アロマのおすすめ資格14選!資格の種類やどれがいいかまで詳しく紹介
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アロマに関連する資格や講座を選ぶ際、どの資格が自分に合っているのか迷うことはありませんか?
この記事では、アロマのおすすめ資格を14つ厳選し、各資格の特徴やメリット、取得する際のポイントまで徹底解説していきます。
自分に合った資格を見つけ、アロマのプロフェッショナルを目指す一歩を踏み出しましょう!
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アロマ資格の種類
主な資格認定団体 | 特徴 |
AEAJ(日本アロマ環境協会) | 内閣府に公益認定されたアロマテラピー関連でただ一つの公益法人 |
JADP(日本能力開発推進協会) | 幅広い分野での資格を提供し、アロマテラピーを含む多くの実践的スキルを習得できる協会 |
日本メディカル心理セラピー協会 | 医療や心理療法に関連するセラピー技術を学べる資格を提供する協会 |
JAFA(日本能力教育促進協会) | 幅広い能力開発を支援し、アロマセラピーに関連する資格も取り扱う協会 |
JSADA(日本技能開発協会) | 実務に直結した技能を学ぶための資格を提供し、アロマセラピーもその一環として扱う協会 |
JAA(日本アロマコーディネーター協会) | アロマテラピーの基礎から応用までの内容を提供し、アロマコーディネーターを育成する協会 |
NARD JAPAN(ナード・アロマテラピー協会) | メディカルアロマに特化した知識を学べる、フランス式アロマテラピーを推進する協会 |
IFPA(国際プロフェッショナルアロマセラピスト連盟) | 世界的に権威のあるアロマセラピー資格を提供し、プロフェッショナルなアロマセラピストを育成する協会 |
IFA(国際アロマセラピスト連盟) | 世界中で認められるアロマセラピスト資格を提供し、医療や介護の現場での活躍を支援する国際的な協会 |
アロマオイルに関する資格は種類が豊富で、名称も似ているため、どれを取得すべきか迷ってしまうことがあるかもしれません。
しかし、資格ごとに運営団体や認定する協会の特徴、学ぶ内容や取得方法を比較してみると、それぞれの違いが明確になります。
現在の仕事にアロマ系の資格を活用したい方や、アロマ業界への就職を目指している方は、各協会が認定する専門スクールに通学し、より専門的な資格を取得すると良いでしょう。
一方で、趣味やセルフケアのためにアロマオイルを学びたい方には、独学やオンラインで手軽に取得できる資格がおすすめです。
おすすめのアロマ資格14選を一挙紹介
ここからはおすすめのアロマ資格について、基本情報の観点から解説していきます。
以下でアロマ「テラピー」と「セラピー」で2つの読み方が出てきますが、「テラピー」はフランス語読み、「セラピー」は英語読みであり、同じ意味になっています。
アロマトリートメントアドバイザー(JADP)
「アロマトリートメントアドバイザー(JADP)」は、アロマオイルを用いたトリートメント技術と知識を体系的に学べる資格です。
カリキュラムでは、アロマの基本的な効能やブレンド方法、実践的なトリートメント技術を習得します。
難易度は初級者向けであり、アロマ初心者でも無理なく学ぶことができます。
受講料は通信講座で45,000円から70,000円程度と、比較的お手頃です。
この資格の魅力として、JADP認定のもと、アロマトリートメントの基礎から実務レベルまで幅広く学べる点があげられます。将来的にアロマを活用したビジネスやケアに役立てることができるため、受講する価値が高いと言えるでしょう。
アロマトリートメントアドバイザー(JADP)はどんな人におすすめ?
アロマトリートメントアドバイザー(JADP)は、今の仕事にアロマの知識を生かしたいが、何から勉強してよいか分からない方に最適な資格です。
アロマを通じて日頃のストレスや疲れを解消するための知識を得たい方にもおすすめです。
また、癒し関係や医療、福祉、心理業界で活躍している方が、プラスαの技術を身につけたいと考える際に使える資格といえます。
アロマトリートメントアドバイザーが目指せる講座
アロマトリートメントアドバイザーにはキャリカレの通信講座がおすすめです。
この講座では、90日でAEAJ認定の「アロマテラピー検定1・2級」、JADP認定の「アロマトリートメントアドバイザー®資格」のW資格取得が目指せます。
在宅受験やサポート体制も充実しているため、初めてのアロマの資格取得にはぴったりの講座といえます。
アロマセラピスト(日本メディカル心理セラピー協会)
「アロマセラピスト(日本メディカル心理セラピー協会)」は、アロマテラピーの知識と技術を学び、心と体のバランスを整えるプロフェッショナルを目指す資格です。
カリキュラムでは、アロマオイルの基本的な知識や効果、ブレンド方法、トリートメント技術、さらに心理的なケアに関するスキルを学びます。
取得難易度はあまり高くなく、試験で70%以上をクリアすることで合格になります。
費用は受験料が10,000円、通信講座は85,000円から105,000円が相場となっており、少し高めと言えるでしょう。
この資格の魅力は、アロマと心理療法の融合を学べる点で、単なるリラクゼーションを超えて、心身のトータルケアを提供できるスキルが身につきます。
アロマセラピストはどんな人におすすめ?
アロマセラピストがおすすめの方の特徴として、アロマを使ったスキンケアや香水づくり、アロママッサージなど、アロマを応用して利用するスキルを身につけたい方が挙げられます。
また、ストレスによる疲労や気分が落ち込む状態に対しての心身のケアを学びたい方にも向いているでしょう。
医療機関やエステサロンなのでアロマヒーリングを実践したい方にとっても有益な情報を学ぶことができる講座となっています。
アロマセラピストが目指せる講座
アロマセラピストの資格取得にはSARAスクールの通信講座がおすすめです。
SARAのアロマ資格講座を受講することで「アロマセラピスト資格」「アロマオイル士」のダブル取得が狙えるため、一石二鳥の講座といえます。
85,000円~と受講費用は相場よりもやや高くなっていますが、初心者に優しい教材・サポートが充実しているため、十分に受ける価値のある講座と言えるでしょう。
アロマテラピー検定(1級・2級)(AEAJ)
日本で最も人気のあるアロマの資格「アロマテラピー検定」は、アロマテラピーに関する基礎知識や実践方法を学べる初心者向けの資格です。
合格率は約90%と高く、初めての方でも挑戦しやすい点が魅力です。
受験料は6600円からで、通信講座を利用すると総費用は約60,000円が相場となります。
日本アロマ環境協会(AEAJ)は、内閣府から公益認定を受けた世界最大規模のアロマテラピー関連の公益法人であり、この資格はその協会の定番資格として根強い人気を誇ります。
アロマテラピー検定はどんな人におすすめ?
アロマテラピー検定は、アロマ初心者でまずはアロマテラピーを体系的に学びたい方におすすめです。この検定では基礎知識から実践的なスキルまで幅広く習得できるため、網羅的に内容を学べる点で魅力的です。
アロマに関するキャリアを目指し、何から始めればよいか迷っている方も、学びの指針として活用できるでしょう。
また、自分自身や家族、友人の健康維持やメンタルの安定に役立てたいと考える方にも、この資格を通じて日常生活にアロマテラピーを取り入れる知識が得られます。
アロマテラピー検定が目指せる講座
アロマテラピー検定にはユーキャンの通信講座がおすすめです。
精油(エッセンシャルオイル)、電気式アロマランプ、バスグッズなど充実のアロマグッズを一式つきで獲得することができます。
また、初めてでも3ヵ月で1・2級の検定合格力を無理なく身につけられるカリキュラムとなっているため、分かりやすく学べる質の高い講座といえます。
ユーキャンのアロマテラピー講座の顧客満足度は89.5%となっており、多くのユーザーから高い評価を得ています。
アロマテラピーアドバイザー(AEAJ)
「アロマテラピーアドバイザー(AEAJ)」は、日本アロマ環境協会(AEAJ)が認定する資格で、アロマテラピーの基礎知識と実践スキルを習得できます。
学ぶ内容には、アロマの基本的な効能や安全な使用方法、ブレンド技術、日常生活での活用法が含まれます。
アロマテラピーアドバイザーの取得条件として、アロマテラピー検定1級に合格している必要があります。
そのため取得難易度が少し高めの資格となっています。
また、AEAJの講習会受講に加え、資格登録認定料を支払う必要があるため、総費用としては約6万円ほどとなるでしょう。
AEAJ認定のもとでアロマテラピーの基本から応用まで体系的に学べる点がこの講座の大きな特徴といえます。
AEAJは内閣府認定の公益法人であり、その信頼性と知名度から、資格取得者は業界内での評価が高まるでしょう。
アロマテラピーアドバイザーはどんな人におすすめ?
アロマテラピーアドバイザーは、アロマショップで勤務を希望する方や、職場でアロマを活用して副次的な効果を狙いたい方におすすめの資格です。
また、アロマテラピー検定を合格した後、さらに深くアロマについて学びたいと感じた方にとっても理想的です。
アロマの基礎を超えて、より専門的な知識を得たい方にお勧めできる資格と言えるでしょう。
アロマテラピーアドバイザーが目指せる講座
アロマテラピーアドバイザーの資格取得にはヴァンサンカンアカデミーの講座がおすすめです。
ヴァンサンカンアカデミーの講座はコストパフォーマンスの良さが強みです。受講費用は47,586円(税込)となっており、価格重視で資格取得を考えている方にはぴったりの講座といえます。
AEAJの認定講座であるため、安心して受講もできるでしょう。
アロマ&ケアスペシャリスト(JAFA)
アロマ&ケアスペシャリスト資格は、アロマオイルを使ったリラクゼーションや健康促進の施術を行うための専門資格です。
この資格では、アロマの知識やアロマを楽しむための方法といった初歩的な内容から、アロマでのケアの行い方など専門的な知識まで学べるようになっています。
難易度は中程度で、勉強期間の目安は約3ヶ月です。受験料は約35,000円と比較的お手軽に取得を目指せる講座となっています。
個人サロンの開業や企業の健康プログラムなど、美容関連のビジネスに繋げられる資格とも言えるでしょう。
アロマ&ケアスペシャリストはどんな人におすすめ?
アロマ&ケアスペシャリストは、手軽にアロマの勉強がしたい方、忙しいためいつでもどこでも勉強がしたい方におすすめです。
また、香りを用いた体のメンテナンス方法が知りたい方やセルフケアの幅を広げたい方にとっても有用な情報を提供してくれる講座です。
アロマ&ケアスペシャリストが目指せる講座
アロマ&ケアスペシャリスト資格にはformieの通信講座を受講することが必須です。
formieはスマホで資格取得ができる注目の資格サービスであり、人気上昇中のサービスです。
料金もサブスクリプション制を導入しており、本講座については月々3,980円から受講が可能になっています。
忙しくてまとまった勉強時間が取れない社会人・学生であっても、スキルアップのための資格取得ができると評判な講座です。
アロマテラピーインストラクター(AEAJ)
アロマテラピーインストラクター(AEAJ)は、アロマテラピー教育の専門家として活動するための資格です。
この資格では、精油の知識や解剖生理学、メンタルヘルスなど、アロマテラピーを健康に役立てるための高度な専門知識を学びます。
この資格を取得するには、アロマテラピーアドバイザー資格の保持が前提条件となるため、難易度は高めと言えます。
ただ本試験では70問中80%以上の正答で合格できるため、しっかりとした準備をすれば合格は十分可能な試験です。
試験費用として、受験料5,236円(税込)と資格登録認定料10,450円(税込)がかかり、AEAJ会員費が別途でかかる場合もあります。
この資格の魅力は、アロマテラピーサロンの開業や、アロマを活用したボランティア活動など、アロマを使った幅広いキャリアを築ける点にあると言えるでしょう。
アロマテラピーインストラクターはどんな人におすすめ?
本資格は、アロマテラピーを用いて、講師活動や啓蒙活動をしたい方におすすめです。ボランティアやスクールでアロマを教えたいなどの希望がある際に、特に役に立つ資格でしょう。
またアロマテラピーのプロフェッショナルとしての資格が欲しい方にもおすすめです。専門家としての証明をしてくれる資格であるため、キャリアチェンジやスキルアップを目指す方にもぴったりの資格です。
アロマテラピーインストラクターが目指せる講座
アロマテラピーアドバイザーの資格取得にはヴァンサンカンアカデミーの講座がおすすめです。
ヴァンサンカンアカデミーの講座はコストパフォーマンスの良さが売りです。相場費用以下の13万円台から受講でき、プロから的確な指導を受けられるのが好評です。
アロマセラピープロフェッショナル(JSADA)
アロマセラピープロフェッショナル(JSADA)は、一般社団法人日本技能開発協会が提供する資格で、アロマの基礎から応用までを幅広く学べる資格です。
この資格では、アロマセラピーの起源や作用メカニズム、精油の選び方やブレンド技術、さらにアロマを活用したリラクゼーションマッサージの方法まで、実践的な知識とスキルを習得できます。
この資格も、将来的にサロンの開業やアロマセラピーに関する仕事に結びつけられるものと言えるでしょう。
試験は比較的易しめで、30問中70点以上の取得が合格基準となり、自宅でテキストを参照しながら受験できるようになっています。
受験料は11,000円で、通信講座を選ぶ場合は教材費や試験料を含めて49,500円がかかります。
アロマセラピープロフェッショナルはどんな人におすすめ?
アロマセラピープロフェッショナルの資格取得は、アロマの勉強のファーストステップとして資格を取得したい方にとっておすすめです。
在宅受験で資格を取得することができる難易度の低い試験なので、アロマをこれまで学んだことがない方にもおすすめの資格です。
また、在宅で勉強から試験まで完結させられるため、仕事や子育てなどで学習にかけられる時間が短く、在宅しながら取得までできる講座がいいというニーズを満たすことのできる講座になっています。
アロマセラピープロフェッショナルが目指せる講座
アロマセラピープロフェッショナルの資格取得にはラーキャリの通信講座がおすすめです。
ラーキャリは女性の資格を中心とした通信講座サービスであり、添削課題を提出せず試験に臨めたり、最短2週間で資格取得ができたりと、現代の忙しい人々にぴったりのサービスを展開しています。
割引サービスも定期的に行っているため、気になる方はキャンペーンをチェックすると良いでしょう。
アロマハンドセラピスト(AEAJ)
アロマハンドセラピスト(AEAJ)は、アロマオイルを使用して手のマッサージを行う技術を習得するための資格です。この資格では、ハンドトリートメントに特化した知識と技術を学びます。
具体的には、精油の選び方やブレンド技術、手の解剖学、トリートメントの手順や注意点などを習得します。また、受講者は相手の心身の状態に合わせたアロマハンドセラピーを提供できるようになります。
難易度は比較的低く、初心者でも短期間で習得が可能です。資格取得には、AEAJ認定スクールでの講座受講が必要ですが、受講時間はおおよそ5時間程度です。費用はスクールによって異なりますが、一般的には10,000円〜20,000円程度が相場です。
手軽に取得できる本資格ですが、家庭やボランティア活動などで活かせる実用性の高さが売りです。特に高齢者や病院、介護施設でのケアに役立ち、心地よいリラクゼーションを提供することが期待できるでしょう。
アロマブレンドデザイナー(AEAJ)
アロマブレンドデザイナー(AEAJ)は、アロマオイルのブレンド技術に特化した、自分だけのオリジナルな香りをデザインできる専門家を目指すための資格です。
この資格では、精油の香りの特徴や組み合わせによる効果、ブレンドの技法、香りのバランスと調和について学びます。さらに、目的に合わせた香りの作成や、季節やシーンに合った香りを提案するスキルも習得します。
難易度は中程度で、香りに関する感覚やセンスを磨く必要があります。基礎的なアロマの知識を持っていることが前提となるため、アロマテラピーアドバイザー資格の取得が必要な講座です。
資格取得には、AEAJ認定スクールでの講座受講が必要で、受講時間は約20時間程度です。費用はスクールによって異なりますが、一般的には65,000円〜70,000円程度が相場です。
自分だけの香りを創り出し、個性的なアロマブレンドを楽しむことができる点で、この資格は大きな魅力があります。
また、ブレンドデザイナーとして活動することで、サロンやショップでの香りの提案や、商品開発に携わることも可能になるでしょう。
アロマインストラクター(JAA)
アロマインストラクター(JAA)は、日本アロマコーディネーター協会(JAA)が認定する資格で、アロマセラピーの専門知識を持ち、講師としての活動ができるようになる資格です。
アロマコーディネーター資格の上位資格となっており、さらに専門的な知識とスキルを習得し、セミナーや講座を通じてアロマセラピーの普及活動を行いたい方に適しています。
この資格では、精油の作用や安全な使用方法、アロマセラピーの歴史と文化、さらには教育技術やコミュニケーションスキルも学びます。
これにより、アロマセラピーを一般教養として広めることや、公共団体や教育施設、福祉関連施設などでセミナーを実施する力を養います。
難易度は中級から上級レベルで、講師としての責任感や実務経験が求められるため、アロマセラピーの基礎知識を持つことが前提となります。
資格取得にかかる費用は、講習会参加費6,600円(税込)と認定試験受験料22,000円(税込)となります。
アロマコーディネーター(JAA)
アロマコーディネーターは、日本アロマコーディネーター協会(JAA)が提供する基礎的な資格で、アロマセラピーを幅広い分野で活用するための基本的な知識とスキルを習得できる資格です。
この資格は、初めてアロマの勉強をする方や、忙しい中でも自分のペースで学習を進めたい方におすすめです。
この資格では、精油の基礎知識からアロマセラピーの理論や歴史、さらには関連する法律についても学びます。また、実践的なアロマテラピーの方法を身につけることができるため、生活の中でアロマを活用したい方にも最適です。
難易度は比較的低く、アロマセラピーの初心者でも無理なく合格できる設計となっています。JAA指定のスクールで学ぶ必要がありますが、通信講座や通学講座を選択できるため、学習スタイルに合わせて選ぶことができます。
費用は、受験料が11,000円、資格登録料が33,000円、さらにJAAの正会員としての年会費が13,200円です。スクールの受講費用はおおよそ25万円程度ですが、通信講座を選べば自宅での学習が可能です。
資格取得後、それを利用した活動をJAAの支援を受けながら行うことができる点は大きなメリットと言えるでしょう。
アロマ・アドバイザー(NARD JAPAN)
アロマ・アドバイザー(NARD JAPAN)は、ナード・アロマテラピー協会が提供する資格で、フランス式のメディカルアロマテラピーを学ぶことができる資格です。
この資格では、アロマテラピーの基礎知識から、精油の成分や作用を化学的側面から深く学び、健康管理やケアに活かす方法を習得します。
受講期間はスクールによって異なりますが、通常は3ヶ月以上かかり、他の資格に比べてやや時間がかかるものの、難易度はそれほど高くありません。
費用の相場も約15万円となっていますが、講座によって異なる場合があります。
この資格の魅力は、確実で安全なメディカルアロマテラピーを実践できる知識を身につけられる点です。
また、資格取得後に所定の講座を受講することで、アロマテラピーベイシックの講師として活動することも可能になります。
メディカルに重点を置いたアロマテラピーを学びたい方に特におすすめの資格です。
アロマセラピスト(IFPA認定)
アロマセラピスト(IFPA認定)は、イギリスの国際プロフェッショナルアロマセラピスト連盟(IFPA)が提供する資格で、世界レベルの知識と技術を持つセラピストを育成するための資格です。
この資格では、アロマセラピーの理論や実技に加え、解剖生理学、病理学なども学び、医療福祉の現場で役立つメディカルアロマの知識を習得します。
カリキュラムは非常に高度であり、難易度も高いですが、その分、取得すればセラピストとしての専門性と信頼性が証明されます。
費用はスクールによって異なりますが、90万円台から受講可能です。
この資格のメリットは、国内外で通用する公的な資格であることです。特に、サロン開業や医療現場での活躍を目指す方にとって、大きなステップアップとなる資格になっています。
国際アロマセラピスト(IFA認定)
国際アロマセラピストは、国際アロマセラピスト連盟(IFA)が認定する、世界的に権威のあるアロマセラピスト資格です。
この資格では、精油の選定や使用方法、人体の解剖生理学、病理学といった専門的知識を学びます。さらに、コンサルテーションスキルやトリートメント技術など、実践的な技術の習得も含まれます。
資格取得には約1年半のカリキュラムが必要で、難易度は非常に高くなっています。
費用はスクールによりますが、90万円台から受講が可能です。
この資格の魅力は、アロマセラピストとして世界最高峰の評価を得られる点です。
取得すれば、国内外の医療や介護の現場で代替療法としてのアロマテラピーを実践し、プロフェッショナルとして活躍することができるでしょう。
おすすめアロマの資格比較一覧表
ここまで紹介してきた14種類の資格の特徴やポイント、受講にかかる費用を表にまとめました。
それぞれの資格を比較し、自分に合う条件のものを見つけてみてください。
資格 | 特徴 | ポイント | 受講費用 |
---|---|---|---|
アロマテラピー検定(1級・2級)(AEAJ) | 最も人気があり有名なアロマの資格 | 合格率は約90%と非常に高い | 約60,000円 |
アロマトリートメントアドバイザー(JADP) | アロマトリートメントの専門的な知識やスキルを学ぶ | 医療・福祉・美容・心理などさまざまな仕事に活かせる | 約45,000円〜約70,000円 |
アロマテラピーアドバイザー(AEAJ) | アロマテラピーの楽しみ方をアドバイスするため専門知識を学ぶ | 職場やボランティア活動でアロマのよさを広められる | 約60,000円 |
アロマセラピスト(日本メディカル心理セラピー協会) | アロマの基礎から、アロママッサージなどの応用までを学ぶ | アロマオイル士の資格も取得できる | 約85,000円〜105,000円 |
アロマ&ケアスペシャリスト(JAFA) | アロマによるセラピー・ケアの専門的な知識やスキルを学ぶ | 手軽にアロマの勉強を始められる | 約35,000円 |
アロマテラピーインストラクター(AEAJ) | アロマテラピー教育の専門家になれる | アロマテラピーの講師や啓蒙活動ができるようになる | 約14万円 |
アロマセラピープロフェッショナル(JSADA) | アロマの基礎から実践までを学ぶ | 初めてアロマ資格を取得する人におすすめ | 約60,000円 |
アロマハンドセラピスト(AEAJ) | アロマオイルを使用して手のマッサージを行う技術を習得 | 5時間の講座受講で取得可能 | 約10,000円〜20,000円 |
アロマブレンドデザイナー(AEAJ) | アロマオイルの香りをデザインできる専門家になれる | 自分だけの香りを作り出せる | 約65,000円〜70,000円 |
アロマインストラクター(JAA) | アロマコーディネーター(JAA)の上位資格 | AA認定のインストラクターとして活動できる | 約30,000円 |
アロマコーディネーター(JAA) | サロン開業やセミナー講師などができるようになる | 資格取得後はJAAから活動支援が受けられる | 約25万円 |
アロマ・アドバイザー(NARD JAPAN) | アロマテラピーを適切に行えるようになる | フランス式メディカルアロマテラピーが学べる | 約15万円 |
アロマセラピスト(IFPA認定) | 「国際プロフェッショナルアロマセラピスト連盟」(IFPA)によるアロマセラピストの資格 | 海外でも通用する資格が取れる | 約90万円〜 |
国際アロマセラピスト(IFA認定) | 国際アロマセラピスト連盟(IFA)によるアロマセラピストの資格 | 取得すれば、アロマセラピストとして世界で高い評価が得られる | 約90万円〜 |
自分に合ったアロマ資格を選ぶ方法
ここまでおすすめのアロマ資格を紹介してきましたが、実際に選ぶ際のポイントがわからないという方も多いかもしれません。
この見出しではアロマの資格取得の選び方のコツ・ポイントをお伝えしていきます。取得を目指す資格を定める基準として参考にしてください。
趣味で目指すか仕事で使うか
アロマの資格を選ぶ際には、まず自分がその資格をどのように活用したいかを明確にすることが大切です。
趣味としてアロマを楽しみたい場合や、アロマの基本的な知識を学ぶファーストステップとしては、「アロマテラピー検定」がおすすめです。
一方、アロマを仕事として活用したい場合は、より専門的で深い知識が必要となるため、各協会が提供するプロフェッショナル資格を検討すると良いでしょう。
各協会には独自の特色があり、習得できるスキルや学べる内容にも違いがあります。
自分が学びたい内容や目標を明確にし、自分の価値観に合った協会や資格を選ぶことで、資格取得後の後悔を減らすことにつながります。
独学かスクール・講座を使うか
アロマの資格には、独学で参考書などを使って取得できるものもありますが、実際には多くの資格がスクールや講座の受講を前提としています。
講座の受講や修了が資格取得の条件となっている場合が多く、独学だけでは目指せる資格が少ないです。独学で資格を取得しようと考えている場合は、それに対応した資格を選ぶようにしましょう。
もし、専門的な知識をしっかり学びたい、または指導者のサポートが必要と感じるのであれば、スクールや講座を利用することを検討するのが良いでしょう。
初心者向けか上級者向けか
アロマテラピーの資格は多種多様で、難易度もそれぞれ異なります。初めてアロマセラピーを学ぶのであれば、難易度の低い資格からチャレンジすることをおすすめします。
例えば、「アロマテラピー検定2級(AEAJ)」は、合格率が約90%と高く、初心者にも取り組みやすい資格です。
一方で、既にアロマの基礎知識を持っていて、さらに専門的なスキルを高めたい場合は、難易度の高い資格に挑戦することが良いでしょう。
上級者向けの資格は、より深い理解と技術を必要とするため、合格にはしっかりとした準備が必要です。
取得のための費用
アロマの資格取得にかかる費用は、資格によって大きく異なります。
例えば、3万円程度から手軽に取得できる資格もありますが、専門的なスクールに通う場合は10万円以上、さらには高額なもので100万円近くかかることもあります。
また、資格を取得するだけでなく、登録認定料や年会費、受験費用なども考慮する必要があります。
資格取得のための予算をしっかりと見積もり、費用対効果も考えながら自分の経済状況に合わせて選ぶようにしましょう。
アロマの資格を取るメリットは?
アロマの資格を取ることによって、どのような場面や状況で役立てることができるのでしょうか。
この見出しでは、アロマ系資格を取得するメリットについて解説していきます。
アロマやオイルについて詳しくなれる
アロマの資格を取得する過程で、専門知識を深めることができます。精油の特性や使い方に加えて、解剖生理学や皮膚科学の知識、トリートメント技術など、幅広い学びが得られます。
加えて、アロマテラピートリートメントやコンサルテーションを提供する専門人材になるための、最適なステップと言えるでしょう。
自分や家族のストレスケアに使える
アロマの資格を取得することで、自分や家族の日常生活におけるヘルスケアに役立てることができます。
アロマの知識を活用すれば、職場や家庭での環境改善や健康管理が可能になり、心地よいアロマクラフト作りも楽しめます。
また、アロマを使って気分転換やストレスの緩和ができ、心身のバランスを整えることができます。
就職や転職に使える
資格を持つことで、アロマセラピストとしての社会的信用や地位の向上が期待できます。
アロマの資格は、日本では全て民間資格ですが、プロとしての専門的な知識や技術を持っていることを証明する重要な手段です。
特に、サロンでの勤務や経営、エステサロンやリラクゼーション施設、アロマショップへの就職を目指す方にとっては、資格が大きな武器となるでしょう。
セミナーやアロマ教室の講師を目指せる
アロマの資格を取得すれば、副業や独立を視野に入れ、セミナーやアロマ教室の講師として活動することも可能になります。
資格を活かして、自宅での小規模な教室や地域でのセミナーを開催することで、収入を得ることができるだけでなく、自分の知識や技術を他の人と共有する喜びも得られるでしょう。
アロマ資格を取得するための勉強法
アロマ資格を取得する方法として、主にスクール通学とオンライン講座があります。それぞれの特徴をここでは紹介していきます。
スクール通学は上級者向け
アロマ資格の中には、通学でカリキュラムを修了することが合格条件となっているものが多く、上級者向けとしてスクールを利用する方が多くいます。
特に、AEAJのアロマテラピーインストラクターやIFAの国際アロマセラピストなど、実際の香りやトリートメント技術を習得する必要がある資格は、通学が前提となっています。
しかし、スクールに通うには高額な費用がかかり、またスケジュールの調整が必要なため、通学を選ぶ際には慎重に比較検討することが大切です。
自宅で学べるオンライン講座が人気
近年は、自宅で学べるオンライン講座(通信講座)が人気を集めています。
オンライン講座では、動画やテキストを通じて、自分のペースで学習を進めることができます。
精油の使い方やアロマテラピーの基礎知識、さらには実際のトリートメント技術も、インタラクティブな教材を使って学べるため、場所を選ばずに効果的に勉強することが可能です。
また、忙しい日常の中で時間を有効に活用できる点や、費用が比較的抑えられる点もオンライン講座の大きな魅力です。
独学での学習に不安を感じる方や、通学が難しい方にとって、オンライン講座は理想的な選択肢となるでしょう。
アロマのおすすめ資格・講座まとめ
アロマ系資格は、精油やハーブの知識を基に、心身のリラクゼーションや健康増進をサポートするプロフェッショナルを育成するためのものです。
この資格を取得することで、アロマテラピーの実践やカウンセリング、セラピーの提供など、幅広い分野で活躍することが可能になります。
また、アロマ系資格の取得方法は多岐にわたり、自分のライフスタイルや学習スタイルに合わせて選ぶことができます。
アロマ系資格に挑戦して、心と体の健康をサポートするプロフェッショナルとして活躍しましょう!