社会人の英語未学習に対する後悔に関する実態調査

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英語を学ばなかったことを後悔しているという声はよく耳にする。

しかし、実際にどれほど多くの人が後悔しているのかは明確ではない。また、英語を学べなかった、あるいは学ばなかった背景にはどのような理由があるのだろうか。

そこで本調査では、英語を学んでこなかった社会人を対象に、その後悔の有無や学習しなかった要因について明らかにした。

社会人の英語未学習に対する後悔に関する実態調査 結果のポイント
  • 8割近い人が英語を学ばなかったことを後悔している
  • ほとんどの英語未学習者が一度は「はじめたい」と思ったことがある
  • 後悔する瞬間で最も多いのは旅行中のコミュニケーション

【調査概要】

項目

詳細

調査名

社会人の英語未学習に対する後悔に関する実態調査

対象者

英語を学んだ経験がない英語初心者の社会人

対象地域

全国

調査方法

インターネット

調査期間

2026年1月22日~1月29日

回答数

200

8割近い人が英語を学ばなかったことを後悔している

英語を学んだ経験がない200人に「英語を勉強してこなかったことを後悔していますか?」という質問を行うと、「非常に後悔している」が18%、「やや後悔している」が58.5%と、少なからず後悔している層が8割近く占めていることが分かった。

この数字から、日々の生活のなかで「英語ができればよかったのに」と実感する場面が、それなりに多いことが推測される。

多くの英語未学習者がそもそも英語を必要としない職場で働いている

現在仕事で英語が必要かを質問したところ、「頻繁にある」が4%、「時々ある」が28%と、実際に業務で使っている層は3割程度だった。

一方で「全くなく、周囲でも必要とされている様子はない」という回答が42.5%で最も多く、英語を学んでこなかった人は、そもそも英語を必要としない職場で働いているケースが相当数存在するようだ。

ただ、自分は使わなくても「他部署や周囲では必要とされている」という回答が25.5%にのぼり、半数以上の人が英語を必要とする環境のすぐそばにいることが分かった。

この結果から、英語が必要な現場を日常的に目にすることが、「自分も勉強しておけばよかった」という後悔を再確認するきっかけになっている可能性が指摘できる。

ほとんどの英語未学習者が一度は「はじめたい」と思ったことがある

英語を学習してこなかった状況について質問したところ、「始めようとは思ったが、具体的な行動に移せなかった」という回答が51.5%と半数を超えた。

「そもそも学習を考えたことがない」人は14%に留まり、実に8割以上の人が過去に一度は「はじめたい」という意思を持っていたことがわかる。

ただ、準備段階や開始直後に挫折した層を合わせると、約8割が本格的な学習に辿り着く手前で止まっているのが現状のようだ。

この結果から、多くの人が「始めたたい」という意欲は持ちつつも、最初の一歩を踏み出すハードルや、自分に合った学習方法を選ぶ難しさに直面して立ち止まっていることが伺える。

「意欲はあるのに行動に移せない」という状態が長く続くことが、結果的に「勉強してこなかった」という強い後悔につながっている可能性が高い。

英語を学ばなかった原因について調査

成果が得られるか不安で躊躇してしまう人が多数

経済的な原因を調査したところ、「成果が得られるか不安だった」という回答が51.5%と過半数を超えた。金額の高さよりも、投資に対するリターンへの不透明さ、コストパフォーマンスへの不安が最大の壁になっている。

次いで、月々の固定費や入会金の高さが挙げられており、金銭面でのリスクが学習への一歩を重くしている実態が浮かび上がった。

この結果から、前回の設問で「行動に移せなかった層」が半数以上いた背景には、資金不足だけではなく『損をしたくない』という心理的ブレーキが強く働いていることが分かる。

特に「とりあえず始めてみる」にはコストが高すぎる現在の学習環境が、未学習者の最初の一歩を阻む大きな要因になっていると言えそうだ。

半分以上の人が仕事や学業の忙しさで学べなかった

時間や環境面での理由を尋ねたところ、「仕事や学業の忙しさ」を挙げる人が44%で最も多かった。

「習慣化の難しさ(34%)」や「決まった時間に通うことの困難さ(30%)」が続いており、多忙な日常の中で学習時間を捻出・固定することに高いハードルがあることがわかる。

この結果から、単に時間がないだけでなく、従来のスクールのように決まった時間にまとまった時間を確保するスタイルが、現代の社会人の生活リズムに合わなくなっていることが伺える。

前回のコストに見合う成果への不安という話と合わせると、お金を払っても時間を守れず無駄にしてしまうかもしれないという懸念がセットとなり、最初の一歩をさらに重くしている可能性が高い。

自分に合う学習方法が分からなかったという理由が半数以上

心理的・効率的な要因を調査したところ、「自分に合う学習方法が分からなかった」という回答が56%と過半数を超えた。

また、他人に英語を聞かれる恥ずかしさや、対面での会話にストレスを感じる層もそれぞれ約2割存在しており、精神的なハードルも無視できない要因となっている。

この結果から、多くの初心者が英語学習のスタート地点で、情報の多さややり方の不透明さに立ちすくんでいる状態が伺える。

これまでの結果で出たコストや時間の問題に加え、自分に最適なやり方が見えないという不安が、学習を阻む決定的な要因になっている。

特に、対面でのコミュニケーションに心理的障壁を感じている層にとっては、既存のスクール以外の選択肢が重要になりそうだ。

7割以上の人が「アプリで学べたら勉強していた」と回答

過去にスマホアプリのような学習手段があれば「間違いなく始めていた」「おそらく始めていた」と回答した人は、合わせて7割を超えた。

一方で、手段に関わらず学習しなかったと言い切る人は1割程度に留まっており、適切な手段さえあれば学習に踏み出せていた層が圧倒的多数であることがわかる。

この結果は、当時の学習意欲を阻んでいたコストや心理的ハードルを、今のAI技術が確実に取り除けていることを示している。

かつての未学習者が求めていた理想の環境を、現代のAIアプリがようやく実現したと言える。

後悔する瞬間で最も多いのは旅行中のコミュニケーション

英語未学習を後悔している152人を対象に、後悔する瞬間で最も多い場面を尋ねたところ、「海外旅行で現地の人とコミュニケーションが取れず困った時」が30.3%で最多だった。

次いで「外国人と深い話ができず、関係性を築けなかった時(24.3%)」や「英語のニュースや一次情報を直接理解できず、情報の遅れを感じる時(23.0%)」と続いており、日常生活のあらゆる場面で英語の壁を実感していることがわかる。

この結果から、ビジネススキルとしての不足以上に、個人の体験や世界の広がりが制限されることへのストレスが強い後悔の正体であることが伺える。

生活でも仕事でも英語が必要ないから後悔もしないという人が一定数

英語を学ばなかったことを後悔していない63人にその理由を聞いたところ、「現在の生活や仕事において、英語がなくても全く不自由がないから」が34.9%で最も多かった。

次いで「翻訳アプリやAIツールで十分代用できる(22.2%)」や「これから学べばいいと考えている(17.5%)」といった回答が続いており、現状への満足感やテクノロジーへの信頼、未来に対する前向きな姿勢が伺える。

この結果から、後悔を感じていない層は、英語を必要としない環境に身を置いているだけでなく、時代の変化や自分のペースを肯定的に捉えていることがわかる。

過去の学習不足を課題として捉えるよりも、専門スキルの習得など今の自分にとって優先度の高いものに集中できていることが、心理的な充足感に繋がっているようだ。

今後の課題と展望

今回の調査で、英語未学習者の約8割が後悔を抱えており、その多くが日常的に英語の必要性を感じる環境に身を置いていることがわかった。

また、学習を阻む壁は資金不足以上に、自分に合う方法がわからないという不透明さや、対人ストレスにあることも浮き彫りになった。一方で、当時スマホアプリのような方法があれば7割以上が学習を始めていたと回答している点は非常に重要だ。

今後の展望として、こうした過去のハードルをAI技術でいかに下げるかが鍵となる。Talkfulのような、いつでも安価にAI相手に学べるアプリは、かつて一歩を踏み出せなかった層にとっての理想的な解決策だ。

過去の後悔をこれからの上達に変える環境が整った今、英語学習のあり方はより身近で心理的負担の少ないものへと進化していくだろう。