ごとに上記予備校・通信講座をより詳しく比較してみましょう。

料金の安さを比較

講座

受講料の安さ

スタディング

5.00

資格スクエア

4.62

BEXA

4.56

アガルート

4.15

伊藤塾

3.88

料金の安さで比較すると、やはりスタディングの評価が圧倒的に高くなります。

司法試験講座は受講に100万円以上かかってしまうことも珍しくない中、スタディングであれば10〜15万円ほどで受講することが可能です。

これまで受講料の高さがネックで法曹の夢を閉ざしていた方にとって、スタディングはまさに救世主のような存在と言えるでしょう。


初心者の学びやすさを比較

講座

初心者の学びやすさ

アガルート

4.95

資格スクエア

4.73

伊藤塾

4.72

BEXA

4.66

スタディング

4.37

初めて司法試験に挑戦する方や非法学部の方で法曹を目指す方にとって、初心者の学びやすさは重要です。

その点、アガルートの司法試験講座ではメインのテキストがフルカラーで色分けされているなど、初心者の方でも抵抗なく勉強が進められる工夫がところどころに散りばめられています。

また、インプットに時間をかけすぎずアウトプット量を意識したカリキュラム設計となっているので、初心者でも短期合格が目指すことができるのもアガルートならではの強みと言えるでしょう。


講師・講義のクオリティを比較

講座

担当講師と講義の質

伊藤塾

5.00

アガルート

4.86

BEXA

4.76

資格スクエア

4.72

スタディング

4.22

各予備校の講師陣を比較すると、やはり伊藤塾の講師の豪華さが目立ちます。

創業者である伊藤真講師は今でも教鞭をとっておられるので、伊藤塾を作り上げた方の指導を受けることが可能です。

そのほかにも本田真吾講師など受講生から絶賛されている精鋭講師が集っているので、彼らの指導のもとで試験対策を進めることで着実に合格に足る実力に近づくことができるでしょう。

サポート体制を比較

講座

サポート体制

伊藤塾

5.00

アガルート

4.89

資格スクエア

4.78

BEXA

4.38

スタディング

3.98

司法試験・予備試験講座はどこも価格が高いこともあり、サポートは基本的にどの講座でもかなり手厚い傾向があります。

その中でも伊藤塾は、学習だけでなく「法律実務化講座」や裁判所等を見学する「スタディツアー」など、法曹としてのキャリアの参考になるような機会も提供してくれるという魅力があります。

また、アガルートもオンライン特化型の講座としてはずば抜けてサポートが手厚く、挫折しがちな司法試験も講師が伴走してくれることで走り抜けることができるでしょう。

合格実績を比較

講座

合格実績

伊藤塾

5.00

アガルート

4.91

BEXA

4.67

資格スクエア

4.66

スタディング

4.01

司法試験の合格実績を比較すると、やはり伊藤塾が圧倒的に優れています。

しかし現時点で伊藤塾が最高の実績を誇ることに変わりはありませんが、アガルートも合格者占有率を年々高めていっており、これまで伊藤塾一強だった勢力図が変わりつつあります。

実際、アガルートは合格者全体の36%を占める641名もの合格者を輩出しているので、今まさに注目の司法試験対策講座であると言えるでしょう。


自分に合った司法試験予備校・通信講座の選び方

司法試験と予備試験対策の予備校・通信講座の選び方

自分の状況や確保できる勉強時間などによって、選ぶべき予備校・通信講座が変わってくることも多いです。

ここでは状況別の司法試験・予備試験講座の選び方を見ていきましょう。

社会人から司法試験を目指す人

社会人として働きながら司法試験合格を目指す場合、仕事と勉強の両立が大きな課題となります。そのため校舎に通わずとも質の高い学習ができることや、通勤時間などの隙間時間に勉強できるかが重要となってきます。

こうした事情を考えると、やはり開講当初からオンライン特化で講座を提供しているアガルートの司法試験・予備試験講座がおすすめとなります。

アガルートは優れたオンライン学習システムを提供しつつ、大半の通学予備校以上の合格実績を記録しているので、忙しい社会人の方にはピッタリと言えるでしょう。

あと一歩で不合格になってしまった人

前回の試験であと一歩で不合格になってしまった人は、自分の苦手範囲だけをピンポイントで対策できるBEXAがおすすめとなります。

また、スタディングの司法試験講座を受講しつつ、過去に受講していた予備校の教材(あるいは市販教材)も使いながら試験対策を行うのも、出費を大きく抑えつつ直近の法改正や試験事情にキャッチアップできるので非常に良いでしょう。

みんなが選ぶ定番講座をお探しの人

司法試験・予備試験講座はかなり価格が高いので、「できるだけ外したくない」という思いは他の資格試験講座以上に強くなるものです。

そんな方にとって、毎年のように圧倒的な合格者占有率を記録している伊藤塾は抜群の安心感を与えてくれるでしょう。

実際、難関大の学生などは無条件で伊藤塾を選ぶという方も少なくないので、定番講座をお探しならやはり伊藤塾を選ぶのが良いでしょう。

最短合格を目指す人

とにかく短期での合格を目指すのであれば、アガルートの「最短合格カリキュラム」がおすすめです。

このカリキュラムでは司法試験の肝である論文試験の対策を中心に進行するので、本番試験で求められる解答作成能力を短期間で高めることが可能となっています。

さらにこちらのカリキュラムの受講者が無事予備試験に合格した場合、受講料が全額返金されるという破格の合格特典まで用意されています。

そのため今年度はガッツリ追い込んで最短合格を目指したいという方にとって、アガルートの最短合格カリキュラムは最適な選択肢と言えるでしょう。


司法試験対策は通学とオンラインどちらが良い?

司法試験・予備試験を目指す方の中には、学習スタイルとして通学にするかオンライン受講にするかを迷っている方もいるでしょう。

スキルアップ研究所が実施した「スキルアップの方法に関する実態調査」では、学習者が対面指導やオンライン講座などの様々な学び方について、どのような意識を持っているのかを調査しました。

このうち「スキルアップに取り組む方法として、オンラインとオフラインのどちらが取り組みやすいですか」という質問に対しては67%が「オンライン」と回答しており、近年はオンラインでの学習が主流になってきていることが伺えます。

また、オンラインが支持される理由としては「いつでも取り組める」が首位となり、次点で「場所を選ばない」が挙げられていました。

特に近年では通信網の発展や高性能なスマートフォンの普及によりオンライン学習の利便性やクオリティがますます高まっています。そのため従来式の「予備校に通学して勉強する」スタイルよりも、便利で効率的なオンライン講座が今後も選ばれる傾向が続くと考えれるでしょう。

【合格者アンケート】司法試験合格を目指す際の注意点

スキルアップ研究所では、司法試験合格者2名に対して司法試験の学習に関するアンケートを実施しました。

合格者の方々から得られた情報も交えながら、こちらの見出しでは司法試験合格を目指すにあたり注意すべきことを解説していきます。

必要な勉強時間の目安

必要な勉強時間の目安_dkdtsc.png (600×379)

司法試験合格までの勉強時間の目安は3,000~10,000時間と言われています。最難関大学に通われ、学習のコツを掴んでいる方は最短で3,000時間で合格まで辿り着けます。

一方で、これまでの学習経験が乏しい方は最大で10,000時間、場合によってはそれ以上かかるケースも散見されます。

スキルアップ研究所のアンケートでは、1名が2,000時間未満、もう1名が4,000~6,000時間のレンジで合格を果たしており、概ね目安通りの学習時間で合格を果たされていることがわかります。

また、法務省が第69期司法修習生を対象に行なった「予備試験の受験回数に関するアンケート」 では、下記のような結果が出ています。

受験回数

回答率

1回

51.0%

2回

30.3%

3回

14.8%

4回

3.9%

一般的に予備試験を初受験するまでの期間は1~2年ほどと言われているため、学習にかかる期間の目安は最短で1~2年、長くて4~5年ほどであることがこちらのデータからわかります。

スキルアップ研究所のアンケートでは、1~2年で合格されたケースと2~3年で合格されたケースをそれぞれ観測できたため、概ね2~3年ほど本腰を入れて学習を行うことで合格に辿り着くことができると言えます。

論文式試験対策は早めのスタートが鍵

予備試験・司法試験の両試験で合格に向けた最大の関門となるのが論文式試験です。

知識の暗記で一定程度の得点が見込める短答式試験とは異なり、論文式試験は論理的に文章を書く力、日本語力、法律の運用力など総合的な力が試されます。

そのため、一朝一夕で試験合格に必要な力を身につけることは難しく、試験対策序盤から答案の書き方を学び実力を引き上げることが必須です。

また、論文式試験の答案力はプロ講師からの客観的なアドバイスが必要不可欠であり、そのためにも通信講座・予備校の利用が必須となります。

よって、学習初期からこまめに答案添削を受けて、論文式試験の得点力をアップさせるよう努力することが大切です。

司法試験合格後は司法修習が始まる

司法試験に晴れて合格を果たした後も、弁護士として研鑽の日々が続き、その第一歩として1年間の司法修習が待ち構えています。

主に集合修習と実務修習の2種類の修習が用意されており、前者は埼玉県の和光市の施設にて行われ、後者は全国各地で行われてます。

お給料も毎月一定額用意されており、1年間を通して司法修習に専念するための環境が整えられているのです。

また、司法修習では多くの仲間と出会う機会もあるため、新しい出会いをモチベーションに修習を過ごしていくと良いでしょう。

司法試験・予備試験に関するよくある質問

ここからは、司法試験についてよくある質問に回答していきます。

司法試験の難易度は?

実施年度

合格者数

合格率

令和5年

1,781人

45.3%

令和4年

1,403人

45.5%

令和3年

1,450人

41.5%

令和2年

1,450人

39.2%

令和元年

1,502人

33.6%

令和元年以降の司法試験の合格者数および合格率は、上記の表のようになっています。

一見すると難易度はそこまで高くないように見えますが、司法試験を受けるには受験資格を得る必要があるため、実際の難易度は非常に高いと言えます。

司法試験は受験資格を得るのが大変

受験資格を得る方法の一つとして、法科大学院の卒業が挙げられます。この方法では、大学院で2〜3年間のカリキュラムを修了する必要があります。法科大学院にも入学試験がある上、学費もかかるため簡単な道とは言えません。

受験資格を得るもう一つの方法は、予備試験に合格することです。予備試験に合格すれば無条件で司法試験を受験する資格を得られます。では、予備試験の合格率や合格者数はどのようになっているのでしょうか。

年度

合格者数

合格率

令和5年度

479人

3.58%

令和4年度

472人

3.63%

令和3年度

467人

3.99%

令和2年度

442人

4.17%

令和元年度

476人

4.04%

令和元年以降の予備試験の合格率は上記の表のようになっています。

合格率が5%以下であるということからも分かる通り、予備試験は非常に難易度の高い試験です。さらに、予備試験に合格した後には法科大学院を修了した人々と、合格率が半分を下回る司法試験で競わなければなりません。

このように司法試験の難易度は、あらゆる試験の中でもトップレベルに高いことが分かります。法科大学院に通うことなく司法試験での合格を掴み取るためには、予備校や通信講座の活用は必須だと言えます。

司法試験の対策はいつから始めるべき?

司法試験の対策はいつから始めるべきか

「最短で試験の2年前から学習を始めるべきだが、人によってはもっと早くから開始する必要がある」が回答になります。

司法試験対策は、予備試験ルートと法科大学院(ロースクール)ルートの2つがあります。

予備試験ルートであれば最短で2年(予備試験1年、司法試験1年)、ロースクールの場合も通学期間も含めて2年での合格が最短となります。

そのため大学生の場合、大学2年生頃から予備試験対策を始めるのが良いでしょう。一方でロースクールに通う場合は、ロースクール入学後すぐに司法試験の勉強を開始することが望ましいです。

一方で合格までに3年以上かかるケースも少なくないので、社会人の方などであまり詰め込んで学習する時間が取れない方は、遅くとも合格目標年の3年前から勉強を開始するのが良いでしょう。

司法試験は独学でも合格可能?

司法試験は独学合格はほぼ無理
司法試験を目指す方の中には、予備校や通信講座を使わずに独学での挑戦を検討している方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、結論からいうと司法試験の独学合格はほとんど不可能に近く、「独学は無理」と結論づけている人も珍しくありません。

司法試験は日本のありとあらゆる資格試験の中でも最高難易度であり、さらにほぼ全ての受験生が予備校や通信講座でプロの指導のもとで綿密な対策を行ってきます。

その中で独学で単身合格を掴み取ることは、よほど特出して勉強が得意でない限りは実質不可能と言って良いでしょう。

さらに司法試験には「受験資格の取得から5年間」という受験回数の制限もあるので、独学で失敗し続けていると受験資格を失ってしまい、法曹への道を断たれる恐れもあります。

基本的に独学をすることによるメリットはほとんどないので、セオリー通り予備校・通信講座を活用して試験対策を進めることをおすすめします。

司法試験のおすすめ予備校・通信講座まとめ

講座

総合スコア

アガルート

4.75

伊藤塾

4.73

資格スクエア

4.66

BEXA

4.61

スタディング

4.33

ここでは司法試験・予備試験の対策におすすめの予備校や通信講座を比較しながら紹介しました。

自分に合った司法試験講座を選んで、ぜひ法曹への道を掴み取ってください!