基本情報技術者試験を飛ばして応用情報技術者試験は合格できる?実例を踏まえて解説
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ITエンジニアとしてキャリアアップを目指す中で、「基本情報技術者試験を受けずに、いきなり応用情報技術者試験に挑戦しても合格できるのか?」と悩む方は少なくありません。
実際に基本情報を飛ばして応用情報に合格した実例や、効率的な勉強法、注意点などを詳しく解説します。
あなたに合った最適な学習戦略を見つけましょう。
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結論:基本情報を飛ばしても合格は十分可能
基本情報技術者試験を受けずに、いきなり応用情報技術者試験に挑戦しても、しっかりとした事前準備と十分な学習を行えば合格は十分に可能です。
実際に基本情報を飛ばして合格した例も多く、過去問の反復や基礎知識の補強を徹底すれば、効率的に合格を目指せます。
合格率を比べれば差はわずか
基本情報技術者試験(FE)の直近合格率は40%前後、応用情報技術者試験(AP)は20%台前半から半ばと、数字上はAPの方がやや低いものの、その差は約2倍程度にとどまります。
また、QiitaやYahoo知恵には実際に「基本情報を受けずに応用情報に合格した」という体験談も多く、FEを経ずにAP合格を目指すことは決して無謀ではありません。
合格率の差だけで難易度が大きく変わるわけではなく、しっかりとした対策をすれば十分に合格可能です。
学習目安時間は応用の方が多め
多くの通信講座や受験ブログによると、基本情報技術者試験の学習目安は80〜100時間ですが、応用情報技術者試験は120〜150時間が一般的です。
この差の40〜50時間は、主に基礎知識の補完と午後長文対策に充てられます。
具体的には、用語や計算、アルゴリズム問題を基本情報レベルで固める基礎補完に約40時間、過去問演習による午後対策に約40時間が必要です。
実際、Qiitaの体験談でも「基礎を動画で一気に固めてから午後問題に集中したら120時間で一発合格できた」という声があり、効率的な学習で総学習時間を抑えることも可能です。
飛び級のメリットとデメリット
基本情報技術者試験を飛ばして応用情報技術者試験に挑戦する場合、効率的な学習や早期キャリア形成などのメリットがある一方で、基礎知識の不足によるリスクも考えられます。
ここでは、応用情報技術者へと飛び級するメリットとデメリットを具体的に解説していきます。
メリット
学習時間を短縮できる
基本情報技術者試験(FE)の合格に必要な学習時間は一般的に80〜100時間とされており、これを飛ばして応用情報技術者試験(AP)に直接挑戦することで、この分の学習時間を大幅に短縮できます。
特に既に一定のIT知識や実務経験がある方にとっては、基礎固めを省き応用分野に集中できるため、効率的に資格取得を目指せます。
ただし、応用情報は難易度が高く、基礎知識が不足している場合はかえって学習時間が増える可能性もあるため、自身の知識レベルを把握した上で計画することが大切です。
資格手当が早い
応用情報技術者試験(AP)に合格すると、基本情報技術者試験(FE)よりも高額な資格手当を早期に受け取れるのが大きなメリットです。
多くの企業では、APの資格手当はFEの2倍以上に設定されているケースが一般的で、例えば年間手当がFEで12万円、APで24万円といった具体的な差が生じます。
また、月額ベースでも5,000円~20,000円程度の手当が支給される企業が多く、毎月の給与アップにつながります。
このため、基本情報を飛ばして応用情報に合格できれば、より早く、かつ高額な手当を得られるため、経済的なメリットを実感しやすいでしょう。
高度区分の午前試験が免除される
応用情報技術者試験(AP)に合格すると、その後2年間は情報処理技術者試験の高度区分(例:ネットワークスペシャリスト、データベーススペシャリストなど)で課される「午前Ⅰ試験」が免除されます。
この午前Ⅰ試験は、テクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系の幅広い分野から出題され、難易度も高めです。
免除されることで、高度試験の対策を午後試験や専門分野に集中できるため、学習効率が大きく向上します。
ただし、応用情報自体の午前試験は免除されないため、初回は必ず受験が必要です。
デメリット
基礎(FE 範囲)が抜けると午後で大量失点する恐れも
基本情報技術者試験(FE)の範囲を自習でしっかり補わないまま応用情報技術者試験(AP)に挑むと、午後問題で大きく失点するリスクがあります。
APの午後問題は記述式や長文読解が中心で、プログラミングやデータベースなどFEで扱う基礎知識が前提となる設問も多く出題されます。
基礎が不十分だと、問題文の理解や解答作成に時間がかかり、得点できないケースが増えてしまいます。
飛び級を目指す場合は、必ずFE分野の復習や過去問演習で基礎固めを徹底しましょう。
論述問題を書けないまま本番を迎える
応用情報技術者試験では午後試験に論述(記述)問題が含まれており、特に経営・管理系の設問では200〜300字程度で論理的かつ簡潔な答案をまとめる力が求められます。
しかし、基本情報技術者試験を飛ばして独学で挑戦した場合、こうした答案作成の構成力や表現力が十分に身につかないまま本番を迎えてしまうケースが多いです。
論述問題はテンプレートや繰り返しの練習が不可欠ですが、独学ではそのノウハウや添削機会が不足しがちで、知識があっても点数につながらないリスクがあります。
そのため、事前に記述対策を意識的に取り入れることが重要です。
CBT形式の試験慣れが不足している
基本情報技術者試験を受けずに応用情報技術者試験に挑戦する場合、CBT(Computer Based Testing)形式の試験経験が不足しがちです。
基本情報で体験できる独特のUI操作や、問題ごとの時間配分の感覚をスキップするため、本番で操作に戸惑ったり、時間管理がうまくできず焦るケースが多くなります。
事前に公式の模擬試験や練習ツールを活用し、CBT形式に慣れておくことが重要です。
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Xで確認!基本情報を飛ばして応用情報を受験した人の声
「基本情報を受けずに応用情報に挑戦した人は本当に合格できるのか?」そんな疑問を持つ方も多いはずです。
実際、X(旧Twitter)では「基本情報を飛ばして応用情報に合格した」という声や、勉強法・体験談が数多く投稿されています。
ここでは、リアルな受験者の声をもとに、その実態や感じたメリット・苦労について紹介します。
賛成派:事前に基礎がある人は時短のメリットがある
スタディング40h→AP合格。FEいらなかった
基本情報技術者試験を飛ばして応用情報技術者試験に挑戦することには、ITの基礎知識がしっかり身についている人にとって大きな時短効果があります。
実際に「スタディング40h→AP合格。FEいらなかった」と学習時間の内訳を公開し、通信講座で基礎を補完した上で午後対策に集中したことで合格した例も見られます。
基礎力があれば、最短ルートで応用情報合格を目指せるのが大きなメリットです。
慎重派:飛び級でも基礎復習は必須
午前の解答が発表されていたので採点したところ、80問中50問正解で、62パーセント獲得。午前だけはギリギリ合格水準か?基本情報レベルの問題を何問も間違えました…。
基本情報技術者試験(FE)を受けずに応用情報技術者試験(AP)へ「飛び級」受験した人の中には、「基礎知識が抜けていると午後試験の読解で苦労する」との声が目立ちます。
応用情報の午後問題は長文読解や記述力が問われるため、FEレベルの基礎理論や用語、アルゴリズム、ネットワーク、データベースなどの知識が曖昧なままだと、設問の意図や選択肢の意味を正確に捉えられず、解答に時間がかかったりミスを誘発しやすくなります。
否定派:近年は午前も難化しているため無謀
応用情報から受けるのはアリですが、近年は午前も難化しており、午後は毎回簡単な設問と難しい設問がはっきり分かれ、自分が攻略する問題がいかに難問に当たらないかを祈るギャンブル試験でもあります。
「基本情報を飛ばして応用情報を受験するのは無謀」とする声も目立ちます。特に近年は午前試験の難易度が上がっており、過去問の丸暗記だけでは通用しなくなってきたという指摘が多いです。
基礎知識が不十分なまま応用情報に挑戦すると、出題範囲の広さや実践的な問題に対応できず、心が折れてしまうケースも少なくありません。
賛否が分かれますが、結局は受験者が元々持っているIT知識レベルに依存するので、自分のレベルと相談することが重要です。
飛び級の挑戦で失敗してしまう理由
応用情報技術者試験に基本情報技術者試験を受けずに挑戦する「飛び級」は魅力的に感じますが、思わぬ壁にぶつかり失敗してしまうケースも少なくありません。
なぜ多くの人がこの挑戦でつまずくのか、その理由を解説します。
午後の長文に慣れていない
応用情報技術者試験の午後問題は、2000字規模の長文シナリオから要点を抽出し、設問ごとに適切なキーワードを抜き出す“読解型”が特徴です。
基本情報を経ずに挑戦すると、この読解の型に慣れておらず、キーワードが見つからずに焦ってしまい、時間切れになるケースが多発します。
IPA-Completeも「直近5年分の午後問題を最低2周し、“問題文→設問→キーワード抜き”の流れを体で覚えるのが最短」と推奨しており、型を身につける訓練が不可欠です。
FEレベルの基礎が抜ける
飛び級で応用情報技術者試験に挑戦する場合、最も大きな落とし穴は「基本情報技術者試験(FE)レベルの基礎力不足」です。
アルゴリズムの計算問題、通信プロトコル、データベースSQLなど、FE範囲のピュアな基礎知識は午後問題でも問われ、その理解が浅いと用語や計算問題で一気に失点します。
特に独学だと、これらの基礎を体系的に学ぶ機会が少なく、抜け漏れに気づきにくいのが現実です。
ここで、スタディングのAP講座では冒頭に約40時間の「FE基礎動画」が用意されており、AI復習機能で自分の弱点を自動抽出できるため、短期間で効率よく基礎の穴を埋めることができおすすめです。
論述問題の答案構成ができない
応用情報技術者試験の経営・管理系の論述問題では、「現状→問題点→対策」といった論理的な構成で200〜300字程度にまとめる力が求められます。
しかし、この文章の型を身につけていないと、書いている途中で論旨がぶれやすく、語数不足や要点の抜け落ちによる減点につながりがちです。
Resumyの記事や松井氏のNoteでも、合格答案は「現状→課題→対策→効果」の四段構成テンプレを使い、繰り返し写経練習することが推奨されています。
添削サービス付き講座では論述の骨格を的確に修正してもらえるため、論述が苦手な方には特におすすめです。
飛び級で応用情報試験に合格する勉強法
基本情報技術者試験を受けずに、いきなり応用情報技術者試験に挑戦したい方も多いでしょう。
実際に「飛び級」で合格した人もおり、効率的な勉強法を知ることで十分合格を目指せます。
ここでは、基本情報を飛ばして応用情報に合格するための具体的な学習法を解説します。
まずは基礎動画で土台づくり
応用情報技術者試験を基本情報を飛ばして目指す場合、まずは基礎力の徹底強化が不可欠です。
スタディング応用情報講座の「FE基礎パート」(約40時間)を倍速で視聴し、テクノロジ・マネジメント・ストラテジの全分野を効率よく学びましょう。
平日は通勤や昼休みを活用して1.5時間、週末は4時間のペースで進めると、4週間で全範囲を網羅できます。
各章のテストで70点未満の場合は、その章だけ再視聴し、用語や基本計算問題の理解度をAI復習で70%以上に高めることが合格への第一歩です。
次に午前過去問 300 問を解いてみる
基礎知識を身につけたら、午前問題を300問一気に解いてアウトプット力を鍛えましょう。
スタディングなどの演習モードを活用すれば、間違えた問題だけを効率よく再出題できます。
1週目で150問、2週目で残り150問を解き、3〜4週目で2周目に取り組みます。
正答率が80%を超えたら次のフェーズへ進みましょう。午前問題を固めておくことで、午後試験対策が格段にスムーズになります。
直前に午後の問題と論述テンプレを写経する
応用情報技術者試験の午後対策では、直前期に過去問の長文問題と論述テンプレートを「写経」することが効果的です。
長文問題は「問題文→設問→該当段落→キーワード蛍光ペン」の手順で読み進め、設問の意図を的確に把握する練習を繰り返します。
論述対策では、Resumyや松井氏が推奨する「現状→課題→対策→効果」の4ブロック構成を200〜300字で実際に書き写し、答案の型を体得します。
これらを週1セット(午後問題+論述1題)×2周、計10セット行うことで、本番を想定したアウトプット力と解答スピードを養いましょう。
本番想定模試で 総合 700 点(午前 80 %、午後 60 %)を目標点として設定し、これをキープできるようにしましょう。
独学で不安ならスタディングで時短

独学に不安がある場合は、スタディングの活用が効率的です。
基礎40時間の動画で基本情報レベルの範囲を最短で補完でき、AI復習機能が苦手分野を自動抽出して午後試験対策へ直結します。
さらに、CBT模試で本番のUIを事前に体験できるため、試験当日の緊張も軽減できます。
スマホ一つで学習が完結し、忙しい社会人でもスキマ時間を活用して継続しやすいのが大きな魅力です。
項目 | 内容 | ポイント |
---|---|---|
価格 | 43,800~49,500円 | 他社よりも圧倒的な低価格を実現 |
講座内容 | webテキスト 問題集 過去問題集 直前模試 | 午前・午後どちらの試験も見据えた丁寧な講義を行う あらゆる通信機器で試聴が可能 |
講師 | 長谷部愛 | 応用情報技術者として大規模ネットワークの構築に携わるなど、実務面での経験も豊富 |
指導実績 | 2024年度の合格者の声164名 | 合格者の声だけでも業界トップの数を誇る |
サポート体制 | AI学習サポート 合格お祝い制度あり 勉強仲間機能 質問可能制度あり | AIによる学習分析で個人に適切な学習フローを提示 |
キャンペーン・割引情報 | 無料お試しあり | ホームページから授業動画の視聴が可能 |
時短勉強法で飛び級合格を目指そう
基本情報技術者試験を飛ばして応用情報技術者試験に挑戦することは十分可能です。
実際に合格した事例も多く、特にアルゴリズムやプログラミングが苦手な方にはメリットがあります。
ただし、応用情報は記述力や幅広い知識が求められるため、基礎知識の習得と過去問演習が不可欠です。
効率的に学びたい方は、スマホやAI機能を活用できる通信講座の利用もおすすめです。
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