転職エージェントは複数登録すべき?掛け持ちのメリットや併用時の注意点まで解説
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転職活動を始めるにあたって、多くの方が「転職エージェントは1社に絞るべきか、複数登録すべきか」という悩みを抱えています。実は、転職に成功した人の平均登録数は4.2社にものぼり、複数登録が転職成功への近道となっている実態があります。
しかし、ただやみくもに複数のエージェントに登録すれば良いというわけではありません。スケジュール管理の煩雑さや、同一求人への重複応募リスクなど、掛け持ちならではの注意点も存在するためです。
本記事では、転職エージェントの複数登録のメリット・デメリットを徹底解説します。
転職エージェントは複数利用するのがおすすめ
転職エージェントは何社でも複数利用でき、同時に掛け持ちしながら転職活動を進めることが可能です。
実際に、多くの方が転職エージェントを併用しながら転職活動をしています。
転職エージェントを併用することにより、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
そもそも転職エージェントの役割とは?
転職エージェントとは、次のような役割があるサービスです。
企業と転職希望者をマッチさせる
転職エージェントとは「企業と転職希望者のマッチング」を行っているサービスです。転職エージェントに登録をすると、まずこれまでのキャリアについてヒアリングが行われます。
それに沿って、希望に合っている求人の紹介や、選考されやすいよう面接指導するなど、転職活動の総合的なサポートを行っております。
つまり、転職エージェントを利用すれば、希望の条件に合う企業からも内定を得やすくなるのです。
エージェントごとに特徴が異なる
転職エージェントはさまざまありますが、会社によってそれぞれ特徴や得意分野が違います。
例えば「総合型」「マンモス型」と呼ばれる大手の転職エージェントでは、幅広い業界・職種の求人を網羅しています。
一方「特化型」と呼ばれる転職エージェントは、「IT業界専門」「20代専門」など、ある分野に特化していることが特徴です。
自分がどのような転職活動をしたいかによって、転職エージェントを選ぶ必要があるのです。
転職エージェントの複数利用は問題ない
転職活動を始める際、多くの方が悩むポイントの一つが、転職エージェントの選び方です。「一社に絞るべきか、それとも複数のエージェントを利用しても大丈夫なのか」と迷う方は少なくありません。
結論から言えば、複数の転職エージェントを利用することは、むしろ推奨されるアプローチと言えるでしょう。なぜなら、各エージェントには特徴があり、得意とする分野や業界、取り扱う求人の種類や数が異なるからです。
複数のエージェントを活用することで、より幅広い選択肢の中から自分に合った転職先を見つけられる可能性が高まります。
転職エージェントの複数利用がおすすめな理由
転職エージェントを複数利用することがおすすめである理由は多々あります。
サービス利用者として比較ができる
転職エージェントの比較記事を読んだことがある方も多いでしょう。しかし、記事の情報だけではわからないこともあります。
実際に転職エージェントを利用してみると、さらにそれぞれの転職エージェントの特徴がわかってくるため、まずは利用してみるのがおすすめです。
転職エージェントは基本的に無料で利用できますので、興味のある転職エージェントに全て登録して登録数が多くなったとしても問題ありません。実際に複数利用をしながら、自分に合っている転職エージェントに絞っていくのがよいでしょう。
担当者が増えるため効率がよくなる
転職エージェントは、基本的に一人の担当者が付きサポートを行います。
つまり、転職エージェントを何社も利用すると、転職をサポートする担当者が増え、転職活動の効率が上がるのです。
転職先が決まる確率も高くなりますので、より早い段階で転職活動を終了することが可能になります。
非公開求人のカバー範囲が広がる
転職エージェントには「非公開求人」というものがあります。
非公開求人とは、転職サイトなどで一般公開されているものではなく、転職エージェントを利用している人しか閲覧できない求人のことです。
一般的な求人よりも質が高い傾向があることが特徴であることから、ぜひ応募しておきたい求人だと言えます。
非公開求人の内容は会社ごとに異なりますので、多くの転職エージェントを利用すれば、より多くの非公開求人に応募できます。
複数登録で特におすすめの転職エージェント
ここからは、複数登録するのにおすすめの転職エージェントをご紹介していきます。
総合型
マンモス型(総合型)は、他社と比較しても圧倒的に求人が豊富です。いわゆる最大手の転職エージェントがこれに該当します。
幅広い業界をカバーできるため選択肢が増えることや、大手の強みを生かした独占求人も見つけることができる、といった点が大きなメリットです。
また、大手の力を生かし、企業との交渉力が高い場合もあります。
リクルートエージェント
エージェント名 | リクルートエージェント |
求人数 | 50万件 |
特徴 | ・幅広い求人情報 ・キャリアアドバイザーによる面談や面接対策が丁寧 |
リクルートエージェントは、50万件以上の求人情報を取り扱っており、そのうち30万件が未公開求人であるため、他のエージェントと併用することで、さらに多くの転職先の可能性が広がります。
また、全年代の求人を取り扱っているため、年齢に関わらず幅広い選択肢から最適な転職先を見つけることができます。
また、キャリアアドバイザーが一人一人に対して徹底的にサポートしてくれるため、転職活動がスムーズに進行しやすいです。他のエージェントでの悩みを解消するという点でも複数登録におすすめです。
マイナビエージェント
エージェント名 | マイナビエージェント |
求人数 | 多数 |
特徴 | ・若手の転職に強み ・担当者が親身にサポートしてくれるため、書類通過率が高い |
マイナビエージェントは、20~30代の転職支援に強みを持つため、若手向けの求人を重点的に探したい場合に最適な転職エージェントです。
幅広い業種・職種に対応しているので、他のエージェントと併用することで、より多角的な視点からキャリアアップの機会を見出せます。
キャリアアドバイザーが親身にサポートしてくれる点も特徴で、履歴書や職務経歴書の添削、面接対策が充実しています。
LIBZ
エージェント名 | LIBZ(リブズ) |
求人数 | 多数 |
特徴 | ・若手の転職に強み ・担当者が親身にサポートしてくれるため、書類通過率が高い |
LIBZはリモートワークやフレックス勤務といった柔軟な働き方の求人に強みを持つ転職エージェントであるため、他のエージェントでは見つかりにくい多様な働き方の選択肢を提供しています。
利用者は自身の希望条件を先に登録し、その条件に合う企業が立候補するドラフト方式を採用しているため、他のエージェントと併用しながらも、効率的にマッチング率の高い求人を見つけられる可能性があります。
また、リモートワーク率100%の求人も多く、働き方に柔軟性を求める人に最適です。複数のエージェントを利用する際、LIBZを加えることで、より幅広い働き方の選択肢を確保できるでしょう。
ハイクラス転職型
最低年数800万円以上や、高待遇なポジションの求人が揃っているハイクラス転職型のエージェントは、転職を機にキャリアアップを目指したい方におすすめのサービスです。
20代後半以上の方々が基本的に利用すべきサービスですが、スキルや実績次第では、20代前半の方でも大きくキャリアアップすることが可能です。
また、ヘッドハンティングサービスが充実したエージェントが多い点も特徴です。
ビズリーチ
エージェント名 | ビズリーチ |
求人数 | 197,000件以上 |
特徴 | ・7400人以上在籍するヘッドハンターからスカウトを受け取れる |
ビズリーチは、年収1,000万円以上の求人が全体の約3分の1を占める高収入求人を取り扱うため、他のエージェントでは見つかりにくいハイレベルな求人にアクセスできる転職エージェントです。
会員は年収によって「ハイクラス会員」と「タレント会員」に分かれており、年収750万円以上の求職者はハイクラス会員として登録されます。この区分により、他のエージェントと併用しながらも、自身の年収やスキルに応じた適切な求人を効率的に探すことができます。
さらに、ビズリーチでは企業やヘッドハンターから直接スカウトを受け取ることができるため、他のエージェントを通じた活動と並行して、自らの市場価値を高めつつ、効率的にキャリアアップを図ることが可能です。
リクルートダイレクトスカウト
エージェント名 | リクルートダイレクトスカウト |
求人数 | 約20万件 |
特徴 | ・年収800万円以上のハイクラス求人が多数 ・信頼と実績のリクルート |
リクルートダイレクトスカウトは、年収800万円以上のハイクラス求人を多数取り扱うため、他のエージェントでは出会えない高待遇の案件にアクセスできる転職エージェントです。
約4,300名のヘッドハンターと提携しているこのサービスでは、求職者のニーズに合った求人を紹介する仕組みがあります。登録者が作成した匿名レジュメをもとに、ヘッドハンターや企業から直接スカウトが届くシステムを採用しており、他のエージェントを利用しながらも、受動的に魅力的な機会を得られる点が特徴です。
リクルートが運営する信頼性と実績のあるサービスであるため、他のエージェントと併用する際の安心感も高いでしょう。
dodaX
エージェント名 | dodaX |
求人数 | 約53,000 件 |
特徴 | 希少なポジションの求人も ・ハイクラス転職に特化した専属のキャリアカウンセラー |
doda Xは、ハイクラス転職に特化したこのサービスは、他のエージェントでは見つかりにくい希少なポジションの求人を多数提供している転職エージェントです。
特に年収600万円以上の高収入求人を取り扱っているため、他のサービスと併用することで、より幅広い高待遇の案件にアクセスできる可能性が高まります。
また、企業やヘッドハンターから直接スカウトを受け取れる仕組みにより、他のエージェントを通じた活動と並行して、効率的に魅力的な機会を得られる点が特徴です。
第二新卒・未経験特化型
転職で武器となる経験・実績がまだない第二新卒の方や、未経験の業界に転職したい方向けに、比較的採用難易度の低い求人を取りそろえた転職エージェントもあります。
このようなサービスは、転職経験のない初心者の方の利用が非常に多いため、転職についての基礎知識や選考対策などを、丁寧に教えている傾向にあります。
マイナビジョブ20’s
エージェント名 | マイナビジョブ20's |
求人数 | 約6,000件 |
特徴 | ・20代の若手および第二新卒に特化 ・適性診断から自分にあるプランを理解 |
マイナビジョブ20'sは、特に20代と第二新卒の方々に特化した転職エージェントです。
マイナビジョブ20'sは、若手の転職理由やキャリアの見直しに焦点を当てた面接対策や書類作成のサポートを提供しているため、他のエージェントのアドバイスと比較しながら、自分に最適な企業との出会いをより確実なものにできるでしょう。
全面的なバックアップ体制は、複数のサービスを利用する中で、特に若手ならではの不安や疑問の解消に役立ちます。
第二新卒エージェントneo
エージェント名 | 第二新卒エージェントneo |
求人数 | 非公開 |
特徴 | ・未経験者歓迎の求人が多い ・非公開求人も多数 |
第二新卒エージェントneoは、未経験者歓迎の求人が豊富で、労働条件が整ったホワイト企業を中心に取り扱っているため、他のエージェントとの併用により、より安定した転職先の選択肢を広げることができます。
20代向けに特化した転職支援を行っており、学歴不問で様々な業界への転職をサポートしています。
他のエージェントでは見つかりにくい非公開求人も多数あるため、複数のサービスを利用することで、より幅広い転職の可能性を探ることができるでしょう。
ジールエージェント
エージェント名 | ジールエージェント |
求人数 | 非公開 |
特徴 | ・専門のカウンセラーが個別にサポート 最短で2週間で内定獲得可能 |
ジールエージェントは、専門のカウンセラーが個別にサポートを提供する転職エージェントです。大手エージェントにはない独自の求人情報を多数持ち、特に20代から30代前半の求職者に向けて多様な選択肢を提供しています。
また、最短で2週間での内定獲得が可能な迅速なサポート体制も強みです。これにより、求職者は効率的に転職活動を進めることができ、不安を軽減します。初めての転職者にとっても、手厚いサポートが安心感を提供し、就職活動をスムーズに進める手助けとなります。
ジールエージェントのような迅速なサポートと、大手エージェントの豊富な求人情報を併用でき、自分に最適な転職先を見つける確率が高まり、転職活動がより効率的かつ充実したものになるでしょう。
IT系
エンジニアを中心に、IT・Web業界は転職市場が非常に活発です。
IT・Web業界の場合は、スキルさえあれば20代前半の方でも転職の仕方次第で大きくキャリアアップすることができます。
転職エージェントの利用によって、大きな恩恵を受けることができる業界だと言えます。
ビズリーチ
エージェント名 | ビズリーチ |
求人数 | 109,360 件(2024年11月時点) |
特徴 | ・高収入のIT技術職の募集が多数 ・7400人以上在籍するヘッドハンターからスカウトを受け取れる |
ビズリーチは、IT業界の求人が非常に充実しており、全体の約3割を占めるほどの数を持っています。
このため、求職者は豊富な選択肢から自分に合ったポジションを探すことができます。また、ビズリーチは高品質なスカウト機能を提供しており、優れたヘッドハンターとの人脈を築けるため、IT業界でのキャリアアップや年収アップが期待できます。
ビズリーチを複数登録に活用することで、豊富なIT業界求人とスカウト機能を併用できるため、自分に最適な転職先を見つける確率が高まり、転職活動がより効率的かつ充実したものになるでしょう。
doda
エージェント名 | doda |
求人数 | 256,430件 |
特徴 | ・高収入のIT技術職の募集が多数 ・7400人以上在籍するヘッドハンターからスカウトを受け取れる |
dodaは業界最大級のIT関連求人を持っており、豊富な選択肢から自分に合った求人を見つけやすいのが特徴です。
また、キャリアアドバイザーがIT業界に精通しており、職務経歴書の添削や面接対策など手厚いサポートを提供してくれるため、転職成功率が高まります。
dodaの広範なIT関連求人と手厚いサポートを活用しながら、他のエージェントの強みも同時に利用できます。これにより、転職先の選択肢が広がるでしょう。
Geekly
エージェント名 | Geekly |
求人数 | 2万件以上 |
特徴 | ・IT業界専門エージェント ・平均30日以内で内定獲得可能 |
GeeklyはIT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントであり、リクナビNEXT 2023年度下半期GOOD AGENT RANKINGでは、IT・Web部門で1位を獲得しています。業界に精通したキャリアアドバイザーが多数在籍し、求職者のスキルや経験に最適な案件を紹介します。
また、Geeklyには2万件以上の求人があり、そのうち1万件は非公開求人であるため、他の転職エージェントでは見つからない貴重な機会が得られます。さらに、通常は内定獲得までに約2ヶ月かかるところ、平均して30日以内に内定を獲得できるという点も大きな魅力です。
Geeklyのような特化型エージェントの強みを活用することで、他のエージェントの幅広い求人情報も利用できます。
フリーランス
レバテックフリーランス
エージェント名 | レバテックフリーランス |
求人数 | 約70,000件 |
特徴 | ・業界最大級の案件数をほこる ・高単価案件も多くフリーランスには最適 |
レバテックフリーランスは、ITエンジニアやクリエイター向けのフリーランスエージェントサービスです。取引企業数は10,000社以上で、業界最大級の案件数を保有しています。
登録者には専任のコーディネーターが付き、案件提案や単価交渉、契約締結、参画後のサポートを提供します。特に高単価案件やリモート案件が多く、フリーランスが安心して働ける環境を整えています。
レバテックフリーランスを複数登録の一つとすることで、フリーランス特化型のサービスを活用しつつ、他のエージェントの提供する求人情報も利用できます。
Midworks
エージェント名 | Midworks |
求人数 | 約10,000件 |
特徴 | ・正社員並みの福利厚生 ・保証制度もあり |
Midworksは、ITフリーランスエンジニアやデザイナー向けに正社員並みの福利厚生を提供しており、スポーツクラブや宿泊施設の利用、生命保険の半額負担などが含まれます。
さらに、収入が途切れた際に契約単価の60%を保証する報酬保障サービスもあり、フリーランスとしての不安を軽減することができます。
このようなMidworksの強みを活かしつつ、他のエージェントが提供する多様な求人情報や特化型サポートも併用することで、自分に最適な案件を見つける確率が高まります。
フォスターフリーランス
エージェント名 | フォスターフリーランス |
求人数 | 約2,000件 |
特徴 | ・20年近くにわたって案件紹介をしてきた高い実績をほこる |
フォスターフリーランスが複数登録におすすめできる理由は、その独自の強みと他のエージェントとの併用によって得られるメリットにあります。
フォスターフリーランスは、1996年のサービス開始以来、22,000人以上のITエンジニアに案件を紹介しており、高報酬の直請け案件や非公開案件が多いことが特徴です。
エンジニアのスキルや希望に応じた最適な案件を提供し、専任のコーディネーターが職務経歴書の添削や案件参画後のフォローまで丁寧に行います。また、プライムSler案件やフルリモート案件など、多様な働き方をサポートしています。
転職エージェントを複数登録する際にはどう選ぶ?
転職エージェントを複数登録するにしても、全ての転職エージェントを登録するわけには行きません。
また、複数登録をすることで、より多くの転職先を紹介してもらえるという恩恵を享受するには、登録の仕方を工夫する必要があります。
エージェントに登録する際は、異なる強みを持つエージェントを組み合わせるようにして登録するのが良いでしょう。
エージェントの種類 | 強み | エージェント例 |
---|---|---|
マンモス型 | 求人が豊富 | リクルートエージェント |
ハイクラス型 | 高年収が見込める | ビズリーチ |
業界特化型 | 専門的で的確なサポートが可能 | doda |
属性特化型(新卒、若手、女性等) | 状況に合わせた的確な求人 | マイナビジョブ20’s |
上記のように、エージェントのタイプによって持つ強みは異なります。
各列に当てはまるエージェントから1,2つずつ組み合わせて複数登録をすると、複数登録の「より多くの求人に触れられる」というメリットが最大化されるでしょう。
転職エージェントを併用するメリット4選
先に述べた以外にも、転職エージェント掛け持ちすることで、以下のような恩恵を受けることができます。
多種多様なアドバイスを受けられる
転職エージェントそれぞれで、これまでの実績から積み上げたノウハウは異なります。
1社のみを利用していると、その会社のノウハウのみを頼りに転職活動をすることになります。
しかし、何社もの転職エージェントを掛け持ちすることによって、転職に関してさまざまなアドバイスを受けることができます。
特に、転職初心者の方の場合、具体的に何をすればよいのかわからない場合が多いですので、さまざまなアドバイスを受けられるのは大きなメリットです。
目的別にエージェントの使い分けができる
先ほど述べたように、転職エージェントにはそれぞれ特徴や得意分野があります。
転職活動をする中で転職エージェントを目的ごとに使い分けると、より効率的な転職活動ができます。
例えば、最初は自己分析が上手くできない時期であるため、どのような職種に転職すればよいかわからないことも多いでしょう。そんなときには、総合型の転職エージェントを利用しながら自分の適性を理解していくこともおすすめです。
そして、転職したい職種を決めたら、特化型のエージェントを利用し、ピンポイントでの転職活動に移行するのがよいでしょう。
応募候補の求人数を増やすことができる
転職エージェントには、企業とのコネクションがあるため、利用者が内定を獲得しやすい企業というものも存在します。
同じ求人が複数の転職エージェントに渡っていたとしても、コネクションが強いところでなければ内定獲得の確率は低くなります。
このような事情がありますので、複数の転職エージェントを使って、内定が得やすい企業に複数応募するという作戦を行うのが効果的なのです。
相性の良いキャリアアドバイザーと出会いやすくなる
転職エージェントに在籍しているキャリアアドバイザーは、転職に関するプロですので、専門的で的確なアドバイスをすることができます。
しかし、キャリアアドバイザーも人間ですので、性格が合わないなど、利用者の方との相性の問題は少なからず発生するのです。
複数の転職エージェントを掛け持ちしていれば、自分に一番合っているキャリアアドバイザーと出会いやすいため、円滑な転職活動がしやすくなります。
転職エージェント掛け持ちのデメリットと解決策
転職エージェントを利用すると、デメリットも出てきてしまいます。
ただ、デメリットの面は、自身の意識の持ち方によって解決できることもあります。そこで、デメリットとその解決策をご紹介していきます。
情報が増えて優柔不断になりかねない
転職エージェントの複数利用によって、閲覧できる求人の数が多くなり、キャリアアドバイザーの担当者も増えます。そのことによって多くの情報が入ってくるのは、確かにメリットです。
しかし、注意点としては、情報が多すぎて混乱する恐れがあることが挙げられます。情報が多すぎるあまり、どこに転職すればよいのかわからなくなり、判断できなくなってしまうのです。
優秀不断になりやすい方の解決策としては、信頼できるキャリアアドバイザーのアドバイスを優先することや、転職エージェントの数を2社程度に絞ることが挙げられます。
スケジュールの面で管理しきれない
多くの転職エージェントを利用すれば、多くの企業に応募できます。
しかし、その結果、選考・面接の日程などのスケジュール管理が大変になってしまいます。
選考や面接の時期が被らないようにしなければならないので、細かいスケジュール管理をしなければなりません。
スケジュール管理が甘く、
- 面接に遅刻してしまった
- 面接日を勘違いしていた
- 面接日時を2社ダブルブッキングしてしまい、片方の面接を断るはめになった
などのミスが起こると、採用されるものもされなくなり、転職活動が長期化してしまう恐れがあるのは重要な注意点です。
解決策としては、実際に応募する段階になったら、利用する転職エージェントを極力減らすことや、面接の日程を詰め過ぎないことが挙げられます。
エージェントに登録した数だけ手間が増える
転職エージェントに登録する際には、転職エージェントごとにキャリアアドバイザーとの面談や、状況の共有等のやり取りをしなければなりません。
そのため、転職エージェントに登録すればするほど、これらの手間は増えてしまいます。
上述のスケジュール管理の手間を含め、エージェントに複数登録した際にはその分多くの手間や労力をかけなければならない点には留意しましょう。
これに関しては、どうしても必要になってくるやり取りですので、残念ながら解決策はありません。しかしながら、面談の際には効率的に時間を使うことで、この負担を軽減することができます。
同じ求人に応募してしまい信頼を失う
利用する転職エージェントの数が多すぎると、間違って「同じ求人に別々のエージェントから応募してしまった」という事態も起こり得ます。
応募した企業側は、このような事態が起こるとそれぞれのエージェントに伝える可能性が高いです。企業側の心証が悪いのは当然のことながら、転職エージェントからも信頼を失う可能性もあります。
解決策としては、求人に応募するときには、しっかり社名や業種などを確認することが重要です。同じ求人に重複応募するといった信頼を失うミスはしないように注意しましょう。
転職エージェントの最適な併用方法・コツ
ここからは、転職エージェントを併用するときに、最もよい併用方法をご紹介していきます。
まずはニーズに合う2〜3社を登録
この記事では転職エージェントの併用をおすすめしていますが、登録数は何社でもよいというわけでもありません。
登録数が多すぎると全ての会社を利用するだけでも大変ですので、まずは自分のニーズに合う会社2~3社に登録しましょう。また、先述のように、エージェントの特性を理解し、異なる強みを持つエージェントを組み合わせて登録するのがベストです。
その後、他の業界もよさそうだと感じたなど、追加のニーズが出てきた場合はそれに合った別の転職エージェントに登録しましょう。
そして、必要なくなった登録エージェントの利用はやめるようにすると、転職エージェントの登録数が多すぎて困ることはありません。
併用の場合エージェントは断る?
転職エージェントを何社も掛け持ちしていることが知られたら、転職エージェントから利用を断ると言われたり、サービスが適当になってしまったりするのではないかと不安の方もいるでしょう。
確かに、エージェント側から「うち経由で転職をする気がないのではないか」と思われるリスクが全くないとは言えません。
ただ、併用していることを伝えると「ぜひ自分の企業から転職を決めてもらいたい」と、よい求人情報を優先的に教えてもらえる場合もあります。
ですから、転職エージェントを併用していることは隠さなければならないことではなく、正直に伝えることは問題ないことなのです。
面談をして相性を見極める
キャリアアドバイザーとは相性が合うかも大切なポイントです。
転職エージェントに複数登録をしたら、キャリアアドバイザーと実際に面談をしていく中で、相性が合うかどうか見極めていきましょう。
また、キャリアアドバイザーは実際に履歴書の書き方などの指導もしてくれます。
指導中の教え方がきつい印象を受けるなど、違和感がある場合には相性が合わない可能性が高いですので、その担当者は変えてもらってもよいでしょう。
最終的には登録数を1社に絞る
転職活動の最終段階に来たら、転職エージェントを1社に絞りましょう。
転職エージェントの数を少なくすると、選考・面接の日程などのスケジュール管理が楽になり、大変な思いをしながら日程調整をすることもなくなります。
また、先ほど述べたような、間違って同じ求人に複数の転職エージェントから応募してしまうというミスも起こりません。
転職を決められそうな時期に来たら、転職エージェントは1社または2社までに厳選しましょう。
複数利用は不要と言う意見も
ここまで、転職エージェントは何社も利用するのがおすすめと解説してきました。
一方、転職活動を成功させるためには、転職エージェントの利用は1社だけでよい、複数利用は不要だといった意見もあります。
面談がスムーズに進まなくなる
転職エージェントを複数利用して担当者が増えると、転職エージェントを訪れて面談する回数が増えます。そのため、転職エージェントでの面談だけでも時間をかなり使ってしまう点はデメリットになると言えます。
特に、働きながら転職活動している方の場合、転職活動には十分な時間を割くことはできません。
ですから、面談だけで時間を使ってしまうことや、実際の応募や選考・面接に行きつくまで時間がかかってしまうのは避けなければなりません。
情報量が多く混乱しやすくなる
利用する転職エージェントの数が多いと、その分だけ多くのアドバイスを受けることができます。しかし、それが混乱のもとになってしまうこともあります。
転職エージェントは会社ごとに特色がありますので、場合によっては、エージェントごとにアドバイスが全く違うという場合も起こり得ます。
そうなったときは「転職のプロからのアドバイスなのだからどれも間違っていないはず」と感じ、どのアドバイスに従えばよいのか混乱してしまうでしょう。
面接日程が被るリスクは大きい
転職エージェントを複数利用していると、多数の企業で面接まで進める可能性が高まります。しかし、そうなった場合、どれだけ注意してスケジュール管理をしても、企業の都合次第では面接日程が他社の面接と被ってしまうことがあります。
そのため、応募する求人は、優先順位が特に高いものに絞った方がよいという意見もあるのです。
また、複数の担当者とやり取りをする中で、担当者からのレスポンスが遅い、面接日程をずらしたくても担当者から連絡が来ないなどのトラブルも想定されます。
併用は何社までならOK?
以上のように、転職エージェントの併用にはデメリットもありますが、大きなメリットがあることも確かです。
また、やり方によっては、デメリットを減らすこともできます。
アドバイスや求人の情報量が多くなく、比較しやすいという点から、最適な登録数は2~3社ほどだと言えます。
実際に、リクナビネクストの調査では、転職者一人当たりの転職エージェント平均利用数は、全体で2.3社でした。
また、転職決定者に限定すると、平均利用数は4.2社というデータになりました。
転職エージェント複数利用時の注意点
転職エージェントの複数利用には、リスクも伴います。
転職エージェントを複数利用するときには、以下にご紹介する注意点を意識するようにしましょう。
軸となる条件を持ちアドバイスを受ける
複数の転職エージェントからさまざまなアドバイスを受けると、何に従えばよいのかわからなくなり、混乱してしまう恐れがあります。
混乱しないためには、転職選びの際「絶対に譲れない」を思う軸を持つことが重要です。
軸とは、具体的には自己分析や今後のキャリアプランなどをしっかり考えた上で浮かび上がってくる、転職にあたっての絶対的な条件です。
それにマッチする求人のみを選んでいけば、転職後のミスマッチから転職失敗に終わってしまうリスクを避けることもできます。
スケジュール管理も非常に重要
転職エージェントを併用する場合は、まず段取りとスケジュール管理をしっかり意識しましょう。
担当者とは、進捗連絡などの各種連絡をスピーディーかつ定期的に行い、最新のスケジュールを正しく把握しておくことが必要です。
スピーディーな連絡は、担当者に転職意欲の高さをアピールすることにもなります。そのことで、担当者からよい求人を優先的に紹介してもらえる可能性も高まります。
連絡で新たに決まった内容はしっかりメモしておき、スケジュールを変える必要があればすぐに変えて、管理をしっかりしておきましょう。
転職エージェントの効果を最大限高める利用法
ここからは、知っておくと得をする、転職エージェントの効果的な使い方をご紹介します。
コンサルタントは気軽に変更できる
転職エージェントを利用して転職を成功させるためには、キャリアコンサルタントとの相性は非常に重要です。
利用し始めの頃は、担当者をシビアな目で見て、自分との相性が合うかよく考えるようにしましょう。
もし自分と合っていないと思った場合には、気を遣う必要はありません。すぐ担当者を変更してもらうことも、転職活動を成功させるためには必要なことです。
担当者の変更は珍しいことではありませんので、気軽に行っても問題はありません。
経歴やスキルについての嘘は言わない
輝かしい経歴やスキルがあれば、転職先の候補をたくさん増やしていけます。
しかし、自分の経歴や能力について嘘になる情報は、転職エージェントには絶対に伝えてはいけません。
登録時の情報と違っていることなどが理由で、経歴や能力についての嘘はバレてしまう可能性があります。もしバレた場合は、転職エージェントからは「リスクの高い人材」とみなされます。
そして、求人の紹介が制限されることなどから、もし転職できてもミスマッチが起こることもあり得るのです。
内定獲得後にも他のエージェントに相談する
内定を獲得したあとも、本当にその企業に転職をするべきなのかを確かめるため、引き続き他の転職エージェントを利用していくのもよい方法です。
もし転職エージェント経由で得た内定を辞退したい場合は、自分で企業に内定を断る連絡をする必要はありません。
転職エージェントに内定を辞退したいと伝えると、転職エージェントが企業側に連絡してくれます。
内定後も「できればもっとよい企業に転職したい」と思う場合は、転職エージェントを利用して引き続き転職活動することをおすすめします。
マナーを守らないと信頼を失う
転職エージェントを利用する際に態度が悪い利用者も中にはいます。
キャリアアドバイザーも人間ですので、そのような社会人としてのマナーがなっていない方に対しては信頼感を失い、優良な求人を紹介しなくなることもあります。
担当者は一人につき多くの利用者を担当していますので、どうしても人材的に評価が高い利用者から優先順位を付けて優良求人を紹介していくでしょう。
自分の優先順位が下がりかねない言動はできる限り慎み、社会人として常識的な言動をしていきましょう。
担当者の推薦文は必ず確認する
転職エージェントでは、応募企業に書類を提出するときに担当のキャリアアドバイザーが推薦文を付けてくれる場合が多いです。
この推薦文の内容は、必ずチェックしておくようにしましょう。
雑な推薦文でないかの確認はもちろんですが、担当者が自分のどのような点をアピールしてくれているのかも把握しておきましょう。
そうすることで、面接時に自身のアピールポイントの点でミスマッチが起こりにくくなります。ただ、転職エージェントを併用している場合は、情報量が多いため混乱しがちです。
他社での推薦文と内容を間違えて覚えて面接に挑むことのないようにしましょう。
「できる限り早く」と伝えておく
キャリアアドバイザーから「転職を考えている時期はいつですか?」と聞かれた際には「よい転職先が見つかったら、できる限り早く」と答えましょう。
実際はもう少し転職活動を続けてみたいと思っていても、このように答えるのが適切です。
転職エージェントによっては、キャリアアドバイザーに厳しいノルマを課している場合もあります。
その場合、キャリアアドバイザーはなるべく多く転職成功例を出したいと思っています。
そんな中「できるだけ早く転職したい」と伝えれば、利用者の中での優先順位を上げてもらえ、求人情報を優先的に紹介してもらえる可能性が高まるのです。
【転職初心者向け】エージェントサービスの流れ
ここからは、転職エージェントを利用したことがない方に、転職エージェントのサービス提供の流れをご紹介していきます。
まずは転職エージェントに登録する
まずは、転職エージェントの公式ホームページから登録する必要があります。
登録フォームでは、転職したい時期、転職したい業種、希望年収、経歴、氏名、メールアドレス、電話番号など基本事項を入力していきます。
転職サイトから転職エージェントサービスの利用を選ぶもの、転職エージェント自体のサイトから登録するものなど、形式がいくつかあります。しっかり確認してから登録しましょう。
担当者からの連絡を待つ
登録すると、担当者となるキャリアアドバイザーから数日以内に連絡が来ます。
この際、以下のような内容を聞かれる場合があるため、あらかじめしっかり考えておきましょう。
- 転職を希望する時期
- 希望の給料・年収
- 転職したい職種・業界
このような点を確認後、実際に面談・カウンセリングの日程調整をし、転職エージェントのオフィスに行くことになります。
キャリアカウンセリングを行う
基本的には、転職エージェントの利用者がオフィスに行きカウンセリングを受けます。
面談やカウンセリングは数回行われることがありますが、初回の場合は、キャリアアドバイザーから次のような質問をされることが多いです。
- 自己PRできるポイント
- どのようなキャリアを歩んだのか
- 転職をする際に内定をもらえそうな企業
- そもそも転職をすべきなのか
- 転職についての要望
- 通貨しやすい職務経歴書の書き方
カウンセリングでは、さまざまなアドバイスや意見がもらえます。
転職の初期段階でも転職に対するイメージを固めることができますので、転職の成功率を高めることもできます。
希望に沿った求人の紹介
面談やキャリアカウンセリングが終わると、条件に合う求人をいくつか紹介してもらえます。
少なくとも5件、多い場合は20件以上紹介してもらえる場合があるため、希望に合う求人が見つけられる可能性は高いです。
想定していなかった大手企業の求人や、その転職エージェントだけが持っている独占求人など、魅力的な求人を見つけることも可能です。
本格的に転職エージェントを利用するか迷っている方も、初回で紹介される求人を見て、継続するかどうか決めてみてはいかがでしょうか。
履歴書・職務経歴書の添削を受ける
応募する企業が決まったら、キャリアアドバイザーから、応募するにあたって必要な履歴書や職務経歴書の添削サービスを受けられます。
この添削指導だけを行う面談が行われることもあります。書類選考が通るために、何度も指導のもとで書き直しを行い、完璧な書類に近づけていくことができます。
一人で転職活動をすると、このような専門的な指導は受けられず、不完全な書類のまま応募して不採用になってしまうケースもあるでしょう。ぜひ添削指導を受けて、書類選考を有利に進めましょう。
選択した求人に応募する
応募書類が完成したら、担当者が推薦文を書いてくれ、企業に応募する段階になります。
自分の強みや自己PRは書類では全て伝えることは難しいですが、担当者があなたの魅力を伝える推薦文を書いてくれています。
そのため、あなたの強みや魅力は企業側に伝わります。この点は、自分一人で転職活動を行うよりもはるかに有利になる点です。
面接で自分からも推薦文の内容と同じようなアピールポイントを伝えることで、企業側にあなたの良さが強調されて伝わります。推薦文の内容の把握は必ずしておきましょう。
面接対策のアドバイスを受ける
面接対策は、書類の添削指導と同じかそれ以上に大切なものです。
担当者のアドバイスをしっかり聞きながら、面接で効果的な受け答えができるよう、準備を進めていきましょう。
キャリアアドバイザーは、業界・企業が求めている人材や、自己PRのポイントなど、面接で重要なノウハウがあるため、的確な面接対策をしてくれます。
応募した企業に合わせた面接対策をしてもらえますので、真剣に取り組みましょう。
実際に企業との面接を行う
面接対策まで終了したら、実際に面接に挑むことになります。
面接では、面接対策で準備しておいた回答をもとに答えていきますが、覚えたことをそのまま話すと、いかにも考えてきたものを読み上げている印象になってしまいます。
「今考えついた自然な回答」となるよう、自然な話し方で回答をしないと、面接官には印象が悪くなってしまう恐れがありますので、注意しましょう。
また、面接指導ではマナーや表情なども指導してもらえますので、その点も意識しながら、面接官に好印象を与えられる立ち居振る舞いをするようにしましょう。
内定獲得と退職のサポート
内定をもらったら転職エージェントの利用はそこで終わりではありません。
転職エージェントでは、現在在籍している会社の円満退社に向けてのサポートもしてもらえます。
また、転職先に対して本人が給料面の交渉を行うのは難しいですが、それも転職エージェント側が請け負い、代わりに交渉してくれるので安心です。
なお、勤務先への退職を伝えるのは、転職したいと思ったときにすぐにする必要はありません。実際に転職する1~2ヶ月前で十分です。
転職エージェントの複数利用に関する疑問
ここまで転職エージェントの利用方法について解説しましたが、その他に疑問に思いやすい点を以下に解説します。
転職エージェントと転職サイトの併用は?
「転職エージェントを使えば、転職サイトを利用する必要はない?」と疑問に思う方もいるでしょう。転職サイトはいつでも求人情報を閲覧できるため、転職エージェントよりも気軽に利用できると言えます。
転職についてより多くの情報を集めるという意味では、転職エージェントを利用しながら転職サイトも活用するのがよいでしょう。
転職サイトからの応募も、選択肢として考えておいた方がよいでしょう。
ハローワークと転職エージェントの併用は?
「転職エージェントを使えば、ハローワークで求職活動をしなくてもよい」と思っている方も多いのではないでしょうか。
公的機関であるハローワークでは、転職エージェントにはない求人情報が多くあります。
転職エージェントと転職サイトを併用していると、同じ求人に間違って転職エージェント・転職サイトそれぞれから応募してしまうというミスも起こり得ます。
しかし、ハローワークの求人の場合それは起こりにくいので、ハローワークの利用価値は十分にあると言えるのです。
ハローワークの職業相談員に企業の実態を聞くと、答えてくれることもありますので、窓口で相談してよく考えてから応募しましょう。
転職エージェントの複数利用についてまとめ
転職エージェントの複数利用をし、効果的に転職活動を進める方法をご紹介しました。
転職エージェントを掛け持ちするにはメリット・デメリットがありますが、デメリットの方は自分で気を付ければリスクを軽減させることが可能です。
自分一人で転職活動していては得られないメリットの方が大きいため、ぜひ転職エージェントの利用、そして複数の掛け持ちをすることをおすすめします。