司法試験/予備試験の予備校・通信講座おすすめランキング|人気10社を徹底比較

更新

司法試験は日本で最難関の国家試験の一つです。

実際、最新の予備試験の合格率は3.57%と非常に低い値となっています。

令和6年司法試験予備試験の結果について|法務省)

司法試験では幅広い法律知識と高い分析力が求められるため、独学よりも予備校や通信講座を活用する方が効率的です。 

ここでは数ある講座の中から、厳選した司法試験対策予備校・通信講座をランキング形式で紹介します。

今回は6個のポイントで司法試験/予備試験の予備校・通信講座を比較しました!!

この記事で検証した比較ポイント
  1. 受講料の安さ
  2. 初心者の学びやすさ
  3. 担当講師と講義の質
  4. サポート体制
  5. 合格実績
  6. 評判・口コミ

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司法試験の講座は受講料や実績から総合的に判断!

10社を比較した結果、最もおすすめの司法試験予備校は「アガルート」でした。

初学者向けに短期合格を目指せるカリキュラムが特徴で、受講料は大手より割安です

さらに、合格者は全額返金制度を利用できるため、実質無料になる可能性もあります。

一方、「費用よりも実績を重視したい」という人には「伊藤塾」がおすすめです。

2024年度には1,436人の合格者を輩出しており、合格実績では他社を圧倒しています。

司法試験の予備校・通信講座おすすめ人気ランキング

以下では、司法試験や予備試験の対策ができるおすすめの予備校・通信講座を一挙紹介していきます。

この記事で紹介する講座一覧
  1. アガルート
  2. 伊藤塾
  3. 資格スクエア
  4. BEXA
  5. スタディング
  6. 辰巳法律研究所
  7. 加藤ゼミナール
  8. LEC
  9. スクール東京
  10. Wセミナー

アガルート|初心者でも最短合格が目指せる最強カリキュラム

アガルートの司法試験・予備試験講座

総合スコア

4.75

最短合格が目指せる総合力抜群の司法試験・予備試験講座。

受講料の安さ

4.15

オンライン講座としては高価格帯だが、合格すれば受講料全額返金。

初心者の学びやすさ

4.95

予備試験ルート・法科大学院ルートのどちらにも対応したカリキュラム。

重要事項に特化した教材で膨大な範囲も効率よく学べる。

担当講師と講義の質

4.86

総勢20名以上の精鋭講師陣による指導が受けられる。

サポート体制

4.89

添削や論文ゼミ、バーチャル校舎、ホームルームなど通学予備校に負けない徹底したサポートを用意。

合格実績

4.91

令和6年度の合格者は602名(合格者占有率37.8%)と、通信講座としては業界最高の合格実績を誇る。

評判・口コミ

4.73

急速に合格者数を伸ばしており、受講生からの評判も非常に良い。

アガルートは「最短ルート、アガルート」のCMでも知られる、短期合格に強い司法試験・予備試験講座です。

法律初学者でも1〜2年で合格を目指せるカリキュラムが特徴で、多くの受講生が短期合格を実現しています。

開講から10年で急成長し、令和6年には司法試験合格者の37.8%にあたる602名を輩出しています

合格者の声も累計981名に達するなど、今、最も勢いのある講座といえます。

コース名(2026・2027年合格目標)

価格(税込)

予備試験最短合格カリキュラム フル

998,800円

予備試験最短合格カリキュラム ライト

888,800円

論文基礎力養成カリキュラム

547,800円

司法試験インプットカリキュラム

470,800円

(2025年9月時点)期間限定5%OFFで447,260円

司法試験アウトプットカリキュラム

723,800円

(2025年9月時点)期間限定5%OFFで687,610円

予備試験インプットカリキュラム

624,800円

(2025年9月時点)期間限定5%OFFで593,560円

予備試験アウトプットカリキュラム

558,800円

(2025年9月時点)期間限定5%OFFで530,860円

総合講義300/全7科目

323,400円

(2025年9月時点)期間限定5%OFFで307,230円

総合講義300/憲法

76,780円

(2025年9月時点)期間限定5%OFFで72,941円

総合講義300/行政法

54,780円

(2025年9月時点)期間限定5%OFFで52,041円

総合講義300/民法

76,780円

(2025年9月時点)期間限定5%OFFで72,491円

総合講義300/商法

54,780円

(2025年9月時点)期間限定5%OFFで52,041円

総合講義300/民事訴訟法

54,780円

(2025年9月時点)期間限定5%OFFで52,041円

総合講義300/刑法

76,780円

(2025年9月時点)期間限定5%OFFで72,941円

総合講義300/刑事訴訟法

54,780円

(2025年9月時点)期間限定5%OFFで52,041円

アガルート受講生の口コミ

アガルートアカデミーの答練の話を聞いて、答練に付いている参考答案を読んで、どのようなことが当該事案では問題となるのか、どう論述を展開するのかということを考え、そこで得た考え方・書き方を既修者と組んでいたゼミで交換する答案に反映させ、意見をたたかわせることを通じて、司法試験の答案の書き方を学んでいった。

このことが合格につながったと考えている。

アガルート 合格者の声

アガルートは、他の予備校に比べるとシェアが高いにもかかわらず比較的安価でした。私は法律の初学者で、いきなり高額な支出をすることにためらいがあったので、アガルートを受講する敷居は他の予備校より低いと感じました。

また、アガルートは、テキストが必要十分な内容に厳選されていることと、細分化された講義映像をいつでもどこでも視聴できるのが魅力的でした。

アガルート 合格者の声

総合300はテキストがフルカラーで見やすく、かつ司法試験合格に必要十分な内容が凝縮されており、司法試験・予備試験合格のための最短ルートの道しるべとなる教材であると感じました。

また、その講義も、1周ですべてを説明しきるのではなく、3周にわたって説明するため知識の定着がされやすく、学習効率の面で言っても最強の講座であると考えております。

アガルート 合格者の声

法科大学院への通学に時間がかかったこと、また子育て・家事と勉強の両立で、とにかく可処分時間が少なかったのですが、例えば通学中や料理や掃除をしている間は耳が空いていました。そこでアガルートの講座をMP3形式でダウンロードしたファイルをICレコーダに入れ、隙あらば聴いていました。

(中略)

アガルートの講師の先生方の講義は、暗記すべき内容ばかりでなく、理由や考え方の筋道も示してくださっていたので、聴くだけでも知識と考え方が身に付いていったのかと思っています。

アガルート 合格者の声

アガルートの司法試験・予備試験講座は、テキストや講義内容が丁寧に整理されていると好評です。

特に、初めて司法試験に挑戦する方が効率よく学べるカリキュラムが提供されており、どこに力を入れるべきかが明確に示されている点が評価されています。

アガルートの他社と比べた強み・メリット

法律知識ゼロからでも学べるカリキュラム

アガルートのカリキュラムは、初心者向けに設計されており、アウトプットを重視することで実践を通じて理解を深められる点が特徴です。

1on1の個別指導が受けられる

フルカリキュラムを受講すると、専任講師による1on1の指導があり、オンラインでも安心して学べます。

合格特典の返金制度

アガルートでは、予備試験合格者には受講料全額返金という特典があり、他の予備校にはない独自の魅力です。

アガルートの弱点・デメリット

価格が高めである

アガルートの講座は、他のオンライン講座と比較しても高価格帯です。

特に「フルカリキュラム」では、通学予備校並みのサポートが提供されるため、料金は伊藤塾と同等かそれ以上になることがあります。

アガルートはどんな人におすすめ?

オンラインで柔軟に学びたい方

「オンラインで学びたいけど、合格実績の高さも重視したい」方にはアガルートがピッタリです。

業界トップの合格実績と充実したオンライン学習システムが特徴です。

忙しくても質の高い学習をしたい方

大学生や働きながら学習する社会人など、まとまった時間を取るのが難しい方には、アガルートのオンライン講座が理想的です。

動画講義やWebテキストでスムーズに学べます。

項目

内容

ポイント

価格

888,800円〜

受講生応援セール5%OFF実施中

会員20万人突破記念5%OFF実施中

他校乗り換えで20%割引

​伊藤塾よりは割安

追加の個別指導を付けると一気に高額になるので注意。

カリキュラム

最短ルートが目指せる独自のカリキュラム

​インプットを前倒しで終わらせることでアウトプットに時間を割ける

講師

工藤北斗、谷山政司、丸野悟史、渥美雅大、渡辺悠人、石橋侑大、東浩作、林裕太、富川純樹、笠井佳樹、一之瀬和彦、小島武士、小林達雄、若杉咲良、岡大貴、船戸久史、田中耕一、豊崎章央、寺岡拓也、井上絵理子、佐藤高紳、北川大裕、江原佐和

全講師が新司法試験合格者

講師数は業界最大

オンライン教材

講義動画、Webテキスト、学習進捗管理、オンライン添削

スマホやPCでも快適に学べる

学習の進捗率をオンラインで管理

合格実績

602名の司法試験合格者を輩出、合格者占有率37.8%(令和6年度)

合格者の声を累計981名分掲載

予備試験論文1位合格者を輩出

サポート体制

質問対応、月一のホームルーム動画、バーチャル校舎、論文マンスリーゼミ、定期カウンセリング、プロ講師による担任制

通学予備校レベルの手厚いサポート体制

アガルートの司法試験・予備試験講座をさらに詳しく知りたい方はこちら。

伊藤塾|圧倒的な合格実績を誇るトップ予備校

伊藤塾の司法試験・予備試験講座

総合スコア

4.73

業界トップの合格実績を誇る定番の司法試験予備校。

受講料の安さ

3.88

通常コースもオプションによる個別指導も全て高額。

初心者の学びやすさ

4.72

学力の高い学生が多く受講していることもあり、教材のレベルはやや高め。

担当講師と講義の質

5.00

長年に渡り合格者を輩出し続けたレジェンド講師たちが指導を担当。

サポート体制

5.00

オンラインでも対面でも、講師やマネージャーに気軽に相談できる。

合格実績

5.00

予備試験合格者449名のうち405名が伊藤塾受講生(令和6年度)

評判・口コミ

4.78

難関大学の学生を中心に圧倒的な信頼を集めている。

伊藤塾は司法試験対策の定番予備校で、毎年圧倒的な合格実績を誇ります。

2024年度は「予備試験ルート合格者」の95.7%が伊藤塾出身という圧倒的シェアを記録しました。

講義や添削の質の高さに加え、現役弁護士の話を聞ける機会もあり、大手ならではの充実サポートが魅力です。

コース名

価格(税込)

司法試験入門講座 合格プレミアムコース【フレックス本科生】/【スタンダード本科生】

1,481,100円

(2025/9/30まで4万円OFFで1,441,100円)

(2025/10/31まで15%OFFで1,258,900円【フレックス本科生】のみ)

司法試験2年合格コース【フレックス本科生】/【スタンダード本科生】

1,459,000円

(2025/9/30まで4万円OFFで1,419,000円)

(2025/10/31まで15%OFFで1,240,100円【フレックス本科生】のみ)

法科大学院1年合格コース

999,200円

基礎生7科目

937,900円

TKC 司法試験 全国統一模試

44,000円

2024年開講のカリキュラムを自分のペースで学べるのが「フレックス本科生」です(講義配信期限:2028年8月31日)。

一方、決まったペースで学びたい方や最新講座を受講したい方には、2025年開講の「スタンダード本科生」がおすすめです。

伊藤塾受講生の口コミ

なにより講師の熱意のおかげです。ネガティブな自分を時に厳しく時に優しく励まして下さり、自信を与えてくれました。またゼミでは、同時期に勉強を始めた人達がこんなに論文書けているのか、と大きな刺激になりました。

伊藤塾 予備試験 合格者の声

一年合格ということもあり、論文マスターと論文ナビゲートテキストぐらいしかまともにできていなかったのですが、それでも十分力がつきました。

安心して伊藤塾の教材をやるのがいいと思います!

伊藤塾 予備試験 合格者の声

初めは独学で挑戦してみようと決意しました。しかしいざ勉強を開始してみると、何から手をつけて良いのか全くわからず、潔く独学をあきらめ、評判の良い伊藤塾に入塾しました。そこからは自分で勉強法を考えることはあまりなく、伊藤塾からいただいたカリキュラムに沿って学習をしていきました。

伊藤塾 予備試験 合格者の声

私が司法試験に早期に合格できたのは、基礎マスターや論文マスターの分かりやすい講義に始まり、模試などの充実したカリキュラムのおかげです。

伊藤塾 予備試験 合格者の声

伊藤塾の司法試験・予備試験講座はは、体系的で段階的に学べるカリキュラムで、初めて学ぶ内容でも無理なく進められると好評です。

また、「まさか合格できるとは思わなかった」といった驚きの声も多数あり、実力が大きく向上したと感じている受講生が多いことが分かります。

伊藤塾の他社と比べた強み・メリット

業界トップの合格者占有率

伊藤塾は、長年にわたって業界トップの合格者占有率を記録し続けており、その実績の裏にはカリスマ講師陣が支える指導力の高さがあります。

指導力の高さ

2024年度には最年長合格者最年少合格者をそれぞれ輩出しており、その指導力の高さが実証されています。

伊藤塾の弱点・デメリット

高額な受講料

伊藤塾の最大のデメリットは、受講料が高額である点です。

初学者向けのカリキュラムでも100万円以上の出費が必要となり、個別指導や添削指導を加えると、さらに価格が上昇します。

高度な教材と授業内容

伊藤塾には、東大、京大、早慶などの難関法学部出身者が多く通っています。

そのため、教材や授業のレベルが高く、法律初心者にはついていくのが難しい場合があります。

伊藤塾はどんな人におすすめ?

合格実績を重視する方

近年、オンライン講座が人気を集める中でも、伊藤塾は合格実績においてトップを独走しています。

そのため、合格実績や安心感を重視する方には最適な選択肢です。

伊藤塾の公式サイトはこちら

項目

内容

ポイント

価格

1,481,100円〜

業界トップクラスに高い

カリキュラム

網羅生が高い

丁寧なインプットで盤石な知識を身につけられる

講師

伊藤真、呉明植、伊関祐、本田真吾、山本悠揮、横山えみこ、平裕介、佐藤康行、熊澤美帆、秋島成宏、赤羽根大輝、永田洋子、釜田雄介、村井勝則、岡崎敬

司法試験業界で著名なカリスマ講師が勢揃い

オンライン教材

PCやスマホで講義の視聴が可能

オンライン学習は講義視聴などに限られる

合格実績

予備試験合格者449名中405名が伊藤塾の受講生(2024年)

他社の追随を許さない圧倒的な実績

サポート体制

Web上からも質問・相談対応

通学組は校舎で直接相談もできる

個別指導は別途料金が必要

相談は予約が必要なケースもある

伊藤塾の司法試験・予備試験講座についてより詳しく知りたい方はこちら。

資格スクエア|安い受講料・質の高い教材でコスパ最高

資格スクエアの司法試験・予備試験講座

総合スコア

4.66

価格とサービスのバランスが良いコスパ最高の講座。

受講料の安さ

4.62

他社と比べてかなりお手頃価格で受講できる。

初心者の学びやすさ

4.73

各フェーズでやるべきことが具体化されており、1歩ずつ合格を目指せる。

担当講師と講義の質

4.72

予備試験・司法試験で上位合格を果たした講師が担当。

サポート体制

4.78

独自の学習習慣化プログラムで挫折しないで続けられる。

合格実績

4.66

資格スクエア受講生の予備試験合格率は平均の6.87倍(令和6年度)

評判・口コミ

4.59

合格者の声はアガルートや伊藤塾と比べると母数が少ない。

資格スクエアの「合格フルパッケージ」は、税込796,950円と、他の大手予備校と比較して非常にコストパフォーマンスに優れています

例えば、アガルートや伊藤塾では受講料が100万円近く、場合によってはそれ以上となりますが、資格スクエアは同じく質の高い教材やサポートを提供しながら、価格を大幅に抑えています。

一方、伊藤塾やアガルートと比較すると実績では若干劣りますが、2024年度の予備試験合格率は24.5%(業界平均の約6.9倍)を達成しており、確かな実績があります。

コース名

価格(税込)

合格フルパッケージ

796,950円

短答攻略NEO

217,800円

論文攻略NEO

288,750円

予備試験 論文過去問攻略NEO

138,600円

予備試験 論文過去問攻略NEOプレミアム

217,800円

司法試験・論文過去問攻略NEO

154,000円

司法試験・論文過去問攻略NEOプレミアム

217,800円

令和6年度司法試験攻略講座(添削付き)

29,800円

科目別攻略レクチャー

44,000円~60,800円

資格スクエア受講生の口コミ

高野先生は人柄が語り口に出ていて非常に柔らかで丁寧に説明してくれました。先生の基礎講座は初学者の私にもとてもわかりやすく、初学者にとってはベストチョイスの一つだと思いました。

あと、講座は2倍〜3倍の速度で聞いていたので、細かく視聴速度が指定できるのはとてもよかったです。

資格スクエア 合格者の声

論文は自然に書けるようになりました。資格スクエアの基礎問題は比較的簡単な問題が出題されているという印象でした。ほかの予備校だと、旧司法試験の問題などが出題されていて練習の段階で結構難易度が高いと感じていました。

資格スクエア 合格者の声

資格スクエアはネットを利用した講義の配信が優れているように感じました。視覚的というか、他の予備校は動画の画質もあまり良くなくて「使いにくそうだな」と思ったんです。それに比べると「最近のITやネットに強い」という印象を持って、「使いやすいんじゃないかな」と思ったっていうのが大きいですね。

費用があまり高くないというのもありました。伊藤塾も検討したんですが、そちらはちょっと高いなと思って。

資格スクエア 合格者の声

資格スクエアの受講生からは、オンライン学習システムの使いやすさが高く評価されています。

また、料金の安さが受講を決める重要な要素となっており、コストパフォーマンスの良さが多くの受講生に支持されています。

資格スクエアの他社と比べた強み・メリット

コスパの良さ

資格スクエアは、リーズナブルな料金でありながらも充実したサービスを提供しており、伊藤塾の6〜7割の価格で受講可能です。

業界最多の205通の論文添削や、スキマ時間で学べる問題演習アプリなど、合格に必要な教材やサポートが全て揃っています。

豊富な論文添削

資格スクエアは、他社と比較して論文添削の量が非常に多いのが特徴です。

コストを抑えつつ、十分な添削指導を受けられる点が大きな強みです。

資格スクエアの弱点・デメリット

合格者数が少ない

資格スクエアは予備試験合格率では業界平均の6倍以上の実績を誇りますが、アガルートや伊藤塾と比べると合格者数はかなり少ないため、大手予備校の実績と比較して見劣りする部分があります。

公開されている実績が予備試験のみ

資格スクエアで公開されている合格実績は予備試験のみであり、司法試験に関する実績が公開されていません。

そのため、合格実績を重視する方にとっては安心感に欠けるポイントとなります。

資格スクエアはどんな人におすすめ?

コストパフォーマンスを重視する方

資格スクエアは、受講料の安さと提供サービスのバランスが非常に良いため、「伊藤塾の料金が高すぎる」と感じる方に最適です。

論文添削を多く受けたい方

他社に比べて論文添削の量が圧倒的に多いため、コストを抑えつつ十分な添削指導を受けたい方におすすめです。

項目

内容

ポイント

価格

796,950円

他社と比べて安い

カリキュラム

インプットとアウトプットを並行

「合格ロードマップ」「ステップ学習シート」でカリキュラムを可視化

講師

樋田早紀、斉藤伸明、佐々木一彦、宮武広

​講師数は4名と少なめ

オンライン教材

講義動画、問題集アプリ、AI模試

​オンライン学習機能の豊富さ・使いやすさは業界トップクラス

合格実績

予備試験最終合格率24.5%(2024年度実績)

全体の予備試験合格率の約6.87倍

サポート体制

学習進捗相談

質問対応

学習習慣化プログラム

学習習慣化プログラムで学習量が5倍に

205回の論文添削指導付き

資格スクエアの予備試験講座についてもっと詳しく知りたい方はこちら。

BEXA|個人の要望や苦手分野にも対応できる講座

BEXAの司法試験・予備試験講座

総合スコア

4.61

個々人の細かい要望にも対応できるスポット式講座。

受講料の安さ

4.56

講座によって異なり、お得なものから割高なものまである。

初心者の学びやすさ

4.66

受講内容を自分で選ぶので、合格まで一貫したカリキュラムで学びたい人には不向き。

担当講師と講義の質

4.76

人気講師が開講している講座も多い。

サポート体制

4.38

講座によって異なるが、基本的には質問対応などのサポートは限定的。

合格実績

4.67

令和6年度司法試験合格者1,592人中、668人がBEXAを利用

評判・口コミ

4.63

人気講座では多数の喜びの声が掲載されている。

BEXAは、上位3社とは異なり、利用者が好きな講師・講座を選んで学べる司法試験・予備試験講座です。

BEXAでは各講師がそれぞれ独自の講座を開講しており、講座によって指導科目や学習レベルが異なります。

「自分の苦手分野だけ対策する」といった使い方ができるということで人気を博しており、司法試験合格者の3人に1人が利用しています。

コース名

価格(税込)

[予備試験・司法試験]【2年受講プラン】中村充『4S基礎講座』

268,000円

吉野勲 シン・王道シリーズ【第6期】予備・司法試験合格道場

328,000円

司法試験・予備試験これだけ!75

100,000円

BEXA受講生の口コミ

入門・基礎講座を受講して分厚いテキストと膨大な法律用語で迷子になっていました。剛力先生のこの講座を受講すると、最低限の法律の概念や知識の「精度」を教えていただけます。

BEXA 司法試験・予備試験これだけ!75 受講生の声

段階を追って他の受講生と比肩できる十分な問題演習量を確保でき、かつ判例を中心とした基礎理論の体系的で網羅的な理解をできる王道と言える講座を探していた中で、本講義に出会い、受講を開始しましたが、最高の講義・テキストだとあらためて実感しており、順調に受講を進めています。

BEXA 吉野勲「王道基礎講座」 受講生の声

BEXAでは、各講座ごとに受講生の口コミを確認でき、特に人気講座では、「この講座のおかげで助かりました」と、効果を実感する声が多く寄せられています。

BEXAのピンポイントな講座は、苦手分野や弱点を克服するために非常に役立つことが伺えます。

BEXAの他社と比べた強み・メリット

自分に合った講義を自由に選べる

BEXAの最大の強みは、講師や講座を自分で選択できる点です。

自分が求める内容だけをピンポイントで学べるため、効率よく学習を進めることができます。

BEXAの弱点・デメリット

講座の質にばらつきがある

BEXAでは、講師が独自に講座を提供しているため、質にばらつきが生じる可能性があります。

価格が安くて充実した講義もあれば、高額でも内容が薄い場合もあるため、選択に注意が必要です。

一貫した指導がない

BEXAはスポット学習に特化しており、学習開始から合格までの一貫した指導を受けたい方には向いていません

BEXAはどんな人におすすめ?

他の予備校で学んでいる方

BEXAは、他の予備校や通信講座を受講中の方が、苦手分野の対策や直前の知識補完に利用するのに最適です

特に、「あとひと押し」欲しい方にはピッタリの講座です。

BEXAの公式サイトはこちら

スタディング|業界随一の低価格とスマホ特化型学習

スタディングの司法試験・予備試験講座

総合スコア

4.33

スマホ学習に特化した超低価格講座。

受講料の安さ

5.00

伊藤塾の10分の1程度という業界トップクラスの安さが魅力。

初心者の学びやすさ

4.37

隙間時間の学習に特化しているので、メインの教材としては物足りない。

担当講師と講義の質

4.22

メインの講師は2名と他社と比べて少ない。

サポート体制

3.98

質問対応は実施しているが添削指導がない。

合格実績

4.01

予備試験・司法試験ともに一定数の合格者を輩出している。

評判・口コミ

4.39

仕事や育児と試験勉強を両立できたという口コミが多い。

スタディングの司法試験・予備試験講座は、圧倒的な安さスマホ学習に特化している点が特徴です。

すべての学習がスマホで完結でき、講義視聴やテキスト閲覧、問題演習、学習スケジュール管理まで可能です。

そのため、通勤時間を有効活用できると、働きながら司法試験合格を目指す社会人に特に人気があります。

コース名

価格

予備試験合格コース(基礎)

89,100円

予備試験合格コース(総合)

148,000円

法科大学院生のための司法試験合格コース(総合)

139,800円

書ける!判例論証講座

77,000円

2026年論文コアメソッド講座

99,800円

2026年予備試験論文対策コース

129,800円

スタディング受講生の口コミ

法律を専門的に学んだことはなく、一から学習をはじめるにあたり、完全オンラインで自分のペースで学習でき、ポイントを絞って高速に全体像をつかめるStudyingの講座は最適でした。

特に、安価なことから、万一自分に合わなくても失うものは小さいと思い講座を購入しましたが、今振り返ると、最善の選択だったと思います。

予備試験は通らなかったものの論文式でそこそこの成績を残せたことから、ゴールは見えたと思い、在学中受験制度が始まった法科大学院に入学して、在学中に司法試験に合格するに至りました。

Studyingに出会わなければ今はないと思っています。

スタディング 司法試験合格者の声

法科大学院に進学するにあたり必須科目の基礎知識を身につけるためにスタディングへの入会を決めました。

法科大学院の授業を受ける前の予習の際や通学時間の間にこれまで勉強したことのなかった民事訴訟法や刑事訴訟法の学習をするために本講座を利用しました。

スタディング 司法試験合格者の声

スタディングはスマホでいつでもどこでも行えることから、通勤時間や入浴時間、睡眠前などの時間も活用できたので、効率的に記憶することができました。

ありがとうございました。

スタディング 司法試験合格者の声

スタディングの利用者からは、好きな時間に手軽に学べたオンラインで網羅的に学習できたというオンライン学習システムの利便性が高く評価されています。

また、司法試験だけでなく、法科大学院入試の対策にも活用されており、幅広い学習ニーズに応えていることが伺えます。

スタディングの他社と比べた強み・メリット

圧倒的なコストパフォーマンス

スタディングは、伊藤塾の約10分の1の価格で受講できる、格安の司法試験対策講座です。

これほど低価格で1から合格レベルまでカバーする講座は他にはなく、価格面で圧倒的な優位性を誇ります。

隙間時間で学べる学習スタイル

1回あたり30分程度のコンパクトな講義により、ちょっとした隙間時間にも学習が進められる点が特徴です。

忙しい社会人や大学生にも適した学習スタイルが提供されています。

スタディングの弱点・デメリット

教材とサポートが限定的

スタディングは格安のため、教材やサポートが限定的である点がデメリットです。紙の教材はなく、添削指導もありません

そのため、スタディングだけで司法試験対策を行うのは難しく、市販教材やロースクールの授業との併用が必要です。

スタディングはどんな人におすすめ?

費用を抑えたい方

スタディングは、金銭的な事情で司法試験にチャレンジできなかった方に非常におすすめです。

市販教材や法科大学院の授業と組み合わせることで、他社講座をフルで利用するよりも大幅に費用を抑えて司法試験対策が可能になります。

スタディングの司法試験・予備試験講座について詳しく知りたい方はこちら。

辰巳法律研究所|長い歴史と答練・模試の質が魅力の講座

辰巳法律研究所の司法試験・予備試験講座

辰巳法律研究所は、試験に出る可能性が高い問題を厳選した質の高い答練や模試が特徴の司法試験予備校です。

講座には、集中して学びたい方向けの「ハイスピードスキーム」と、長期間かけて学ぶ「スタンダードスキーム」があり、ライフスタイルに合わせてコース選択が可能です。

また、辰巳のテキストは市販されており、分かりやすい解説が評判です。

辰巳法律研究所の他社と比べた強み・メリット

長年の指導実績と信頼度の高さ

辰巳法律研究所は、50年近くにわたる歴史を持ち、長年の指導実績が裏付ける高い信頼度が強みです。

アガルートや資格スクエアなど、開講から10年未満の新しい予備校が多い中、長い歴史があるため、安心して受講できるのが特徴です。

辰巳法律研究所の弱点・デメリット

合格実績が公開されていない

辰巳法律研究所は、合格実績が非公開であるため、合格実績を重視する方には不安要素となることがあります。

また、受講者数が伊藤塾やアガルートに比べて少ないため、同じ講座で学んでいる仲間と交流する機会が少ない点もデメリットと言えます。

辰巳法律研究所はどんな人におすすめ?

選択科目の対策を強化したい方

辰巳法律研究所は、労働法や国際私法など、選択科目に強みがあり、他社講座での学習を補完するために選択科目対策を強化したい方におすすめです。

質の高い教材が揃っているため、他の予備校と併用する形で学ぶのが理想的です。

辰巳法律研究所の司法試験講座の公式サイトはこちら

加藤ゼミナール|予備校の元トップ講師による圧倒的指導

加藤ゼミナールの司法試験・予備試験講座

加藤ゼミナールは、予備校で高い人気を誇るベテラン講師陣が集まった比較的新しい司法試験予備校です。

少人数制の授業で、個別指導に近い形で密なサポートを受けられるため、効率よく学びたい受験生に最適です。

また、合格に必要なポイントを絞ったカリキュラムで、短期間合格を目指す方に特に支持されています。

加藤ゼミナールの他社と比べた強み・メリット

圧倒的なコストパフォーマンス

加藤ゼミナールの最大の強みは、「司法試験合格パック」498,000円というリーズナブルな価格で、高品質な指導を受けられることです。

他の予備校と比較して、非常にコストパフォーマンスが高いのが特徴です。

実績のある講師による指導

加藤ゼミナールは、加藤喬高野泰衡など、抜群の指導実績を持つ講師による指導が受けられる点が最大の魅力です。

2024年度には356名の司法試験合格者を輩出し、注目の予備校となっています。

加藤ゼミナールの弱点・デメリット

完全オンライン形式

加藤ゼミナールは完全オンラインでの提供となっており、校舎での対面授業を希望する方には不向きです。

新設校であるため安心感が劣る

2021年に設立されたばかりで、教材やサポート体制において今後の改善が期待される部分があります。

長年の実績を誇る伊藤塾やLECと比べると、安心感に欠けると感じる方もいるかもしれません。

加藤ゼミナールはどんな人におすすめ?

講師の質にこだわる方

加藤ゼミナールは、加藤喬や高野泰衡などのカリスマ講師による質の高い指導が受けられ、教わる講師の質にこだわりたい方に特におすすめです。

過去に講師の指導を受けた経験がある方

過去に加藤講師や高野講師の指導を受けた経験があり、引き続き彼らに教わりたい方にも最適な予備校です。

加藤ゼミナールの公式サイトはこちら

LEC|通算合格者数は5,000人以上と信頼のおける予備校

LECの司法試験・予備試験講座

LECは40年以上の歴史を持つ大手資格予備校で、司法試験指導の実績が豊富です。

1993年から2024年までの32年間で、5365名の司法試験合格者を輩出し、毎年安定した実績を誇ります。

他の予備校と比較して、LECは豊富な講座のラインナップと、全国規模での学習サポート体制が強みです。

LECの他社と比べた強み・メリット

独自の「セブンサミットテキスト」

LECの最大の強みは、受講生から高い評価を得ている「セブンサミットテキスト」です。

網羅性が高く、図解がわかりやすいため、効率的に学習を進めることができます。

唯一無二の指導形態

LECでは、「全ての科目を1人の講師から学ぶ」という独自の指導スタイルを採用しています。

これにより、複数の講師による指導の矛盾や重複を防ぎ、一貫した学習が可能です。

LECの弱点・デメリット

高額な受講料

LECは長年の指導実績がある予備校ですが、その分受講料が高額です。

コースによっては、伊藤塾と同等の出費が求められるため、費用を抑えたい方にはデメリットとなります。

合格実績と費用対効果が他校に見劣り

合格実績に関しては、伊藤塾やアガルートに比べると若干見劣りするため、受講料を考慮した際のメリットが分かりづらい点が弱点です。

また、資格スクエアやスタディングと比べると、費用対効果での優位性が低いと感じる方も多いでしょう。

LECはどんな人におすすめ?

他の資格試験でもLECを利用していた方

LECは司法試験以外にも様々な資格試験に対応しており、他の資格試験でLECを受講していた方には、引き続きLECで司法試験対策を行うのがおすすめです。

通学して学習したい方

LECは、全国に多くの校舎を保有しており、校舎に通って勉強するスタイルが可能です。

勉強のペースを掴みながら学びたい方にはぴったりの予備校です。

LECの司法試験講座の公式サイトはこちら

スクール東京|低価格の個別・少人数指導が特徴

スクール東京の司法試験・予備試験講座

スクール東京は、個別指導と少人数ゼミに特化した司法試験・予備試験講座を提供しています。

他の大手予備校と比較して、スクール東京は少人数制の授業を重視しており、講師との距離が近く、個別対応が可能です。

また、従来は通学中心でしたが、現在ではビデオ通話によるオンライン指導にも対応しており、全国どこからでも質の高い指導を受けることができます。

スクール東京の他社と比べた強み・メリット

リーズナブルな個別指導

スクール東京の最大の強みは、個別指導のリーズナブルさです。

伊藤塾やアガルートといった大手予備校と比べ、価格が非常に安く金銭的な事情で個別指導を受けたくても受けられなかった方にとって、スクール東京は非常に役立ちます。

スクール東京の弱点・デメリット

規模が小さく、サービスが限定的

スクール東京は少人数制の予備校であり、受講生数が少ないため、提供されるサービスは大手予備校と比べて必要最小限に絞られています。

特に、オンライン学習システムやオリジナル教材の充実度が低いため、学習環境において大手予備校に劣る点があります。

スクール東京はどんな人におすすめ?

他の予備校で学んでいる方

スクール東京は、既に予備校のコースを受講している方が、個別指導を追加して実力を底上げするために利用するのに最適です。

メイン講座として使用するのではなく、他の予備校で学んでいる内容を補完する形で、実践的な解答力を身に付けたい方におすすめです。

スクール東京の公式サイトはこちら

Wセミナー

Wセミナーの司法試験・予備試験講座

Wセミナーは、コストパフォーマンスの高さと実践的な講座内容が特徴の司法試験予備校でした。

現在ではWセミナーの司法試験講座は終了してしまったので、受講を検討していた方は注意が必要です。


司法試験予備校・通信講座の比較一覧表

講座

総合スコア

受講料の安さ

初心者の学びやすさ

担当講師と講義の質

サポート体制

合格実績

評判・口コミ

アガルート

4.75

4.15

4.95

4.86

4.89

4.91

4.73

伊藤塾

4.73

3.88

4.72

5.00

5.00

5.00

4.78

資格スクエア

4.66

4.62

4.73

4.72

4.78

4.66

4.59

BEXA

4.61

4.56

4.66

4.76

4.38

4.67

4.63

スタディング

4.33

5.00

4.37

4.22

3.98

4.01

4.39

今回は、アガルート伊藤塾資格スクエアBEXAスタディングの5社を比較しました。

その結果、アガルートが総合スコアで1位となりました。

アガルートは業界トップクラスの合格実績を誇りつつ、価格とサービスのバランスが非常に優れています。

他の予備校と比べて初心者向けの学びやすさカリキュラムの効率性も高評価を得ており、全体的にバランスよく提供されています。

以下では各項目ごとに上記予備校・通信講座をより詳しく比較してみましょう。

料金の安さを比較

講座

受講料の安さ

スタディング

5.00

資格スクエア

4.62

BEXA

4.56

アガルート

4.15

伊藤塾

3.88

スタディングは、受講料の安さで圧倒的に高評価です。

司法試験講座の多くが100万円以上かかる中、スタディングでは10~15万円程度で受講が可能です。

これにより、金銭的に悩んでいた方にとって、コストパフォーマンスの良さが最大の魅力となっています。

初心者の学びやすさを比較

講座

初心者の学びやすさ

アガルート

4.95

資格スクエア

4.73

伊藤塾

4.72

BEXA

4.66

スタディング

4.37

アガルートは、初心者向けの学びやすさで高評価を得ています。

特に、フルカラーのテキストインプット・アウトプットのバランスに配慮されたカリキュラム設計が、初心者でも無理なく学べる点が評価されています。

これにより、効率的に短期間で合格を目指せる環境が整っています。

講師・講義のクオリティを比較

講座

担当講師と講義の質

伊藤塾

5.00

アガルート

4.86

BEXA

4.76

資格スクエア

4.72

スタディング

4.22

伊藤塾は、講師の質で圧倒的に優れています。

特に、創業者である伊藤真講師をはじめとする豪華な講師陣が指導しており、受講生からの評価が非常に高いです。

一方で、アガルートの講義は、オンライン特化型でありながら、質の高い動画講義が提供されています。

講義はフルカラーのテキストを使用し、図や表を多く取り入れて、複雑な内容を視覚的に理解しやすくしています。

サポート体制を比較

講座

サポート体制

伊藤塾

5.00

アガルート

4.89

資格スクエア

4.78

BEXA

4.38

スタディング

3.98

伊藤塾は、サポート体制でも他社を引き離しています。

法曹実務講座スタディツアーなど、学習だけでなく法曹キャリアに必要な知識を深める機会も提供されており、受講生にとって大きなメリットとなっています。

また、アガルートオンライン特化型講座として、手厚いサポートを提供し、挫折しやすい司法試験の学習を最後まで支えてくれます。

合格実績を比較

講座

合格実績

伊藤塾

5.00

アガルート

4.91

BEXA

4.67

資格スクエア

4.66

スタディング

4.01

伊藤塾は、司法試験の合格実績において圧倒的な強みを誇ります。

一方で、アガルートも合格者占有率を年々高めていっており、これまで伊藤塾一強だった勢力図が変わりつつあります

2024年には、合格者全体の37.8%にあたる602名を輩出し、累計981名の合格者体験記を掲載するなど、今後の成長が非常に楽しみな予備校です。

自分に合った司法試験予備校・通信講座の選び方

司法試験と予備試験対策の予備校・通信講座の選び方

自分の状況や確保できる勉強時間などによって、選ぶべき予備校・通信講座が変わってくることも多いです。

ここでは状況別の司法試験・予備試験講座の選び方を見ていきましょう。

社会人から司法試験を目指す人

◆オンライン特化型のアガルートがおすすめ

仕事と勉強の両立を考えると、通学せずとも質の高い学習が可能で、隙間時間を有効活用できる点が大きな強みです。

アガルートはオンライン学習システムが優れており、通学予備校以上の合格実績を誇ります。

あと一歩で不合格になってしまった人

◆BEXAのピンポイント学習がおすすめ

自分の苦手分野だけを集中して対策できるため、効率よく実力アップが可能です。

また、スタディングで過去の教材を活用しつつ試験対策を行えば、出費を抑えながら最新の法改正や試験事情に対応できます。

みんなが選ぶ定番講座をお探しの人

◆実績と信頼の伊藤塾がおすすめ

毎年圧倒的な合格者占有率を記録しており、特に難関大の学生が無条件で選ぶことが多いため、安心感を重視する方には最適です。

最短合格を目指す人

◆アガルートの「最短合格カリキュラム」がおすすめ

論文試験対策を中心に進めるこのカリキュラムは、短期間で必要な解答作成能力を高めることができます。

さらに、予備試験合格者には受講料全額返金という特典もあり、最短合格を目指す方には非常に魅力的な選択肢です。

司法試験対策は通学とオンラインどちらが良い?

司法試験・予備試験を目指す方の中で、通学かオンラインかで迷っている方も多いでしょう。

スキルアップ研究所の調査によると、67%の人がオンライン学習の方が取り組みやすいと回答しており、オンライン学習が主流となってきていることが分かります。

特に、通信網の発展や高性能なスマートフォンの普及により、オンライン学習の利便性とクオリティが向上しています。

そのため、通学スタイルよりも、効率的なオンライン講座が今後も選ばれる傾向が続くと予想されます。

出典:スキルアップの方法に関する実態調査|スキルアップ研究所

【合格者アンケート】司法試験合格を目指す際の注意点

スキルアップ研究所では、司法試験合格者2名に対して司法試験の学習に関するアンケートを実施しました。

合格者の方々から得られた情報も交えながら、こちらの見出しでは司法試験合格を目指すにあたり注意すべきことを解説していきます。

必要な勉強時間の目安

必要な勉強時間の目安_dkdtsc.png (600×379)

司法試験合格までの勉強時間の目安は3,000~10,000時間と言われています。

スキルアップ研究所のアンケートでは、1名が2,000時間未満、もう1名が4,000〜6,000時間で合格を果たしており、概ね目安通りの学習時間で合格を果たされていることがわかります。

また、法務省が第69期司法修習生を対象に行なった「予備試験の受験回数に関するアンケート」 では、下記のような結果が出ています。

受験回数

回答率

1回

51.0%

2回

30.3%

3回

14.8%

4回

3.9%

一般的に予備試験を初受験するまでの期間は1~2年ほどと言われているため、学習にかかる期間の目安は最短で1~2年、長くて4~5年ほどであることがこちらのデータからわかります。

また、スキルアップ研究所のアンケートでは、1名が1~2年、もう1名が2~3年の勉強で合格されていました。

論文式試験対策は早めのスタートが鍵

予備試験・司法試験の両試験で合格に向けた最大の関門となるのが論文式試験です。

知識の暗記で一定程度の得点が見込める短答式試験とは異なり、論文式試験は論理的に文章を書く力、日本語力、法律の運用力など総合的な力が試されます。

そのため、試験対策序盤から答案の書き方を学び実力を引き上げることが必須です。

また、論文式試験の答案力はプロ講師からの客観的なアドバイスが必要不可欠であり、そのためにも通信講座・予備校の利用が必須となります。

司法試験合格後は司法修習が始まる

司法試験に晴れて合格を果たした後も、弁護士として研鑽の日々が続き、その第一歩として1年間の司法修習が待ち構えています。

主に集合修習と実務修習の2種類の修習が用意されており、前者は埼玉県の和光市の施設にて行われ、後者は全国各地で行われてます。

お給料も毎月一定額用意されており、1年間を通して司法修習に専念するための環境が整えられているのです。

また、司法修習では多くの仲間と出会う機会もあるため、新しい出会いをモチベーションに修習を過ごしていくと良いでしょう。

司法試験・予備試験の試験実施日程

次に申し込み可能なのは令和8年度実施の司法試験・予備試験です。

日程をよく確認し、試験に備えましょう。

司法試験の試験実施日程

令和8年度の司法試験の試験実施日程は次のようになっています。

司法試験

日程

試験公告

追って公表

願書交付

令和8年3月9日(月)~ 4月2日(木)

願書受付

3月21日(金)~ 4月3日(木)

試験実施

7月15日(水)

7月16日(木)

7月18日(土)

7月19日(日)

短答式試験成績発表

8月6日(木)

合格発表

11月11日(水)

出典:令和8年司法試験の実施日程等について|法務省

予備試験の試験実施日程

令和8年度の予備試験の試験実施日程は次のようになっています。

予備試験

日程

試験公告

追って公表

願書交付

令和8年2月16日(月)~ 3月13日(金)

願書受付

3月2日(月)~ 3月13日(金)

試験実施

7月19日(日)

短答式試験成績発表

8月6日(木)

論文式試験実施

9月12日(土)~ 9月13日(日)

論文式試験合格発表

12月17日(木)

口述試験実施

令和9年1月23日(土)~ 1月24日(日)

最終合格発表

2月4日(木)

出典:令和8年司法試験予備試験の実施日程等について|法務省

司法試験・予備試験に関するよくある質問

ここからは、司法試験についてよくある質問に回答していきます。

司法試験の難易度は?

実施年度

合格者数

合格率

令和6年

1,592人

42.1%

令和5年

1,781人

45.3%

令和4年

1,403人

45.5%

令和3年

1,450人

41.5%

令和2年

1,450人

39.2%

令和元年

1,502人

33.6%

出典:司法試験の結果について |法務省

令和元年以降の司法試験の合格者数および合格率は、上記の表のようになっています。

見た目は難易度が高くないように思えますが、受験資格を得るための法科大学院卒業や予備試験合格が必須で、実際の難易度は非常に高いです。

司法試験は受験資格を得るのが大変

受験資格を得る方法の一つとして、法科大学院の卒業が挙げられます。

この方法では、大学院で2〜3年間のカリキュラムを修了する必要があります。法科大学院にも入学試験がある上、学費もかかるため簡単な道とは言えません。

受験資格を得るもう一つの方法は、予備試験に合格することです。

予備試験に合格すれば無条件で司法試験を受験する資格を得られます。

では、予備試験の合格率や合格者数はどのようになっているのでしょうか。

年度

合格者数

合格率

令和6年度

449人

3.57%

令和5年度

479人

3.58%

令和4年度

472人

3.63%

令和3年度

467人

3.99%

令和2年度

442人

4.17%

令和元年度

476人

4.04%

出典:司法試験予備試験の結果について |法務省

令和元年以降の予備試験の合格率は上記の表のようになっています。

合格率が5%以下であるということからも分かる通り、予備試験は非常に難易度の高い試験です。

さらに、予備試験に合格した後には法科大学院を修了した人々と、合格率が半分を下回る司法試験で競わなければなりません

法科大学院に通うことなく司法試験での合格を掴み取るためには、予備校や通信講座の活用は必須だと言えます。

司法試験の対策はいつから始めるべき?

司法試験の対策はいつから始めるべきか

最短で試験の2年前から学習を始めるべきですが、個人差もあります。

予備試験ルートでは、最短で予備試験1年、司法試験1年の計2年で合格が可能です。

法科大学院(ロースクール)ルートの場合も、通学期間を含めて2年での合格が最短となります。

そのため、大学生は大学2年生頃から予備試験対策を始めるのが理想的です。

一方、ロースクールに通う場合は、入学後すぐに司法試験の勉強を始めることが望ましいです。

ただし、合格までに3年以上かかることも少なくないため、社会人の方など時間に余裕がない場合は、合格目標年の3年前から学習を始めることをおすすめします。

司法試験は独学でも合格可能?


司法試験は独学合格はほぼ無理

司法試験を目指す方の中には、予備校や通信講座を使わずに独学で挑戦を検討する方もいるかもしれませんが、結論として独学での合格はほぼ不可能です。

司法試験は日本の最難関資格試験であり、ほとんどの受験生が予備校や通信講座を利用してプロの指導を受けながら学習しています。

独学で合格するには特出して勉強が得意でない限り難しく、受験資格の制限(5年間)もあるため、失敗を繰り返すと法曹への道を断たれる可能性もあります。

そのため、予備校や通信講座を活用して、効率的に試験対策を進めることが強くおすすめされます。

司法試験のおすすめ予備校・通信講座まとめ

講座

総合スコア

アガルート

4.75

伊藤塾

4.73

資格スクエア

4.66

BEXA

4.61

スタディング

4.33

ここでは司法試験・予備試験の対策におすすめの予備校や通信講座を比較しながら紹介しました。

自分に合った司法試験講座を選んで、ぜひ法曹への道を掴み取ってください!