イギリス英語とアメリカ英語、日本人にはどちらがおすすめ?特徴や違いについても解説

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イギリス英語とアメリカ英語という言葉を聞いたことがある方は多いでしょう。英語には様々な種類があり、その代表的なものがイギリス英語とアメリカ英語です。

実際、両者にはいくつかの違いが存在し、どちらを学ぶべきかは学習者の目的によって異なります。

本記事では、イギリス英語とアメリカ英語それぞれの特徴、具体的な違い、日本人が比較的学びやすいのはどちらか、そして最終的にどちらを選ぶべきかについて、詳しく解説します。ぜひ最後までお読みください。

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英語には種類がある

英語には種類がある

英語と一口に言っても、その種類は多岐にわたります。よく知られているイギリス英語やアメリカ英語以外にも、世界には様々な英語が存在します。これらの英語は、それぞれ異なる歴史的背景や独自の特徴を持ち、細部にわたって差異が見られるのです。

イギリス英語

英語は、そのルーツを辿ればイギリスにたどり着きます。そのため、イギリス英語は英語の規範と見なされることもあります。発音においては、アメリカ英語に比べて母音を長く、はっきりと発音する傾向があり、「r」の音を語尾で発音しないことが多いのが特徴です。

また、単語の綴りや語彙にも独自性が見られ、「colour」や「theatre」のように「our」や「re」で終わる綴りや、「biscuit(クッキー)」、「lift(エレベーター)」といった特有の単語が存在します。古くからの伝統を受け継ぐイギリス英語は、その格式高さと多様な方言が魅力です。

アメリカ英語

英語の中でも特に広く普及しているのがアメリカ英語です。映画や音楽といったエンターテイメントやポップカルチャーはアメリカで生まれ、世界へと発信され、大きな影響力を持っています。その結果、アメリカ英語の表現や単語が国際的に広く用いられ、事実上の共通語としての役割を担っていったと言われています。

発音の特徴としては、イギリス英語と比較して「r」の音を明確に発音する傾向があります。また、「cookie(クッキー)」や「elevator(エレベーター)」といった日本語で使われるカタカナ英語の多くは、アメリカ英語に由来するものです。

オーストラリア英語やニュージーランド英語なども

英語は、アメリカ英語やイギリス英語以外にも、多様な地域で独自の発展を遂げてきました。オーストラリア英語やニュージーランド英語もその顕著な例です。これらは、イギリスからの移民が持ち込んだ英語を基盤としながらも、それぞれの土地の文化や環境によって独特の「訛り」や語彙が生まれました。

オーストラリア英語の「G'day(グッダイ)」という挨拶や、語尾を上げるイントネーションはよく知られています。ニュージーランド英語も同様に、特有の発音や単語が見られ、地域によってはさらに細かな違いがあります。

アメリカ英語やイギリス英語ほど国際的な広がりはないものの、これらの地域では日常的に使われており、英語の豊かな多様性を示しています。

イギリス英語とアメリカ英語の違い

発音の違い

イギリス英語とアメリカ英語は、同じ英語でありながら発音に顕著な違いが見られます。例えば、イギリス英語では語尾の「r」の音をほとんど発音しないことが多いのに対し、アメリカ英語では明確に発音する傾向があります。また、母音の発音や単語のアクセントの位置も異なり、同じ単語でも音の響きが違うことがあります。

単語

イギリス英語

アメリカ英語

water

/ˈwɔːtə(r)/(ウォーター:ワーラーに近い)

/ˈwɔːtər/(ウォーター)

can't

/kɑːnt/(カーント)

/kænt/(キャント)

schedule

/ˈʃedjuːl/(シェジュール)

/ˈskedʒuːl/(スケジュール)

vitamin

/ˈvɪtəmɪn/(ヴィタミン)

/ˈvaɪtəmɪn/(ヴァイタミン)

mobile

/ˈməʊbaɪl/(モウバイル)

/ˈmoʊbl/(モウブル)

herb

/hɜːb/(ハーブ)

/ɜːrb/(アーブ)

aluminium

/ˌæljəˈmɪniəm/(アリュミニウム)

/əˈluːmənəm/(アルーマナム)

tomato

/təˈmɑːtəʊ/(トマートウ)

/təˈmeɪtoʊ/(トメイトウ)

vase

/vɑːz/(ヴァーズ)

/veɪs/(ヴェイス)

garage

/ˈɡærɑːʒ/(ガラージュ:前の音節にアクセント)

/ɡəˈrɑːʒ/(ガラージュ:後の音節にアクセント)

単語の違い

イギリス英語とアメリカ英語の間には、同じものを指すのに全く異なる単語を使うケースが少なくありません。例えば、日本語でもおなじみの「エレベーター」はアメリカ英語ですが、イギリス英語では「lift」と言います。また、「クッキー」もアメリカ英語で、イギリス英語では「biscuit」となります。

日本語

イギリス英語

アメリカ英語

エレベーター

lift

elevator

クッキー

biscuit

cookie

ズボン

trousers

pants

地下鉄

tube

subway

ガソリン

petrol

gasoline

autumn

fall

映画

film

movie

ポテトチップス

crisps

chips

フライドポテト

chips

fries

トラック

lorry

truck

休暇

holiday

vacation

綴りの違い

イギリス英語とアメリカ英語の間には、発音や単語だけでなく、綴りにもいくつかのパターン化した違いが見られます。例えば、イギリス英語では語尾が「-our」となる単語(colour, flavour, neighbourなど)が、アメリカ英語では「-or」(color, flavor, neighborなど)と綴られます。

日本語

イギリス英語

アメリカ英語

colour

color

風味

flavour

flavor

隣人

neighbour

neighbor

中心

centre

center

劇場

theatre

theater

気づく

realise

realize

組織する

organise

organize

日本人にはアメリカ英語?イギリス英語?

日本の英語教育

日本の英語教育は基本的にアメリカ英語を中心に進められていますが、最近ではさまざまな英語に触れる機会も増えています。どちらの英語を学ぶべきかは一概に言えませんが、迷った場合はアメリカ英語を選んでおくと、多くの場面で役立つでしょう。

カタカナ英語の影響もあり、アメリカ英語に親しみを感じる人が多い一方で、発音のしやすさという点ではイギリス英語の方が日本語に近いといわれています。そのため、発音から学びたい人にはイギリス英語もおすすめです。

最終的には、自分の学習目的や興味に合わせて選ぶことが大切です。

イギリス英語もアメリカ英語も学べるTalkfulがおすすめ

Talkfulの特徴

気軽にイギリス英語とアメリカ英語を学びたいなら、AI英会話アプリTalkfulがおすすめです。Talkfulは、まるで本物の先生と話しているかのようにAIとのリアルな英会話を楽しめます。

日常会話はもちろん、ビジネスシーンで役立つ英語まで幅広くカバーしており、英語のレベルも超初心者から上級者まで細かく選べます。

さらに、AIのキャラクターから、「イギリス英語」「アメリカ英語」といった英語の種類まで細かく設定できるのも魅力です。会話中には、AIアバターがあなたの文法や発音をリアルタイムでチェックし、すぐにフィードバックしてくれるので、効率よく英語力をアップできます。

Talkfulはカスタム英会話がおすすめ

Talkfulは、アプリをインストールするだけで、毎日のレッスンプランが自動で作成されたり、自由に会話を楽しめるフリートーク機能を無料で利用できます。中でもおすすめなのが、カスタムシナリオ機能です。

この機能を使えば、自分で会話の場面やAIの役割を細かく設定できるため、目的に合わせたピンポイントな練習が可能です。例えば、海外旅行での特定の場面を想定した会話練習や、プレゼンテーションの練習など、自分の目的に合わせて集中的に取り組むことができます。

AI英会話アプリTalkfulの基本情報

項目情報

料金プラン(税込)

3ヶ月プラン:3,200円/月 ※合計9,600円

1年プラン:1,650円/月 ※合計19,800円

アプリでできること

日常英会話・ビジネス英会話

ロールプレイ・文法や語彙の訂正

ステージ形式なので初心者でもゲーム感覚で基礎からじっくり学べる

鍛えられる4技能

スピーキング・リスニング・ライティング・リーディング

対象レベル

超初心者〜上級者

無料プランの有無

あり

有料プランの無料体験

7日間無料トライアルあり

発音採点機能

あり

試験対策

カスタムシナリオで可能

学習記録

あり

Talkfulのアプリはこちら(iPhone)

Talkfulのアプリはこちら(Android)

イギリス英語が学べる英会話スクールを紹介

英会話スクールの多くはアメリカ英語が中心ですが、イギリス英語を専門とするスクールも存在します。ここでは、そのようなイギリス英語に特化した英会話スクールを紹介します。

シェーン英会話

シェーン英会話

シェーン英会話は、長年の伝統に培われた質の高いイギリス英語レッスンを提供しています。経験豊富なネイティブ講師陣による丁寧な指導が魅力です。日常英会話はもちろん、ビジネスや試験対策まで、多様なカリキュラムであなたの目標達成をサポートしてくれます。

レベル別のクラス編成で、初心者から上級者まで安心してステップアップできます。

さらに、全国各地に校舎があり、通いやすいのも特徴です。異文化理解を深めるイベントも開催しており、英語学習を通して国際的な視野を広げたい方におすすめです。

シェーン英会話の基本情報

項目

情報

受講費用

月謝制で、少人数レッスンは月額8,800円(税込)から、個人レッスンは月額約3万円(税込)

受講料以外の費用

入学金22,000円(税込)、スクール管理費1,980円(税込)/月、教材費が別途必要

1ヵ月当たりの料金

少人数レッスン: 月額8,800円(税込)~、個人レッスン: 月額約3万円(税込)

主なコース

日常英会話、ビジネス英語、TOEIC、英検対策など

ビジネス英語向けプランの有無

あり。ビジネス英語の教材とコースを提供

特徴的なポイント

ネイティブ講師による質の高いレッスンを提供。月謝制で安心して通える

無料体験授業の有無

あり。無料体験レッスンを提供

シェーン英会話の無料体験レッスンに申し込む!

ブリティッシュ・カウンシル

ブリティッシュ・カウンシルは、80年以上の歴史と実績を誇るイギリス英語専門の英会話スクールです。国際英語教授資格を持つエキスパート講師陣による質の高いレッスンが魅力で、確かな専門知識に基づいた指導を受けられます。

カリキュラムは、日常英会話からビジネス、試験対策まで幅広く、個々のレベルや目標に合わせたコースが用意されています。異文化理解を深めるイベントや、オンライン教材なども充実しており、本格的なイギリス英語を学びたい方におすすめです。

ブリティッシュ・カウンシルの基本情報

項目

情報

受講費用

グループレッスン:1回90分6,900円~

オンラインコース:月額10,521円(5回分)~

プライベートレッスン:コースやプランにより異なるが、オンラインの場合は月額16,800円(10回分)~

受講料以外の費用

入学金27,500円(税込)

教材費は多くのコースで受講料に含まれるが、一部コースで別途必要な場合あり

1ヵ月当たりの料金

グループレッスン:約10,000円~(オンラインの場合)通学型:受講回数・コースによって異なるが、1回あたり約4,000~6,900円

主なコース

日常英会話、ビジネス英語、IELTS・ケンブリッジ英検対策、初級~上級英語、子ども向け英語など

ビジネス英語向けプランの有無

あり。ビジネス英語の専用コースやプレミアムビジネスクラスを提供

特徴的なポイント

国際英語教授資格を持つプロ講師による質の高いレッスン。イギリス英語・英国文化に特化。自由予約制や長めのレッスン時間が特徴

無料体験授業の有無

あり。通学・オンラインともに無料体験レッスンあり

ブリティッシュ・カウンシルの公式サイトはこちら

Cambly

Cambly

Camblyは、本場のイギリス英語をネイティブ講師から学べるオンライン英会話です。多様なカリキュラムが用意されており、日常会話からビジネス英語、試験対策まで、個々の目的に合わせた学習が可能です。

その魅力は、質の高いネイティブ講師とのマンツーマンレッスンを、自宅にいながら手軽に受けられる点にあります。料金プランも豊富で、レッスン時間や頻度によって選択肢があり、ライフスタイルや予算に合わせたコスパの良い学習が期待できます。

Camblyの基本情報

項目情報

受講費用

3,690円~417,222円

受講料以外の費用

特になし

1ヵ月当たりの料金

ハイブリッドプラン(マンツーマン+グループレッスン)

1週間30分 7,190円

1週間60分 12,790円

1週間90分 19,190円

1週間150分 27,790円

1週間300分 53,490円

グループレッスン

1週間30分 3,690円

1週間60分 5,190円

1週間120分 10,390円

主なコース

日常英会話、ビジネス英会話、自己表現、発音矯正、IELTS/TOEFL対策など​

ビジネス英語向けプランの有無

あり​、法人向け英会話を提供

オンライン対応時間

24時間オンデマンドレッスン可能​

特徴的なポイント

マンツーマンプライベートレッスン、復習ビデオやレッスン録画機能、翻訳機能付きチャットなど学習サポートが充実​

無料体験授業の有無

あり(無料学習コンテンツを体験可能)​

イギリス英語とアメリカ英語の違いまとめ

英語にはアメリカ英語とイギリス英語があり、発音、単語、綴りにわずかな違いが見られます。一般的にはアメリカ英語を学ぶのが主流ですが、イギリス留学やイギリス文化に関心がある方は、イギリス英語を積極的に学ぶと良いでしょう。

学びやすさという点では、発音はイギリス英語、単語の馴染みやすさはアメリカ英語に軍配が上がると言われますが、最終的には自分がしっくりくる方を選び、全体的に学習を進めていくことが大切です。

もし手軽にイギリス英語やアメリカ英語を体験してみたいという方には、AI英会話アプリのTalkfulがおすすめです。Talkfulでは、英語の種類を選択できるだけでなく、英会話の場面やレベルを細かく設定できます。

イギリス英語とアメリカ英語の違いを気軽に体験してみたい方は、まずTalkfulの無料プランから試してみてはいかがでしょうか。