ビズリーチへの登録が会社にばれるのは嘘?ブロック方法や企業側の見え方を解説
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「ビズリーチに登録したら会社にばれるのでは?」という不安を抱える方も少なくないでしょう。実際、採用担当40名へのアンケートによると、企業ブロック設定を忘れて個人が特定されるケースが報告されています。
本記事では、ビズリーチの企業ブロック設定の具体的な方法や、職務経歴書の見え方、そして企業側からどのように情報が見えているのかを詳しく解説します。
これらの対策を実践すれば、安心してビズリーチでの転職活動に専念できるようになります。ビズリーチならではの機能を活用し、効果的な転職活動を進めるためのポイントをお伝えしていきましょう。
ビズリーチに登録すると会社にばれるのは嘘
結論から言うと、ビズリーチに登録しても現在の会社にその情報が知られることはありません。
求職者の名前や連絡先などの個人情報は非公開とされているため、ヘッドハンターは求職者を特定できなくなっているのです。
つまりビズリーチを利用したとしても現職での転職活動がバレるリスクはないため、安心して利用することができます。
企業やヘッドハンターに個人情報は公開されない
企業側からの見え方はどうなっているの?
ビズリーチは、利用者のプライバシー保護に細心の注意を払っています。
企業やヘッドハンターは、利用者の氏名やメールアドレス、電話番号、生年月日などの個人情報を閲覧することはできません。
利用者が職務経歴書を登録して審査が承認されてはじめて、個人情報を除いた情報のみが企業側に公開されます。
さらに、個人情報の開示は利用者自身が求人への応募やスカウトへの返信時に許可した場合のみ行われます。
個人情報の管理と安全管理が厳格である
また、200万人以上の登録者と23,500社以上の企業に利用されている日本最大級の転職サイトです。
運営会社であるビジョナル株式会社は、情報管理を重視して堅固なセキュリティ対策を講じています。組織体制の構築や従業員教育、データベースの暗号化など、多角的な対策が取られているのです。
公式サイトには、会員情報を管理目的以外で使用することを一切禁止し、データの暗号化技術を活用することで個人情報の保護を強化していると記載されています。
サービスの開始後の情報漏洩事故がない
ビズリーチは2009年から運営を開始し、この10年以上の間一度も情報漏洩事故を起こすことなくサービスを提供し続けています。
情報セキュリティの確保を最重要課題としており、細心の注意を払ってユーザーの個人情報を管理してきた結果、完全な情報漏洩防止を実現しているのです。
【機能編】会社にばれることなく利用するコツ
会社にバレることなくビズリーチを利用するためにはどうすればよいのでしょうか。
ここでは、ビズリーチの機能を使って利用するコツを6つ紹介します。
企業ブロック設定を使って勤務先をブロックする
ビズリーチの「企業ブロック設定」機能を活用すれば、転職活動を現職の会社に気づかれることなく進められます。
この機能では特定の企業からのアクセスを制限できるので、勤務先や関連会社にあなたの情報が見られるリスクを回避することができます。
企業をブロックする方法は、マイページで簡単に設定できます。
勤務先と関係のあるヘッドハンターをブロックする
また、企業だけでなく自身が勤務する企業や、その関連会社を担当しているヘッドハンターもブロックすることができます。
ヘッドハンターがどの企業を取り扱っているかは確認が可能なので、勤務する企業やその関連会社を取り扱っているヘッドハンターをブロックすることをおすすめします。
企業ブロックと同様にマイページから簡単に設定できるので、ぜひ活用してみてください。
職務経歴書を非公開にしてスカウトを受け取らないようにする
プロフィールを、以下の手順で非公開設定にする方法もあります。
- ビズリーチにログインし、「メール・スカウトの配信管理画面」を開く
- 「求人案内サービス」の「編集する」ボタンをクリック
- 「ヘッドハンターへの職務経歴書公開設定」と「企業への職務経歴書公開設定」で「非公開」を選択し、設定を保存(この際は、ヘッドハンターや企業ごとに公開/非公開を設定できます。)
ただし、職務経歴書を非公開設定にすると企業からスカウトされる機会がなくなるという点に注意する必要があります。
「連絡先を公開」のチェックを外し匿名で返信する
また、スカウトメールへの返信時に個人情報を明かさないようにすることもできます。
メッセージの送信画面で「名前を表示」「連絡先を表示」のチェックを外すことで、個人情報を非公開にしたままコミュニケーションを取ることが可能です。
この機能は、事前に労働条件を確認したり適切なサポートをしてくれるヘッドハンターと連絡を取りたいという場合に便利です。
個人を特定できる情報を職務経歴書に書かない
個人を特定できる情報は避け、専門知識や実績を前面に出すことが重要です。
以下で、個人の経験を詳しく伝えるためのポイントを紹介します。
企業名(会社名)
具体的な企業名を記載するのではなく、業界や事業内容などを示すことをおすすめします。
例えば「がん領域で新薬開発を手掛ける外資系製薬会社」や「国内配送シェアトップクラスの物流会社」といった表現をすることで、企業名を明かさずに自身の経験を十分に伝えられるでしょう。
経歴
経歴を公開する際は、固有名詞を避けて具体的な内容を伝えつつも特定されないようにすることが重要です。
例えば、「2015年から製薬業界における営業職に従事し、海外市場向け商品の営業を担当している」と表現することで、経歴の内容を伝えながら特定の会社名を明かさずに済みます。
実績
また、具体的な数値を用いて業績を示すことが推奨されます。
例えば、「2022年 新製品の売上:○○○○万円(目標達成率101%・前年比:110%)」と表現すれば、商品名を伏せつつ優れた実績を示すことができます。
スキル
取得したスキルから個人が特定される可能性は非常に低いため、スキルは詳細に記載しましょう。
例えば、「TOEIC900点・チームリーダーとしてのマネジメント経験(メンバー10人、スケジュール管理、各種研修など)」と書くことで、個人の能力や資質を示す情報をアピールできます。
他の転職エージェントの活用も頭に入れておこう
ビズリーチでは、企業やヘッドハンターが、求職者が公開した職務経歴書を見てスカウトをするという流れになっています。
個人情報をバレないようにしていたとしても数多くのヘッドハンターや企業が目にしてしまうため、バレる可能性が少なからず残ってしまいます。
一方で、転職エージェントのアドバイザーには守秘義務があり、秘密を守りながら転職活動をサポートしてくれます。
そのため、絶対に転職活動をしていることがバレてほしくない人は、転職エージェントの活用をおすすめします。
【会社編】会社にばれることなく利用するコツ
ここでは、会社でどのような点に注意するべきなのかを説明します。
転職活動をしていることを同僚に話さない
転職活動に関する話は、同じ会社の人に話さないようにしましょう。
同僚間で転職の話が広まったり、その会話を第三者に聞かれて思わぬ事態に巻き込まれる可能性があるためです。
もし誰かに話したいと感じたときには、ビズリーチのヘッドハンターや転職エージェントに相談するのがよいでしょう。
会社でエージェントとやり取りをしない
また、会社でエージェントとのやり取りをしないことも求められます。
ヘッドハンターとの電話・やり取りを見られた場合も「あの人は転職活動をしている」と周りに思われてしまい、噂が広まる可能性があります。
そのため、もし会社にいるときに電話が来た場合は電話に出ずに折り返しの連絡をメールで返信しましょう。
あらかじめエージェントに連絡可能な時間帯を伝えておけば、勤務中に連絡が来ることを防げます。
プライベートブラウザを使ってビズリーチを利用する
プライベートブラウザを使ってビズリーチを利用するのも有効な手段です。
共有のパソコンから通常のブラウザを使うと、閲覧履歴やクッキーが残り、他の人にビズリーチを使っているとバレるリスクがあります。
一方、プライベートブラウジングを活用すれば、そうした情報が残らずに済みます。
ただし、ネットワーク管理者がアクセス記録などから利用を特定できる可能性があるため、常にセキュリティ面に留意する必要があります。
ビズリーチへの登録が会社にばれる経緯は?
一体、ビズリーチに登録していることはどのような経緯で会社にバレてしまうのでしょうか。
転職活動をしていることを同僚に話した
転職活動は個人的な問題であるため、うっかり同僚に話してしまうとあっという間に噂が広がってしまうかもしれません。
転職活動がうまくいかない時は同僚に相談したくなりますが、そこから情報が漏れて、思わぬ不利益を被る可能性もあります。
また、同僚から何気なく質問されて転職を考えていることがバレてしまうこともあります。だからこそ、親しい同僚であっても転職のことは内緒にしておくのが賢明でしょう。
SNSで転職活動の進捗状況を発信した
SNSに転職活動のことを投稿すると、知らず知らずのうちに今の職場の人たちにバレてしまう可能性があります。
SNSの「おすすめ」機能によって、その投稿が思いもよらない人の目に触れてしまうかもしれません。職場の空気が一気に変わってしまったり、あなたが転職を考えていることが会社中に広まってしまう恐れもあります。
仕事とプライベートはしっかり分けて、転職活動は水面下で進めるのが安心です。
会社でヘッドハンターとの通話を聞かれた
ビズリーチを活用すると、企業から直接スカウトの連絡が来たり、ヘッドハンターとやり取りをする機会が増えます。
職場や同僚の近くでヘッドハンターからの電話に出ると、上司や同僚に会話を聞かれてしまう可能性があります。また、車の中で連絡を取ってうっかり話が漏れる場合もあります。
ヘッドハンターや企業からの連絡には迅速に対応するべきですが、それを理由として職場でその話をするのは避けるべきです。
自分のスマホをのぞき見される
スマートフォンで手軽に情報確認ができる便利さが魅力となっていますが、会社内での利用には要注意です。
面接の日程や企業からのメッセージなど、気になる情報をすぐにチェックしたくなるのは当然ですが、仕事中にスマホを頻繁に確認すると上司や同僚に見られてしまう可能性があります。
そのため、ビズリーチを利用する必要がある際は、昼休みに一人で外出して人目につかない場所で確認するなど、他人の目から避けられる環境で行うことをおすすめします。
会社から支給されたスマホ・PCで利用した
さらに、会社で支給されたスマホやPCを使ってビズリーチを利用しても、アクセス履歴や使用履歴から転職活動がバレる恐れがあります。
アクセスしたウェブサイトの履歴や、インストールしたアプリの情報が記録されていることがあります。
このような事態を避けるために、個人で契約したスマートフォンやパソコンを使用することをおすすめします。
ビズリーチに登録した個人情報が公開されるのはいつ?
ビズリーチに登録した個人情報が公開されるのはいつなのでしょうか。
求人への応募時
ビズリーチを利用して転職活動を行う場合、求人への応募時に個人情報が公開されます。
公開される情報は、業務経歴や学歴、スキルセットなどの採用企業が求職者を評価するために必要な情報に限られています。
公開される情報は企業と求職者間の適切なマッチングを実現し、キャリア形成を支援するためにのみ使用されます。
スカウトメッセージへの返信時
また、求職者が企業からのスカウトメッセージに返信した時点でも、プロフィールや経歴などの個人情報が企業に公開されます。
これにより企業は求職者の詳細情報を確認でき、具体的な採用検討を行うことができます。
こうした仕組みを通じて、双方がスピーディーかつ円滑なコミュニケーションを図ることが可能となっています。
利用者が開示を許可したとき
さらに、求職者が開示を許可した場合にも個人情報が公開されます。
求人応募やスカウトへの返信以外でも、ビズリーチ内での情報公開範囲や特定の企業への非公開設定などを自由に設定できます。
求職者自身が自分の個人情報の公開範囲を細かく設定できるようになっており、プライバシーを守りながら安全にビズリーチを利用できるようになっているのです。
会社にばれてしまった時の対処法4選
バレないように注意していたとしても、バレてしまう可能性も少なからずあります。
万が一バレてしまった時はどのように対処するのが良いのでしょうか。
自分の市場価値を調べるためだと言う
ビズリーチが公開している転職コラムによれば、ユーザーの約7割が自身の市場価値を把握するためにサービスを活用しているそうです。
この数字から、ビズリーチからスカウトを受けることは自分のスキルや実績に対する需要を知る絶好の機会となっていることがわかります。
そのため、もし会社にビズリーチへの登録が知られた場合でもその目的を率直に説明すれば、キャリアの可能性を広げながら現在の職場でも前向きに働き続けることができるでしょう。
転職の意思があると正直に話す
次に、転職活動中であることを会社に隠さず、正直に意志を伝えることも賢明でしょう。
嘘をつくと思わぬ誤解を招く恐れがあり、信頼関係を損なってしまう可能性があります。
上司に転職の意向を伝える際は、会社への不満を口にするのではなく自己実現や成長への意欲などの前向きな理由を中心に説明しましょう。
また、これまでの経験や会社での学びに対する感謝の気持ちも伝えましょう。
今まで通りに仕事をこなす
転職活動が周囲に知られてしまうと、「もうすぐ辞める人」というレッテルを貼られがちです。
しかし、転職を決めたからといって現職を軽視してはいけません。転職の理由は個人的なものであるため、転職活動がバレても今の仕事には全力を尽くすべきだからです。
業務を責任を持って遂行するして仕事をしっかりこなすことで、円満な退職につなげることができるでしょう。
ばれたことを受け入れて転職活動を続ける
転職活動をしていると会社に知られてしまったことは残念ですが、バレてしまったことはもう仕方がありません。
むしろ、この機会を活かして今後の転職活動をより慎重に行うことができます。
現代社会では転職は一般的なキャリアパスの選択肢となっており、会社側もある程度は理解を示すようになってきたので、そこまで大きな問題だとは言えないでしょう。
ビズリーチに嘘の年収を登録してもバレる理由
ビズリーチでは、年収を実際より高く偽って登録する人が一定数いますが、これは転職活動において大きなリスクとなります。
ここでは、嘘の年収を登録するとバレてしまう理由をご紹介します。
求職者の経験・スキルと年収が合わない
年収などの個人情報に虚偽があると、キャリアやスキルとの不整合から嘘がバレてしまう可能性があります。
例えば、年収を800万円としておきながら、管理職の経験や専門知識が全くと言っていいほどない場合は、年収と求職者の経験・スキルが合わないとして嘘が疑われてしまいます。
企業・業界の年収相場との大きな差が見られる
ビズリーチには企業情報が豊富に蓄積されており、企業の平均年収などの具体的なデータが公開されていることがあります。
そのため、特に現在と同じ業界の企業を目指している場合、業界の年収相場を理解した上で極端な年収を申告してしまうと嘘が発覚する可能性が高くなります。
業界の市場価値の範囲から大きく外れるような申告は信憑性に疑問を持たれ、求職活動に支障をきたすリスクがあります。
源泉徴収票の記載年収との差がある
また、記載年収と源泉徴収票との不一致からウソがばれる場合もあります。
源泉徴収票は、企業が社員に支払った給料と納税額が記載されている書類のことを指します。
新しい企業に入社すると、新入社員の年末調整のために源泉徴収票の提出が求められます。そのため、記載年収を偽るとその後の手続きで必ず嘘がバレてしまうというわけです。
ビズリーチを最大限に活用するためのポイント
ここでは、ビズリーチを最大限に活用するためのポイントについて説明していきます。
履歴書・職務経歴書を充実させる
ビズリーチを最大限に活用するためには、まず履歴書や職務経歴書を充実させましょう。
特に、スキルや業績・キャリア目標を記載して最新の情報に保っておきましょう。採用担当者が一目であなたの長所を掴めるように分かりやすく示すなどの工夫をする必要もあります。
加えて、自己PRの文章やプロフィール写真も重要な役割を果たすため、好印象を与えられるものを選びましょう。
スカウトメッセージへの返信は迅速に
また、スカウトメッセージに迅速かつ丁寧に返信することも重要です。
企業から興味を持たれた際は、感謝の気持ちを伝えながら自分の魅力や能力、希望条件などを明確に伝えましょう。
言葉遣いにも気を付けコミュニケーション力と専門性を発揮すれば、魅力的な印象を与えて良い提案に結びつく可能性が高まります。
企業ブロック設定を利用しよう
勤務先や競合他社から転職活動をしていることを隠したい場合、企業ブロック設定を利用すれば、自身のプロフィールを特定の企業から見えなくすることができます。
転職活動は自身の価値をアピールする絶好の機会ですが、一方で現職場や競合他社に知られたくないときもあるでしょう。
企業ブロック設定はそうした願望に応え、ブロックした企業から自分の活動が漏れることなく安心して転職活動を進められます。
エージェントを利用し会社にバレずに転職しよう
転職を検討中で、今の会社に気づかれずに次の仕事を探したい場合、転職エージェントの利用がおすすめです。
スカウトサービスで職務経歴書を公開すると、現在の職場に転職の意図が伝わってしまう可能性があります。慎重に対策を立てればリスクは抑えられますが、完全に避けるのは難しいでしょう。
一方、転職エージェントは求職者と企業の仲介役として、適切な求人を効率よく見つけてくれる他、会社にバレるリスクも低くなります。
ここでは、ビズリーチ以外におすすめな3社を一挙にご紹介します。
doda x
doda Xは、ハイクラス層向けの転職サービスです。
豊富な非公開求人があり、現職に知られずに転職活動ができます。また、専任のキャリアアドバイザーが個々の強みを把握し、最適な転職をサポートします。
会社にバレずに最良の結果を目指す方に適した転職サービスといえるでしょう。
リクルートダイレクトスカウト
キャリアアップを考えている方には、ダイレクトスカウトも選択肢の一つです。
企業から直接オファーを受けられるため、自ら積極的に動く必要がありません。
ただし、職務経歴書を公開する必要があるため現職にバレるリスクがあり、公開情報には注意が必要です。
適切に利用すれば、次のキャリアチャンスを見つける有効な手段となります。
マイナビエージェント
マイナビエージェントは、初めての転職や転職ブランクがある方向けのサポートが特徴です。
転職の不安を軽減するため、丁寧で柔軟な対応を心がけています。無料の転職フェアやセミナーで仲間づくりもでき、互いに助け合いながら活動できます。
自己分析やキャリア診断サポートも提供しており、自分に合った仕事探しのパートナーとして頼りになるサービスです。
ビズリーチの登録はバレる?まとめ
この記事では、ビズリーチのシステムの仕組みや利用者のプロフィールが企業側にどのように見えるのか、そして万が一の場合の対処法などを詳しく説明してきました。
ビズリーチを使って転職活動をする際は今の会社にバレる心配はないので、安心して利用することができます。
皆さんもぜひ、ビズリーチを使って転職活動を進めてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。