TOEICは何点からすごいの?|TOEICで自慢できる点数・就活や転職でアピールできる点数

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TOEICは日本で最も人気のある英語試験の一つです。多くの方がそのスコアで自慢しているのをネット上などで良く見かけるでしょう。

では、実際にTOEICは何点からすごいのか・就活などで使えるのかを客観的事実に基づいて解説しています。ぜひ最後までご一読ください。

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TOEICは780点からすごい!

TOEICで780点はCEFRでB2レベル

出典:TOEIC® Program各テストスコアとCEFRとの対照表

CEFRとは?

CEFRとは世界的に定められた英語力の共通基準です。A1~C2まで6段階に分かれており、日本人の平均はA2レベルあたりです。

多少英語ができる人ならB1、英語でビジネスができるレベルになるのがB2レベルと言われています。そのため、会社の海外赴任や英語をよく使う企業の採用にはB2レベルが必要です。

他の英語資格試験などとの比較や詳しい説明が気になる方は、文科省の公式資料をご覧ください。

780点以上なら英語でビジネスができるレベル

この、海外で英語を使ってある程度会話ができる・ビジネスができるようになるのがCEFRのB2レベルです。TOEICスコアでB2レベルにあたるのは780点以上となっています。

TOEICで780点以上の人は海外でも自力で英会話がある程度でき、ビジネス英会話も成り立たせることができるため、一人前の英語話者になるのがこのB2レベルと言えるでしょう。

このことから、TOEICスコアですごいのは780点以上であると結論付けました。

TOEICの平均スコアと分布

この表の通り、TOEICの平均スコアは612点となっています(2023年度)。毎年平均スコアは600点前後に収まっており、分布も変わりありません。

英語力をアピールするのに必要なスコアと言われている点数がどれも高得点な部類にあることがわかるでしょう。

わかりやすく上位であると主張するなら、上位10%にあたる845点以上が良いでしょう。

出典:2023年度TOEIC平均スコア

TOEICスコアを偏差値にすると

TOEICスコア

偏差値

990点

75

950点

71

900点

68

800点

62

700点

56

600点

50

500点

44

400点

37

TOEICスコアを自慢したいなら900点を目標にしよう

正直TOEICスコアで自慢するという行為は褒められたものではありませんが、それでも自慢したいなら900点以上をおすすめします。

というのも、ネット上ではTOEIC900点以上を取得してる猛者がゴロゴロおり、現代の人はこれに毒されている節があるからです。

ほとんどの人は900点はおろか800点、なんなら700点もとれない人の方が多いわけですが、「自慢」までするならそれ相応のスコアを取るべきでしょう。

TOEICの結果出た。リーディングの点数過去ワーストレベルで900到達せず泣いてる

英語の処理能力が低いからTOEIC慣れしないとダメそう(※この人は875点です)

X

TOEIC結果出てました!こーれは自慢してもいいでしょ!900目標だったので超えられて嬉しい(※この人は950点です)

X

就活・転職でアピールするなら700点以上取得すべき

大学生・社会人にとって、就職や転職などでTOEICはアピールポイントになります。英語ができる人材の価値は年々高まっており、自身でTOEICスコアを所持していると高評価につながります。

TOEICスコアを就職でアピールするには最低600点、でえきれば700点以上は欲しいところです。

TOEICで有利になる企業や就職活動で活用する方法などを下の記事で詳しく解説しています。ぜひご覧ください。

年代ごとに目指すべきTOEICスコアと活用方法

大学生・社会人

大学生・社会人はTOEICのスコアで企業側から評価されます。上記の通り、700点以上が目安になります。

企業によっては750点、800点など要求されるスコアは変わります。キチンとチェックしておきましょう。

また、大学生なら同じような点数で単位が認定されることもあります。就活と単位、昇進など、TOEICの活用方法は幅広いです。

中学生・高校生

中学生・高校生は受験でTOEICのスコアが入試の英語の代わりになることがあります。500~700点あたりで合格基準であると判定されるようですが、大学ごとで要求されるスコアはバラバラです。

また、中学生・高校生の間に取得したスコアは2年で失効するため、就活や社会人になったあとの昇進には使えません。

【体験談】TOEICでハイスコアを取るコツ

筆者も就活用にTOEICを受けて、845点という結果でした。そんな筆者がやっていた対策をご紹介いたします。

TOEIC用の参考書・単語帳を使う

TOEICはビジネス英語を基にした試験なので、それ専用の参考書・単語帳を使って対策するのが基本です。

幸いTOEIC対策の参考書は大量にあり、特に有名な金のフレーズや公式問題集だけでもかなりのスコアアップになります。

リスニングは短時間でも毎日継続するのが大事

私自身、英語はかなり苦手で、特にリスニングは苦労しました。一回しか流れないのにスピードが速いため、聞き取れない日々が続きました。

リスニング力を上げるには、①聞き取って理解できる単語力、②速いスピードを処理できる英語耳が必要です。そのため、毎日少しづつ聞いて英語に慣れることが大事です。

試験前には、本番より速いスピードでリスニング練習をしておくと良いでしょう。そうすることで、試験本番に音声が遅く感じて焦らなくなります。

リーディングは集中力勝負

単語や文法を理解していれば、学校での英語の授業も同じように文章を読み進めて問題を解くだけです。

しかし、リーディングは60分程のリスニングが終わった後に更に60分もあるため、集中力がもたないです。最後の方は根性で読解して解いていました。

試験前には何度か120分通しての勉強をして、長時間の試験形式に慣れておくと良いでしょう。

TOEICスコアだけでは自慢できない理由

そもそも試験の点数で自慢する人は嫌われる

そもそも、普通の人はTOEICスコアで自慢しません。嫌味ったらしくなりがちなので、努力の証拠として言うくらいならまだ良いですが、マウントを取るようなことはしない方が自身のためです。

それでもTOEICスコアで自慢したいなら、990点満点を取ってからにしておきましょう。世の中には満点の人も多数いるので、それでもマウントを取りきれるわけではありませんが。

英語力で自慢するならTOEICではなく英会話力

確かにTOEICのスコアは客観的かつ数字なのですごさがわかりやすいです。ただ、本当に英語力があると言われるには英語を「話せる」ことが重要です。

英語はコミュニケーションツールです。使えなければ意味がありません。特に日本人のリーディング・リスニングスキルは学校教育のおかげでハイレベルなので、TOEICだけではそこまで自慢できません。

真にすごいと言われたければ、英会話を勉強しましょう。

真の英語力はTOEICでは測れない

TOEICでハイスコアを取得し、海外と英語で仕事をし始めた人ほど「TOEICでは真の英語力は測れない」と語っています。

TOEICはリーディング・リスニングのみの試験であり、日本の英語教育の延長線上にあると言えます。しかし、英語を使う場面ではスピーキングも必要になるため、スピーキング用の勉強もしなくてはなりません。

本当に英語ができる人材は海外経験が豊富で、ネイティブと英会話するノウハウを持っています。本当に英語力のある人材になるには、英会話アプリでスピーキングを含めた「英会話」の勉強をしましょう

TOEICスコアが900超えるレベルだと英語を使う企業(外資含め)には入りやすいから、入ってから本物の英語できます勢との差+仕事ではマジで使えないことに気づいて絶望するよな。

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レベルチェックテストや旅行英会話、ビジネス英会話など幅広いレッスンコースが用意されていて、様々な英会話の勉強需要に対応しています。

英会話教室などよりリーズナブルな価格で英会話を勉強できるため、非常にお得です。超初心者~上級者まで手ごたえあるレッスンができます。

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Talkfulの最も素晴らしい点は、カスタムシナリオ機能で自分の好きなように勉強場面やレッスンをカスタマイズできる点です。ユーザーである筆者はこれのおかげでIELTSのスピーキングテストで目標スコアに到達しました。

自分のニッチなレッスン需要に全て応えてくれるので、かなりおすすめです。TOEIC対策で苦しんでいる部分があれば、そこを徹底的にレッスンすることができます。

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Talkfulの基本情報

項目

情報

料金プラン(税込)

3ヶ月プラン:3,200円/月 ※合計9,600円

1年プラン:1,650円/月 ※合計19,800円

アプリでできること

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ロールプレイ・文法や語彙の訂正

ステージ形式なので初心者でもゲーム感覚で基礎からじっくり学べる

鍛えられる4技能

スピーキング・リスニング・ライティング・リーディング

対象レベル

超初心者〜上級者

無料プランの有無

あり

有料プランの無料体験

7日間無料トライアルあり

発音採点機能

あり

試験対策

カスタムシナリオで可能

学習記録

あり

【FAQ】TOEICは何点からすごいか気になる人によくある質問

TOEICのリスニングスコアがどうしても伸びません

TOEICのリスニングはビジネス英語が速いスピードで1回しか読まれないので、難しく感じる方は多いです。

リスニングは慣れが最も重要です。徐々にレベルアップさせていく必要があるので、下の記事で紹介されているリスニング対策を実践してみてください

どうしてもTOEICで自慢したいです!

満点を目指して頑張ってください。身近な人に軽く自慢したいならその人たちより高い点数を目指して勉強しましょう。栄光に近道なし、です。

TOEIC対策でおすすめの参考書・単語帳を教えてください

TOEIC対策では多くの参考書がありますが、公式問題集と金のフレーズという単語帳、文法超特急という文法書がおすすめです。

詳しい内容は下の記事をご覧ください。

英語初心者からすごいと言われる点数までTOEICスコアは伸ばせますか?

伸ばせます!もちろん全くの初心者であれば時間はかかりますが、じっくりと勉強し続ければ目標スコアに到達できます。

多くの初心者がTOEICスコアアップを達成しています。ぜひ下の記事を参考にして、勉強してみてください。

TOEICのIPテストと公開テストの違いはなんですか?

TOEIC IPテストと公開テストは、主催者と受験方法が違います

公開テストはIIBCが主催し、個人が申し込んで指定された会場で受験します。一方、IPテストは学校や企業などの団体が主催し、団体内で受験します。

また、公開テストは新しい問題が使われますが、IPテストは過去の公開テストの問題が再利用されることがあります。

TOEICは何点からすごい?まとめ

TOEICはCEFRでB2レベルとなる780点以上ですごいと言えます。本当に自慢したいならせめて900点、できれば990点満点をとってからが望ましいです。

TOEICは平均600点ほどで、845点で上位10%に入ります。700点以上をとると就職活動でアピールポイントになってくるので、それ以上の点数を目標に勉強すると良いでしょう。

ただ、英語力が本当にすごいと言える人はTOEICスコアが高い人ではなく英会話ができる人です。英語は話せることが一番です。

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