簡単に取れる国家資格は?講習のみ・1日・1ヶ月ですぐ取れる資格を一覧で紹介
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国家資格と聞くと難しいイメージがありますが、比較的簡単に取得できる資格もあります。
講習のみで取れるものや、最短1日・1ヶ月で取得可能な資格もあり、忙しい方でも挑戦しやすいのが特徴です。
本記事では、短期間で取得できる国家資格を厳選して紹介します。効率よくスキルアップしたい方は、ぜひ参考にしてください。
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1日で簡単に取れる国家資格を紹介
忙しい方でも挑戦しやすい、最短1日で取得可能な国家資格があります。ここでは、短時間で取れる資格を厳選して紹介します。
【この見出しで紹介する国家資格一覧】
資格名 | 概要 |
---|---|
食品衛生責任者 | 飲食店など食品関連施設で衛生管理を行うための資格 |
防火管理者(乙種) | 中小規模の建物の火災予防や消防計画作成などを担当する資格 |
防災管理者 | 地震など火災以外の災害に対する予防・対策を行う資格 |
陸上特殊無線技士(第三級) | 特定の無線設備の操作(業務用ドローン含む)ができる資格 |
食品衛生責任者
食品衛生責任者は、飲食店などの食品を扱う施設で必ず1名以上の設置が義務付けられている資格です。
1日の講習で取得でき、受講料は約1万2000円です。講習では、食品衛生に関する法規や食中毒予防などの基本的な衛生管理について学びます。
午前と午後に分かれた講義を受講し、最後に簡単な小テストを受けるだけで取得可能です。
また、栄養士や調理師の資格を持っている方は、講習なしで申請するだけで食品衛生責任者になることができます。
飲食店の開業を考えている方や、食品関連の仕事に興味がある方におすすめです。
防火管理者(乙種)
防火管理者(乙種)は、1日の講習と効果測定(試験)を受けるだけで取得できる国家資格です。
受講料は講習を実施する機関や講習の種類によって異なるため、事前に確認することをお勧めします。
講習では、火災の基礎知識・防火管理の意義・消防設備の取り扱いなどを学びます。
最後に行われる15問の正誤問題による効果測定は、講義をしっかり聞いていれば十分合格できる難易度です。
ただし、この資格で防火管理者として選任できるのは、特定用途で300㎡未満、非特定用途で500㎡未満の施設に限られます。
防災管理者
防災管理者は、大規模建築物や高層建築物の災害対策を担う国家資格で、甲種防火管理者の資格を持っている方なら1日の講習で取得できます。
講習では、防災管理制度・消防計画・自衛消防活動などを学び、午前9時~午後3時の比較的短時間で修了します。
また、最後に効果測定(試験)もありますが、合格率はほぼ100%で、講習をしっかり受ければ問題なく取得できます。
地震などの自然災害への対策が重要視される現代において、需要の高い資格といえます。
陸上特殊無線技士(第三級)
第三級陸上特殊無線技士は、総務省が定める無線従事者の国家資格で、合格率は85%程度と高く、中学生レベルの学力があれば十分取得可能です。
最短1日で取得する方法として、総務省認定の養成課程があります。
講習は、法規4時間・無線工学2時間で構成され、修了試験に合格すれば資格を取得できます。
この資格は、ドローンの空撮業務・YouTube配信・携帯電話メーカーの中継局や基地局・テレビやラジオの中継局など、幅広い業界で活用可能です。
独学の場合でも、数週間の学習で合格できる難易度で、計算問題もほとんどなく暗記中心の学習で取得可能です。
出典:BrainNet Corporation「トップページ/コラム一覧/第三級陸上特殊無線技士は難易度低め?過去問を知ろう!」
講習のみ・数日ですぐ取れる国家資格一覧
短期間で取得できる国家資格の中には、講習を受けるだけで取れるものもあります。
特に、建設現場や工場で作業する際に、国家資格を取得しなければ作業ができないものがあります。
ここでは、数日で取得可能な国家資格を一覧で紹介します。
【この見出しで紹介する国家資格一覧】
資格名 | 概要 |
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フォークリフト運転免許 | 倉庫等でフォークリフトを運転するための資格 |
玉掛け免許 | クレーンで荷物を吊る玉掛け作業資格 |
床上操作式クレーン運転免許 | 床上から操作する5トン以上のクレーンの運転資格 |
ガス溶接技能者 | ガスを用いた金属溶接・切断を行うための資格 |
フォークリフト運転免許
フォークリフト運転免許は、倉庫・物流業界(荷物の積み下ろし・運搬作業)、製造業・工場(資材の運搬)、建設業(現場での資材運搬)などで活躍したい方におすすめの資格です。
費用や講習時間は、所有資格や実務経験、教習所によって異なりますが、一般的に 2〜5万円程度、11〜35時間程度 となっています。
また、学科試験と実技試験は再受験が可能で、きちんと受講すれば基本的に合格できると言われています。
玉掛け免許
玉掛け免許は、クレーンで荷物を吊り上げる作業に必要な資格で、18歳以上であれば誰でも取得可能です。
取得方法は、3日間の技能講習(学科と実技)を受講し、試験に合格するだけです。講習時間は通常15~19時間程度で、費用は2万~4万円ほどかかります。
なお、費用や講習時間は、所有資格や実務経験、教習所によって異なります。
講習では、クレーンの基礎知識・玉掛けの方法・関係法令を学び、実技では玉掛け作業や合図の仕方を習得します。
建設現場や工場での需要が高く、就職や転職に役立つ実践的な資格です。
床上操作式クレーン運転免許
クレーン関係の資格の中でも取得の難易度が低く、3日間の講習で取得できる国家資格です。
つり上げ荷重5トン以上の床上操作式クレーンの運転に必要で、工場や生産現場で使用される天井クレーンやジブクレーンなどの運転が可能になります。
講習は通常3日間で、学科13時間と実技7時間を受講し、修了試験に合格すれば取得できます。
受講料は教習所や保有資格によって異なりますが、一般的な価格帯は受講料は2万~4万円程度となっています。
この技能講習を修了すると、つり上げ荷重5トン以上の床上操作式クレーンを運転できる資格が得られます。
ガス溶接技能者
ガス溶接技能者は、18歳以上であれば誰でも取得できる国家資格です。
2日間の講習(学科8時間・実技5時間)を受講し、試験に合格すれば取得できます。
また、受講料は実施機関によって異なりますが、13,000円~22,000円程度と比較的リーズナブルです。
この資格を取得すると、可燃性ガスと酸素を使用した金属の溶接、溶断、加熱作業に従事できます。
初心者向けの入門資格として人気があり、アーク溶接技能者と併せて取得する人も多い資格です。
1ヶ月で取得可能な国家資格一覧
1ヶ月ほどの短期間で取得できる国家資格も多数あります。
以下では、忙しい方でも挑戦しやすく、キャリアアップや転職に役立つ資格を厳選して紹介します。
【この見出しで紹介する国家資格一覧】
資格名 | 概要 |
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ファイナンシャル・プランニング技能士3級 | 金融・生活設計の基礎知識を証明する資格 |
ITパスポート | IT全般の基礎知識を証明する入門レベルの国家試験 |
ウェブデザイン技能士3級 | Webサイト制作の基本技能を証明する資格 |
危険物取扱者 | 危険物の取扱いや保安監督ができる資格 |
第二種電気工事士 | 一般住宅などの小規模電気工事ができる資格 |
ファイナンシャル・プランニング技能士(FP技能士)3級
ファイナンシャル・プランニング技能士3級は、金融・保険・不動産などの基礎知識を問う国家資格です。
試験は学科試験と実技試験の2科目があり、どちらも60%以上の得点で合格となります。合格率は80%以上と比較的高く、独学でも十分に合格を目指せます。
また、マークシート方式で、過去問が豊富に用意されているため、対策しやすいのも特徴です。
なお、ファイナンシャル・プランニング技能士(FP技能士)は国家資格ですが、CFP(Certified Financial Planner)は日本FP協会が認定する民間資格です。

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ITパスポート
ITパスポートは、ITの基礎知識を証明する国家資格で、合格率50%以上と比較的取得しやすい試験です。
試験はCBT方式(コンピュータ試験)で全国47都道府県で受験可能な上、試験終了後すぐに結果が分かるのが特徴です。
また、試験は四肢択一式で100問出題され、試験時間は120分。さらに、総合評価点60%以上、かつ各分野で30%以上の得点が必要となります。
IT知識がない初心者でも、効率的な学習計画を立てれば、最短20時間程度の対策で合格レベルに到達することが可能です。

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ウェブデザイン技能士3級
ウェブデザイン技能士3級は、ウェブサイトの作成や運営に関する基礎知識と技能を証明する国家資格です。
合格率は60~70%と比較的高く、実務経験は不要で誰でも受験できます。
試験は学科試験と実技試験の2つで構成され、独学でも約30時間の学習で合格を目指せます。
出題範囲は級別の学科・実技毎に試験要項にて示されます。詳しくは、受験回の試験要項をご確認ください。
危険物取扱者
危険物取扱者は、ガソリンスタンドや化学工場などで必要とされる国家資格です。
特に乙種は受験資格が不要で、40〜60時間程度の学習で合格が可能です。
試験は以下の3科目で構成されています。
- 危険物に関する法令
- 物理・化学の基礎
- 危険物の性質と火災予防・消火方法
合格後は、ガソリンスタンド・燃料・塗料・薬品関連の職場で活躍でき、資格手当を支給する企業も多いため、キャリアアップに有効な資格です。
第二種電気工事士
第二種電気工事士は受験資格不要で、誰でもチャレンジできる国家資格です。
一般住宅や小規模店舗の電気工事ができ、ビルメンテナンス業界でも重宝される資格です。
独学の場合、勉強時間は約150時間(期間にして3ヶ月程度)が目安。
試験は年2回実施され、学科試験と技能試験の両方に合格する必要があります。
- 学科試験:CBT(コンピュータ試験)または筆記試験のどちらかを選択可能
- 技能試験:実際の工具を使用して配線作業を行う
また、合格後は申請するだけで免状が交付され、実務経験なしでもすぐに資格を活かせます。
電気は生活に不可欠なため、仕事の需要が常にあり、将来性も高い資格です。
短期間で簡単に取れる国家資格のメリット
短期間で簡単に取れる国家資格には、多くのメリットがあります。以下では、その利点についてわかりやすく解説します。
ハードルが低く挑戦しやすい
国家資格は難易度が高いイメージがありますが、受験資格や条件が設けられていない資格も多くあります。
例えば、ITパスポート・危険物取扱者(乙種)・FP技能士3級などは、学歴や実務経験が不要で、誰でもチャレンジできる試験です。
さらに、これらの資格は合格率30%以上のものも多く、短期間の集中的な学習で十分に合格を目指せるのが特徴です。
特に初級レベルの資格は受験のハードルが低く設定されているため、資格試験に不慣れな方でも最初の一歩として挑戦しやすいでしょう。
出典:IPA独立行政法人 情報処理推進機構「【ITパスポート試験】FAQ/Tパスポート試験に関すること」
出典:IPA独立行政法人 情報処理推進機構「【ITパスポート試験】統計情報/試験結果」
出典:一般財団法人消防試験研究センター「危険物取扱者/受験資格受験資格」
出典:一般財団法人消防試験研究センター「試験実施状況/危険物取扱者試験」
合格率が高く比較的取得しやすい
また、短期間で取得できる国家資格の多くは、合格率が比較的高く、初心者でも取りやすい傾向があります。
例えば、電気工事士第二種は70%程度、危険物取扱者乙種は40%程度の合格率となっており、適切な学習計画を立てることで十分に合格圏内です。
また、ITパスポートやFP技能士3級などの入門資格は、基礎知識を重視した内容となっており、専門知識がなくても比較的取得しやすいのが特徴です。
履歴書でアピールできる
国家資格は、履歴書の資格欄で強みとしてアピールしやすいため、短期間で取得した資格でも専門知識やスキルを証明することができます。
資格欄は、採用担当者が応募者の仕事への意欲や能力を判断する重要なポイントとなるため、志望する職種に関連する資格であれば、難易度に関わらず効果的にアピール可能です。
さらに、資格者のみが行える業務も多く存在するため、短期間で取得できる資格でも、新たな職種への挑戦や転職の選択肢を広げることができます。
短期間で簡単に取れる国家資格のデメリット
短期間で簡単に取れる国家資格には多くのメリットがありますが、一方で注意すべきデメリットも存在します。ここでは、そのデメリットについて解説します。
誰でも取得できるため差別化が難しい
短期間で取得できる国家資格は、受験条件が緩やかで誰でもチャレンジしやすいため、就職や転職活動においては差別化しにくい面があります。
例えば、食品衛生責任者や防火管理者は1日程度の講習で取得可能ですが、その分他の応募者も同じ資格を持っている可能性が高いため、強みとしてアピールするのが難しくなります。
そのため、これらの資格だけでは十分な差別化ができず、より高度な資格や長期的な学習を要する資格と組み合わせることで、効果的なアピール材料となるでしょう。
実務スキルが身につきにくい
国家資格は、専門的な知識や技術を証明するものですが、短期間で取得できる資格の場合、実践的なスキルを十分に習得するのが難しいことがあります。
試験対策に特化した勉強では、実務で求められる応用力や現場対応力が身につきにくく、資格を取得しても即戦力として活躍するのは容易ではありません。
特に、講習のみや1ヶ月程度の短期間で取得できる資格は、表面的な知識の習得にとどまりやすく、実践的なノウハウや経験を積む機会が限られているのが現状です。
就職・転職に役に立たない場合もある
短期間で取得できる国家資格は、取得のハードルが低い分、就職や転職時の強みとしてアピールしづらい傾向があります。
例えば、ITパスポートなどの資格は、業界では基本的な資格として見なされ、持っていて当然という評価を受けることも少なくありません。
また、簡単に取得できる資格は保有者が多いため、差別化が難しく、履歴書での評価ポイントとして扱われにくいというデメリットもあります。
そのため、短期間で取得できる資格だけに頼るのではなく、実務経験を積んだり、より専門性の高い上位資格の取得を目指したりするなど、複数の強みを持つことが重要です。
取りやすい国家資格選びのポイント
取りやすい国家資格を選ぶ際は、自分の目的やライフスタイルに合ったものを見極めることが大切です。ここでは、選び方のポイントを解説します。
受験条件を確認する
国家資格の受験条件は資格によって大きく異なります。
以下に、主な受験条件のタイプごとに具体例を挙げました。
受験条件のタイプ | 具体例 | 特徴 |
無条件(誰でも受験可能) | ITパスポート、基本情報技術者 | 年齢・学歴不問で受験できる |
学歴要件 | 看護師、保育士 | 指定教育機関での学習が必須 |
実務経験要件 | 調理師(2年以上)、介護福祉士 | 一定期間の実務経験が必要 |
他資格保有要件 | 衛生管理者、電気主任技術者 | 特定の資格を持っていることが条件 |
年齢制限 | 危険物取扱者、自動車運転免許 | 最低年齢の制限がある |
受験資格は資格によって異なるため、事前に詳細な要件を確認しておくことをおすすめします。
難易度と必要な学習時間を確認する
国家資格と聞くと難しそうに感じますが、講習の受講のみで取得できるものや、1日〜1ヶ月程度の学習期間で合格できる資格も多く存在します。
以下に、短期間で取得できる国家資格を難易度ごとにまとめました。
学習時間 | 代表的な資格例 | 特徴 | |
最易 | 1日以内 | 食品衛生責任者 | 約6時間の講習のみで取得可能 |
易 | 2-3日 | 防火管理者 | 1-2日の講習と効果測定で合格 |
やや易 | 1-2週間 | ITパスポート | 独学可能、基礎的なIT知識が必要 |
普通 | 1ヶ月程度 | FP技能士3級 | 独学可能、金融・保険の基礎知識が必要 |
資格選びの際は、公式発表の合格率や、教材会社が公開している一般的な学習時間を確認することで、自分に適した難易度の資格を見つけることができます。
仕事で活かせるかを重視する
国家資格を選ぶ際は、単に「取りやすい」という理由だけで選ぶのではなく、将来の仕事でどのように活用できるかを重視することが大切です。
資格取得には一定の時間と労力が必要となるため、その投資が無駄にならないよう、現在の仕事や目指したい職種に関連した資格を選びましょう。
たとえば、不動産業界を目指すなら宅建士、金融業界ならFP技能士など、業界ごとに重宝される資格があります。
独学可能か講習必須かを見極める
国家資格には、独学で取得できるものと講習の受講が必須なものがあります。
独学で取得できる資格の場合、通信講座や市販のテキストを活用し、自分のペースで学習を進められるのがメリットです。
例えば、ITパスポートやFP技能士3級・2級などが代表的な資格です。
一方で、食品衛生責任者や防火管理者などの資格は、1日〜数日の講習を受講することが必須となり、独学での取得はできません。
資格を選ぶ際は、自分の生活スタイルや学習時間に合わせて、独学可能か講習必須かを確認することが重要です。
簡単に取れる国家資格に関するよくある質問
簡単に取れる国家資格については、多くの方がさまざまな疑問を持っています。以下では、よくある質問にわかりやすくお答えします。
申請だけで取れる資格はある?
申請のみで取得できる国家資格は基本的に存在しません。国家資格は、講習の受講や試験合格が必要となります。
ただし、2024年12月からマイナポータル上で国家資格の申請手続きがデジタル化され、各種申請やデジタル資格者証の取得が可能になりました。
これにより申請手続き自体は簡素化されましたが、資格取得の要件自体は変わっていません。
国家資格の更新は必要?
国家資格の更新要件は、資格によって大きく異なります。
更新が不要な資格もあれば、数年おきに更新が求められる資格もあります。
また、更新が必要な資格でも、期限を過ぎても講習を受講できる救済措置が設けられているケースもあります。
ただし、期限切れのまま業務を行うと法律違反となる可能性があるため、更新時期は必ず確認しておくことが重要です。
簡単に取れる国家資格まとめ
短期間で取得できる国家資格は、スキルアップやキャリアの選択肢を広げるうえで大きなメリットがあります。
講習のみで取得できるものから、1ヶ月程度の学習で合格を目指せる資格まで、ライフスタイルに合わせた選択が可能です。
ただし、取得のしやすさだけでなく、資格の実用性や将来のキャリアに役立つかも考慮することが大切です。
自分の目的に合った資格を見つけ、効率的に学習を進めて、スキルアップにつなげましょう!