クレアールの公務員講座の評判・口コミは?料金や合格率を他社と比較して解説
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公務員試験合格を目指す受験生の間で高い評価を受けているのがクレアールの公務員講座です。
ここではクレアールの公務員講座の特徴や合格実績、料金などの詳細について、他の公務員予備校・通信講座と比較しつつ、実際の受講生の口コミをもとに紹介していきます。
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クレアールの公務員講座の特徴
項目 | 内容 |
価格 | 地方上級スタンダードコースは225,150円と通信講座の中では高めであるものの、予備校に通学するよりは安い |
テキスト・教材 | 「非常識合格法」を用いた他者と比較して圧倒的に薄いテキストと動画講義によって学習を進める |
講師 | 数的処理の講義が業界屈指の分かりやすさで評判の林信廣講師をはじめ、総勢9名のそれぞれ特化した強みを持つプロ講師陣 |
オンライン対応 | オンライン学習システムで映像講義もPDF版テキストも利用できる上、オンライン模擬面接や無料個別相談も完備 |
合格実績 | 2023年度合格者数313名と十分な実績を持つ |
サポート体制 | サポート制度を格付けするHDI格付けベンチマークにおいて、問い合わせ窓口部門とWebサポート部門の2つで三つ星評価を獲得 |
クレアールの公務員講座はいつでもどこでも学習できる柔軟なWeb学習システムを提供しており、自分のスケジュールに合わせて学習を進めることができます。そのため、予備校に通学する学習スタイルと比べて仕事と勉強の両立も容易なのが大きな魅力となっています。
また、受験先に特化した豊富なコースプランと、面接指導を含む全面的なサポートを受けられるため、一人で学習する孤独感や問題に直面した際も安心して頼ることが可能です。
こうしたオンライン特化型の通信講座ではなかなか見られない徹底したサポートがクレアール最大の特徴であり、手厚いフォローアップで毎年安定して多くの合格者を輩出している信頼できる講座となっています。
クレアールの公務員講座の悪い評判・口コミ
以下ではクレアールの公務員講座が受講者からどのように評価されているかを見ていきます。まずは悪い口コミからチェックしていきましょう。
学習内容が多すぎる
僕は通信講座でクレアールでやってますが、講義は長すぎるので見ずにテキストと問題集に忙殺されてます🤣
あ、民法は公務員用のスー過去がいいと思います😄
教材が豊富すぎた。もうすこし的を絞れるような教材だとありがたかった。
公務員予備校を探すなら コムヨビ
公務員試験は幅広い範囲の学習が必要であり、講義や教材の量が多くなるのは避けられません。
クレアールは他社と比べてもかなり学習範囲を絞って教材を設計しているのですが、それでも「教材のボリュームが多すぎて厳しい」という感想を持つ方も出てしまっています。
公務員試験に臨む前に、どの程度の勉強が必要なのかの目安を持っておくようにしましょう。
サポートを受けるには自分から動く必要あり
悪かったところ
スケジュールが自己管理なところがあるので、計画倒れしてしまうこともあり、なかなか予定通りに進めるのが難しいことです。
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担任制は自分からどんどん質問や相談をしていかないと意味の無いものとなっている。何もしなかったら担任からも特に定期的にコンタクトはない。
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クレアールでは各受講生に担任講師を配置していますが、口コミからはこの制度を有効に活用するには受講生自身が主体的に担任講師と連絡を取り、学習の進捗状況を共有する必要があることが伺えます。
そのため受け身のスタイルだと担任講師との交流が不足し、低い学習効率につながってしまう恐れがあります。このように受講生の積極性によってサービスの質が変わってしまうのは残念なポイントと言えるでしょう。
教材に対する不信感をもつ受講生も
クレアールに通学してDVD講座を受けていました。結論から言うと、予備校に行くこと自体お勧めできません。予備校の教材をどんなにこなしても合格は不可能だからです。
ちなみに私は以前、クレアールの教材を手元に置いて特別区の過去問を解いたことがあるのですが、結果4割弱しか取れませんでした。
クレアールから大卒行政職に合格している人の大半は、高校時代までの貯金が大きいか、市販の教材を組み合わせて勉強したかのどちらかだということです。
やる気があるなら、独学でやることをお勧めします。
YAHOO!JAPAN 知恵袋
(講義)
・生物の講義で説明もなく化学式を用いた解説がされ、初学者についていける内容ではない。
(テキスト)
・巻末に索引が付いていない、人名のみの索引しかない、中途半端な索引しかない、などわからない時の辞書として使うと無駄な時間と労力がかかる。
・調べたいことが載っていないことが多い。
・時事は安っぽい印刷の薄っぺらい冊子が配られるだけで、足りない。
・誤字脱字だらけ。
(過去問題集)
・試験区分などを示さずに頻出レベルが付されているため、志望する区分で出題されない範囲の事項までやらなければならなくなる(特に地上では出題範囲が極端に絞られる政治学)。
・政治学・行政学は解説が短く、初学者はいちいちネットやテキストで語句の意味などを調べなければならない。
・誤字脱字だらけ。
YAHOO!JAPAN 知恵袋
クレアールが提供する教材に対する不信感をあらわにする口コミも散見されました。
教材を熱心に学んでもなかなか過去問が解けるようにならず、教材の価値を見いだせないと感じてしまう方もいらっしゃるようでした。また、教材に誤字脱字が多く、快適に学べないことも問題点として挙げられていました。
確かにクレアールのテキストは昔ながらの2色刷りでシンプルな作りとなっているので、人によってはとっつきにくさを感じかねません。
そのため教材の学びやすさ・とっつきやすさを重視するのであれば、アガルートのようなフルカラーで読みやすいテキストに力を入れている講座の方が向いているでしょう。
クレアールの公務員講座の良い評判・口コミ
次はクレアールの公務員講座についての良い評判を紹介します。
コスパの良さを評価する声が多数
講義数と受講料を他の公務員講座と比較し、クレアールは「講義数は多いが、受講料は比較的抑えられる」という特徴があったので、クレアールを選ぶことに決めました。
クレアール 公務員合格体験記 かなさん(国家総合職合格)
公務員の予備校を選ぶにあたって、忙しい社会人や自分のペースで勉強できる人は、圧倒的コスパのクレアールがおすすめ!
独学での面接対策はかなり難しいですが、
クレアールは模擬面接回数無制限であり、そこもかなり魅力な点です。
クレアールの講座価格の安さは多くの受講生を魅了していますが、その料金設定では驚くほど質の高い教材や講座内容を提供していることも多くの受講生に評価されています。
リーズナブルな価格と教材の質の高さを両立していることが、多くの人々から「圧倒的コスパ」と評価されている理由となっているのでしょう。
ハンドブックで概要をつかめた
これから公務員試験を受ける予定の方は、「公務員試験入門ハンドブック」や「公務員転職ハンドブック」という公務員の種類や実施される試験のことなどが書いてある、情報収集の時短にもなる冊子がおすすめです。
クレアールという予備校から無料でもらうことができます。
受験ジャーナルはおしゃれだし、集めるのもモチベになりますね^ ^
ただし、無料でとりあえずスタートしたい人は、クレアールの無力パンフレットがおすすめ。必要十分です^ ^
公務員に少しでも興味を持ったら無料で請求できる「公務員試験入門ハンドブック」か「公務員転職ハンドブック」が手っ取り早い。
いちいちネットで調べるより、時間は勉強に使いたいですね。
請求しても勧誘の電話などもないです。
クレアールが提供する無料のハンドブックは、公務員試験の勉強に役立つ効率的な資料として多くの人々から高い評価を得ています。
自分1人で情報収集していると多くの時間を無駄にする恐れがありますが、クレアールのハンドブックならそうした時間を費やすことなく、効率的に試験情報を確認可能です。もしまだハンドブックを手に入れていない方は、以下ページからぜひ入手しておきましょう。
担任の親身なサポートに助けられた
クレアールでは担任制度があったため、事あるごとに先生に添削してもらい伝える力をつけました。また、先生はその添削にプラスして面接官が聞いてくるであろう質問も記載してくださったので面接を大変だと感じたことはありませんでした。
クレアール 公務員合格体験記 S.Aさん(国税専門官、奈良市合格)
担任制に関しては、受験先の相談から面接練習まで、最初から最後まで担任の先生がサポートしてくださり心強かったです。オンラインでの面接練習も何度も行っていただいたおかげで本番の面接にも自信をもって臨むことができました。
クレアール 公務員合格体験記 F.Kさん(東京都合格)
オンライン相談を受けてみて、様々な質問に対して親身に対応していただいたクレアールでの受講を決めました。他社と比較して料金が低価格なことに加えて、小論文の添削が受け放題や担任に気軽に相談できる体制などサポートが充実していたことは良かった点です。
クレアール 公務員合格体験記 W.Rさん(特別区I類合格)
クレアールならではの魅力として、経験豊富な専門家が担任として受講生一人ひとりをサポートする担任制度があります。ベテラン講師の適切な指導は、効果的な試験対策につながります。特に、パートナーがいないと難しい面接対策では、専門家からの直接的なアドバイスが大きな強みとなるでしょう。
多くの受講生から「担任の親身な支援に助けられた」という感謝の声が寄せられているのは、試験を控える学生にとって非常に安心できるポイントと言えるでしょう。
クレアールの公務員講座の他社と比べたデメリット
次に、クレアールが他の公務員講座と比較してどのような強み・弱みを持っているのかをみていきましょう。まずは他社と比べたデメリットから解説します。
オンライン特化の通信講座としては高め
クレアールの通信講座の価格はコースによって多少の変動があるものの、おおよそ20万円程度と設定されています。
一般的な通学制の予備校の講座費用が30万円から40万円であることを考えると、クレアールの講座費は10万円以上も安価です。
しかし、オンライン指導を中心にしている通信講座の中には8万円程度の低価格の講座も多いので、相対的にクレアールの価格は高くなってしまっているのが現状です。
そのため価格重視で講座選びをする方にとって、クレアールは少々手が出しにくくなっています。
テキストはイラストや図による解説が少ない
クレアールの教材は赤黒や2〜3色の色使いが主体で、カラフルなイラストや図解が多い最新の教材と比べるとやや古くさい印象を受けるかもしれません。
特に初学者にとっては視覚的な表現が理解を促進するため、クレアールの教材は最初のハードルが高く感じるかもしれません。
また、口コミで指摘されていたような誤字や脱字の問題は、直接的な学習の障害にはならないものの、他社の教材と比べて品質が劣っているように映ってしまいます。
過去問題集が講座についてない科目がある
クレアールの学習方法は主にテキスト、Web講義、実力診断テスト、Webテストで進めますが、全科目に対応した過去問題集がないのが特徴です。
専門科目では主要科目のみに問題集があり、刑法や国際関係、社会学などのサブ科目はテキストのみとなります。そのためこれらのサブ科目の過去問までカバーしたい場合は、別途過去問題集を購入する必要があります。
クレアールの教材のみで完結させたい学習者にとって、この点は見逃せない留意事項となるでしょう。
クレアールの公務員講座の他社と比べたメリット
担任制をはじめとする充実のサポート制度
クレアールの大きな特徴は、緻密で丁寧なサポート体制にあります。中核となるのが「担任制」で、通信講座でありながら一人ひとりの生徒をしっかりとサポートし、きめ細かい指導を行います。
担任制により、学習計画の立案からエントリーシート作成まで、幅広い課題について担任と直接相談できます。学習の進捗状況や内容の相談にも応じているので、生徒一人ひとりに深く関与したサポートが実現しています。これがクレアールの非常に大きな強みと言えるでしょう。
また、「安心保証プラン」で受講期間を最大1年間延長できるなど、学習期間の面でも不安なく取り組むことが可能です。
非常識合格法による最高効率で合格を目指せる
クレアールのカリキュラムは、従来の方法とは一線を画した独自の効率的な合格法を反映したものとなっています。
長年の実績に裏打ちされた「非常識合格法」というクレアール独自の指導方針は、受験生が目標に向かって無駄な時間と労力を最小限に抑えることを重視しています。
必要不可欠な論点に的を絞り、余計な情報による混乱を避けることで、抜群に効率よく合格に近づくことができるのがクレアールの魅力です。
面接対策が充実
クレアールでは映像講義で具体的な事例を交えながら面接のポイントを詳しく学ぶことができる上、エントリーシートや面接シートの添削を通じて、受け入れられやすい表現や答え方を身につけることもできます。
一次試験合格者にはリモートでの模擬面接の機会も設けられており、リアルな状況を想定した対策が可能です。また、グループワークなどの人柄評価に重きを置く傾向にも対応し、模擬面接やエントリーシート、論作文の添削には回数制限を設けず、受講生が合格レベルに達するまで手厚くサポートしています。
対応している試験種が多い
クレアールは幅広い分野の公務員試験対策が可能な予備校です。行政、心理、福祉、技術、公安など多様な分野の試験に対応しており、高卒者から社会人経験者まで、受験者の経歴に合わせたコースを用意しています。
この試験種の多さとコースの多様性が他の予備校や通信講座ではあまり見られない強みとなっています。志望する職種が決まっていない受験生は包括的なコースを選択でき、逆に志望先が明確な場合はその試験に特化したコースを選ぶことができるでしょう。
クレアールの公務員講座の受講がおすすめな人
ここまで見てきたクレアール公務員講座のメリット・デメリットを踏まえて、以下ではクレアールが特にどんな人におすすめなのかを考察していきます。
クレアールの公務員講座が向いている人
面接やESの対策を集中的に行いたい人
クレアールの講座は面接やエントリーシートの対策に特化しており、その分野で最も満足度が高いと広く評価されています。この理由の一つは、生徒一人ひとりの要望に合わせて面接練習やエントリーシート添削を無制限で提供していることです。
経験豊富な専任講師陣が、各生徒の課題や悩みを深く理解し、具体的な改善策を指導することで高い評価を得ています。
そのため、2次試験や面接、エントリーシートの準備に不安を感じている方にとって、クレアールの講座は最適な選択肢と言えます。
最小限の勉強量で効率よく合格を手にしたい人
クレアールの「非常識合格法」は無駄を省き、合格に必要な重要ポイントに集中できるよう設計された短期集中型です。
試験範囲が広い公務員試験でも最短距離で合格を目指すことができるので、限られた期間で質の高い学習を望む方には最適な学習法と言えるでしょう。
受ける試験が決まっている人
クレアール公務員講座は公務員試験に合格するために、受講者一人ひとりの状況に合わせた学習環境を提供しています。
そのためまだ自分の受けたい試験が決まっていない人はもちろん、すでに決まっている人は充実したカリキュラムから自らに最適なものを選択できるので、目指す試験に特化したコースで効率的に学習を進めることができるでしょう。
クレアールの公務員講座が向いていない人
分量の多い教材で高得点を目指して学びたい人
クレアールでは非常識合格法と呼ばれる効率的な学習方法を提唱し、重要な情報のみを独自の教材にまとめており、短期間で試験の要点をマスターできます。
ただし、非常識合格法は効率的に知識を絞り込むことが目的なので、試験で高得点を狙う学習とは異なる性格を持ちます。
特に公務員試験の筆記試験では上位者から順に合格者が決まるため、成績が上位であるほど有利です。そのため、分量の多い教材で十分に学んで高得点を目指したい人には、より内容のボリュームが多い伊藤塾の公務員講座の方が向いているでしょう。
自分から積極的に行動するのが苦手な人
クレアールの公務員講座では充実したサポート制度が用意されていますが、その制度を最大限に活用するには受講生自身の積極性が不可欠です。
各受講生に担任講師が付きますが、講師から具体的なアクションを起こすことは稀で、受講生自身が質問をしたり相談を持ちかけたりする必要があります。
そのため、自身からアクションを起こすことが苦手な方は、せっかくのクレアールのサポートを十分に活用できないため学習効率が下がってしまう恐れがあるでしょう。
クレアールの公務員講座のコース料金一覧と実施中キャンペーン
クレアールの公務員講座のコース一覧と価格
講座・カリキュラム | 価格(税込・割引後) |
速修 SPI試験合格コース | 137,600円 |
速修 公安系公務員チャレンジコース | 118,500円 |
速修 行政系公務員併願総合コース | 237,000円 |
速修 地方上級スタンダードコース | 225,150円 |
速修 教養スタンダードコース | 142,200円 |
速修 特別区Ⅰ類(事務)コース | 213,300円 |
速修 東京都Ⅰ類B(行政・一般方式)コース | 213,300円 |
速修 国家一般職(行政)コース | 189,600円 |
速修 国税専門官A・財務専門官コース | 189,600円 |
クレアールの各コースの料金は上の表の通りになります。クレアールは公務員講座のコース数が非常に多いため、ここでは各試験種ごとの主要なコースのみ掲載しました。
人気の「地方上級」や「東京都I類B」だけでなく、「心理系」「技術系」など幅広い試験種に対応しているので、他の予備校や通信講座で対策が難しい試験もクレアールであれば対策できるでしょう。
クレアールの公務員講座の割引・キャンペーン情報
クレアールではほぼ全てのコースが割引料金で提供されています。割引料金は月によって異なりますが、そこまで大きな差はなく、毎月概ね同じ価格帯となっています。
また、クレアールでは公務員試験の概要や公務員転職に関する情報をまとめたハンドブックを無料プレゼントしています。
このハンドブックは「公務員試験のことが一気に理解できた」と口コミでも評判なので、公務員のどの試験種を目指すか決まっていない人や、公務員になるためのルートを確認しておきたい人はぜひこの機会に手に入れておきましょう。
クレアールの公務員講座を他社の講座と比較
ここではクレアールの公務員講座について、料金やサポート体制、合格実績を他社と具体的に比べて見てみましょう。
料金の安さを比較
講座 | 価格(税込) |
クレアール(公務員講座) | 大半の講座が20万円前後と通信講座の中では少し割高であるが、TACや大原等の通学予備校よりはかなり安価。 |
スタディング(公務員講座) | 総合対策パックが132,000円など圧倒的な安さを誇る。 |
ユーキャン(公務員講座) | 地方上級、国家一般職対策コースが89,000円、市役所コースが59,000円で受講可能。 |
LEC(公務員講座) | 地方上級、国家一般職対象のスペシャルコースが251,000円と上記3社と比較すると高額。 |
資格の大原(公務員講座) | 公務員合格コースは20万〜30万円台となっており、公務員講座としては高額な部類。 |
公務員試験を目指す際には予備校または通信講座を利用するケースが多いですが、その費用には大きな差があります。
クレアールの公務員講座は20万円前後と比較的高額ですが、通学する形式の一般的な予備校だと30万円以上することも珍しくないので、相対的に安いと言えます。
一方で、スタディングやユーキャンなどの人気通信講座では、クレアールの半額程度で同等の内容を学べます。
そのため予備校に行くよりは断然安いものの、クレアールは通信講座の中では決して安価とは言えないことに注意が必要です。
講師・講義のクオリティで比較
講座 | 講師 | 特徴 |
クレアール(公務員講座) | 上村 信秋 講師 林 信廣 講師 島本 昌和 講師 など | 経験豊富なプロ講師陣がそれぞれの担当分野に特化して教える。 特に数的処理分野の林信廣講師は評判高い。 |
スタディング(公務員講座) | 橋口 武英 講師 福田 翔太 講師 など | 多数のカリスマ講師が揃っている。 |
ユーキャン(公務員講座) | - | 講義動画は少なく独学でテキストを進めていく形式の講義。 講師の詳しい情報はホームページからは見つけられなかった。 |
LEC(公務員講座) | 新谷 浩史 講師 西 広一郎 講師 など | 科目ごとに専門的な講師を揃えており、講師の数はかなり充実している。 |
資格の大原(公務員講座) | 千崎 貴弘 講師 大塚正晃 講師 など | 「楽しかった」や「感動しました」などの声が続出するような授業を展開する講師も |
公務員試験対策に向けた映像講義が増えるなか、講師陣の質と講義コンテンツの充実度が重要な差別化ポイントとなっています。
その点でクレアールは、経験豊富な講師による高品質な映像講義を提供しており、他社と一線を画しています。特にユーキャンと比べると、講師情報の開示や映像講義の内容面では上回っていると言えるでしょう。
一方でスタディングは同様に優秀な講師陣を擁しており、クレアールとはなかなか優劣をつけがたい存在です。とはいえ、講師と講義の質を考えれば、クレアールはトップクラスの存在と評価できるでしょう。
サポート体制で比較
講座 | サポート | 特徴 |
クレアール(公務員講座) | 担任制度 無制限質問・ES,面接添削 オプション安心保証で1年受講延長可能 | クレアール独自の担任制度により講師との距離が近く、多くのサポートを受けられるほか、質問対応などの各種サポートも充実。 |
スタディング(公務員講座) | ES添削 質問回答(回数制限あり) オプションで追加サポートを購入可能 | 「コーチング対応」のついたコースを購入することで学習計画、無制限の質問対応、ESの添削や面接対策も利用可能 |
ユーキャン(公務員講座) | 添削指導(13回) 質問対応 | 添削指導が驚異の13回も行われるため通学講座と遜色ないほどのフィードバックが受けられる |
LEC(公務員講座) | 担任制度 個別学習スケジュール 面接対策 | 受講生に担任講師がつき、スケジュール管理はもちろん、添削や質問対応もまとめて対応してくれる |
資格の大原(公務員講座) | 質問対応 添削制度 | 他社が揃えている基本的なサポートはもちろん、欠席時のフォローも充実している |
クレアールは、スタディングやユーキャンと比べても優れたサポート体制を備えています。個別的で手厚いサポートにより、ユーザーの学習をきめ細かくサポートできるのがクレアールの大きな強みです。
スタディングには「コーチング対応」という追加サポートはありますが、クレアールのように担任を通じた密なサポートは提供されません。担任との直接的なコミュニケーションを通じたクレアールのサポートは、一般的なコーチングよりも効果的と判断できるでしょう。
一方、ユーキャンは添削指導が充実していますが、その他のサポートが不十分です。総合的にユーキャンのサポートは良好ですが、クレアールのサポートオプションには多様さも質も及ばないでしょう。
合格実績・合格率で比較
講座 | 合格実績 |
クレアール(公務員講座) | 2023年度合格者数313名、2022年度325名 |
スタディング(公務員講座) | 合格率、合格者数ともに未公表 |
ユーキャン(公務員講座) | 合格率、合格者数ともに未公表 |
LEC(公務員講座) | 2023年合格目標講座の最終合格者は3,848名 |
資格の大原(公務員講座) | 2023年度最終合格者数3,055名 |
通信講座を選ぶ際の合格実績や合格率は重要な判断材料となりますが、スタディングとユーキャンはどちらも具体的な合格者数や合格率を公表していません。
その点、クレアールは毎年300人以上の合格者数を明確に公開しているので、他社と比べても非常に信頼できる講座であると言えるでしょう。
LECや資格の大原などの大手予備校などと比較するとやや見劣りしてしまう部分もありますが、クレアールも明確な実績を残している講座の一つとして信頼することができます。
クレアールの公務員講座のよくある質問
「担任制」では具体的にどのようなサポートが受けられる?
担任制は一人ひとりの学生に合わせた細やかな指導やサポートを提供する制度です。学習の進め方や科目選択、受験対策など、学生生活における様々な悩みや課題に対して、担任の教師が寄り添い、一緒に解決策を見つけていきます。
ただし、この制度は全てのコースで導入されているわけではない点に留意しましょう。
1回の講義時間は?
クレアールでは、1つのテーマに集中して深く理解できる「テーマ制講義」を採用しています。
各講義は約90分で、20分から30分の小テーマが組み込まれた構造になっています。この構造化された形式により、学習内容に集中しながら理解を深めることができます。
学習開始時期と期限は決まってる?
受講期間については制限がありませんが、講義の視聴は配信スケジュールに従う必要があります。一部の科目では、配信予定日までは視聴できない場合があります。
視聴期限までは何度でも視聴できますが、期限を過ぎると講義の提供、質問対応、添削サービスが終了します。期限内に視聴を完了するように心がけましょう。
クレアールの公務員講座は社会人に向いてる?
クレアールでは社会人経験者採用試験を受ける方向けに特化したコースを用意しており、教養試験から面接、エントリーシート、論作文まで網羅されているので、効率的な対策が可能です。
また、一般採用試験を受ける社会人にとっても、クレアールはオンライン完結型の講座なので自分のライフスタイルに合わせて柔軟にスケジュール管理できます。
さらに、受講前からリモートで相談に乗ってくれるため、試験や職種選びで迷った際にアドバイスを求めやすいのが魅力です。そのため、総じてクレアールの公務員講座は社会人の公務員試験対策に適した講座と言えるでしょう。
社会人経験者向けコース | 受講料 |
社会人経験者スタンダードコース | 115,700円 |
社会人経験者SPI対応型コース | 89,000円 |
社会人経験者特別区型コース | 102,350円 |
論文と面接の対策は何がある?
クレアールの論文対策では、「作文対策講座」「小論文講座」「経験者論文講座」など様々な講座が用意されており、自分に合ったものを選択できます。講座では論文の書き方や構成方法を丁寧に指導し、添削サービスも充実しています。
一方の面接対策は講義だけでなく面接シートの添削やオンライン模擬面接など多角的なサポートが用意されています。
なお、論文対策や面接対策のみを単独で受講するコースは設けられておらず、あくまでコースの中に含まれている形になっています。
クレアールの公務員講座まとめ
ここでは人気の公務員講座であるクレアールについて、受講生からの高い評価や適正な料金設定、優れた合格サポートなどの長所を紹介しました。
口コミを見ても高評価が多くクレアールの利用者の多くが満足していることがわかります。
公務員試験対策にはさまざまな手法が考えられるため迷う人も多いかと思いますが、クレアールの公務員講座をご一考してみてはいかがでしょうか。