英検は意味ない?就職・受験など英検を受けるメリットなどをご紹介
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「英検は意味ない」と感じる方も多いかもしれませんが、実際にはその価値は大きいです。英検は、単に英語力を測るだけでなく、進学や就職、さらには自己成長にも役立つ資格です。
しかし、なぜ「意味がない」と言われることがあるのでしょうか?この記事では、英検が役に立たないとされる理由と、実際に受験することのメリットについて詳しくご紹介します。
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【結論】英検は意味ないわけじゃない!受験するメリット
英検(実用英語技能検定)の概要
英検(実用英語技能検定)は、日本で広く認知されている英語能力の試験です。主にリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4技能を測定し、合格者に対して認定証が与えられます。
試験は年に3回行われ、様々なレベル(1級~5級)で受験することができ、学年や目的に応じて選択できます。英語能力を客観的に証明できるため、就職や進学にも役立つ試験です。
項目 | 試験概要 |
---|---|
実施回数 | 年に3回(5~7月、9~11月、1~3月で1回づつ) A~Fまでの6日程から1つを選んで受験する |
等級 | 5級(中学初級)、4級(中学中級)、3級(中学卒業)、準2級(高校中級)、準2級プラス(高校上級)、2級(高校卒業)、準1級(大学中級)、1級(大学上級) |
測定できる英語スキル | リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング (※4・5級はリーディング・リスニングのみ) |
実施団体 | 公益財団法⼈ ⽇本英語検定協会 |
後援 | 文部科学省 |
2024年度志願者数 | 4,489,999人 |
英検は高校生以下なら受験でかなり使える
英検は、高校生以下にとって特に有用な試験です。高校や大学の入試で英検の合格級に応じた点数が加点される場合が多く、早い段階で高い級を取得しておくと、進学時の選択肢が広がります。
英検は513校の大学、62校の短大、145校の私立中学・高校で入試に活用されています。
例:2021年成蹊大学
CSEスコア | 加点点数 |
---|---|
2600~(C1レベル) | 100 |
2300~2599(B2レベル) | 90 |
1950~2299(B1レベル) | 70 |
1825~1949(A2レベル上級) | 45 |
出典:英検 公式ホームページ
英検は英語の4技能をバランスよく測れる
英検はリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4技能をバランスよく測定する試験です。
英語のスキルは一部だけが優れていても意味がありません。英検では総合的な能力が問われるため、受験することで英語の全体的な理解度を高めることができます。
特にスピーキングテストが加わることで、実践的なコミュニケーション能力を測定できる点が他の試験と違い、メリットとなっています。
スコアが詳しく出るため英語学習の目標にピッタリ
英検のスコアは、各技能ごとに詳細に分かれて出されるため、自分の強みや改善点が一目でわかります。これにより、英語学習の目標設定がしやすく、次にどの部分を重点的に学ぶべきかを明確にすることができます。
特に、スピーキングやライティングの点数が細かく示されるため、実用的なスキルアップを目指す人にとって非常に有益です。
英検が役に立たないと言われてしまう理由
英検は日本の試験であって世界的には権威がない
英検は日本国内で広く認知されていますが、世界的にはあまり権威がありません。国際的に通用する英語資格としては、TOEFLやIELTSなどの方が一般的に評価されています。
そのため、特に海外での就職や学業において英検の評価は低いことが多いです。世界的な英語力を証明したい場合、他の試験の方が有利な場合があります。
就活や高校受験では微妙な立ち位置
英検は就職活動や高校受験の際に一定の評価を受けることがありますが、その評価は必ずしも高くありません。特に企業の採用試験では、英語力を示すためにTOEICやTOEFLなど、より国際的に認知されている試験の方が重視されることが多いです。
また、高校受験でも英検を導入している学校がまだまだ多くはなく、他の受験生同様に入試の英語対策をする方がメジャーです。
英検1級はマイナーな単語が多すぎる
英検1級では、非常に高いレベルの英語力が求められ、一般的な会話で使用しないマイナーな単語や表現が多く出題されます。これにより、実際の英会話や仕事で必要な英語力の向上にはあまり役立たないと感じる人が多いです。
そのため、英検1級を取得しても、日常的に使える英語力を身につけることが難しいと考える人も多いです。
社会人になってから英検という言葉を聞かない
社会人になると、英検という言葉を聞く機会は少なくなります。多くの企業や団体では、英語力を測る基準としてTOEICを最重要視しているため、英検の評価が高くないことが多いです。
英検を活かせる場面は限られ、社会人にとっては英検よりもTOEICなど他の英語資格や英語を使った実務経験が重視されることが多いのが現実です。
英検を受けた方が良い人・受けない方が良い人
英検を受けた方が良い人
- 自分の英語力を多角的に測りたい人
- 高校生以下の学生
- 受験で取得を命じられている・有利になる人
自分の英語力を多角的に測りたい人
英検はリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4技能をバランスよく測定できるため、自分の英語力を多角的に評価したい人に向いています。
特に、スピーキングテストが含まれているため、実際の英会話力を確認したい人にとっては有益な試験です。これにより、自分の強みと弱点を具体的に把握し、効率的に学習を進めることができます。
高校生以下の学生
高校生以下の学生にとって、英検は非常に役立つ試験です。特に、英検の合格級が進学や就職に有利に働く場合があり、学力の証明として活用できます。
高校の入試や大学の推薦入試では英検の取得が加点対象となることもあるため、学生時代に取得しておくことで、今後の選択肢が広がります。
受験で取得を命じられている・有利になる人
受験で英検の取得が義務付けられている場合や、英検を持っていることで有利になる場合は、積極的に受験した方が良いでしょう。多くの大学や企業では、英検を基準にした英語力評価が行われています。
また、就職活動においても、英検を持っていることで自分の英語力を証明できるため、就職活動を多少有利に進めることができます。
英検を受けない方が良い人
- 就職・転職活動をする人
- ビジネスで英語を使いたい人
- 留学に行く人
就職・転職活動をする人
就職や転職活動では、英検よりもTOEICやTOEFLのスコアの方が評価されることが多いため、英検に時間をかける必要はあまりない場合があります。
特に外資系企業やグローバル企業では、英検よりも国際的に認知されている資格や実務での英語力が重視される傾向があります。
ビジネスで英語を使いたい人
ビジネスシーンで英語を使いたい場合、英検よりもビジネス英語に特化した実践的な英語力が求められます。
英検は学習目的には適していますが、ビジネスメールや会議での英語運用能力を直接測るものではないため、仕事で英語を使う準備としてはTOEICや実務経験を重視した学習の方が有効です。
留学に行く人
留学を考えている場合、大学や語学学校ではTOEFLやIELTSなど、国際的に認められたスコアが入学基準として設定されていることが多いため、英検だけでは十分ではありません。
特に海外で学業や生活をスムーズに行うためには、英検よりも留学先で通用する試験対策を優先する方が安心です。
英検と他の英語試験を比較
英検とTOEIC
英検は英語の4技能をバランスよく測れる試験ですが、一般的なTOEICは主にビジネス向けのリスニングとリーディングのみという大きな違いがあります。
就職活動や実務での評価を意識する場合はTOEICが参考にされやすく、学習目的や総合力確認には英検が適している場合があります。
項目 | 内容 |
---|---|
就職での評価 | 圧倒的にTOEICの評価が高い |
受験への活用 | やや英検の方が有利 |
難易度 | 英検の方が易しい |
測れる4技能 | TOEICはリーディング・リスニングのみ |
対策しやすさ | どちらも多くの参考書などが販売されている |
英検とTOEFL
TOEFLは留学や海外大学入学を目的とした試験で、アカデミック英語の運用能力を測ります。海外の学校に行きたい人向け、学術英語を学びたい人向けと言えるでしょう。
英検は日本国内での評価や高校・大学受験に活用しやすく、TOEFLは海外進学を目指す場合に重視されます。海外志向か国内志向かに応じて選択するのがよいでしょう。
項目 | 内容 |
---|---|
就職での評価 | どちらかというと、やや英検の方が高い |
受験への活用 | 英検の方が有利 |
難易度 | 英検の方がかなり易しい |
測れる4技能 | どちらも4技能すべて測れる |
対策しやすさ | TOEFLの方が参考書などが少なく、対策しづらい |
英検とIELTS
TOEICは主にビジネス英語の理解力を測る試験で、国内企業でも評価されやすいです。一方、IELTSは学術・生活・職業の英語力を総合的に測る国際的試験で、留学や海外就職に直結します。目的によって使い分けることで、より実践的な英語力を証明できます。
項目 | 内容 |
---|---|
就職での評価 | どちらかというと、やや英検の方が高い |
受験への活用 | 英検の方が有利 |
難易度 | 英検の方が易しい |
測れる4技能 | どちらも4技能すべて測れる |
対策しやすさ | IELTSの方が参考書などが少なく、対策しづらい |
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項目 | 情報 |
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無料プランの有無 | あり |
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学習記録 | あり |
【FAQ】英検は意味ないと思っている人によくある質問
英検は何級を受ければ良いですか?
等級ごとに対象レベルが設定されていますので、基本的にはそれに合わせて受験することをおすすめします。
中学生であれば5級~3級、高校生なら準2級~2級、大学生以上なら準1級~1級が丁度良いレベルとなっています。もちろんそれ以上のレベルに挑戦するのも良いでしょう。
大学受験で一般受験するか英検を受けるか悩んでいます
どちらか選べるのであれば、英検を受験することをおすすめします。英検で合格点を取れば入試で対策すべき科目が1つ減り、有利に受験できます。
また、もし英検が上手くいかなかったとしても、一般受験での英語で挽回することができます。
大人が英検を受けても良いんでしょうか?
もちろんです。TOEICなどには劣りますが就職・転職でも使えますし、文科省が関わっていることもあって日本の英語教育を受けた人にとって比較的やりやすい英語試験となっています。英語学習の目標としてならかなりおすすめできます。
AI英会話アプリって使えるんですか?
英検を受験する上で最も独学での対策がしづらいのがスピーキングです。このスピーキングを、効果的かつ正確に、手軽に勉強できるのが英会話アプリの大きなメリットです。
AI英会話アプリは年々進化しており、現在では普通の英会話教室に通うより学習効率もコスパも良いです。
英検は意味ない・役に立たない?まとめ
英検はビジネス界での権威はTOEICに、海外での認知度ではTOEFLやIELTSに劣り、その点では意味ないと言われることもあります。
ただ、日本人にとっての英語学習の目標や大学受験での有効性などでは役に立つ英語試験と言えます。日本で受けられる英語試験ではトップレベルの知名度があるので、英語力の証明にも使いやすいです。
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