外資系コンサルタントになるには?未経験・中途転職の難易度や仕事内容を紹介

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自分が持っているスキルを活かし、大舞台で活躍したいと思ったことはありませんか?

そんな人には、未経験でもチャレンジできる外資系コンサルタントがおすすめです。本記事では、その魅力と未経験や中途転職からの難易度、仕事内容をご紹介します。

将来の可能性を広げたい方へ、新しいキャリアパスを描くきっかけとなれば幸いです。

外資コンサルになるにはどうする?

徹底した書類作り

外資系コンサルティングファームに応募する際は、履歴書カバーレターの作成に注意する必要があります。これらの書類は、単に自身の能力や実績、経歴を伝えるだけでなく、ビジネスコミュニケーション力を判断する材料ともなるのです。

履歴書では、過去の職務経験を具体的かつ分かりやすく説明することが重要です。自分の地上価値を明確に示し、それぞれの役割で達成した成果を示すことが求められます。例えば、プロジェクトマネージャーとして大幅なコスト削減や生産性向上に貢献した実例を挙げれば、自身の実力をアピールできます。

カバーレターでは、自身の熱意と、応募先の企業が求める人材像が一致していることを説明すると効果的です。自身の長所や経験がどのように企業の期待に応えられるのか、具体的な例を交えて明確に説明することが肝心です。さらに、応募者のキャリア目標と企業の目標がどのようにシナジー効果を生み出すことができるのかを強調するのも良いでしょう。

最後に、書類全体の一貫性とミスのチェックにも気を配る必要があります。フォーマルかつ専門的な文体と体裁で統一することで、優れたビジネスコミュニケーション力を示すことができます。

若いうちに転職

コンサルティング業界への転職を検討する際は、若いうちに行動することがおすすめです。未経験者でも35歳までであれば問題ないでしょう。

ただし、年齢だけが基準で唯一の基準ではありません。コンサルティング企業は明確な年齢制限を設けておらず、スキルや実績、経験の積み重ねを重視しています。幅広い専門知識を持っていれば、年齢に関わらず採用される可能性があります。

だからこそ、40代であってもビジネス経験や専門知識が豊富な人材は高く評価されます。35歳以降になると転職は厳しくなりますが、専門性を高め続ければ企業から求められる存在となれます。

資格の取得

外資コンサルタントを目指す際、必ずしも特別な資格は必要なわけではありません。

しかし、専門的な資格を取得することで自身の知識やスキルが証明できるので就職活動に有利に働きます。ただし、求められる資格は分野や業界によって異なるため、自身のキャリア目標に合わせて選択することが重要です。

ここでは、どんな資格を取得すれば効果的であるのか、その例を載せておきます。

MBA

MBAプログラムは、ビジネスに欠かせない幅広く深い知識とスキルを身につけることができます。例として、戦略的思考やリーダーシップ、経済、マーケティング、さらに財務管理のスキルが挙げられます。これらのスキルを習得することで、ビジネス環境での問題解決力と意思決定力が飛躍的に向上するでしょう。

MBAプログラムでは、グローバルな視点と多様な業界知識を習得できるため、外資系コンサルティング企業にとって非常に価値があります。そこで得られる国際的な視野と幅広い知識は、グローバルプロジェクトの管理に大いに役立ちます。

加えて、MBAを持つ人材は優れたネットワーキングスキルを備えていることが多く、業界内での人脈作りと関係構築に長けています。外資系ファームへの転職の際に繋がりを持てる点も大きな強みであります。

CPA(米国公認会計士)

米国公認会計士資格であるCPAは、会計や監査、財務分析などの専門知識を証明するものです。外資系コンサルティングファームでは、CPAの専門性を活かせる様々なプロジェクトがあります。財務健全性の評価や業務効率化の提案など、CPAの知識が直接的に応用されます。

重要なスキルとしては、M&Aやリスク管理、コンプライアンスなどがありこれらのスキルはビジネス成功の鍵となります。グローバル企業が直面する多岐にわたる課題に対し、的確なアドバイスや解決策を提供できるのはCPAだけでしょう。

TOEICなどの英語資格

外資系コンサルティング会社では、ビジネスコミュニケーションの大半が英語で行われるため高い英語力が必須となります。

英語力があれば、クライアントとのコミュニケーションがスムーズになるだけでなく、多国籍のチームでも円滑な協力体制を築くことができます。さらに、グローバル規模のプロジェクトや市場分析など、国際的な業務においても英語力は欠かせません。

面接対策

外資系コンサルティングファームへの就職を目指す際は、厳しい選考プロセスを乗り越える必要があります。事前の面接練習が不可欠なのはもちろん、業務経験や能力に関する質問だけではなく、ケース面接というものが存在します。これは、実際のビジネスシナリオを想定したケーススタディに基づいており、問題解決力が試されるものとなっています。

ケース面接では、独自の論理的思考分析力を発揮し、実行可能な解決策を導き出す力が求められます。また、コミュニケーション力やプレゼンテーション力も評価対象となり、明確かつ説得力のある表現が求められます。

外資系コンサルへの転職の実態

外資コンサルへの転職の実態

未経験でも不可能ではない

外資系コンサルティング会社への転職は経験がなくても可能です。しかしそのためには多くの点に留意し、相当な努力を要しなければなりません。適切な準備をし転職活動に臨まなけば実現は厳しいでしょう。

さらに、大手コンサルティング会社への入社は非常に競争が激しく、未経験者はアナリストからスタートすることが多いです。未経験からの転職では、これらの条件について前もってしっかりと調べておく必要があります。

ある程度の学歴が必要

外資系コンサルティング会社は学歴を重視しており、高い学力基準を設けています。異業種からの転職希望者や大手企業からの転職希望者も、この学歴フィルターに注意を払う必要があります。

単に名門大学を卒業しただけでは不十分で、大学時代の詳細な経歴までチェックされ、浪人や留年歴があると減点対象となる可能性があります。

特に一流の外資系戦略コンサルティング企業の場合、東京大学、京都大学、慶應義塾大学、早稲田大学、一橋大学といった名門校出身者でなければ採用される見込みは極めて低くなります。

多くの事前準備が必要

外資系コンサルティングファームで働くためには、高度な教育と専門知識、人脈形成が欠かせません。例えば、前述したようなMBA等の高等教育プログラムを受講し、経済や経営、財務、マーケティングなどの分野に精通する必要があります。そうした知識を武器に、実際のビジネスシーンで問題解決力を発揮できるようになりましょう。

転職エージェントを活用してみる

外資系コンサルティング企業への転職を目指す際、選択肢の一つとして転職エージェントを活用することが挙げられます。転職エージェントは採用市場の最新動向や企業の人材ニーズに精通しているため、的確なアドバイスを提供してくれるのが強みです。エントリーシートの書き方から面接対策まで、転職活動の各ステップで具体的なサポートを受けられます。

さらに、エージェントは企業と転職希望者の橋渡し役ともなり、給与交渉や待遇改善の要望を伝える際の窓口としても機能します。こうしたサポートがあれば、ストレスの少ない円滑な転職活動が可能になります。

加えて、エージェントには非公開求人情報が集まることもあり、外資系コンサルが求める人材を見つけるチャンスにもなります。

転職エージェントを上手く活用すれば、自身の強みや専門性を最大限にアピールする方法などの貴重なアドバイスを得ることができます。外資系コンサルティング企業への転職を検討されている方は、ぜひ転職エージェントの活用を検討されてみてはいかがでしょうか。

外資系コンサルに向いている人

論理的思考力がある人

外資系コンサルタントとして成功するには論理的思考力が欠かせません。コンサルタントの役割は、抽象的なアイデアを具体的な行動計画に落とし込むことにあるからです。

そのためには、問題の根本原因を掘り下げて把握し、最適な解決策を導き出す力が求められます。事象を整理し因果関係を分析することで、本質的な課題に迫ることができます。

さらに、その結論を論理的かつ明確に提示し、クライアントに説得力を持って伝えられることが重要です。深い理解力や論理的な思考力、そして伝達力があれば様々な課題を解決することが出来るため、クライアントの経営に大きく貢献できるでしょう。

コミュ力の高い人

コンサルタントが成功するためには優れたコミュニケーション能力が不可欠です。顧客のニーズを的確に捉えることが第一歩であり、そのためには密接で効果的なコミュニケーションが欠かせません。

コンサルタントの仕事は顧客からの要求に基づくため、その要求を正しく理解する必要があります。コミュニケーション能力とは、単なる言葉のやり取りではなく顧客の立場に立って問題や求める結果を理解する力を意味します。

さらに、顧客の要望に対する適切な解決策を提示し、説得力をもって説明することも重要な役割です。そのためコミュニケーション能力の高いコンサルタントは、顧客との信頼関係が深まりやすいです。それが課題解決の成功につながり、長期的なパートナーシップを築くことができるのです。

英語が得意な人

外資系コンサルティング会社で活躍するには高いレベルの英語力が必須です。海外クライアントとの打ち合わせ、プレゼンテーション、資料作成などでスムーズなコミュニケーションが求められるためです。

業界標準としてTOEIC800点以上の英語力が一般的に要求されており、留学経験や帰国子女の方が有利とされます。ただ単に英語を話したり書いたりできるだけでなく、多様なビジネスシーンで英語を活用できる能力が求められています。

体力・耐久力がある人

外資系コンサルタントとして成功するためには、多くの課題に対処し激しい競争を乗り越える強い意志が求められます。組織内での地位争いや厳しい顧客要求に耐えられるだけの心身の強さも必要となります。そのためには、自己管理と高いストレス耐性が不可欠です。

プロジェクトでは、しばしば終わりの見えない過酷な業務に従事しなければなりません。この多忙さを受け入れ日々の業務にリズムを持たせることで、生産性が高められるでしょう。

外資系コンサルの仕事内容

アナリスト

外資系コンサルティング企業では、アナリストの役割が非常に重視されています。新入社員や中途入社者はアナリストやアソシエイトとして入社し、データ分析や調査の基礎を学びます。

アナリストの主な仕事は、提供されたデータを詳細に分析しその結果を整理して報告することです。クライアント企業から提供された情報を効率的かつ正確に解析し、結果を明らかにする必要があります。

この過程において、データへの向き合い方や分析手法を習得できます。将来的には経営戦略の策定や意思決定を支援する具体的な提案ができるようになるのです。

アソシエイト

外資系コンサルティング会社では、アソシエイトが中心的な役割を担っています。

具体的には、アソシエイトはクライアント企業が抱える課題や問題点を徹底的に調査・分析し、論理的かつ戦略的なアプローチで最適解を見出す役目を担っています。収集したデータに基づき、具体的な提案書をクライアントに対して作成、提示するのがアソシエイトの仕事です。

さらに、アソシエイトはクライアントとの会議にも参加し、密接なコミュニケーションを重ねながら、本質的な要求や期待を掘り下げて把握します。優れたコミュニケーション能力を発揮して、最終的に最善な解決策を導き出すことが求められます。

一方で、プロジェクトの進行に応じて、チームメンバーの指導やサポートも担当します。このリーダーシップによって、チーム全体の力が最大限発揮されて高い成果が生み出されるのです。

アソシエイトは、ビジネスの幅広い視点と深い洞察を身につける貴重な機会であり、上級職への登竜門となるだけでなく、高い専門性とプロフェッショナリズムを兼ね備えた成長の場ともなります。

コンサルタント

コンサルタントの主な役割は、客先企業が直面している課題を解決するためのプロジェクトに従事することです。体系的な情報収集と深い分析を通じて、自らの判断力を発揮しながら具体的な解決策を提案していきます。このプロセスでは、他のチームメンバーや客先との良好なコミュニケーションが肝心です。

一方で、経験を重ねたコンサルタントには「シニアコンサルタント」としての役職があり、より高度な戦略の設計と実行が期待されます。プロジェクト全体を統括し、客先との関係構築も担います。複雑な分析リーダーシップを発揮することで、深い見識に基づくアドバイスを客先に提供するのがシニアコンサルタントの役割です。

マネージャー

外資系コンサルティング会社では、入社から約10年でマネージャーに昇格することが一般的です。マネージャーは、アナリストやアソシエイトを統括し、プロジェクト全体の方向性を示す重要な役割を担っています。主な業務は、クライアントとの予算調整、チームメンバーへの指導と支援です。

マネージャーになるとこれまでに培った経験とスキルを十分に発揮し、プロジェクトの成功に導くことが求められます。経営陣やクライアントとの直接的な交渉も多く、やりがいと重責を同時に感じることでしょう。

更に上位の「シニアマネージャー」になるとより高度な業務が課されます。複数プロジェクトの管理、大口クライアントの窓口、部下の育成指導などを担当します。

パートナー

パートナーは、長年のコンサルタント経験を持つエリート集団であり、一流コンサルティングファームの主要な役職を担っています。彼らは事業の共同経営者として、経営方針の決定や外部折衝など、多岐にわたる経営的職務を実際に行っています。

個々のパートナーの信頼と実績が重視され、クライアントから直接案件の依頼を受けることも多くあります。豊富な知識、経験、人脈は新規クライアント獲得にも役立ちます。パートナー自身が新規開拓に携わることも期待されており、ファームにとって貴重な存在です。コンサルティングファームの繁栄には、パートナーの存在が不可欠です。

プリンシパル

コンサルティングファームにおけるプリンシパルは、パートナーと同等の重要な役職です。プロジェクトの総括者として、情報収集、分析、アドバイス提供など全般を統括します。また、チームのリーダーとしてメンバーの教育とサポートにも携わります。

また、プリンシパルには豊富な経験と専門知識を活かし、クライアント企業の課題解決に向けた最善の戦略立案が求められます。戦略実現に向けた適切な行動計画の策定力も必要不可欠です。

さらに、クライアントとの交渉、プロジェクト進捗管理、必要リソースの調整など、高い専門性とリーダーシップの発揮が期待されています。プリンシパルには一般コンサルタントよりも高度な問題解決力とコミュニケーション能力が求められる重要な役職になっています。

外資系コンサルの年収

コンサルタントの給与水準は一般に高いとされていますが、役職によって年収は大きく変わってきます。この年収には基本給だけでなく、業績に応じたボーナスや賞与、株式報酬も含まれています。

以下に役職ごとの平均年収の想定をまとめて紹介します。

役職

年収

アナリスト

500〜800万円

アソシエイト

700〜1200万円

コンサルタント

1000万〜1800万円

(シニアコンサルタントでは1200〜2200万円)

マネージャー

1500〜2500万円

(シニアマネージャーでは2000〜3500万円)

パートナー

3000万円以上

プリンシパル

2500〜4000万円

外資系コンサル会社のファーム別紹介

戦略系コンサルティングファーム

戦略系コンサルティングファームは、企業の経営戦略や事業戦略を立案・支援する重要な役割を担っています。その専門性は大企業を中心に、様々な業界にわたり幅広い知識が求められます。

主な業務は、クライアント企業の課題や問題点を詳細に分析して効率的で短期間で成果が得られる解決策を策定することです。具体的には企業の成長戦略の策定、新規事業のサポート、業務プロセスの最適化などが含まれます。

総合系コンサルティングファーム

総合型コンサルティングファームは、ビジネスの多様なニーズに柔軟に対応できる強みがあります。システム導入から戦略策定、オペレーション改善まで、幅広い課題に包括的な解決策を提供しています。クライアント企業は、一つのファームからサービスを受けられるため、効率的で影響力のある支援を享受できます。特に、同一ファームが異なる領域で連携したサポートを行うことで、より高い成果が期待できます。

また、総合型コンサルティングファームは規模が大きく、世界各地に拠点を持つことが一般的です。そのため、地域を問わずクライアントのニーズに対応できるので大規模プロジェクトにも効果的に取り組むことができます。

IT系コンサルファーム

IT分野の専門家集団であるITコンサルティング会社は、企業のシステムやITインフラを最適化することで、ビジネス成長を後押しする役割を担っています。ITコンサルタントは、IT戦略の立案、業務プロセスのデジタル化、システム開発・導入など、高度なIT知識が求められる業務に従事します。

ITコンサルティング業界が提供するサービスは多岐にわたるため、幅広い種類のITコンサルティング会社が存在します。一般的なITコンサルティングから、特定のソフトウェアやハードウェアに特化した専門会社まで様々です。

財務・会計系コンサルティングファーム

財務コンサルタントは、業務プロセスの改革投資戦略の立案M&Aアドバイスなどを通じて業績向上に貢献します。

一方、会計コンサルタントは、効率的な経理業務の構築や会計関連法規への対応を支援することで、会計業務の最適化を図ります。コンサルティングファームは、企業の財務状況を分析し、問題点と解決策を提示するとともに、最適な投資によるリターン最大化をアドバイスします。こうした活動を通じて、企業はビジネスをより効果的に運営し、必要なコスト削減と利益最大化を実現できるのです。

外資コンサルの大手会社

MBB

MBB(マッキンゼー、ボストンコンサルティンググループ、ベイン・アンド・カンパニー)は、世界最大のコンサルティング会社3社です。最先端の専門知識と豊富な実績を持つプロフェッショナルチームが、クライアント企業の競争力強化や組織変革を支援し、戦略立案から実行、評価に至るまで一貫したサービスを提供しています。

マッキンゼー

マッキンゼーは、世界的に評価の高い一流コンサルティング会社です。業界リーダーを多数輩出しており、社会的影響力の大きな組織となっています。「One Firm Policy」により、世界中の拠点が緊密に連携し、グローバルなプロジェクトに対応できる体制を整えています。

日本でも大手企業の8割近くにコンサルティングサービスを提供しており、戦略策定から実行支援まで幅広く手掛けています。ただし、高額な報酬体系から、短期的な成果重視の傾向があるともいわれています。

ボストン・コンサルティング・グループ

ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)は、戦略コンサルティング業界で知名度が高く、外資系コンサルティング会社の中でも際立った存在感を放っています。アメリカ・ボストンに起源を持つBCGは、現在では世界50カ国以上に拠点を構え、グローバルに事業を展開しています。

日本においても長い歴史があり、国内企業との深い関わりを通じて、独自のビジネス環境に合わせた戦略提案力を身に付けてきています。その提案は世界規模の案件にも応用可能であり、日本の有力企業から厚い信頼を獲得しています。

さらに、BCGは国内最大級のクライアント数と幅広い業界とのリレーションを有しており、これにより多様な業界への深い理解と最先端の戦略を常に学び続けることができる場所として知られています。

ベイン

ベイン・アンド・カンパニーは日本国内での知名度はやや劣るものの、その質の高さと効果的な結果は業界内で絶大な信頼を得ており、平均年収がトップクラスであることからも実力が窺えます。

ベインの独自の特色は、「結果主義」を掲げる点にあります。具体的な成果を上げ、クライアントに変革をもたらすことを強く意識しています。この結果主義的なアプローチは他社とは異なる強みとなっており、クライアントに対する要求水準も高くなります。

ベインは特定の業界に偏ることなく、様々な分野のクライアントに対してバランスの取れたサービスを提供しています。特に戦略案件M&A支援を得意としており、この点が他の二大ファームとの違いとなっています。

BIG4

世界的に著名な大手コンサルティング会社、いわゆる"Big 4"は、PwC、デロイト、EY、KPMGの4社を指します。これらの企業は、クライアント企業に対して経営や会計監査に関するアドバイスを提供しながら、M&A、事業再編、リスクマネジメントなど、幅広い分野の業務を手掛けています。

グローバル化が進展する今日、国際的な視野に立ったアドバイスが求められており、Big 4はその役割を担うべく、140を超える国と地域に拠点を構え、多数の専門家を擁しています。

デロイト

デロイト トーマツ コンサルティング合同会社は、英国の会計事務所に起源を持つ総合コンサルティング会社です。現在の本社はニューヨークにありますが、1993年から日本でも事業を展開しています。

3600人近いスタッフを擁する同社は、グローバルなネットワークを活かし、複雑な課題に対しても迅速で的確なサービスを提供できる体制を整えています。日本企業への長年の理解と経験に裏付けられた知見を生かして戦略策定から実行までをサポートしているため、国内外の様々な業界から厚い信頼を獲得しています。

PwC

ロンドンに本拠を置くPwC(プライス・ウォーターハウス・クーパース)は、世界各国に広がるメンバー企業ネットワークを活かし、高品質なコンサルティングサービスを提供する総合コンサルティング会社です。特に財務会計分野での実績が国内外で最高水準にあります。PwCのコンサルティング部門は、会計事務所に属するコンサルティング企業が集まって設立されました。

PwCのサービスは主に2つの部門から成ります。ひとつは企業の合併・買収や事業再編などを支援する「ディールズ部門」で、複雑なビジネスシーンに専門的な視点でアドバイスを行います。もうひとつが「コンサルティング部門」で、経営戦略の策定から実行までを包括的に支援し、ビジネスフレームワークの構築から具体的な行動計画の展開まで幅広くサポートします。

EY

イギリスに本拠地を置く世界的な会計事務所EYは、世界各国に現地法人を持っており日本ではEY Japanとして知られています。

2017年に組織再編を行い、EYジャパン合同会社を設立しました。さらに2020年には、従来のEYトランザクション・サービス株式会社とEYアドバイザリー・アンド・コンサルティング株式会社を統合し、EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社を発足させました。

EYはベンチャー的な若さと急速な成長を特徴とするコンサルティングファームです。経営コンサルティング戦略的トランザクションサポートを中心に事業を展開しています。互いを尊重し協力する風土の下、チームワークを重視しているのが特徴です。

KPMG

KPMGジャパンは、世界的な視野に立ちながらも小回りが利く組織体制が強みです。イギリス発祥のグローバル企業の日本法人として、2014年に設立された比較的新しい会社です。

世界227都市に拠点を持つネットワークを活用し、ビジネス、テクノロジー、リスク・コンプライアンスの3領域で専門性の高いコンサルティングサービスを提供しています。約1150人の少数精鋭のコンサルタントには大きな裁量が与えられており、自主性と行動力を発揮できる環境があります。

外資系コンサルのメリット

男女平等での採用

外資系コンサルティングファームでは、性別に関わらず実力主義が貫かれています。業績や貢献度が評価の基準となるため、男女双方に昇進の機会が均等に与えられます。

コンサルティング業界では、優れたアイデアや戦略が重視されるため、性別による差別は無用です。さらに出産や育児で一時的に離職した女性の社会復帰もサポートされるため、女性もキャリアを継続しやすい環境が整っています。

高年収

外資系コンサルタントは極めて高い専門性を有しており、その需要は日増しに高まっています。彼らは企業の難題に取り組み、その解決を通じて組織の発展に大きく寄与しています。このように重要な役割を担うコンサルタントの報酬は、その成果に見合った高水準に設定されています。

特に外資系コンサルタントの年収は、外資企業独自の報酬体系を反映し、他業種と比べても極めて高額です。初任給だけでなく、業績に応じた早期の昇給が期待できます。実績を重ねれば重ねるほど年収は上昇し、入社数年で1000万円を超える年収を得るケースも珍しくありません。

オフ期間がある

外資系コンサルティング業界には、プロジェクト完了後に長期の休暇を取ることができる魅力的な働き方があります。数週間に及ぶ長期休暇は、他の職種では珍しい特徴です。

しかし、プロジェクト期間中はクライアントとの調整が必要なため、自由に休暇を取ることは難しくなております。時に、それは会社の休暇期間中でも対応が求められることもあります。そのため、休暇の適期は必然的にプロジェクト終了時となることが多くなります。

プロジェクト終了後の長期休暇を挟んで次のプロジェクトに取り組むサイクルが、外資系コンサルの魅力的な働き方といえます。

外資コンサルのデメリット

激務

外資系コンサルティング会社では、曖昧な課題に取り組むことが多いです。そのため業務時間の予測が難しく、仕事量が絶えず増えていきます。さらに高い水準の成果が求められるため、重要なプロジェクトを任されれば過酷な労働が伴います。

プロジェクトリーダーやマネージャーが従業員のスケジュール調整に努めることもありますが、必ずしも全ての場合においてそうとは限りません。実際には、プロジェクト期間中は多くの日々で残業となることが多いのが実情です。

したがって、外資系コンサルティング会社で働くことを希望する場合、過酷な労働を受け入れる覚悟が必要です。やりがいのある仕事ではありますが、その代償として高い負荷がかかることを理解しておく必要があります。

インプットの多さ

外資系コンサルティング業界では、常に最新の情報を取り入れて深く理解することが求められます。IT、ビジネス、経営など、さまざまな分野の動向を捉え、新しいトレンド課題解決の具体例を把握しながら適切な提案ができるようになるまで吸収する必要があります。

さらに、業界全体や経済状況の変化に対応しながらクライアントの要求を満たすためには、絶え間ない調査と考察が欠かせません。これには、自己研鑽に努める姿勢が不可欠です。時間が限られる中でも、情報収集を怠らず新しい知見を活用できることが求められます。

部下や同期が優秀で追い抜かされる

外資系コンサルティングファームは、優秀な人材が集まる舞台です。そこで働くことは、互いに切磋琢磨しながらスキルを高め合う絶好の機会となります。しかし、常に成長を求められる環境は大きなプレッシャーにもなり得ます。

同じように優秀な同僚たちに置き去りにされないよう、新しいスキルや知識の習得が欠かせません。この過酷な環境をどう受け止めるかは個人次第ですが、前向きにとらえることができれば自身の成長を加速させるチャンスとなるでしょう。

ひどい場合クビになるケースも

外資系コンサルティング会社では、クライアントの課題解決と業務効率化が最優先されるため、従業員には常に高いパフォーマンスが求められます。成果主義に基づく厳しい評価制度が採用されており、一定期間、期待値を下回ると解雇の可能性もあります。

評価対象は業務成果だけでなく、チームワークやスキルなども含まれます。この過酷な環境に耐えられるかが問われ、生き残るには日々の努力と独自の戦略が必要不可欠となります。

外資コンサルタントのキャリアプラン

プリンシパルなどの高職位を目指す

外資コンサルタントが目指すプリンシパルやパートナーへの昇進を目指しキャリアアップをしていくのも一つの手段です。しかしこれらは簡単な道のりではありません。社内だけでなく本国を含む他国の取締役会からも承認を得る必要があり、並々ならぬ努力と課題解決能力が求められます。

高い成果をコンスタントに発揮し続けることは大きなプレッシャーがかかり、強い精神力と持久力が必要不可欠です。高い地位を目指す以上、期待値も高くなることを自覚しなければなりません。

さらなる転職を試みる

コンサルタントは、キャリアを重ねる過程で様々な道を歩むことができます。多くの場合、他の外資系コンサルティング企業への転職を選び、新たな専門分野の習得や人脈の拡大を目指します。

業界内での人脈は広く、他社からの誘いを受けて転職するケースも珍しくありません。

独立する

外資系コンサルティング業界には、将来自分のビジネスを興すという夢を抱く人が多くいます。その理由は、コンサルタントとして様々な業界や事業モデルについて深く学べるからです。そうした知識は、独立して事業を始める際の大きな財産となります。

外資系コンサルになるにはまとめ

外資系コンサルティング会社への転職は難しい道のりですが、あなたの可能性、経験、知識が評価されます。

業界未経験でも、MBA取得や業界知識の習得により門戸が開かれます。具体的な業務内容は企業ごとに異なりますが、基本的にはクライアントの課題解決を支援する役割が中心となります。

最終的な成功は、あなたの努力次第です。