Life is Tech !の特徴は?担当者の方に直接取材しました!
更新
Life is Tech !は中学生・高校生のための本格的なプログラミング教室です。
この記事を読まれている方の多くは、Life is Tech !のプログラミングスクールが実際に子供たちにとってどのように役立つのか気になっているのではないでしょうか?
そこで今回スキルアップ研究所ではLife is Tech !の担当者の方に、その特徴や強み、Life is Tech!が子供たちへ向ける想いを伺ってきました。
ぜひ最後までご覧ください!
このページにはプロモーションが含まれています
Life is Tech ! の特徴について
本日は中高生向けプログラミングスクールとして10年近くプログラミング教育に携わってこられたLife is Tech ! 様に
- お取り組みされている内容
- カリキュラムの特徴
- 他のプログラミングスクールとの違い・強み
等について、インタビューさせていただければと存じます。
本日はどうぞよろしくお願いいたします
Life is Tech ! でキャンプ・スクール事業の事業戦略を担当している小野寺です。本日はよろしくお願いします。
まずは、Life is Tech ! 様の概要を簡単にお聞かせいただけますでしょうか。
はい。Life is Tech ! は中学生、高校生を対象としたプログラミング教育サービスを提供しています。
私たちのミッションは「中高生ひとり一人の可能性を一人でも多く、最大限伸ばすこと」です。
プログラミングを身に着けることで、中高生が「自らの可能性を可視化し、アウトプットしていく」能力を1人でも多くの生徒に身に着けてほしいと考えています。
そのため、IT・プログラミングの本質をとらえて、楽しく学んでいただける教育づくりにこだわっており、特に重要視しているポイントが3つあります。
1つ目は「最先端のITやプログラミング、クリエイティブのスキルを学べること」
2つ目は「子供たちが自分の好きや興味好みに合わせて学べること」
3つ目は「技術力の高い現役の大学生・大学院生から学べること」です。
中高生が最先端の技術を楽しみながら学べる環境が整っているのですね。
教育面のこだわりの一つ目のポイントとして、「最先端のITやプログラミング、クリエイティブのスキルを学べること」を上げていただきましたが、Life is Tech ! 様は最先端の技術をどのようにしてキャッチアップしているのでしょうか?
最先端の技術をキャッチアップする方法としては、
社内での研究活動・講師たちの知見という2つの切り口があります。
まず社内の研究活動としてはカリキュラムを考える専門のチームが技術トレンドをキャッチアップしながら、アプリ開発やゲーム制作の技術を自らインプットし、それをどのようにカリキュラムに反映するかを考えています。
急激な広がりを見せる生成AIについても、それらの活用が開発に及ぼす影響・変化を考えながら、その活用方法をカリキュラムに落とし込んでいくという試みも行っています。
他方、講師たちの知見についてですが、スクールでクラスをまとめているクラスマネージャー(クラス担任)たちは大手IT企業やスタートアップで現役でエンジニアやクリエイターをしているプロフェッショナルで、兼業・副業という形で携わってくれています。
現役で活躍するプロフェッショナルですから、業務の中で最先端の技術や新しい手法に触れており、その実践的な知識や経験を中高生に還元してくれています。
このように社内チームによる日々の研究と最前線で活躍している講師ならではの知見によって、最先端の技術に関する学びを提供できています。
ありがとうございます。
社内での研究のみでなく、実務に携わっている講師からも最先端の技術を学べるのはLife is Tech ! ならではですね。
スクール、キャンプでは行う内容にどのような違いがあるのでしょうか?
Life is Tech !では4つのステージを経て、成長していってもらいたいと考えており、その中でキャンプはより入り口に近い学びです。
キャンプでは4日間で、1人1つの作品を作ることをゴールにしています。
その中で自己肯定感をはぐくみ、「新しいことが自分にもできた」という体験をしてもらうのが大きな狙いです。
スクールではさらにその先を見据えています。
キャンプで作ったものを、今度は世の中に発信していくことを経験してもらいます。
Appstoreに自分が作ったアプリが並んでいる状態や、Webサービスも作って終わりではなくユーザーがいる状態を目指して、年間を通して開発・改善をしていただきます。
プロジェクトベースで進むことによって子供たちの自己肯定感を育んだり、外の世界と向き合う力がつくというのが子供たちにとってLife is Tech ! に通う大きなメリットになるのですね。
そうですね。
これらの成長ステージを通して「ものづくりをする力」「ものづくりを推進する力」「自らの作品を通して社会と関わり、改善していく力」が身につきます。
講師について
こだわっているポイントとして、「技術力の高い現役の大学生・大学院生から学べること」を挙げていただきました。
こういった方々を採用している背景としては「最先端の技術をキャッチアップできているから」という部分が子供たちにとって大きなメリットがあるからでしょうか?
技術面はありますが、それだけではなく「中高生にとっての親しみやすさ」があります。
中高生という多感な時期、大人からの一方的な指導には反発してしまったり、なかなか素直に受け入れられないことがあるのは、これまでの10年間の経験で感じてきたことでした。
こういった子供たちにとっては上の世代である大人よりも、年齢の近い、斜め上の関係になる大学生たちからの言葉の方が素直に聞き入れてくれることが多いと感じています。
なので、メンターとして大学生・院生が寄り添って伴走していく、というところを大事にしています。
大学生のメンターというと、指導力やケアをする能力が不足しているのではないかと気にされる保護者の方もいらっしゃるかもしれないと思うのですが、メンターの方の育成体制はどのようになっているのでしょうか?
メンターとして学びを届ける現場に出られるようになるには100時間以上の研修を受けて、約3~5倍の倍率をくぐり抜けて合格することが必要でして、かなりハイレベルなスキルをもった人たちで構成されているんです。
研修では、技術的な面はもちろん、中高生を導くための対話の仕方、ファシリテーション、タスクマネジメントや問題解決力を身に着けるカリキュラムを実施しています。
研修を行ったうえでさらに適正を判定しているんですね。
はい。
このように力をもった人たちのみで構成されているというところがLife is Tech ! の強みでもあり、保護者の方々に安心していただきたいポイントでもあります。
そうやって選ばれた大学生メンターと、現場で活躍するプロたちであるクラスマネージャーによって教室全体の質の高さを確保しているわけですね。
まさにその通りです。
クラスの中には既に紹介しているクラスマネージャーとメンターの他に、副担任の役割であるクラスアシスタントもいます。
彼らが日々連携をとって、子供たち一人ひとりの様子や開発の進捗を確認して伴走することで、より良い学びの体験を子供たちに届けています。
学校教育への導入について
Life is Tech ! は全国4,000校以上で導入されていますが、全国の学校や先生方に受け入れられている理由・強みについて教えてください。
全国の学校で導入されているのはスクールやキャンプとはまた違う「テックレッスン」というサービスです。
このサービスは、私たちがキャンプやスクールの運営をしていく中で培ってきた、子供たちが夢中になって学ぶしかけを、どのようにソフトウェアに落とし込むと良いのかを考えながら作ったものです。
子供たちに寄り添ったものになるよう、機械的で淡白な学習にならないように工夫されています。
そして、学校に導入するとなるとまずは先生方に受け入れていただく必要がありますので、先生にとっても使いやすいものを目指して制作されています。
今までプログラミングやITの分野に積極的に触れてこなかった先生でも扱えるように設計しています。
テックレッスンを導入していただくことで、中学校「技術」高校「情報Ⅰ」で必修となったプログラミングを、0ベースからでも個別最適な指導をしていただけるようになると考えています。
講座の強みについて
Life is Tech ! 様の他社と比べた強みについて教えてください。
Life is Tech ! に通う子供たちの多くは、キャンプに参加した後にスクールに通うというパターンが多いです。
10年近くサービスを行ってきた実績として、子供たちがスクールでリリースした作品は2022年時点までの累計で2,526作品あります。
これだけ多くの作品を、社会に出しているというのがLife is Tech ! に通う子供たちの圧倒的な成果です。
また、Life is Tech ! に通う子供たちの中には、日本ゲーム大賞-U18部門で22年度優勝、23年度準優勝した子がいたり、アプリ開発などデジタルでのものづくりの力が認められて孫正義育英財団の奨学生として認定され、海外留学している子供たちもいます。
弊社では、作品を通じて周囲にインパクトを与えられる層を「コアイノベーター」と呼んでいますが、実際にそのようなトップ層の子供たちを輩出できている点も強みです。
そして、こういった「コアイノベーター」に伴走していくためにも、メンターのレベル・クオリティについてもかなり高いものを求めています。
Forbes JAPAN誌が発表した、世界を変える30歳未満の120人の日本人のSCIENCE&TECHNOLOGY&LOCAL部門に選出された方や、Appleが主催するコンテストで受賞された方、チームで講談社主催のゲームクリエイターズラボ応募した賞金を獲得してゲーム制作を進めている方、など素晴らしい実績があるメンターが在籍しており、ハイエンドなレベルまで教えられることがLife is Tech ! の強みの根源でもあります。
ありがとうございます。
Life is Tech ! にはハイエンドな人たちによる教育体制があることと、世の中に発信する力を身に着けられるのが他サービスと比べても一味違うポイントであると言えますね。
それでは最後に、Life is Tech ! の今後の展望について聞かせていただけますか?
今も行っていることではあるのですが、「未来を自分で描ける中高生をより多く社会に輩出したい」と考えています。
現在はテックレッスンがプログラミングへの入り口、そしてキャンプ・スクールが学んだ技術を活かして使いこなせるようになる場所として位置づけています。
そのうえで、社会にインパクトを与える子供たちを輩出していくために、アプリ甲子園というコンテストを実施し、より良いものを作れる子供たちを発掘して支援してきており、今年は新たに、生成AIをプロダクトに組み込んでサービスとしてローンチするAI hack for teensといったハッカソンプログラムなども展開して、コアイノベーターを育成していく体制を整えています。
デジタル教育の裾野を広げるとともに、AIをはじめとするテクノロジーを用いながら、高度な技術力と創造力で社会に新たな価値を創出していく次世代人材の育成をしていきたいと考えています。
ありがとうございます。
Life is Tech ! が中高生のプログラミングスクールとしてのみではなく、その先を見据えて社会により良い影響を与える人材を育成することを目標としていることがわかりました。
本日は貴重なお話をいただき誠にありがとうございました。