【2024年】日本語教師のオンライン・通信講座おすすめランキング|人気12社を比較

更新

日本人におすすめできる仕事の1つとして、「日本語教師」という仕事があります。

現在この日本語教師という仕事の需要は国内外で高まっており、特にアジアを中心とした多くの国々で日本語教育の場が広がっているため、チャンスがある仕事だと言えるでしょう。

そこで、この記事ではオンライン・通信で受講できるおすすめの日本語教師講座をランキング形式でご紹介します。実際の講座内容や評判をもとに比較し、最適な講座選びの際に役立つ情報をお届けします。

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今回は6つのポイントで日本語教師の通信講座を比較しました!

この記事で検証した比較ポイント
  1. 受講料の安さ
  2. 初心者の学びやすさ
  3. 担当講師と講義の質
  4. サポート体制
  5. 合格実績
  6. 評判・口コミ

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日本語教師の講座はコスパと学習効率で選ぶべき!

今回、12社の日本語教師通信講座を比較検証した結果、最もおすすめの講座は「アガルート」です

料金は約5.5万円、学習時間は60時間と他社講座と比較して圧倒的に手軽に学習を始められる講座となっています。

なお、「高めの受講料や長い時間をかけても確実に講師になりたい」という方は「ヒューマンアカデミー」の講座を選ぶのも良いでしょう。

ヒューマンアカデミーの講座は約63万円の受講料がかかるものの、受講終了後に講師として働くことが可能です。

日本語教師のオンライン・通信講座おすすめ人気ランキング

それでは日本語教師が目指せるおすすめのオンライン講座(通信講座)をランキング形式でご紹介していきます。

この記事で紹介する講座一覧
  1. アガルート
  2. ヒューマンアカデミー
  3. アークアカデミー
  4. アルク
  5. 東京中央日本語学院
  6. ルネサンス日本語学院
  7. 千駄ヶ谷日本語教育研究所
  8. 大手前大学 通信教育部
  9. KEC日本語学院
  10. 資格スクール大栄
  11. WJLC
  12. アルファ国際学院

アガルート|低価格と学習効率の良さが魅力!

総合スコア

4.91

試験の合格だけでなく日本語教師としての活躍も目指すならこの講座がおすすめできる

受講料の安さ

4.92

そこまで受講料は高くない

知識・スキルの習得の速さ

4.90

かなり効率的にスキルアップすることが可能

カリキュラムの充実度

4.88

分かりやすくかつコンパクトな授業・教材で、隙間時間を有効活用してしっかり理解しながら学習を進められる

サポート体制

4.93

疑問点をいつでも解消できるような学習サポートが用意されている

指導実績

4.87

会員登録者数が13万人を超える

評判・口コミ

4.91

教材が分かりやすくまとまっている上に、楽しく学習が進められるという点が高評価

司法試験や行政書士試験など難関資格の最短ルート合格が目指せることで良く知られるアガルートですが、日本語教育能力検定試験のための講座が提供されており、この講座を受講することで初心者からでも確実に合格を目指せるようになっています。

日本語教育能力検定試験は先ほどご紹介したように、合格することで日本語教師として必要な知識・スキルを身につけていることを証明することができるため、就職の際に大きく有利に働きます。

アガルートの大きな特徴として、受講者にとってお得な制度や特典などが数多く存在している点、また網羅的にインプットが行えるだけでなく、過去問によるアウトプットを多く行うことで効率的に知識を身につけることが可能という点が挙げられます。


アガルートのコース一覧

コース名

料金(税込)

【無料体験】サンプル講義+サンプルテキストPDF

0円

合格総合講義

54,780円

合格総合カリキュラム

76,780円

アガルート受講生の口コミ

講義内容はわかりやすく、おもしろく、退屈させない内容になっており、正直、勉強するのが楽しく感じることもあるくらいでした。

テキストもまとまった表や記憶に定着しやすい図を使っていて、上手にまとめられており大変見やすく使いやすかったです。

また、試験で引っかかりそうなポイントも細かく補足してあったりと非常に気の利いた教材であったと思います。

アガルート公式 合格者の声

私は今回アウトプットにより大きな時間を割きたかったので、これは効率の良い教材だな、と思いました。

テキストも小ぶりでコンパクトなものだったので、ちょっとした隙間時間が出来そうなときに持って行ったりしていました。

アガルート公式 合格者の声

学習を始めてみると想像していた堅苦しい感じは全くなく毎日楽しく学習することができました。

アガルート公式 合格者の声

アガルートの日本語教師講座に関して、教材がコンパクトにまとまっている、また楽しく勉強が続けられるという点が高く評価されていました。

こういった点が上手く合わさることによって、学習時間が短くても試験に合格するということが実現できているのかもしれません。

アガルートの他社と比べた強み

アガルートの強みとして、受講料が比較的安めに感じられるという点がまず挙げられます。受講料は講座の受講しやすさに大きく関わってくる部分なので、この点においてアガルートは魅力的に見えるでしょう。

また、丁寧な解説と分かりやすくまとまっているコンパクトなテキストによって学習が挫折しにくいという強みもあります。学習中に疑問に思ったことを講師に直接聞ける「オンライン質問サービスKIKERUKUN」や受講生からのアンケートをベースに講師がお届けする隔月の動画コンテンツ「ホームルーム」など、通信講座でも講師がしっかりサポートしてくれるという点も挫折しにくい理由の一つとして挙げられます。

さらに、アガルートの合格特典も大きな強みと言えます。この合格特典の内容は、合格することでお支払金額全額返金かつ合格お祝い金1万円贈呈されるという内容になっています。この特典を得るためには満たさなければならない条件がいくつかあるようですが、それを加味しても非常に魅力的であると感じられるでしょう。

アガルートの弱点・デメリット

アガルートには気軽に講師に質問することができる制度が整っています。これは受講生にとってはありがたいことなのですが、この質問制度は受講期間中に50回しか利用することができないという回数制限がかかっており、とにかく質問したいという人にはデメリットとして感じられるでしょう。

また、テキストで過去問解説集が送られてくるようになっていますが、それには問題部分が掲載されておらず、受講に当たって各年度の「日本語教育能力検定試験 試験問題」を購入する必要があるようです。これは受講生としては少々面倒に感じられてしまう上に追加で費用が発生してしまうため、大きなデメリットであると言えるでしょう。

アガルートはどんな人におすすめ?

1.通信講座だけど手厚いサポートを受けたい人:アガルートの日本語教師講座では通信講座であるにも関わらず、いつでも気軽に講師に質問できる質問制度や講師からの定期的な学習に関する動画を視聴できたりと、学習面のサポートが手厚くなっています。

2.試験の合格だけでなく、その先の活躍を見据える人:アガルートでは用語の丸暗記を求めるのではなく、現場においても活用できる知識として身につくように授業が行われます。そのため、試験の先をしっかり考えている人はアガルートが向いていると言えるでしょう。

3.他の日本語教師講座を受講していたが挫折してしまった人:アガルートには他校乗換割引制度があり受講料が20%OFFになるため、他の講座では挫折してしまったという人も是非もう一回アガルートでチャレンジすることをおすすめします。また、日本語教育能力検定試験を受験したことがある人・家族がアガルートの有料講座を受講している人にも受講料が10%OFFとなる割引制度が用意されているため、アガルートを受講するべきだと言えるでしょう。


項目

内容

料金

54,780円-76,780円

初心者が学びやすいポイント

分かりやすい授業・教材であると同時に過去問によるアウトプットの機会が多く効率的に学習が進められるだけでなく、手厚いフォロー制度も用意されている

学習期間

講義時間は約60時間となっているが、学習のペースは人によって異なるため、学習期間も人によって異なる

サポート体制

オンライン質問サービスKIKERUKUN、ホームルーム、割引制度など

キャンペーン情報

受講生にとって非常に嬉しい合格特典が存在している

ヒューマンアカデミー|圧倒的な実績を誇る日本語教師講座

総合スコア

4.84

日本語教師を目指す際に大きく役立つ通信講座

受講料の安さ

4.54

受講料はかなり高めに設定されている

知識・スキルの習得の速さ

4.85

コースによってはかなり長い間学習することとなる

カリキュラムの充実度

4.92

実践力が身につきやすいカリキュラムになっている

サポート体制

4.91

日本語教師になった後でも手厚いサポートが受けられる

指導実績

4.90

修了生実績が13万人以上と業界No.1となっている上に、検定試験の合格率も非常に高くなっている

評判・口コミ

4.87

勉強において講師の存在がかなり大きいという点が高く評価されている

ヒューマンアカデミーは、オンラインで自自宅から受講できる通信講座を通して初心者でも安心して日本語教師の資格を取得できるようサポートしています。

ヒューマンアカデミーの特徴として、講座を受講して修了することで日本語教師になることができる講座を提供しているという点が挙げられるでしょう。

また、ヒューマンアカデミーではeラーニングという映像授業を活用しつつ、オンラインライブか通学授業のどちらか一方の自分に合った学び方を選択することができるという大きな特徴も存在しています。これによって、様々なライフスタイルの人でも効果的かつ効率的な学習が実現できることでしょう。


ヒューマンアカデミーのコース一覧

日本語教師養成講座(文化庁指針420時間カリキュラム)

コース名

料金(税込)

日本語教師養成講座

632,500円~

月々8,700円~でも受講可能

日本語教師スキルアップ関連講座

コース名

料金(税込)

(通信)日本語教師に求められる「必須の教育内容50項目」解説講座

63,200円~

月々3,400円~でも受講可能

日本語教師のための教材デザイン講座

33,000円

月々3,400円~でも受講可能

介護の日本語教え方講座

168,300円

月々3,300円~でも受講可能

ビジネス日本語研修講師育成講座

215,600円

月々4,300円~でも受講可能

ヒューマンアカデミー受講生の口コミ

勉強は楽しかったです。

ヒューマンの大宮駅前校で出会った講師の方に刺激をいっぱいもらって、こういう人がいる世界って素敵だなと思いました。

学んだこと一つひとつ、先生からの影響がとても大きいです。

ヒューマンアカデミー公式 修了生の声

受講中は、日本語教師として現場で教えていた経験のある講師の生の声が聴けたことは良かったと思っています。

また、話せることと教えることはまったく違い、相手に伝えることは難しいということを経験して分かりました。

ヒューマンアカデミー公式 修了生の声

ヒューマンアカデミーの日本語教師講座では、学習中の講師の存在が受講生にとってかなり大きいという意見が散見されました。

テキストからではわからない実際の声や現場の話を直接聞くことができ、自分が本格的に日本語教師として働き始める前にそういった知識を得ることができるのは、学習のモチベーションの維持に繋がったり、学習効果の向上に繋がることでしょう。

ヒューマンアカデミーの他社と比べた強み

ヒューマンアカデミーの日本語教師養成講座は受講して修了するだけで日本語教師になることができます。この点はかなり魅力的に感じられるでしょう。しかし、420時間分のカリキュラムなっているために学習期間が1年と長くなっています。

また、ヒューマンアカデミーの強みとして、コースによっては日本語教師になった後も継続的なキャリアアップを目指すことができるサポートがヒューマンアカデミーから受けられるという点も挙げられます。具体的には、日本語教師研修、就職・転職支援、日本語教師ネットワーク、情報提供・情報交換などのサポートが受けられます。

他にも、試験の合格率が高く修了生の数も多いため受講生としてはかなり安心感がある、授業はインプットよりも学んだ理論を定着させ実践力に変える実技・グループワークで実践力を養うことができるアウトプットの機会が多い、など数多くの強みがあります。

ヒューマンアカデミーの弱点・デメリット

ヒューマンアカデミーのデメリットとして、基本的にどのコースも受講料が高めに設定されてるという点がまず挙げられるでしょう。ですが、受講料が高い分カリキュラムの質も高くなっているため値段相応という印象にはなっています。

また、完全な通信講座は1つだけとなっており、他の講座では映像授業+オンライン授業で講座が進んでいくため、アウトプットの場が多いこともあり人と関りが多くなっています。そのため、結構独学に近い形で学習を進めたいと考えている人にとってはデメリットであると感じられてしまうかもしれません。

さらに、すべてのコースで手厚いサポートが受けられるわけではないという点もデメリットだと言えるでしょう。

ヒューマンアカデミーはどんな人におすすめ?

1.確実に日本語教師になりたい人:ヒューマンアカデミーの日本語教師養成講座は文化庁届出受理講座となっているため、この講座を修了することで日本語教師として働くことが可能となります。

2.グループワークなどアウトプットの場を多く求める人:ヒューマンアカデミーの授業はインプットとアウトプットの比率が4:6となっており、アウトプットをより重視した授業となっています。そのため、実践力を身につけたいと思っている人はヒューマンアカデミーが向いているでしょう。

3.講座に安心感を求める人:ヒューマンアカデミーは修了生実績が業界No.1かつ検定合格率が全国平均の約2.1倍と非常に高い指導実績を誇っているため、受講生は安心してヒューマンアカデミーの下で日本語教師に向けて学習を進めることができるでしょう。


項目

内容

料金

33,000円~

初心者が学びやすいポイント

現役日本語教師をはじめ、大学・専門学校等で活躍中の講師から指導が受けられるだけでなく、グループワークといったアウトプットの場も数多く設けられている

学習期間

3ヶ月~1年(コースによって大きく異なる)

サポート体制

日本語教師研修、就職・転職支援、日本語教師ネットワーク、情報提供・情報交換など

キャンペーン情報

コースによっては最大10万円の教育給付金が得られる

アークアカデミー|フレキシブルに実践的内容まで学べる講座

総合スコア

4.82

実技・実習面が充実した日本語教師を目指すのにおすすめな講座

受講料の安さ

4.68

受講料は高めという印象

知識・スキルの習得の速さ

4.77

受講有効期間はかなり長めに設けられているが、コースの大部分は自分で好きに学習が進められるようになっているため、人によっては比較的短い期間でのスキルアップが目指せる

カリキュラムの充実度

4.86

充実した指導を1対1で受けられる

サポート体制

4.84

WEB講座に関する疑問点・不安なことを現役日本語教師にいつでも相談することのできるeラーニングシステムが利用可能

指導実績

4.80

1986年に開校して以来、優秀な日本語教師を育成する教育機関として厚い信頼を寄せられている

評判・口コミ

4.83

教育実習が非常に貴重な経験となったという声が多い

アークアカデミーは日本語教師の認定・養成だけにフォーカスしたスクールとなっており、通信で学習できるコースが用意されています。

このコースでは理論部分(300単位時間)がeラーニング、つまり映像授業となっており、実技・実習部分(130単位時間)はスクーリングで日本語教師に必要な実践力を磨くコースとなっています。このスクーリングにおいても通学かオンラインのどちらか好きな方を選べるというように、学習スタイルがフレキシブルになっている点が特徴的だと言えるでしょう。

また、アークアカデミーの大きな特徴として、就職に強く「実践的なスキル」と「考える力」を重視しているという点が挙げられます。

アークアカデミーのコース一覧

コース名

料金

420時間通信コース

462,000円

アークアカデミー受講生の口コミ

オンラインと対面のバランスがとても良く、子育てしながらでも両立がしやすかったです。

オンライン授業では先生方のスライドの資料がとても分かりやすく工夫されていましたし、対面での授業もとても分かりやすく、活気のあるクラスでした。

毎週受講生の皆さんとお会いするのも楽しみでした。

アークアカデミー公式 受講生の声

模擬授業を含め、複数回授業ができ、また模擬授業後のアドバイスもしっかりといただけたのでとてもよかったです。

教育実習はかなり緊張しましたが、実際の留学生を相手に実習が出来る機会はそうないことなので、とても貴重な経験をさせていただいたと思っております。

直接留学生と会話を楽しみことができたのもよかったです。

アークアカデミー公式 受講生の声

細かいところまでも添削して頂けてすごく理解度が深まりました。サポートが手厚かったです。

アークアカデミー公式 受講生の声

カリキュラムがきゅっと詰まった日程で、先生方もとても大変だったと思いますが、熱量たっぷりに進めて頂き感謝しております。また先生方にも大変満足しております。ありがとうございました。

アークアカデミー公式 受講生の声

アークアカデミーの日本語教師講座では、教育実習の経験をしっかり積むことができるということが貴重かつありがたいという声が多く見受けられました。

通信講座は基本的にはこういった経験を積むことは難しくなっているため、実際に日本語教師として働く前に教育実習などの経験を積むことができていると、就職活動の際には他と大きく差別化できることでしょう。

教育実習中は慣れない中授業を行うことになりますが、すぐ近くに講師がいるようなので安心して経験を積めるという点が魅力的に感じられます。

アークアカデミーの他社と比べた強み

アークアカデミーの420時間通信コースは「登録日本語教員の資格取得に係る経過措置」の対象講座として認められているため、ヒューマンアカデミーと同様にこのコースを修了することで必ず日本語教師になることができます。この点がアークアカデミーの大きな強みとして挙げられるでしょう。

また、資格取得後に行う就職活動の場でも手厚いサポートを提供しており、特に修了生にとってかなりありがたい求人紹介なども行っているため、アークアカデミーは就職に強いという点も非常に魅力的になっています。

アークアカデミーは普通の通信講座としては珍しく対面の教育実習も用意されており、教育実習においては受講者1人1人に教室での振る舞いやジェスチャー、わかりやすい板書の方法などをきめ細かく指導してくれます。それに加えて、教育実習に至るまでに多くの模擬授業が行われるというように、実践力を身につける環境が非常に充実している点も大きな強みの一つです。

実際、毎学期末に行われる講師・授業に対する評価アンケートでは、97.9%の受講者が「授業に満足」と回答していることからもアークアカデミーの質の高さが伺えます。

アークアカデミーの弱点・デメリット

アークアカデミーの映像授業の内容が最新のものを反映できていないという口コミがいくつか見受けられました。これが本当であれば、当然最新の情報を反映して作られる検定試験の対策としては十分に満足することができない可能性があるでしょう。まずこの点がアークアカデミーのデメリットとして挙げられます。

また、アークアカデミーの魅力的なポイントとして、模擬授業や教育実習の経験が積めるという点を挙げましたが、この点は単に日本語教師の資格を取得したいと考えている人にとってはデメリットとして感じられてしまうかもしれません。

アークアカデミーはどんな人におすすめ?

1.1対1の指導を受けたい人:アークアカデミーの実技実習を学ぶ実習スクーリングの教育実習では受講生1人1人が講師に丁寧に指導してもらえるようです。そのため、マンツーマンの指導を受けたいと考えている人はアークアカデミーに向いているでしょう。

2.就職の際に支援してもらいたいと考える人:アークアカデミーは修了後の求人紹介をはじめとする就職サポートが手厚くなっています。これにより、修了後でも安心して日本語教師としてのキャリアを歩んでいくことが可能となっています。

アークアカデミーの公式サイトはこちら

項目

内容

料金

462,000円

初心者が学びやすいポイント

日本語教師としての経験を踏まえた授業が受けられる上に、実技の場ではマンツーマン指導が受けられる

学習期間

受講有効期間は2年となっている(給付金を利用する場合は6ヶ月または9ヶ月で修了する必要がある)

サポート体制

eラーニングシステム、就職サポートなど

キャンペーン情報

受講料の20%が修了後に支給される教育訓練給付制度が活用できる

アルク|教材を利用して自分のペースで学習!

総合スコア

4.80

自分中心で勉強を進めるからこそ力が身につきやすい講座

受講料の安さ

4.87

受講料は比較的安めな印象

知識・スキルの習得の速さ

4.72

完全自主学習型なので勉強に一点集中することで短期間での知識・スキルの定着を図ることができるかもしれない

カリキュラムの充実度

4.85

手厚い学習サポートが必要ないくらい教材が非常に充実している

サポート体制

4.69

Zoom上で毎月オンライン勉強会が行われる

指導実績

4.79

累計8万人が受講したアルクの「NAFL日本語教師養成プログラム」の教材を使用している

評判・口コミ

4.78

アルクの講座の様々な部分が受講者に高く評価されている

アルクのNAFL 日本語教員試験対策セットという講座を受講することで、通学することなく検定試験の合格を目指すことができます。ここでのNAFLとはNihongo as a Foreign Languageの意味になっています。

この講義では映像授業を見ながら学習を進めていくのではなく、豊富な学習教材を活用しながら試験勉強を行うという学習形態をとっているため、自分の好きなペースで快適に勉強しやすいという点が特徴的です。

先ほどご紹介したヒューマンアカデミーやアークアカデミーとは異なり、講座を修了するだけではまだ日本語教師として働くことはできません。この点には注意しましょう。

アルクのコース一覧

コース名

料金(税込)

NAFL 日本語教員試験対策セット

69,800円

アルク受講生の口コミ

NAFLのテキストは24冊に分かれていますので、「1冊を1週間で終わらせる」というように、スケジュール調整もしやすかったです。

アルク公式 受講生の声

NAFLを選んだのは検定試験まで最短で日本語教育の知識を学べると思ったことと、費用も養成講座などに比べると安く抑えられることが理由でした。

アルク公式 受講生の声

アルクのセミナーにも参加しましたが、同じように日本語教師を志す人たちを見て「ひとりではない」とやる気をもらいました。

アルク公式 受講生の声

アルクの日本語教師講座は様々な面が受講生から高く評価されています。

自主学習主体の受講スタイルなのでスケジュール調整がしやすい、他の講座と比べて受講料が比較的安めになっておりコスパ良く日本語教師を目指せる、学習のモチベーションの維持・向上に大きく役立つセミナーまである、など多くの魅力が存在しており、かなり受講しやすくなっていると感じられます。

アルクの他社と比べた強み

アルクの大きな強みは学習教材の圧倒的な豊富さであると言えます。具体的には、受講するだけで、NAFLテキスト24冊、CD7枚、日本語教育実習付属DVD1枚、学習ガイド1冊、問題集1冊、用語集1冊、昨年行われた勉強会動画13本を追加費用を払うことなく利用することができます。

ここまで学習教材が多いのはかなり稀有であり、これにより初心者1人だけでも何から始めれば良いかわからないということもない上に、細分化されているわかりやすいテキストによって狭く深く学べて満足することができるでしょう。

アルクの弱点・デメリット

アルクのデメリットとして、質問をすぐに解消できるような学習サポートが用意されておらず、受講スタイルがほとんど独学と変わらない状況となってしまうという点がまず挙げられます。

また、電子化されたテキストではなく紙のテキストとなっているため、外出時に隙間時間を有効活用して学習を少しでもすすめるというのもなかなか難しくなっています。

総じて、挫折しやすい学習環境となってしまっているということがアルク最大のデメリットであると言えるでしょう。

アルクはどんな人におすすめ?

1.完全な独学は嫌だけどなるべく自分一人の力で合格を目指したいという人:アルクでは安心できる学習教材を得ることができると同時に、過剰な学習面でのサポートなどを受けることはありません。そのため、こういった人にはアルクの学習スタイルは理想的なものであると思われます。

2.学習を進めるペースを自分で自由に調整したい人:アルクでは学習のペースが完全に自分にゆだねられているため、スケジュール調整などがしやすくなっています。

アルクの公式サイトはこちら

項目

内容

料金

69,800円

初心者が学びやすいポイント

自分で学習のスケジュールが決められるため、自分が最も理解しやすい学習スピードで試験に向けて勉強できる

学習期間

学習のペースが完全に自分にゆだねられているため、学習期間は人によって大きく異なる

サポート体制

オンライン勉強会など

キャンペーン情報

現在特にキャンペーンは実施していない

東京中央日本語学院(TCJ)|業界最高峰の就職率

総合スコア

4.74

現場で役立つ力がしっかり身につく環境が整えられている

受講料の安さ

4.41

かなり高めになっている

知識・スキルの習得の速さ

4.73

速くても半年はかかってしまう

カリキュラムの充実度

4.89

実践の場が数多く用意されており、即戦力として成長できる

サポート体制

4.75

学習面のサポートだけでなく、就職面でのサポートも手厚くなっている

指導実績

4.71

国内・海外で活躍する日本語教師を多数輩出している

評判・口コミ

4.70

受講生や講師に多く助けられたという声が多い

東京中央日本語学院は、日本語教師を目指す人にとって最適な選択肢であると言えるかもしれません。

ここの日本語教師講座は理論科目はeラーニング(映像授業)もしくはオンラインで受けられるライブ授業で、また実技科目はオンラインのライブ授業で受講できる、というように完全オンラインで修了できる点が特徴的です。また、登校することで教育実習の経験も積むことができるという点も魅力的でしょう。

さらに、業界トップレベルの実技指導で毎年90%を超える高い就職率を実現している点もかなり特徴的となっています。

東京中央日本語学院のコース一覧

コース名

料金

420時間コース(eラーニング)養成機関ルート

646,000円

完全パック(420時間コース+国家試験合格パック)養成機関ルート

756,000円

国家試験合格パック試験ルート

133,100円

実技単科コース

339,500円

理論単科コース

339,500円

東京中央日本語学院受講生の口コミ

模擬授業の準備は一苦労でしたが、その大変さがわかるだけに、クラスメイトのアイディアあふれる模擬発表はいつも楽しみで勉強になりました。

日本語教師スタートに向けて、共に学んだ仲間たちの存在は心強く、TCJ でのすばらしい出会いに感謝しています。

東京中央日本語学院公式 修了生の声

経験豊富な先生方は、私達が何を難しく感じているのか、何をどう改善すべきか、的確に、また親身になって教えてくださいます。

東京中央日本語学院公式 修了生の声

素晴らしい先生方、仲間たちに恵まれ、毎回の授業がとても楽しく、充実した1年でした

東京中央日本語学院公式 修了生の声

東京中央日本語学院の日本語教師講座では周りの受講生や講師に多くの刺激をもらったという意見が散見されました。

知識をインプットする際にはあまり他の受講生とは関りを持つことはありませんが、講座の後半で受けられる教育実習では登校する必要があるため交流の場が発生することでしょう。

あまり人との絡みに自信がない人でも、他の受講生は自分と似たような感じであったり、講師は親身に接してくれるため、安心して良い刺激を多く受けることができるのではないでしょうか。

東京中央日本語学院の他社と比べた強み

東京中央日本語学院の大きな強みは圧倒的な模擬授業の回数で即戦力が身につくという点です。即戦力が身につくというのは、他の講座だとなかなか難しいことなので、東京中央日本語学院の講座は非常に魅力的に見えることでしょう。

また、受講できるコースの種類が多いという点も強みです。これにより、自分の目的に合わせて最適なコースを選択することができ、効果的かつ効率的な学習を実現することができるでしょう。

他にも、受講サービス期間が最大3年間となっており修了後でも授業の再受講が行えるだけでなく就活支援も充実している、というようにサポート体制が優秀になっている、またオンライン授業のノウハウが詰まった「ITスキルアップ講座」が無料で受講できる、など数多くの魅力的な点が存在しています。

東京中央日本語学院の弱点・デメリット

東京中央日本語学院は受講料がかなり高くなっています。この点は誰から見ても大きなデメリットとなってしまいますが、修了後に最大10万円支給される教育訓練給付制度が活用できるため受講する際は是非活用して少しでも経済的な負担を減らすようにしましょう。

また、東京中央日本語学院に限った話ではありませんが、420時間カリキュラムを有する講座はどこも短期間で修了するというのは難しそうです。そのため、短期間で効率的に日本語教師を目指したいと考えている人にとってはデメリットとして映ってしまうかもしれません。

それに加えて、教育実習の際には登校する必要があるため、人とのかかわりがほぼない通信講座の学習スタイルを求める人にはデメリットとなってしまう可能性があるでしょう。

東京中央日本語学院はどんな人におすすめ?

1.とにかく実践経験を積みたい人:東京中央日本語学院は他の講座と比べても模擬授業の回数が圧倒的に多くなっているため、とにかく実戦経験を積みたいという要望に応えてくれるはずです。

2.手厚い就職サポートを受けたい人:東京中央日本語学院は国内外の日本語教育機関から届く求人情報を幅広く提供しています。そのため、東京中央日本語学院の講座を受講すれば就職の際に困るといったことはそこまでないと思われます。

東京中央日本語学院の公式サイトはこちら

項目

内容

料金

133,100円~756,000円

初心者が学びやすいポイント

1回1回の授業動画が軽く、通勤時間や隙間時間を有効活用して学習を進めることができる

学習期間

半年~1年

サポート体制

日本語教師としての学びなおしサポート、就職サポートなど

キャンペーン情報

人によっては最大26万円分還元される10月期スタートダッシュキャンペーンが実施中

ルネサンス日本語学院|マンツーマンでスキルを習得できる

ルネサンス日本語学院は、全国どこからでも資格取得が可能なオンライン講座を提供しています。

特に「日本語教師養成コース」では、徹底したマンツーマン指導により、日本語の専門知識だけでなく実践的な教授スキルを身につけることができます。

また、講義の復習が自由にできるため、様々な環境にいる受講生が自分のペースで学習を進められます。

充実した学習環境と柔軟性が魅力で、日本語教師を目指す方々に最適な選択肢となるでしょう。

ルネサンス日本語学院の公式サイトはこちら

千駄ヶ谷日本語教育研究所|体系的なカリキュラムが特徴の名門校

千駄ヶ谷日本語教育研究所は、日本語教師の育成において長年の実績を誇る名門校です。その中でも日本語教師講座は、他を圧倒する特色があります。

それは、体系的なカリキュラムと実践的な授業内容です。様々な背景を持つ学生に対応するための教授法や教材開発について、幅広く深く学ぶことができます。これらが上手く関連しながら、高度な日本語教育の現場で必要とされるスキルと知識を総合的に身につけることができます。

また、遠隔教育や通信講座も用意されており、場所を選ばず、自分のライフスタイルに合わせて学習を進めることが可能です。

千駄ヶ谷日本語教育研究所の公式サイトはこちら

大手前大学 通信教育部|学生主体で自主的に学習を進める

大手前大学 通信教育部の魅力は、幅広い分野の中から自分の関心に合わせて科目を選べる点にあります。特に日本語教師講座は、他を圧倒する存在です。この講座の最大の特徴は、インターネットを活用した「学生主体の実践的な教育」にあります。もちろんオンライン講義なので、時間や場所を選ばず自分のペースで学習できます。

大手前大学教員による実践的なカリキュラムは、文法だけでなく教材作成、授業設計、教室運営まで幅広くカバーしており、理論だけでなく実践の場として現場で活躍する日本語教師を目指す学生には有益となっています。

さらに、この講座の魅力は、実際の教育現場で役立つ資格取得が可能な点にもあります。修了後に「日本語教育能力検定試験」を受験でき、合格すれば日本語教師として即戦力となる資格を手にできます。

大手前大学 通信教育部の公式サイトはこちら

KEC日本語学院|教室運営のための幅広いスキルを学ぶ!

KEC日本語学院は、日本語教師を目指す人のために、実践的で柔軟な講座を提供しています。

この講座は、単なる教授法だけでなく、教材研究から授業設計まで、教室運営に必要な幅広いスキルを学べる点が特徴です。

また、オンライン受講が可能なため、場所を選ばず自分のペースで学習を進めることができ、社会人でも無理なく受講できるよう配慮されています。

このように、KEC日本語学院の講座は、実践的な内容と柔軟性を兼ね備えており、現場で役立つスキルを身につけたい人に最適な選択肢となっています。

KEC日本語学院の公式サイトはこちら

資格スクール大栄|専任チューターからの手厚いサポート体制

日本語教師を目指す多くの人々に評価の高い「資格スクール大栄」の日本語教師講座は、実践的な内容と手厚いサポート体制が特長です。

授業の模擬映像を用いた講義では、知識を一方的に学ぶだけでなく、実際の指導法も同時に学ぶことができます。

また、わからないことがあれば専任のチューターに質問でき、丁寧なフォローを受けられます。

さらに、講座の回数制限がないため、理解が十分でない場合は何度でも受講し直すことができます。

この講座は、一人ひとりの努力を最大限にバックアップし、日本語教師を目指す人々の目標達成を全力でサポートしてくれます。

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WJLC|個人のペースに合わせた指導が魅力

WJLCの日本語教師講座は、語学力だけでなく、実践的な指導力を身につけることができる点が魅力です。

教材作成や授業の進め方など、実際の教育現場で必要なノウハウを中心に学べるカリキュラムとなっている上に、一対一のマンツーマン授業を通じて個々の学習ペースに合わせた指導が受けられます。

また、実践的なレッスンを通して、生徒の理解度を適切に把握し、指導方法を修正する「教える力」を身につけることができます。

WJLCでは、これらの教育力を独自の認定試験で評価しており、実務への即時適用性を重視したプログラムとなっています。

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アルファ国際学院|即戦力となるスキルを身につけられる講座!

アルファ国際学院は、オンラインや通信教育で日本語教師を育成する教育機関です。独自の教育方針とサポート体制により、質の高い教育を提供し、他校とは違った特色があります。

まず、受講生のライフスタイルや学習スタイルに合わせて、オンラインの個別授業や通信教育から選択できる柔軟性があります。この自由度の高さが、学習の継続を後押ししています。

次に、理論だけでなく実践的な専門科目や模擬レッスンなどで、即戦力としての教授スキルを身につけられることが特徴です。卒業生の多くが日本語教師として活躍し、実績を評価されています。

さらに、就職・転職相談や学習教材の提供など、手厚いサポート体制が整っています。

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日本語教師通信講座の比較一覧表

講座

総合スコア

受講料の安さ

知識・スキルの習得の速さ

カリキュラムの充実度

サポート体制

指導実績

評判・口コミ

アガルート

4.91

4.92

4.90

4.88

4.93

4.87

4.91

ヒューマンアカデミー

4.84

4.54

4.85

4.92

4.91

4.90

4.87

アークアカデミー

4.82

4.68

4.77

4.86

4.84

4.80

4.83

アルク

4.80

4.87

4.72

4.85

4.69

4.79

4.78

東京中央日本語学院

4.74

4.41

4.73

4.89

4.75

4.71

4.70

総合的に見ると、アガルートが頭一つ抜けて優れた講座となっています。

一方で、カリキュラムの充実度や指導実績については、ヒューマンアカデミーの方が優れていることがわかります。

以下では上記の講座を各項目ごとに詳しく比較していきましょう。

受講料の安さを比較

講座

受講料の安さ

アガルート

4.92

アルク

4.87

アークアカデミー

4.68

ヒューマンアカデミー

4.54

東京中央日本語学院

4.41

受講料の安さに関してはアガルートが一番安く、それに次いでアルクが安くなっています。

基本的に検定試験の合格を目指す講座は比較的受講料が安くなっている一方で、受講して修了するだけで日本語教師になることができる講座の受講料はかなり高くなっています。


知識・スキルの習得の速さを比較

講座

知識・スキルの習得の速さ

アガルート

4.90

ヒューマンアカデミー

4.85

アークアカデミー

4.77

東京中央日本語学院

4.73

アルク

4.72

知識やスキルの習得の速さという点についても、アガルートが最も優れているという印象です。

授業を受けるのではなく好きなペースで学習を進めていくことができる受講スタイルだと、どれだけ勉強にコミットできるかでその習得の速さが大きく変わってきます。

そのため、自主学習が中心となっているアガルートでは人によっては短期合格が目指しやすくなっています。

カリキュラムの充実度を比較

講座

カリキュラムの充実度

ヒューマンアカデミー

4.92

東京中央日本語学院

4.89

アガルート

4.88

アークアカデミー

4.86

アルク

4.85

カリキュラムの充実度で言うと、どの講座も充実していると感じられますが、特にヒューマンアカデミーのカリキュラムが充実していると感じられます。また、次点で東京中央日本語学院のカリキュラムが充実しています。

ヒューマンアカデミーはそもそもの学習内容の質が高くカリキュラムが充実していると感じられる一方で、東京中央日本語学院は実践の機会が最も多く、実技実習の面においてカリキュラムが非常に充実していると感じられます。


サポート体制を比較

講座

サポート体制

アガルート

4.93

ヒューマンアカデミー

4.91

アークアカデミー

4.84

東京中央日本語学院

4.75

アルク

4.69

アガルートのサポート体制が最も整っているという印象です。

アガルートは学習サポートも言わずもがなですが、特に合格特典などのそれ以外の受講者をやる気にさせるようなサポートがかなり魅力的になっています。

基本的にはどこの講座もサポート体制が整っていると思われますが、ほとんど独学と同じような学習スタイルとなってしまうアルクは、この点においては一歩及ばないという印象になってしまいます。

指導実績を比較

講座

指導実績

ヒューマンアカデミー

4.90

アガルート

4.87

アークアカデミー

4.80

アルク

4.79

東京中央日本語学院

4.71

どこの日本語教師講座も指導実績があると感じられます。

そのため、どの講座を受講しても、受講中は安心感を抱きながら学習を快適に進めていくことができることでしょう。

ただ、具体的な数値などでもって指導実績を公表している講座の方が安心できると思われるため、より安心感が欲しい人はそういった講座を選択するようにしましょう。

自分に合った日本語教師講座の選び方

日本語教師を目指すために講座を受講するといっても、その講座の選び方にも様々な種類があります。

どのようなポイントを重視して講座を選ぶかによって目指しやすさが大きく異なってきます。ここではオンライン・通信で受講できる日本語教師講座の選び方の例をご紹介していきます。

コスパの良さで選ぶ

コスパの良さで選ぶのであれば、アガルートかアルクが良いです。

どちらも自主学習中心の受講スタイルとなっており、他の修了するだけで日本語教師になれるような講座と比較すると自力で何とかしなくてはならない場面が多いですが、その分そういった講座と比べて圧倒的に受講料が安くなっています。

コスパの良さを求めるのであれば、そういった労力が必要になってくることは仕方のないことだと感じられるでしょう。

カリキュラムの充実度を決め手にする

カリキュラムの充実度で選ぶなら、理論面であればヒューマンアカデミー、実技実習面であれば東京中央日本語学院がおすすめできるでしょう。

理論面とは講座の前半に用意されてある日本語教師についての基本的な知識のインプットを行うフェーズのことを指し、実技実習面とは講座の後半に用意されてあるインプットした知識をアウトプットして実践力・応用力を養うフェーズのことを指します。

ヒューマンアカデミーと東京中央日本語学院がそれぞれの分野で最も優れている理由については既にご紹介した通りですが、このカリキュラムのどの部分の充実度を決め手にするかによって、学習効果が大きく異なってくることでしょう。

サポート体制が整っている講座を選ぶ

サポート体制が整っているかどうかで選ぶ場合、アガルート・ヒューマンアカデミー・アークアカデミーのどれかが良いでしょう。

アガルートは学習中のサポートと合格特典のような学習ののモチベーションを維持させるサポート、ヒューマンアカデミーは就職サポートだけにとどまらない非常に手厚い修了後サポート、アークアカデミーはしっかりとした就職サポートと教育実習の場でマンツーマン指導が受けられるという学習サポート、というようにそれぞれのサポート体制はわかりやすく分かれています。

カリキュラムの充実度で選ぶ際と同様に、どの期間のサポートがどれくらい手厚くなっているのかが講座によってかなり異なるため、しっかり比較し自分にあった講座を選択しましょう。

短期間で日本語教師になれる講座を選ぶ

効率的に日本語教師を目指したいのであれば、アガルートかアルクのどちらかがおすすめできるでしょう。

先ほどもご紹介したように、アガルートとアルクはどちらも自主学習が中心となっています。そのため、学習のスピードが受講者に完全に依存していることになります。

こういった状況では、時間的な余裕がかなりある上にやる気も人並み以上にあるという人であれば、講座側が想定しているより学習期間よりもかなり短い学習期間で日本語教師になることができるかもしれません。

日本語教師についてのよくある質問まとめ

日本語教師と言われても、日本語が母語である日本人からすると、日本語教師はどういった仕事であるのか、またどのようにしたら日本語教師になれるのかなどあまり想像がつきにくいと思われます。

そこで以下では、日本語教師に関してよくある質問に回答します。

日本語教師の主な仕事は?

日本語教師は、幅広い年齢層の学習者や特に海外の方に対して、日本語の読み書き、会話、文化を教えることが主な仕事です。

日本語教師としては、授業準備から学習者一人ひとりのニーズに合わせた教育プログラムの提供、進捗状況の評価まで、細かい業務が求められます。

また、言葉だけでなく、その背景にある日本の精神性や文化的特性を伝えることも日本語教師の重要な役割となっています。そのためには、コミュニケーション力や異文化理解力が必要不可欠です。

多様な学習者と円滑に関わり、効果的な学習環境を作り出すには、教師自身が開かれた姿勢で学習者を理解する努力が欠かせません。

日本語教師はどうやったらなれる?

日本語教師になるためには、基本的に3つのルートが存在しています。

1つ目は、文化庁の「日本語教員の要件として適当と認められる研修」の基準を満たし、届け出を受理された講座かつ420時間分のカリキュラムを有する講座を修了することで日本語教師として働くことが可能となります。

2つ目は、「日本語教員試験」という試験に合格して「登録日本語教員」という日本語教師の国家資格を有することで日本語教師になることができます。似たような試験で「日本語教育能力検定試験」という現時点では日本語教師として働くために合格が必須とはなっていない試験がありますが、求人ではこの試験に合格していることが望ましいと明記されている場合が多かったり、日本語教育の基礎知識を得るためには非常に有効な手段となっているため、この試験に合格することはほぼ必須であると考えられるでしょう。

3つ目は、大学、または大学院の日本語教育専攻で学び修了することで日本語教師になることができます。

したがって、現実的な手段としては講座を受講することか、試験に合格することのどちらかということになりそうです。

日本語教師は独学でも目指せる?

日本語教師になるためには独学でも可能ですが、授業計画の立案や異文化理解の促進など、幅広い知識とスキルが求められるため、すべてを独学で習得するのは困難です。

そのため、日本語教師を目指すために作られた講座を受講して実践的な教育を受けることをおすすめします。

多くの日本語教育プログラムでは、実際の教室経験を通して適切なフィードバックを得ることができ、学習者の視点を理解し、教室での対応力を身につけられます。さらに、専門知識や技術だけでなく、人間性の育成やコミュニケーション力の向上にも役立ちます。

日本語教師を目指すなら、確かな実践力を身につけるために教育機関での学びが重要であると言えるでしょう。

日本語教師になるまでにかかる費用は?

日本語教師になるためには、一定の投資がどうしても必要になります。そして、どのルートで目指すかによってかかる費用は異なってきます。

420時間カリキュラムの講座を受講する場合、その受講料は30万円~60万円とかなり高くなってくる一方で、自主学習が中心となる試験合格を目指すルートの場合、受講料はかなり安くなります。

しかし、その分教科書や教材の購入費用がより大きくなる上に、認定試験の受験料も発生します。教科書は数千円から数万円、試験費用は数千円から1万円程度となります。

総合的にみると、日本語教師になるための費用は個人の目指すレベルなどによっても変わりますが、どちらのルートでも数十万円程度はかかってしまうと想定すべきでしょう。

日本語教師は人に教えることを仕事とするために、専門的な知識が必ず必要となってくる職種です。そのため、こういった投資は避けられないものだと考えることができるでしょう。

日本語教師のおすすめオンライン・通信講座まとめ

日本語教師を目指すのにおすすめな講座について、各講座の特徴や評判をもとに比較しまとめてきました。

既にご紹介したように、日本語教師を目指すルートは複数種類があり、どのコースを選ぶかによってかかる費用や学習期間がかなり変わってきます。

そのため、今回の比較を参考にして、自分の現在の経済状況や目的なども考慮しつつ、今の自分に最適な講座を選択するようにしましょう。