公認会計士は40代の主婦でも目指せる?未経験から合格した事例やコツ

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40代に差し掛かり、時間に余裕ができたことで「何か新しいことに挑戦したい」と考える主婦の方も多いでしょう。

その中には、公認会計士という一見ハードルの高そうな資格が頭をよぎった方もいるかもしれません。

実際、40代から勉強を始めて合格した主婦の事例もあり、決して不可能ではありません。

本記事では、限られた時間の中で効率よく学習を進める方法や、実際の合格体験をもとにした工夫をご紹介します。

新しい一歩を踏み出すためのヒントとして、ぜひご覧ください。


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40代の主婦でも未経験から公認会計士は目指せる!

公認会計士試験は、合格率が10%前後とされており、難関国家資格として広く認識されています。

また、多岐にわたる高度な専門知識が求められるため、「自分には無理かも」と感じる方も少なくありません。 

特に40代の主婦にとっては、家庭との両立やブランクへの不安も加わり、なおさら高い壁に思えるかもしれません

しかし、40代の主婦の方でも、適切な教材や学習計画を活用し、継続的に努力すれば合格の可能性は十分にあり、実際に合格した事例も多数存在します。

以下では、実際に40代の主婦から合格を果たした事例や、効率的な勉強の進め方について詳しく紹介していきます。

40代の主婦から公認会計士に合格・就職した事例

40代からの挑戦であっても、公認会計士としてのキャリアを築くことは十分に可能です。

ここでは、家庭や子育てと両立しながら資格取得に成功した事例を紹介します。

40代の元保育士から公認会計士に一発合格

Aさんは40代に差し掛かり、「これが最後のチャンスかもしれない」と感じ、長年続けてきた保育士の仕事を辞めてキャリアアップを決意。専門職としての新たな道を求め、公認会計士の資格取得を目指しました。

簿記の知識すらない状態からのスタートでしたが、通信講座を活用して自宅でコツコツと学習。分からない部分はその都度オンラインで解決し、学習仲間との交流も励みになりました。

保育士時代に身につけた計画性と粘り強さを武器に、日々の勉強を積み重ねた結果、見事一発で合格。現在は監査法人で新たなキャリアを築いています。

子ども2人の専業主婦から37歳で公認会計士に合格

佐藤幸恵さん

二人の子どもを持つ専業主婦だった佐藤幸恵さんは、37歳で一念発起し公認会計士試験に挑戦。

決して若くはない年齢ながら、スキマ時間を有効活用し、集中的に学習に取り組みました

家事や育児と両立しながらの勉強は決して楽ではなかったものの、基礎から丁寧に学び、疑問点は徹底的に解消することで、着実に知識を積み重ねました。

その結果、難関である公認会計士試験に見事合格。さらに、実務経験を経て、念願だった大手監査法人への入所も果たしました。

「自分が認められたいという気持ちが満たされるのはもちろん、自分が経済的に自立することで家庭にも選択肢が増えた」

実際の体験談より

専業主婦一筋から42歳で税理士試験に合格

海老原玲子さん

結婚後20年間、家庭に専念してきたCさんは、子育てがひと段落したタイミングで「自分のために何かに挑戦したい」と思い立ち、税理士試験への挑戦を決意しました。

初めての勉強は不安も大きかったものの、TACの講座を活用し、計画的に学習を進行。家事や育児と両立しながらも、日々のスキマ時間を積み重ねて合格を勝ち取りました。

42歳で試験に合格し、現在は会計事務所に勤務。家庭だけでなく、社会でも活躍する新しい自分を見つけています。

「1時間集中するのがとても大変で、覚えなければいけない理論などはテキストを1回見て、何か家事をやりながらもう1回頭の中で復唱してみたりと、細切れ時間をうまく使って勉強していました。

TAC

未経験の40代主婦でも合格後の就職先はある?

40代で、しかも未経験から公認会計士の資格を取得した場合、「本当に就職できるの?」と不安に感じる方も多いかもしれません。

たしかに若手に比べると選択肢が限られる面はありますが、実際には就職先はしっかりと存在します。

以下では、40代からのリアルな就職事情について解説していきます。

30代までと比べると大手監査法人への就職の難易度はあがる

40代未経験で大手監査法人を目指す場合、30代までと比べて就職の難易度は明らかに上がります。 

特に大手では、経理や財務など会計に関連する職歴や管理職としてのマネジメント経験、英語力などの特別なスキルが求められる傾向が強いです。

言い換えると、単なる職歴や営業・管理職経験だけでは評価されにくいのが現状です。

受験勉強のみで実務経験がない場合や、職歴がアルバイト中心といったケースでは、さらにハードルが高くなります。

中小の監査法人や予備校講師など選択肢は十分にある

一方で、40代・未経験でも活躍できる場はしっかりとあります。

例えば、中小の監査法人は、大手に比べて年齢や経歴に対して柔軟で、人物重視で採用されることも多く、これまでの社会人経験やコミュニケーション力が強みとして評価されることがあります

また、公認会計士試験の知識を活かして、受験予備校の講師として働くという選択肢も有力です。比較的早く収入につながりやすく、監査法人への転職や人脈づくりのステップとしても役立ちます。

大手だけにこだわらず、幅広い選択肢を視野に入れることが、就職を成功させるカギとなります。


40代主婦から公認会計士を目指すメリット

公認会計士は難関資格ではあるものの、それだけに得られるメリットも大きく、40代から挑戦する価値は十分にあります。

特に主婦の方にとっては、将来の働き方や自分の在り方を見つめ直すきっかけにもなり得る資格です。 

ここでは、公認会計士を目指すことで得られる代表的なメリットを紹介していきます。

高収入と安定した職を得ることができる

公認会計士の資格取得は、40代の主婦にとって高収入と安定した職を得るための有力な手段となります。

特に、一度資格を取得すれば、専門性の高い知識とスキルを活かして長く活躍できるため、将来的な安定につながります。

監査法人や会計事務所はもちろん、一般企業においても会計の専門家は不可欠な存在です。経験や能力次第で、年齢に関わらず高収入を得るチャンスも広がります。

また、資格を持つことで、パートやアルバイトといった非正規雇用ではなく、正社員としての安定した雇用形態で働くことも期待できます。

在宅や非常勤など家庭と両立した働き方ができる

また、働き方の柔軟性も大きなメリットです。

特に主婦の場合、家庭との両立は重要な課題となりますが、公認会計士の資格があれば、在宅勤務や非常勤といった多様な働き方を選択できます。

監査法人によっては、リモートワークが導入されており、自宅で業務を行うことが可能です。これにより、通勤時間を削減し、家事や育児に時間を有効活用できます

また、非常勤という形態を選択すれば、週数日や短時間勤務など、自分のライフスタイルに合わせた働き方が可能です。

さらに、公認会計士の資格は、独立開業への道も開きます。自宅で会計事務所を開設すれば、より自由な働き方を実現できます。

新しい居場所ができ社会に貢献するやりがいが得られる

公認会計士の資格取得は、仕事復帰だけでなく、社会との新しいつながりを築く大きなチャンスにもなります。

長年家庭を中心に過ごしてきた主婦にとって、公認会計士としての専門知識は社会との接点を広げる手段となり、自分のスキルを活かして貢献できる喜びは大きなやりがいに繋がるでしょう

また、監査法人や会計事務所といった組織で働くことで、新たな人間関係を築き、日々刺激的な環境で成長できることも魅力のひとつです。


未経験の主婦が公認会計士を目指す場合の注意点

公認会計士は高い専門性と社会的信頼を持つ魅力的な資格ですが、未経験から挑戦する場合は、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。

特に家庭と両立しながらの学習となるため、計画的に進めることが求められます。

以下では、未経験の主婦の方が公認会計士を目指す際に注意すべき点について詳しく解説します。

家族の理解と協力を得る必要がある

40代の主婦が未経験から公認会計士を目指す場合、家事や育児との両立は大きな課題となります。長時間の勉強が求められたり、不規則な生活リズムになるため、家族の理解と協力が欠かせません

例えば、勉強に集中するためには、子どもを見てもらう時間を確保したり、家事の分担を見直したりすることが大切です。

実際、合格者の中には、夫や親のサポートを受けながら学習時間を確保し、見事に合格を勝ち取った人もいます。

家族の支援は、勉強に集中できる環境を作り出すだけでなく、精神的な支えにもなり、モチベーションの維持にも繋がります。目標達成には、周囲との協力が非常に重要です。

集中力や記憶力の衰えをカバーする工夫の必要がある

40代の主婦が未経験から公認会計士を目指す場合、年齢による集中力や記憶力の低下を感じることがありますが、工夫次第でこれをカバーすることができます。

例えば、復習を複数回に分けて行う方法が効果的です。授業で学んだ内容はその日のうちに一度復習し、翌日や一週間後にも小テスト形式で確認することで、記憶を定着させることができます。 

また、暗記が必要な部分は家事の合間やスキマ時間を使って繰り返し学習することで、集中力が続きにくい場合でも効率よく知識を積み上げることができます。

さらに、自分の経験や身近な出来事と学んだ知識を結びつけることで、記憶の定着がさらにスムーズになります。工夫を重ねて、無理なく学習を進めることが大切です。

家事育児の合間で効率よく勉強する必要がある

家事や育児の合間に効率よく勉強するためには、まず時間を意識して活用することが大切です

例えば、勉強時間を1時間単位で区切り、その中で達成すべき目標を明確にすることで、集中力を維持しやすくなります。

また、暗記系の内容は家事の合間に音声教材を聞くなど、スキマ時間を有効に使う方法もあります。

特に子育て中はまとまった時間を取るのが難しいため、家族の協力や保育施設の利用を検討し、勉強時間の確保に努めましょう。効率的に時間を使うことが、学習を続けるためのポイントです。


公認会計士を40代主婦が目指すなら予備校の利用がおすすめ

40代で未経験から公認会計士を目指す場合、効率よく学習を進めるためには予備校の利用が非常に効果的です。

特に、家庭と両立しながらの学習となると、自己管理や計画的な学習が重要になりますが、予備校ではそのサポートが充実しています。

以下では、40代主婦の方に特におすすめの3つの予備校についてご紹介します。

CPA

CPA会計学院は、公認会計士試験合格者の6割以上が受講している圧倒的な実績を誇る予備校です。

特に未経験・初心者にもやさしい教材設計が特長で、重要論点に優先度をつけたテキストや、実際に試験合格経験のある講師・チューターによる丁寧なサポートが受けられます。

また、Web講義やオンライン教材は、家事や育児の合間など自分のペースで学習できるため、忙しい40代主婦の方にも最適です。

さらに、経済的な負担を減らす奨学金制度も用意されており、学び直しに挑戦したい方をしっかり支えてくれます。

項目

内容

ポイント

料金

660,000円〜790,000円

大手予備校の相場通りから少し安めの価格設定で、コストパフォーマンスは非常に良い。

初心者の学びやすさ

講師や合格者チューターによるサポート

優先度順位がついた教材

実際に合格経験がある講師やチューターによる徹底したサポートや質問対応、学習優先度の分かる教材で初心者でも安心して学べる。

講師・講義

各科目に複数講師

自分に合った講師を選択可能

一つの科目にも複数の講師が在籍しており、自分に合った講師を選択して受講できる。

サポート体制

講師やチューターによる電話での質問対応

通信生にも添削指導

就活対策講座の配信やキャリアアドバイザー

疑問点はメールや電話でいつでも質問できる。

通信生にも添削指導など通学生と同様のサポート体制が提供される。

就活支援も充実。

合格実績

2024年試験973名の合格者を輩出

合格者全体の60.7%を占める圧倒的な合格実績

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CPAの通信講座ついて詳しく知りたい方はこちら!

資格の大原

資格の大原は、90%以上がプロの常勤講師による担任制や定期的な個別面談など、きめ細やかなサポート体制が特徴の大手予備校です。

特に未経験・初心者向けの初学者コースからも多くの合格者を輩出しており、2022年には183名が一発合格を果たしています。

40代主婦の方でも、自分の生活リズムや家事・育児と両立しやすい学習スケジュールを組みやすく、質問や相談も気軽にできる環境が整っています

また、合格後の就職サポートも充実しているため、未経験からでも安心して挑戦できる点も大きな魅力です。

項目

内容

ポイント

料金

770,000円〜800,000円

大手予備校の相場よりも少し高めの受講料。

初心者の学びやすさ

初学者コースからの合格者を2022年には183名輩出

学習未経験の初心者でも一発合格できる安心の講座。

講師・講義

90%以上がプロ講師

通信講座も担任制

合格者でない講師もいる

プロの常勤講師による担任制で安心の体制が整う。

一方、全講師が合格経験を持つわけではないことには注意が必要。

サポート体制

質問専用電話

定期的な個別面談会

就職サポート

定期的な個別面談による学習プラン設計や、合格後の就職サポートなどが充実している。

合格実績

2024年は247名の合格者

通算で9800人以上の合格者輩出

2024年には合格者全体の6分の1程度にあたる247名の合格者を輩出し、講座の通算では9800人以上の合格者を輩出する安心の講座。

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TAC

TACは累計1万人以上の合格者を輩出する業界大手の公認会計士予備校で、全講師が実際の合格者という点が大きな強みです。

40代主婦で未経験でも、効率的なカリキュラムと分かりやすい教材、質問しやすい体制が整っているため、基礎から無理なく学べます。

また、デジタル教材はタブレットやスマホでも利用でき、家事や育児の合間など隙間時間を活用しやすいのも魅力の一つです。

さらに、学習継続や就職サポートも充実しており、初めての挑戦でも安心して合格を目指すことができます。

項目

内容

ポイント

料金

740,000円〜830,000円

業界の中でも最高値レベル

初心者の学びやすさ

学習相談専任の講師

配点の多い財務会計論を中心とした入門カリキュラム

入門カリキュラムから効率的な学習で最短での合格を目指せる。

学習相談が容易で安心して受講が可能。

講師・講義

全員が合格者講師

各科目に多数の講師

多数の合格者講師から自分に合った講師を選択して受講できる。

サポート体制

zoomでの講師への直接質問

学習法セミナー

デジタル学習ツール

就職サポート

オンラインでも合格者講師に直接質問ができるほか、学習法セミナーや就職サポートなどが充実している。

デジタルツール上ではテキスト閲覧や短答問題演習、成績表閲覧が可能。

合格実績

2024年は335名の合格者

累計では1万人以上の合格者

累計、直近ともに圧倒的な合格実績を残している。

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公認会計士の資格を取って新しい一歩を踏み出そう

公認会計士は、40代未経験の主婦からでも十分に目指せる資格です。

多くの成功事例に見られるように、年齢や経験に関係なく、努力と工夫次第で合格の道は開けます。

また、資格取得に向けた第一歩として、通信講座の利用をお勧めします。

自宅で学習を進めながら、柔軟なスケジュールで勉強を進めることができ、効率的に知識を深めることが可能です。

さらに、質の高い講義やサポートを受けながら、自分のペースで学習を進めることで、着実に公認会計士合格への道を歩むことができるでしょう。

あなたの未来のために、通信講座での学びをスタートしてみましょう。